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■春四(13)

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1月4日(水).
 
水川沙耶と鈴江月子(彪志)はこの日からお正月休みを出勤した代休に入る。この日は2人ともドローンスクールの卒業試験を受け合格した。そのあと続けて国土交通省の学科試験(オンライン)を受ける。これが正解率90%以上を要求される難関であったが、2人とも無事合格することができた。
 
2人は翌日1月5日には指定医療機関に行き、健康診断を受けた。健康診断を翌日にしたのは、試験を2つ続けて受けてから診断に行ったら疲れている状態で受けることになるので、色々異常が出かねない。今日はお風呂にでも入ってぐっすり寝てから明日体力を回復した状態で診察を受けようということである。
 
この検査をされる趣旨は
(1) 航空機を操縦するために必要な視力・色覚・聴力があること。
(2) 航空機を操縦するための運動能力があること。
(3) 操縦中に突然意識を失ったりする可能性のある疾患を持っていないこと
 
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というのを確認するのである。これって若くないと取れないなあ、と彪志は思った。
 
結局鈴江月子で本人確認しているので、月子名義でドローンスクールを卒業し、学科試験も月子名義で合格したから、当然身体検査(健康診断)も月子名義である。心電図も女性として受ける。水川と一緒に病院に来たから受付番号も連続している。
 

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ということで心電図も同じ部屋の続き番号になった。水川沙耶が検査している間に服を脱ぎ、彼女が終わった所で検査室に入り(当然お互いの裸を見る)、そして豊かなバストにクリップを付けられ検査された。内科診察も医師に聴診器をバストに当てられ聴診される。ここも水川と連続になったので、お互いの裸を見ることになる。もうこのあたりは開き直るしかないが、しっかり女の身体であることを見られた。
 
「月ちゃん、勤務時間もレディス着てていいのに」
「いやあ、そういう訳にも・・・」
「新しい部署ではもう“鈴江月子”で登録してもらうようにするから、ちゃんと女の服で勤務してよ」
「え〜!?」
 
「だいたい男子トイレではナプキン捨てるのにも困るでしょ?」
「ええ、まあ」
 
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ともかくもそれで診断書を作ってもらい、提出した。
 
これで1ヶ月程度以内にライセンスが送られてくるはずである。
 

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水川が課長に電話で報告した。
 
「2人共お疲れ様。よく難関の試験に一発で合格したね」
「いえ、まだ合格しただけで多分たくさん練習しないとなかなかモノにならないでしょうけど」
「それは車の運転でもそうだけどね」
「それで異動については?」
「その件はお正月休みに説明するよ。ところでお正月休みが試験受けたので減ったよね」
「それはまあよくあることですが」
「この分休みを延長するから。本来お正月に5日休めるはずが出てもらったから。休みは6,10,11,12,13 と5日間休みにして、土日のあと16日からの勤務にしよう」
 
「はい、分かりました」
「異動については16日に説明する」
「はい」
 
電話を切ってから水川が言う。
「ということで私たちは15日まで休み。勤務は16日から。その16日に異動通告らしいよ」
 
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「どこ行かされるんでしょうね」
s「新規事業への投入っぽいけど、過労死したくないね」
t「同感です」
s「月子ちゃん結婚退職するなら今の内だよ」
t「結婚してます!」
s「まあそうだったね」
t「多分ドローンを使った薬の配送の仕事なんでしょうね」
s「どこか山奥か離島がたくさんある所か」
t「ああ、ドローンを使う意味のある所ってそういう所ですかね」
s「普通は車で持ってった方が楽だからね」
 
確かにそんな気がする。敢えてドローンを使うというこは、少量をアクセスの悪い所へ運びたい場合だ。バッテリー型ではなく、エンジンやGPSを積んでいるタイプかも。目視外飛行であるし、住宅地の上を飛ぶ可能性もある。一種ライセンスが必要な事案だ。
 
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s「有人離島が多いといえば、長崎・沖縄・愛媛・鹿児島・東京(*13)」
t「でも寒くないですよ」
s「寒くて離島があるというと宮城か北海道」
t「山奥かもしれませんね」
 

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s「秋田か岩手か青森か北海道か」
t「除雪車使うんでしょ?」
s「除雪車で道を啓開しながら拠点に辿り付き、そこからドローンで更に山奥の集落へ」
t「なんか凄い仕事場だ」
s「あまり凍死したくないね」
t「ヘリコプターが欲しいですね」
s「次はヘリコプター免許取ってくれと言われたりして」
t「それ1年掛かる気が」
 
s「グリーンランドとかでないことを祈るけどね」
t「え〜〜!?」
s「だってグリーンランドは寒い上に北部には凄い島が密集した多島海がある。実際あそこはヘリコプターがメインの交通手段なんだよ」
t「あはは」
s「あるいは南のケルゲレン諸島とか。ここも凄い多島海」
t「どこにあるんですか〜?」
s「南極の近くだけどね」
t「勘弁してください」
s「寒くなければパラオとかも多島海がある」
t「海外なんですか〜?」
s「うちの会社はあまり海外には展開してないから、大丈夫とは思うけどね」
 
