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■女子中学生・十三から娘(4)

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普通におしゃべりしながら御飯を食べ、食器を取り敢えず台所に片付ける。千里が紅茶を入れてくれて、クッキーも出てくるのでそれを摘まむ。
 
「フォションの紅茶だ」
とセナが言う。
「クッキーもだよ」
「へー」
 
お茶を飲みながらまた普通におしゃべりしていたのだが、千里は唐突に
「これから起きることは夢だよ」
と言った。
 
セナがドキッとする。これは今月3日に喉仏を取ってもらったのの“続き”だ。
 
白いカードを何枚か出して、千里はそこに下記のような文字を記入した。
 
P・T・L・V・U・B・PV
 
「こないだはAを引いたから喉仏を消したね。今夜はまた1歩女の子に近づこう」
と言って、カードを裏返しし、シャッフルして、セナにどれか1枚選ぶように言った。
 
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セナがドキドキしながら1枚引く。
 
“PV”
 
のカードだった。
 

「ペニス(Penis)を取ってヴァギナ(Vagina)を作るの?」
と沙苗が尋ねる。
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「それを望むなら今すぐしてあげてもいいけど」
と言って千里はセナの顔を見るが、セナは手を口の所に当てて“どうしよう?”と悩んでいるようである。それを見て千里は言った。
「まだ決断できないみたいだから、今日はPelvis」
「なるほとー」
と沙苗。
 
「何だっけ?」
とセナ。
 
「腰の骨だよね?」
と沙苗は確認する。
「そうそう」
と千里は答える。
 
「セナの骨格は男性ホルモンの影響で男子として発達しかかっているんだよ。特に骨盤が完全に男性化しつつある。肩の骨はまだ中性的なんだけどね。このままでは赤ちゃんを妊娠する時に安定して赤ちゃんを支えられないから、それを女子の骨盤に変える」
 
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「それどうやって変える訳?」
と沙苗が訊く。
 
「骨をいったん融かして女の子の骨格の型に入れて冷やして固める」
「換骨奪胎だ」
と沙苗が言う。
 
セナは「え〜〜?」という顔をしている。
 
「沙苗みたいに小学4年生頃で去勢してれは、こんな大変な処置をしなくて済んだんだけどね」
「私、やはり本当は小学4年生の頃に去勢されてたのかなあ」
「そうだと思うけど」
 
「ちなみに他のカードは?
「P:ペニスの除去、T:睾丸の除去、L:大陰唇の設置、V:ヴァギナの設置、U;尿道口の移動、B:おっぱいを作る」
 
「最初に睾丸を取ればいいのに」
と沙苗。
「ついでに睾丸も取ろうか?」
と千里はセナに尋ねた。
 
セナは一瞬迷ったようだが
「取ってもらえたら嬉しいかも」
と言った。
 
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「睾丸取ると、もう父親にはなれなくなるよ」
「それは構わない。私、女の子と結婚するとは思えないし」
「ちんちん立たなくなるけど」
「立つのが嫌だったからそれでいい」
「射精も起きなくなるけど」
「要らない」
「オナニーしても今までほどは気持ち良くなくなるよ」
「オナニーする度に罪悪感を感じてた。私女の子になりたいのに男の子の機能使っちゃったって。だからできなくなっていい」
 
「じゃ睾丸もついでに取るということで」
と千里は言った。
 
セナの記憶はここで途切れている。
 
「沙苗もこのカード引きなよ」
と千里は言って、別のカードのセットを見せた。
 
あれ?セナちゃん寝ちゃった、と思いながら沙苗がカードを引くと「U」のカードだった。
 
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「尿道口を移動するの?」
「残念でした。Uterusでーす」
「ああ」
 
千里は言った。
 
「沙苗さあ、剣道の大会に女子として出場の許可が出たのに、どこかで後ろめたい気持ちでいるでしょ?自分は元男だったのに、元々から女だった人たちと同じ条件で戦っていいものかって。明日、目が覚めた時は、もう沙苗は卵巣と子宮がある女の子になってるから、後ろめたい気持ちなんか忘れて堂々と、全力で戦いなよ」
 
沙苗はそれで、やはり自分が手抜きしてたの、千里にはバレてたのかと思った。しかし自分が今引いたカードは Uterus (子宮)なのに、なぜ明日からは卵巣と子宮のある女の子になるんだろう?と沙苗は思った。
 
沙苗の記憶はここで途切れている。
 
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セナは目が覚めると、4畳半くらいの個室に寝ていた。
 
まずあそこに手をやって睾丸の有無を確認した。
 
無くなってる!!
 
