広告:國崎出雲の事情-8-少年ｻﾝﾃﾞｰｺﾐｯｸｽ-ひらかわ-あや |
■夏の日の想い出・日日是好日(26)
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豊玉姫が楽しそうに山幸彦と大量の文のやりとりをしているのを見て父は言いました。
「子供には、しっかりとした教育を受けさせなさい」
「そうだね」
と豊玉姫も答えました。それで海の宮から先生を派遣して字の読み書き・算数ほか、教育を受けさせました。その講義は村の者や他の村から来た者も聞き、後に国を繁栄させる礎（いしずえ）となります。
ウド村がユソ国の強襲隊を退けてから10年後。
ツマというところで、ユソ国と反ユソ連合の激しい戦いがあり、弩兵軍団を擁する反ユソ連合がユソ軍を壊滅させ、勝利しました。この勝利により、連合の盟主であったウド村の村長・山幸彦は南九州の覇者となります。しかし、この後の統治体制が固まると
「後はよろしくー」
と兄の海幸彦に言い、息子の波限建（なぎさたけ）と育児係の玉依姫やその侍女を残して小鴎（川泉パフェ）・小岩（麻生ルミナ）・小笹（月城たみよ）と一緒に海の宮に帰って行ってしまいました。
その後地上では、11歳の波限建（なぎさたけ／演：白雪みずほ）を象徴的な王とし、海幸彦が補佐役となって合議制を基本とした新しい国を繁栄させていきます。山幸彦は奧さんの実家に行っちゃったとは言えないので亡くなったことにしておきました。
一方、海の宮では、やっと許してくれた豊玉姫と一緒に山幸彦は末永く幸せに暮らしたということです。
映像は王者の象徴として黄金の剣を持つ波限建（白雪みずほ）と傍に控える海幸彦（岩本卓也）、クロスフェイドして、赤ちゃんを抱く豊玉姫（アクア）と寄り添う山幸彦（アクア）。
主題歌：アクア『海幸彦・山幸彦』
そのあとエンドロール。
山幸彦：アクア
海幸彦：岩本卓也
豊玉姫：アクア
玉依姫：坂出モナ
大綿津見神：光山明剛
塩土老翁：藤原中臣
豊玉姫の侍女：入瀬ホルン、入瀬コルネ、麻生ルミナ、川泉パフェ
豊玉姫の護衛：川泉スピン
海神のお使い：今川ようこ・左倉まみ・大空由衣子・直江ヒカル
運び役：立花紀子
海神の側近：大山弘之
先生たち：秋風コスモス・川崎ゆりこ・桜野レイア
情報係：西宮ネオン
山幸彦のガード：月城たみよ
玉依姫の侍女：安原祥子・桜井真理子・三田雪代・太田芳絵
波限建(11歳)：白雪みずほ
村長のリョウ：大林亮平
鍛冶屋のツネオ：獄楽
ヤダイ：鈴本信彦
コダイ：斎藤良実
ナミ：原野妃登美
ナミの子供：大林月花・大林星蘭
村の男：田船智史、仁川浩光、春野清志、山崎和泰、間取聡太、平林明季（バインディング・スクリュー）
村の女：小泉伊代、山口治美、横田香奈恵、野中晴代、西丸優花、道花瞳美（青い傘）
11-12歳の男の子：劇団桃色鉛筆
腕力の無い男たち：藤池晃、百合透、椿木初、菊川光（イエローボーイズ）(*75)
白い軍団の大将：左座浪源太郎
白い軍団の副官：大岩新吾
その他白い軍団：タイガー沢村、デカダン田川、マーズ江藤、村下康太、風上良次、山根雄一、田阪越郎
その他端役：解決ゾローズ
語り手：元原マミ
(*75) イエローボーイズは“30kgの荷物を持てない男の子”をコンセプトに立ち上げられたモデル集団。コンセプト上、美形の男の子も多く、雑誌や広告などのモデルの需要はわりとある。
今回はその中から演技力のある４人がピックアップメンバーとして出演した。
身体を鍛えて“イエローボーイズ”を卒業したら“アウトイエロー”に移籍する。卒業試験は“40kgの荷物を１分以上持つ・3000m走を15分以内・50m自由形１分以内”というものでこれができたら“もうイエローボーイではない”として男性モデルという扱いになる（需要は多分減る）。
逆に女性ホルモンを飲んだり去勢手術を受けて男性を廃業したら“イエローワンピ”に移籍する（需要はぐっと減る）。そちらを希望する人のために女装の仕方や女声の発声法なども希望者にはレッスンを受けさせている。
男になるか女になるかは本人の自由。
なお男性ホルモンまたは女性ホルモンの摂取を希望する人は医師の指導のもとでさせている。
イエローというのは、女の子（レッド）ではないけど男の子（ブルー）にはなれない、またはなりたくない子ということである。メンバーには男の娘も多く女装で出てくる子もいる。彼らの更衣室・トイレの利用は良識に任せるとしている。
1月23日(月).