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t「国内がいいなあ。この際北海道でもいいから」
s「北海道でも歯舞(はぼまい)諸島だったりして」
t「え〜〜!?」
 

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(*13) 少し古いが1998年時点での有人離島数ランキング
沖縄県のホームページ
長崎県 59
沖縄県 40
愛媛県 35
鹿児島県 27
山口県 22
香川県 22
広島県 18
岡山県 16
東京都 13
宮城県 9
 
伊豆諸島・小笠原のある東京が意外に少ない(多分、八丈島・伊豆大島・新島・三宅島・神津島・式根島・御蔵島・利島・青ヶ島・父島・母島・硫黄島・南鳥島)。
 
島根も4島しかない(多分隠岐4島だけ)。
 
北海道の6は、利尻島・礼文島・奥尻島・ 焼尻島・天売島・厚岸小島か。(大黒島と海驢島は無人島化した)
 
宮城県の9は牡鹿(おじか)諸島の5島(金華山・網地島・田代島・出島(いずしま)・江島(えのしま))、浦戸諸島の4島(桂島・野々島・寒風沢島(さぶさわじま)・朴島(ほうじま))、および宮戸島、気仙沼大島、で11島ありますね。あれ〜?
 
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彪志は、マックを買って車の中で食べた。健康診断のため朝御飯を食べなかったのでベーコンレタスバーガーとフィレオフィッシュを食べた。そのあと伏木へのお土産と浦和の家の人へのお土産を買って16時頃、浦和の自宅に戻った。
 
「へー。ドローンのライセンス取ったんだ?凄いね」
と千里さんが言う。
 
各々の千里さんはみんな忙しそうなのだが、それでも大抵どれかの千里さんが1人だけリビングに居る。たぶんお互いにうまく調整しているのだろう。
 
「実際に使う前に忘れてしまいそうですけど」
「だったら適当なドローンを貸してあげるよ。伏木に行っている間に少し練習しなよ」
「すみませーん」
 
「それで無人偵察機にする?無人戦闘機?無人爆撃機?」
「あのぉ。一般的な、物を運ぶためのクァッドコプターで」
「そうだね。爆弾とか投下してたら叱られるし」
 
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叱られるという問題か?
 
「クアッドコプターは播磨工務店や播磨林業でも使ってるんだよ。山奥で採取した竹とか運ぶのに、ヘリを往復させるより楽だし」
「なるほどー」
「それの余ってるの貸してあげるよ」
「助かります」
 

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「でもそんな資格まで取らせたというのは、やはり転勤?」
「それなんですけど、転勤は確実ですが、行き先はお正月休み明けの16日に言われるみたいです」
「へー。どこになるんだろうね」
 
どうも千里さんは行き先を知ってるみたいだなと思った。だからバイクの免許を取るように言ったのだろう。でも訊いても何も言わないだろう。
 

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それで正月休みで15日まで伏木に行ってくることにする。
 
まずは着替え等を用意した。
 
滞在日数が6-15と10日間になるが、向こうで洗濯してらえるし、向こうに置いている下着もあるから3日分+1日程度用意することにする。
 
ショーツ4枚、念のため生理用ショーツも1枚。キャミソール4枚、ブラジャー4枚。それにTシャツ4枚、トレーナーは2枚。靴下4足、念のためタイツ2足。
 
ジーンズのパンツ2本、念のためウールのロングスカート1枚。これに16日の朝直接会社に行けるように男性用スーツとブラウス・ネクタイ。彪志(月子)はバストがあるので、男性用ワイシャツが入らない、それで10月以来ブラウスを常用している。
 
一応15日の夕方までに浦和に帰って来るつもりではあるが、予定がくるって直接会社に行くことになるかもしれないので用意しておく。どうせ車に積んでおけばいいし。このあたりが車で移動する時の気楽さだ。
 
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レディススーツは・・・・考えてみたが、それでどこかに出るようなことは考えられないので持っていかないことにした。
 
これらを車に積み込み、健康診断の帰りがけに買っておいたお土産の“虎屋の羊羹”を持つ。子供たちは冬休みの間全員で千葉の季里子さんの家に行っているので貴司さん・千里さんだけだが(桃香さんは寝ている)、一緒に夕食を取ったあと、夜中の十二時すぎ(1/6 0時過ぎ)に自分の車(フリードスパイク)で浦和を出る。
 
裏フリースのズボンを穿いていたのだが千里さんが
「運転中はスカートの方が便利だよ」
と言って、裏地付きのスカートをズボンの上に穿かされた。まあ誰かに見られるわけでもないからいいか(スカート姿を水川さんに曝してるけど:裸も曝してるけど!)
 