ちょっと大変なことしちゃったかな?と思ったけど、後悔はしない。でもしばらく親には黙ってよう。
 
腰の骨に関しては、触ってみると、たしかにかなり形が変わっているのを感じた。裸になって部屋の中にある鏡に映してみたら、確かに腰の付近が凄く女の子っぽい気がする。でもどうやって骨を作り替えたんだろう?マジで融かして型に入れて固めたの??でも痛みとかは全然無いんだなあと思った。
 
きーちゃんが実際にしたのは、骨に微細振動を与えて柔らかくしてから、女の子の骨盤の形に伸ばしたり縮めたり動かしたりして作り替えたものであり、融かして型にいれて固めたわけではない。あまり大きな変形はできないのだが、この年齢の男の子はギリギリで修正可能な範囲であった。更にセナは普通の男の子よりは男性的発達が遅かった。彼のペニスはまだ小学4年生くらいのサイズで、元々男性ホルモンが弱かったことを示している。
 
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きーちゃんはセナの骨盤を14-15歳の女子くらいの骨盤の形にしておいた。この子の“女性ホルモン”が効いてきて骨を女性的に進化させるには少し時間がかかるだろうから、その分、骨は先行進化させたほうがいいだろうしね!
 
睾丸は、きーちゃんも、さっさと取ればいいのにと思っていたので。本人が言い出してくれて助かったと思っている(*5)。睾丸があると、色々な操作をしたのが全部キャンセルになってしまいかねない。睾丸はとても有害なものだから男の娘の睾丸は7-8歳くらいまでに取ってあげたほうがいい、ときーちゃんは思う。ハイレみたいに完全に男の身体ができてしまうと、もうどうにもならない。彼の骨盤などは、既にきーちゃんの技術を持ってしても救いようのないレベルだ。
 
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ハイレはお遍路に行くと言ってたけど、戻って来たら強制的に性転換しちゃおうかな。きっと泣いて喜びそう。あ、そうだ。7月から性別変更できるようになるし、勝手に性別変更の申請、出しちゃおっと♪(←ハイレの周囲には親切すぎる人が多い)
 
(*5) 言い出したのは沙苗だが本人も言われてその気になったようなので問題無い。
 

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沙苗は、目が覚めると、4畳半くらいの個室に寝ていた。
 
お腹に触ってみるが特に何か変わった感じはしないし、痛みとかも無い。あれ千里ちゃんのジョークなのかなあ。でも卵巣とか子宮とか欲しいよぉ、沙苗は思って涙が出た。
 
でも今日は今までになく女の子っぽい気分になるような気もした。やはり何か変わったのかなあとも思ったが、分からなかった。
 
沙苗が部屋を出ると、千里が居間のテーブルに座って居て
「おはよう」
と言った。
「おはよう」
と言ってから、沙苗は言ってみた。
「何か変な夢見て」
「どんな?」
 
「千里ちゃんが私に、卵巣と子宮を作ってあげると言ったの」
「へー。私にそんな力(ちから)がある訳ないけど、卵巣や子宮があるといいね。そしたら沙苗はもう完全な女の子だし」
 
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「そうだね・・・そういえば、私、小学4年生の頃から、千里に女性ホルモンの錠剤をもらったり、女性ホルモンの注射打たれたりする夢をよく見てたんだよね」
 
「それはきっと、夢の象徴作用だね」
と千里は言った。
「象徴?」
 

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「私って3歳の時に女の子になっちゃったからさ」
「やはりそんなに早く性転換したんだ!?」
「自分より先に女の子になった私を沙苗は自分の行くべき道のように思って。だから自分を導く存在として私が夢の中に出て来たんだよ」
 
「なるほどー。それはあるかも」
と言ってから沙苗は言った。
 
「でもね。小学4年生の頃から、そういう夢を見るようになって、実際私の身体は女性化し始めたんだよね。ちんちんは立たなくなって、他の男の子はそのくらいの年齢から急速にちんちんが大きくなるのに、私のちんちんは逆に縮み始めた(←先日医師の前で勃起したことはないと言ったのが嘘だと自白しているが千里は気付かない)」
 
「だったら本当に卵巣や子宮ができてたりしてね」
と千里は笑顔で言った。
 
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沙苗もそれが本当ならいいなと思った。でも千里の笑顔を見て、自分は今回の大会は昨年春に男子の大会に出た時のように、全力で頑張ろうと思ったのであった。
 

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沙苗が小学4年生頃から見ていた「女性ホルモンの錠剤をもらって飲んだり、女性ホルモンの注射をされる」夢の犯人は、実はP大神である。
 
P大神は千里が2003年春に死亡することになっていたので、その後任の神託巫女候補のひとりに沙苗を考えていた。この子は、勉強の出来が悪いからたぶん中学出ても市外には行かないだろうし!と考えていた。それで本人が強く望むなら、女の子に変えてあげようと思っていたのてある。だから沙苗の身体が男性的には発達しないよう充分なケアをしていた。
 
