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■女子中学生・ひと夏の体験(14)

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夏休み中、千里Bを装った千里Vが毎日Q神社に出ることになっている。Vは「めんどくさいなあ」と思いながらも、青い髪ゴム・青い腕時計をしてBを装い、朝7:45くらいにQ神社前に出現(実際は自宅から転送)し、午前中ご奉仕して、12時になったらお務めを終え、神社を出たところで(W町の家に)転送帰宅するサイクルを続ける。
 
これはVにとっても負担だが、Gにとってもきつい。VにBの身代わりをさせていると、他で身代わりが必要になった場合、自分が行くしかないので、全体の管理をする人が居なくなってしまうのである。
 
7月18日(日)、例祭が終了した夜、千里Gは“海”の中から櫃美を取り出した。
 
「ご機嫌はいかが?」
「私、随分眠ってたみたい・・・あ!右の翼が完全に戻ってる」
「良かったね」
「ありがとうございます。今何月ですか?」
「今日は2004年7月18日」
「じゃ2ヶ月くらい眠っていたのか」
「あれだけの怪我を治すにはどうしても2ヶ月掛かった」
「いえ。再生には1年くらいかかるかもと思ってたから凄いです」
 
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「ところで櫃美さんって、車の運転できる?」
「普通免許、普通二輪免許、大型免許は取っています。大型二輪は自信ないです」
「ああ、ちゃんと免許証も持ってるんだ?」
「小登愛さんのお陰で取りました」
と言って見せてくれた運転免許証には、“花山星子”の名前で、普通免許・二輪免許・大型免許の所にフラグが立っている。誕生日は昭和46年9月17日と記載されている(昭和46=1971)。
 
「32歳に見えないんだけど」
「ごめんなさい」
「本当は、470歳?」
「なんで分かるんですか!?」
 
と櫃美は驚き、この人は本当に恐ろしい人だとあらためて思った。
 

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「それでさ、櫃美さん、もし良かったら、私の眷属になってくれないかなあと思って。もちろん衣食は保証する」
 
「それこちらが頼みたいくらいです」
「じゃ契約する?」
「はい」
「では、玉兎弓弦(ぎょくと・ゆづる)よ、我に従え」
「はい、従います」
 
「これで契約成立ね」
と言って、千里は櫃美と握手した。
 
「あのすみません」
「うん?」
「この機会に呼び名を変えてもいいですか?」
「いいよ」
「実は木村櫃美は小登愛さんに付けてもらった名前だけど、私、小登愛さんを守り切れなかったから、それ以前の名前に戻そうかと思って」
「状況は聞いたけど、あまり気に病みすぎないほうがいいよ。でも何て名前?」
「その免許証に書かれている花山星子で」
「OKOK、じゃ“ほしちゃん”でいいかな」
「はい、それでいいです。あるいはフルネームの略で花星でも」
「了解、了解」
と言ってから、千里Gは奥の部屋に向かって呼びかけた。
 
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「Vちゃん出て来ていいよ」
 
するとそこからも千里が出てくるので、星子は仰天する。
 
「双子だったんですか?」
「むしろ同一人物だよね〜」
「千里はたぶん10人くらい居るから」
「うっそー!?」
 
「多数の千里は“色”で区別される。星子ちゃんと契約した私は“千里Green”、略して“千里G”、こちらは“千里Violet”略して“千里V”」
 
それで千里Gは、千里が昨年4月に少なくとも、千里R(Red)・千里B(Blue)・千里Y(Yellow)・千里W(White)の4人に分裂したこと、自分たちGとVはなぜ存在しているのか実はよく分からないが、A大神と契約し“千里たちの調整”作業をしていること、などを話した。
 
「だから千里は最低、RBYWGVの6人がいるんだけど、元々千里は複数存在していた疑いがある。だから千里は全部で10人くらい居る可能性もある」
 
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「小春ちゃん、カノ子ちゃんたちはRBYWの4人の調整をやっているのよね。でも彼女たちではとても調整が付かないものも多い。それで私たちが最終的な調整をしている」
 