この日の売上統計で、高崎ひろかが歌った『橋を作る人々』が売上56万枚に到達しダブルプラチナになった。ひろかのダブルプラチナは初めてである。
ひろかは
「今回は物凄く素晴らしい曲を歌わせていただき、初めてのダブルプラチナとなりました。これをまた出発点と思い、頑張って行きます」
とコメントをしていた。
1月25日(水).
常滑舞音の19枚目のシングル？『春はパステル』が発売された。
『春はパステル』（ノノ・パパイヤＣＭ）（未来居住作詞・福沢聖子作曲）
『あなたをゲットする仕掛け』（時計のＣＭ）（水野歌絵作詞・琴沢幸穂作曲）
『金色のメロディー』（音楽教室ＣＭ）（竹本和恵作詞作曲）
『お猿のかごや』（山上武夫作詞・海沼実作曲）
『あずき研ぎ』withスイスイ feat古屋姉妹 （高知県民謡・未来居住補作曲・未来居住作詞）
『待ちぼうけ』（北原白秋作詞・山田耕筰作曲）
『村の鍛冶屋』（作詞作曲者不明・文部省唱歌）
『ウミ』（文部省唱歌／林柳波作詞・井上武士作曲）
舞音にしては普通の８曲入りである。前半３つはＣＭ曲。次の３つは『ザ・天下』の挿入曲、最後の２つは『海幸彦・山幸彦』の挿入歌。童謡や替え歌が多い。後半５曲が短いので演奏時間としては普通のシングルと大差無い。
『お猿のかごや』は「えっさえっさ、えっさほいさっさ」という歌い出しで知られる子供の童謡。しばしばおとなのお遊びとして“さ抜き”で歌うとか、“さ”を“ち”に置換して歌うなどというのがあるが、ここは舞音は（ほぼ）原詩通りに歌っている。
『あずき研ぎ』は先述の通りである。
『待ちぼうけ』もよく知られる童謡である。ウサギが木の根っこでコケて死んだのを見て、それ以来農作業するのはやめて、ひたすらウサギが来てまた死んでくれるのを待っているという歌。『韓非子五蠹篇』の中の説話『守株待兔』に取材して北原白秋(1885-1942) が詩を書いたものである。
待ちぼうけ、待ちぼうけ
ある日せっせと、野良かせぎ
そこへ兎が飛んで出て
ころり、ころげた、木のねっこ
（中略）
待ちぼうけ、待ちぼうけ
もとは涼しい黍畑
いまは荒野の箒草
寒い北風、木のねっこ
ＭＶではこのようになっている。
『春はパステル』では例によって道行く人が舞音が魔法の棒のようなものを振るとみんなパステルカラーの服に変わってしまう。
紺色セーラー服の大内小猫はパステルグリーンのセーラ服に。赤青黄のワンピを着ていたＵＦＯの３人はパステルピンク、パステルブルー、パステルイエローのワンピに。黒と白のドレスを着ていたラピスラズリはパステルモーブとパステルライムのドレスに、ついでに？諸星竜也君まで黒い詰め襟を着ていたのがパステルオレンジのセーラ服！？に変わっちゃった！
中学２年の諸星竜也君は
「女の子の服を着るなんて初めて。ドキドキした」
と言っていた。
「足の毛はうまく剃れなくて、結局エステティッシャンさんに剃ってもらいました」
「毛の無い自分の足を見てドキドキしなかった？」
「変な道に唆さないでください」
「これを機会にたくさん女装を」
「勘弁して〜」
ファンの声：思ったより可愛い。あと１〜２年は女装行けるかも。
しかしいつもながら豪華な出演陣に「全くどれだけ予算使ってるんだか」と言われていた。ギャラだけで2000-3000万使ってそうである。ロングバージョンでは信濃町ガールズや富士川32などの面々も出ている。
『あなたをゲットする仕掛け』では再登場の“弓曳き（ゆみひき）童子”がハート型の的（まと）を射抜くシーンが収録されている。更にピタゴラスイッチみたいな感じの複雑なシステムを舞音が通過し、思いの彼氏にハート型のクッキーをあげるアニメも入っている。どちらのバージョンも予算掛けてる〜と言われた。
『金色のメロディー』では舞音がエレクトーンを弾いており、そこから金色の音符が多数飛び出し、様々な人の心に飛び込んで行くというものである。このエレクトーンは舞音自身が弾いており。テレビの歌番組では舞音の生演奏も披露された。（元々舞音は色々な楽器ができる）
『お猿のかごや』は、猿が籠をかついでいるシーンがアニメで作られていた。
『あずき研ぎ』は前述の通り、水谷姉妹と古屋姉妹の共演によるものである。舞音は座ってぜんざいを美味しそうに食べている（舞音は徳川家康役である）。
『待ちぼうけ』は長時間時代劇で明智光秀を演じた姫路スピカが甲冑を着けて峠でひたすら待っているシーンである。スピカは腕時計！？で時間を気にしたりスマホ？で電話を掛けたり（でも相手は出ない）している。時代劇の撮影の時についでに撮った映像である。
『村の鍛冶屋』では鍛冶をしているところがアニメでも流れているが、本物の鍛冶職人（鉄製品を作る“野鍛冶”）のわざも映っている。
『ウミ』は宮崎の青島海岸で砂浜に広瀬のぞみ・広瀬ほのかの姉妹が寝転がっているシーンをドローンで空撮している。他に青島・鵜戸の景色も撮っている。撮影は現地の協力者に依頼しており“最も低予算のＭＶ”と舞音は言っていた。（それでも100万は掛かったと思う。またこの映像は９月に撮影した）
1月27日(金).