実はこの操作を始めた時、沙苗の睾丸もその時点でダミーに交換してしまっていた。つまり千里が言ったように沙苗が本当に去勢されたのは小学4年生の時である。2003/5/12に千里に移植された“沙苗の睾丸”は実は沙苗が小学4年生の時に取り外して保存?していたものである。適当な保存の仕方をしていた、実は冷凍保存してたのを解凍しただけ!なので、機能はかなり落ちていた。
 
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千里が沙苗に渡していた女性ホルモン剤は、P大神が手続きをして、輸入代行業者から定期的に村山家に届くようにしていたものである。父は出港しているし母は仕事に出ているので、これを受け取るのはいつも千里だった。玲羅が受け取ったこともあるが、玲羅は「お姉ちゃん、やはり女性ホルモンを買ってるのね」と思った。
 
2003/04以降は輸入代行業者から定期的に届けられるエストロゲンとプロゲステロンの錠剤は千里Gが沙苗に渡していた。RBYは3人とも2003.4.10の合体のショックで、自分が沙苗にホルモン剤を渡していたことも忘れていた(記憶操作のせいではない:千里は元々忘れっぽい)が、Gは覚えていたので、Gがこの作業をしている。
 
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沙苗の女性ホルモン調達方法について、P大神は後にA大神から訊かれても「入手方法は知らない」と答えているが、これは自分が工作していたことを知られると叱られそうな気がしたからである。
 
2003/09以降は、沙苗は病院からホルモン剤をもらえるようになったので、千里が沙苗に女性ホルモンを渡す必要は無くなった。一方で千里Bは8月まで鞠古君の代わりに女性ホルモン注射を打たれていたのが9月のペニス部分切除手術の以降は注射も無くなったので、千里Bに女性ホルモンの補充が必要になっていた。それで千里Gは、この余ったホルモン剤を9月以降、千里Bに飲ませている(一部千里Vにも渡している)。一方、千里Yは別系統でもらったホルモン剤を飲んでいる。
 
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6人の千里の状態
RG 棒×玉×膣○子○卵○胸○(完全女性)
YV 棒小玉×膣小子小卵小胸小(少女)
B_ 棒×玉×膣○子×卵×胸○(男の娘)
W_ 棒○玉○膣×子×卵×胸小(男の子)
 
Y,Vのペニスは萎縮しており、陰裂の中に隠れている。また尿道はあるものの膀胱と繋がっていない(尿道口は通常の女性の位置にある)ので、事実上、既にクリトリス状態である。
 
W(=Cd)のペニスは排尿機能を持つが勃起能力は既に失われている。2011年に去勢手術を受け、2012年(2006年?)に性転換手術を受けたボディである。
 
Wの身体に付いている睾丸(正確には現在退避中:現在Wに付いているのは沙苗の睾丸)は元々は丸山アイの睾丸なので、2011年1月に千里が男性として桃香とセックス?(桃香は千里のペニスを自分のヴァギナの中に無理矢理押し込んだ上で、千里のヴァギナ!にインサートして逝かせ射精させた)してできた子供(谷山小空)の遺伝子上の父親は実は丸山アイ本人である。アイは自身を父親とする子供を一時的に自分で妊娠していたのである(最終的に姉・宏香に代理出産してもらった)。アイはこのことに、かなり後まで気付かなかった。
 
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(桃香は小空の遺伝子上の母だが、小空は桃香のことは「お父さん」と教えられている!)
 
千里の本来の睾丸は、武矢の陰嚢内に動態保存?されている。2011年に冷凍保存された精液(早月の父となる)は実は武矢に射精させて確保した精液。
 

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セナがなかなか起きてこないので、7時半、千里はセナの部屋をノックして中に入ってみた。するとセナが裸で鏡を見ているので、びっくりしてドアを閉め「セナ、そろそろ学校に行かないと」と言った。
 
「ごめーん。すぐ服を着る」
と言って、7:40くらいにセナは出て来た。ちゃんとセーラー服を着ている。
 
「そろそろ出掛けるよ。タクシー呼んだから、もうすぐ来ると思う。それで一緒に学校まで行こう」
「うん」
 
「私と沙苗は朝御飯食べたけど、セナ起きてこないから、おにぎり作っておいた」
「ありがとう」
 
それで3人で一緒にタクシーに乗って、学校の坂の下!まで行った。
 
「坂を歩いて登るの〜?」
「大会前の鍛錬、鍛錬」
と言って、千里と沙苗が登り始めるので、セナも付いていく。そのセナの歩き方を見て、沙苗は「この子、歩き方が昨日までは結構男っぽかったのに今日は凄く女らしくなってる」と思った。
 
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女子中学生・十三から娘(4)

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