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浦和所沢バイパスを走って所沢ICから関越に乗る。藤岡JCTを上信越道に分岐し甘楽PA(かんらPA)でトイレ休憩をした。トイレ(むろん女子トイレ)に行ってきてから車に戻り少し仮眠する。
 
1時間半くらい寝るつもりで3時半にアラームを掛けて眠った。
 
すると夢の中?に先月の23-26日の夢に出て来た白衣の女性が出てくる。
 
「じゃ月子ちゃん、採卵しようね」
と女性は言った。
 
さいらん??何のことだろう?と思う。新西蘭(*14)??
 
「麻酔打つから、あまり痛くないと思うから」
 
麻酔打つならいいかと思った。
それで手術台のような所に寝てじっとしている。
 
(*14) 新西蘭はニュージーランドのこと。またニュージーランド産の真麻蘭(まおらん)のことも言う。真麻蘭は“ニュー西蘭(さいらん)”とか“ニュー才蘭(さいらん)”、またニュージーランド麻/ニュージーランド・ヘンプともいう。古くは紙やロープの材料としてたくさん栽培されていたが近年では繊維産業の衰退で放置されている畑が多いという。
 
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かなり長い時間待った。
 
「はい。終わりましたよ。元気な卵子が左右の卵巣から合計6個も取れたよ。これできっとママになれるよ」
と白衣の女性は言った。
 
(卵子は1個2個で数える。精子はミリ・リットルで測られる!)
 
卵子?あ。“採卵”だったのか。ってぼく、やはりママになるの〜?
 
「でも時間取らせてしまったね。車は適当な所まで進めておくね」
「ありがとうございます」
 
そう返事したところで目が覚めた。
 

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身体を起こすとベッドではなく車の後部座席で寝ている。スマホを見るともう5時である。わぁ寝過ごしたぁと思う。これなら青葉んちに着くのはお昼くらいかなあ、などと思いながらもトイレに行ってこようと思う。
 
車を出る。
 
え!?
 
様子が違うのである。ここは甘楽PA(かんらPA)ではない。どこか広いサービスエリアである。取り敢えずトイレに行くが、個室がたくさんある。適当な個室に入って解放する。おしっこが出て行くのを放置したまま、夢のことについて考えた。しかし考えても仕方ない気がした。でも自分がママになるのなら、パパは誰??青葉にはちんちんなんて無いし。誰か他の男性の子供?それ嫌だなあ。青葉以外とセックスしたくなーい。
 
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トイレを出てから商業施設に行ってみて、ここが有磯海(ありそ・うみ)SAであることを認識する。嘘〜!?なんでこんな場所に居るの?甘楽(かんら)PAから300kmくらい来てない?
 
(甘楽PAから有磯海SAまでは282.5km)
 
そういえば女性は「車は適当な所まで進めておくね」と言っていた。それでここまで来たのだろうか。
 
取り敢えず朝御飯を食べることにする。SAのまだ閑散としているフードコートでカツカレーを食べ、車に戻ると出発した。呉羽PAでトイレ休憩し、ここであの付近をよく拭いてから疑似ペニスを装着した。伏木にいる間はこれを付けておかなくちゃ。偽物だということは、いづれバレると思うけど、その時はその時かな。
 
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ペニスを付けたあと着る下着に一瞬迷ったが、今更なので普通に女物の下着を着けた。それで普通にジーンズのスリムパンツ、トレーナーにフリースジャケットを着て運転席に戻る。しかし髭を剃らなくていいのは楽だという気もした。
 
車は小矢部砺波JCTを分岐して能越道に入る。JCTのすぐ先にある小矢部東本線料金所で高速料金をETC精算する。そのまま能越道(無料区間)を走り、高岡北ICで降りる。ランプを降りた所の信号を左に行く。途中で細かい道に入り、青葉の家に到着した。(1/6) 8時半頃だった。
 
駐車場に入り、突っ込んで駐める。ああ。もう自分は青葉に突っ込むことが出来なくなっちゃったよなあ、などと変なことを考える。
 
(駐車場からセックスを連想するとか嫌らしいわね!)
 
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車を降りて着替えとお土産を持って玄関に行く。ピンポンを鳴らす前にドアが開いて青葉が抱き付いてくる。そのままキス。青葉のお腹を圧迫しないように身体を引き気味にしてキスした。ちんちんを揉まれるので,お返しにおっぱいを揉む。
 
「だいぶ大きくなったね」
「だいぶ大きくなるね」
 
(この疑似ペニスはAIか搭載されており、揉まれたりして刺激を受けると勃起する)
 

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