§§ミュージックは借りているビルの５階から２階への引越作業を完了した。これで２−３階を借りている状態になった。受付は３階。マネージャーの大部屋、VIP応接室（名目上は社長室）などは２階になる。コスモスの私邸もここに設定された。北千住のマンションはそのままだが、コスモスと夫の木取道雄はしばらくここに滞在することになり、そのどちらかが？妊娠したらここで妊娠生活と初期の育児をすることになる。
1月30日(月).
この日の売上統計で、白鳥リズムが1月4日に出したシングル『銀のエクスプレス・青のエクスプレス』がダブルプラチナに到達した。リズムにとっては４枚目のダブルプラチナである。２年連続で紅白に出場した効果と思われる。
紅白は高い年齢層にアピールする効果があるので今頃某界隈では
「北海道生まれ・新潟育ちの秋田さんなんだって」
という会話が流れているらしい！
（デビューした頃にリズムがよく言っていた話）
またこの日の統計で“川内みねか”のＣＤが累計売上26万枚に到達し、§§ミュージックで11人目のプラチナ歌手になった。（プラチナ歌手一覧は少し先で掲載）
“川内みねか”の軌跡。
2021.09.03 1st『秋風とお汁粉』9万枚(10万を越えた可能性もある)
2021.11.24 2nd『ハイウェイスター／冬風のルンバ』12万枚
2022.03.16 3rd『春風の挨拶／桜餅と恋茶』11万枚
2022.06.01 4th『夏色のアクアマリン／赤いビーチサンダル』15万枚
2022.08.31 5th『秋空の下で約束／好きだと言えない』20万枚
2022.11.23 6th『ホームでくれたプレゼント／熱い心』26万枚
度々説明しているが、“川内みねか”というのは山下ルンバ（花ちゃん）が演じる、謎の？アイドル歌手である。山下ルンバとは別に独自のファンクラブを持っており、山下ルンバ・ファンクラブの50倍以上の人が登録している。
“川内みねか”のファンには、この“アイドルを演じる”というお遊びを楽しんでいる人と、ほんとに最近§§ミュージックが売り出した新人アイドル歌手と思っている人の両方が混じっていると思われる。
彼女は様々な名義で2014年から2021年まで15枚ほどのＣＤをリリースしているものの３万枚以上売れたＣＤが存在しない。ところが2021年秋に、まるで高校生歌手みたいな歌い方をした『秋風とお汁粉』を出したら、９万枚も売れてしまった。実際には10万を越えた可能性もある（出荷は12万枚：印税は出荷枚数に対してもらえる）。
彼女はキャリアが長いだけあって、可愛いアイドル歌手をコピーするのも上手い。
それで悪乗りしてその路線でＣＤを出して行ったら、出すごとに伸びていき、とうとうプラチナまで行ってしまったのである。
この他に11月18日にはファースト写真集も出しているのでプラチナ達成にはその相乗効果もあった可能性がある。写真集の中ではセーラー服姿なども曝しており同い年の桜木ワルツが
「よくセーラー服とか着れるね〜！」
と感心していた。この人の場合、24歳でセーラー服着てもちゃんと女子中生に見える所が凄い。
「詐欺だ」
などと桜野レイア(26)が言っていたが、花ちゃんは
「アイドルなんて存在そのものが詐欺だよ」
などと開き直っていた。
イーロン・マスクは2022年10月27日ツイッター社を440億ドル（５兆６千億円）で買収したが、すぐに取締役全員を解任。そして2023年1月までに従業員の８割を解雇。マスクは一体何をしたいのか世界中のネット民が不安を感じた。
同社の先行きに不安を感じて広告主の７割が撤退した。
[*前p 0目次 8時間索引 #次p] 夏の日の想い出・日日是好日(26)
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