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■夏の日の想い出・日日是好日(6)

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各テレビ局が若手芸人・若いアイドルを起用したのは、若手はさすがにクスリをやっていることはあるまいと考えたからである。
 
§§ミュージックも請われて全員出動のような感じになった。§§ミュージックのタレントは信濃町ガールズのレベルでも総合力が高いし、あけぼのテレビで生放送に慣れているので、きちんと番組をまとめることができて感謝された。
 
私は25日は政子の精神状態を考えて小平市の実家で一緒に居たのだが、26日は原野妃登美母娘を呼んで見ててもらい(*3)、私も朝から信濃町の事務所に行って、各局から飛び込んで来る出演要請に、コスモス・ゆりこ・花ちゃん・ロンド・愛心たちと一緒に対応した。
 
(*3) 大林良平は元wooden four あるいは全員女装した Flower four の状態で生番組をやっていた。Flower fourの方が受けてて
「俺たちいっそ本格的に性転換を考える?」
「WADOみたいに全員性転換というのもありかもね」
「手術受ける時の順番を検討してみようか」
などと言っていた。
 
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女子寮の方はひまわりに管理してもらい、要請されたタレントを指定の局に行かせた。男子寮のメンバーも女子寮に呼んでスタンバイしてもらった。冬休みなので出て来てくれていた信濃町ガールズの姉妹たちにもだいぶ出てもらった。
 
本来冬休みに少し芸能界を体験してもらおうと思って呼んだのに、いきなり実戦投入である。でも水巻アバサ(高1)などは落ち着いているので、2〜3年の経験者みたいにうまく中学生のタレントたちを動かしていた(妹より能力高い気がする。歌は下手だけど)。
 
月城すずみまで「大変そうですね」と言って手伝ってくれた。月城3姉妹で出て行って(付き添い:山城寛菜マネージャー)、すずみのギター伴奏で、たみよ・としみが歌ったが
「これも格好いー」
と好評だった。曲間のトークも知識が豊富な、すずみがしてくれた。これで1時間番組をちゃんと構成した。最後はたみよが例のプラチナフルートでヴィヴァルディ『四季』から冬・第2楽章Largoをここだけとしみ・すずみのピアノ連弾伴奏で吹き、時間ジャストに収めた。
 
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くれは西(入瀬姉妹+麻生ルミナ+紺青セイラ)(*4) などもこの4人だけで番組を1本やった(一応ベテランマネージャーの河合友里を付けて行かせた)。すると入瀬姉を除く3人でトリオ漫才のような感じでトークをして結構笑いを取っていた。
 
4人で楽器(入瀬姉:ヴァイオリン、妹:ホルン、麻生:ピアノ、紺青:フルート)を演奏してディズニー・メドレーなどしたのもかなり受けていた。麻生ルミナがしっかりタイムキープして時間内でピタリと納めたのは「すごい」と放送局の人に言われた。最初にルミナとホルンでだいたいの時間配分を決めたらしい。
 
バニショコ+ももくりなどもこの4人で1本やらせた(付添い:月原美架)が、彼女たちもあけぼのテレビの夕方の時間帯を受け持っているので向こうのアナウンサーさんと一緒にかなり楽しいトーク番組をしてくれた。またバニショコ vs ももくりで、腹筋対決・腕立て伏せ対決、曲名当てクイズなどやって盛り上がった。
 
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こちらは局へ向かう車の中で5人で話しあって番組の構成を決め、簡単なメモレベルの企画書を月原がプロデューサーさんに提出して了承を得た。それにしても時間内でピタリと納めたので感激された。
 

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(*4) 富山県は呉羽山(クレラップの呉羽化学の由来)ほ境に呉西と呉東に分けられる。呉西は西日本文化、呉東は東日本文化で住民の気質が全く異なる。そして呉羽山は富山市の中央付近にあるので富山市内でも西部に住む人と東部に住む人では気質が異なる。
 
会社が見積もりを出す時、富山市東部に事務所のある会社に出す場合は、相手が見積もり通り払ってくれるのでジャストの金額を出すが、富山市西部の会社に出す場合は向こうが値切ることを見越して最初は少し高めに出すと言う。
 
氷見・高岡・射水・砺波などは呉西、黒部・魚津・滑川(なめりかわ)などは呉東である。
 
“くれは西”のメンバーは入瀬姉妹が氷見市、ルミナが南砺市、セイラが射水市で全員呉西地区の住人である。(この4人に時々協力する山本コリンも富山市西武で呉西地区の住人)
 