「私たちは3人の千里の誰かを装うこともできるからね〜」
 

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千里GとVの説明は1時間以上に及んだ。
 
「ま、それで千里Bがこのところ全然出てこないからさ。Vが代わりにBの振りしてQ神社に出仕しようなどと言っていたんだけどね」
 
「もうそれはBは消えたということにしてはいけないんですか?」
「Bが消えた場合、貴司君のことを好きなRが残る。でもRは巫女なんてしない。剣道に夢中。だから貴司君のことを好きな千里がいるのに、そのRは神社には行かないというのは綻び(ほころび)ができてしまう」
 
「難しー」
 
「ほんと面倒くさいよね。千里は中学出たらたぶん旭川の高校に進学するからその段階で人間関係の整理はできると思うんだけどね」
 
この時点では千里Gも、千里が旭川に行ってしまえば、多分留萌に残る貴司との仲は解消されるだろうと思っていた。浮気者の貴司君が遠距離恋愛なんてできるわけないし!!
 
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「まそれで、星子ちゃんって確か龍笛吹けたよね?」
「よくご存じですね!」
「だからQ神社に出仕する千里の代理を務めてくれないかと思って。夏休み中は毎日。2学期が始まったら土日祝日のみ」
 
「何とかなる気はしますが、私、Q神社で使う祈祷や神楽の曲を知りません」
「それは私もVも吹けるからどちらか手の空くほうが教える。だから今月中、練習してもらって、8月2日(月)から実戦投入ということで」
 
「笛はこれ使って」
と言って千里Vが Tes No.221 の刻印がある龍笛を渡すと
「なんかこれ物凄くいい龍笛だと思うんですけど!」
と星子は言っている。
 
千里Vが説明する。
「それ本来は私の龍笛なんだけど、今私はBちゃんの龍笛使ってるから、星子ちゃんにはそれを貸すね」
 
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「分かりました!」
 
※手塩工房の龍笛
 
200(織姫) B所有(V使用中)
214 帰蝶の所有
218 保志絵が使用
219 天子にReserve
221 V所有だが星子使用中
222 Yが使用中
224 B所有だがV使用中
228 R所有
229 G所有
 
なお、織姫は重要な儀式の時にしか使用しない。吹くと本当に龍が寄ってきて、龍たちは千里の演奏が気に入るとお礼に雷を落とす。しかし後に千里の演奏はグレードアップし、織姫以外のTesNoの龍笛でも、更には手塩工房製以外の龍笛でも(良い龍笛であれば)龍は寄ってくるようになる。
 

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そういう訳で、GとVは星子にBの代役を頼むことにし、星子が笛の曲を覚えるまでの間はVが毎日出ていくことにした。
 
「ところで星子ちゃんって女の子?」
と千里Gは訊いた。
 
「女ですが・・・」
「残念!男の娘だったら、性転換して女の子にしてあげたかったのに」
「意味が分かりません!」
 
私もGちゃんの趣味は分からなーいとVは思った。
 
なお、星子は貴子にメールして、治療が終わって“海”から出たこと、千里の眷属になったこと、そして秘密のミッションに従事することにして当面留萌に居ることを伝えた。
 
「千里も剣道の合宿やりながら、色々画策してるな」
と、きーちゃんは思った。
 
また星子は千里Rの携帯にもメールして、治療が終わったこと、感謝していること“別の千里さん”に雇われたことを伝えた。千里Rは自分以外にも千里が居ることは認識しているので、それで納得した(Rは実は櫃美のことをきれいに忘れていた!!千里はとにかく忘れっぽい)。
 
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そして7月19日(月)、千里VがBのふりをしてQ神社に出て行く。夏休み中は基本的には午前中のみ(学校が始まったら土日祝のみ8:00-15:00の7時間)。
 
留守番する千里Gは、星子にQ神社で使う龍笛の曲を教えるとともに、普段自分たちが使用している“千里モニター”の見方を教えてあげた。
 
「現在、Yは旭川に向かっている。旭川空港から名古屋に飛ぶ予定。Rは旭川のきーちゃんの家で剣道合宿中。Bは休眠中。Vが今Q神社に入った」
 
「凄いハイテクなんですね!」
「最近は神様も進んでるよね」
 

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貴司はいつもの休日は朝からQ神社に行き、漫画を読みながらオナニーをしている(或いはオナニーしながら漫画を読む)のだが、この日は神社には出掛けなかった。
 
11時半頃、自転車で家を出ると国道まで降りた後、国道沿いに市街地方面に向かう。しかし留萌橋もルルモッペ大橋も渡らず、堀川町まで行って、市街地の東端に近い栄萌橋を渡る。市街地の南側から回り込むようにしてQ神社方面に行くが、Q神社までは行かずに、その近くにある公園の東側(これより東側はもう山道になってしまう)を通って海水浴場のあたりに出る。そして海岸沿いに少し引き返して、瀬越駅まで来た。駅の近くに自転車を適当に駐め、貴司はそわそわとした表情であたりを見回した。携帯の時刻表示を確認する。
 
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「良かった。遅刻しなかったようだ」
などと呟く。
 
貴司がこんな面倒なルートでここに来たのは、万が一にも千里に遭遇したりすることがないように、千里の行動範囲をできるだけ避けた結果である。要するに浮気である!
 

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12:32 瀬越駅に列車が到着する。約束した女の子がその列車を降りて駅舎を出、こちらに向かってくるのを見たので貴司は手を振る。ところがその女の子がしかめ面をして、貴司の肩越しに何か見ているようなので振り返る。すると反対側から夏服セーラー服を着た千里が歩いて来ている!!
 
「あんた何よ?」
と彼女は言った。
 
「これから貴司とデートするんだけど」
と千里は言う。
 
貴司は、やべーという顔をしている。
 
「貴司君とデートの約束をしたのは私だよ」
と彼女。
 
「貴司は私のフィアンセだから他の女とはデートしないよ」
 
と千里は言ったが。なんかこういうやり取りを以前にもしなかったっけ?と千里はデジャヴ(既視感)を感じた。
 
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実は半月ほど前に夢で見た内容である。あの夢はある種の予知夢になっていた。ただ、この後の展開は夢とは少し違っていた。
 
「フィアンセなの!?」
「24歳になったら結婚しようと約束してるよ」
 
そんな約束してない!と貴司は思う。
 
「だったらセックスしたの?」
「これまで3回してるよ」
 
そんな覚えは無い。無実だ〜!と貴司は思う。
 
「分かった。もうそこまでの関係になってる女性(ひと)が居るなら、私の出る幕は無いね。でも貴司君ひどいよ。フィアンセが居るのに私とデートの約束するなんて」
 
「ごめーん」
と貴司は謝る。
 
「じゃお幸せに」
と言って、彼女は歩いて市街地のほうへ帰って行く。
 

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「貴司、タクシー代くらいあげなよ」
「うん」
 
それで貴司は走って行って彼女に声を掛け
「帰るの大変だろうから、これタクシー代」
と言って夏目漱石さん(*10)を1枚渡した。
 
「ありがとう。優しいのね」
と言って、彼女は取り敢えず近くのサツドラ(ドラッグストア)に入った。
 
(*10) 2004年11月1日から野口英世の新千円札が発行開始された。この時代の千円札は夏目漱石さん。
 

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彼女の背中を見送っていたら、背中に千里の足音を聞くので振り返る。
 
「ここに来たのは何か用事あったの?」
「浮気者に天罰をくだすためね」
「天罰というと」
「浮気者はちんちん切っちゃおうかなぁ」
「チンコは勘弁して」
「だったら私とセックスする?」
 
ドキッとする。さっき千里はもう3回セックスしたなどと言った。でも今の千里は本当にセックスしてもいいと思っているのではという気がする。千里と交際し始めてからもう1年以上経った。キスは多分10回以上してる。そろそろセックス・・・してもいいよね?
 
ただ男の子(男の娘?)とのセックスってどうすればいいんだろう?という疑問はある。でも何とかなるような気がした。きっと抱き合うだけでも気持ちいい。そしてきっと、僕が射精できるようにしてくれるんじゃないかなあ。そんな貴司の心を見透かすように千里は言った。
 
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「もちろん貴司は、ちんちんを私のヴァギナに入れて中で逝っていいんだよ」
 
ヴァギナ・・・があるの!?
 
「ただできたら避妊具付けてね。私まだ赤ちゃん産んで育てていく自信無いから」
 
赤ちゃん!?産めるの!?
 
貴司は身体のある部分が反応しているのを意識する。
 
セックスしたい!!
 

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女子中学生・ひと夏の体験(14)

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