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この4人のユニット名については当初“呉西シスターズ”という案もあったが花ちゃんが“くれは西”という名前を考えてくれた。
 

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しかしこういった緊急動員のあおりをくらってあけぼのテレビはキャスターも足りないし出演してくれるはずだった人が地上波に取られて予定の番組ができず26日はAT-Groupだけで何とかやりくりした。
 
27日は急遽組んだチーム白鳩×ジョイフルダイヤモンド、江戸娘×ローキューツ、40 minutes×ジョイフルコールド、また津幡からレディ加賀×女形ズのいづれも女子バスケの試合中継をしたのもなかなか好評だった。
 
28日には千里が協力してくれて彼女が師範代を務める?姫路の剣道団体の未成年メンバーをCRJ200(50人乗)に乗せて東京に連れて来て、川泉スピンが参加している剣道団体の未成年メンバーとの団体戦が急遽組まれた。題して“剣道ジュニア・東西対決”これを2時間にわたってあけぼのテレビで流したら、けっこうな視聴率であった。最終的に優勝したのは男子では東軍A、女子では西軍Bチームだった(Aチームは準決勝で東軍Aに破れた。でも西軍Bが東軍Aを破った)勝ち抜き方式でやったので、4人負けた所から大将だけで相手5人倒して勝ち上がるなどというのもあり、視聴者たちから歓声があがっていた。
 
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また揚浜フラフラ軍団のお笑い芸人たちが全員女装して『小公女』を演じるなどというひたすら笑うしかないドラマをやって、これが物凄く受けた。なお女性も「こんなのやだー」と本人が叫ぶほど妖しく?女装させた。(地上波では絶対出来ない)フラフラ軍団は規律が厳しいがフラフラの面倒見もいいので、ひとりもクスリには引っかかってなかった。
 
ちなみにデンデンクラウドの女装には
「やめろー。こいつの女装だけは見たくない」
「これは放送事故レベルだ」
という声があがっていた(本人は身体が半ば女なのに)(*5).
 
29日はあけぼテレビがお休みなのでAT-Groupも地上波のヘルプに駆り出された。
 
30日にはバレエ公演をいつもあけぼのテレビで流している島原バレエ団が臨時公演で“白鳥の湖”を上演してくれたし、31日には葉月がオーナーになっている黒部座(クローブざ)が“マクベス”を上演してくれて、こういうので年内を乗り切った。
 
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しかし今年は“テレビガイド”の類いの雑誌が全く役に立たなくなった。
 

(*5) 「男のままだったら絶対性犯罪者と誤解されて逮捕される」と心配した丸山アイ・千里・マリナの3人(じゃんけん女王)により、男性能力の無い半分女のような身体に勝手に変えられた。彼は現在立っておしっこをすることができない。ペニスみたいな感じのものは存在するが排尿機能も無いし勃起しない。(往復運動で一応性的快感は得られるが射精はしない)睾丸が無く、一応卵巣が存在するがとても能力が弱いのでバストは無い。
 
彼は実際通りがかりの女子高生を純粋に見ただけで悲鳴をあげられ、あやうく警官に逮捕されそうになったことがある。
 

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レコード協会で急遽発足させたプロジェクトチームで逮捕された人が関わっているCD/DVDなどで回収が必要なもののリストアップ作業が26日夕方から始まる。その結果回収しなければならないCD/DVDが27日朝には第1弾、27日夕方には第2弾発表され、該当CDはまずオンラインストアから抹消され、ついで全国各地のCDショップ、レンタル店等の店頭から回収された。年末で物流が逼迫している時期なので各店舗とも段ボールに入れて積み上げておいた。
 
富士川32とかFireFly20, XETIMA,トラインバブル などの人気ユニットのCDまで回収される。ほかにもアイドル系のCDが多数引っかかっていた。
 
一方でWindFly20(ロースズクォーツがプロデュース)、UFO, スパイスミッションなどは引っかかっていなかったし、§§ミュージック関係・ЮЮレコード関係も引っかかっていなかった。§§ミュージックは松本花子、ЮЮレコードは夢紗蒼依の支援を受けており、あまり無闇に楽曲を外部委託していないのが効いた。
 
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今回の事件で摘発された作詩家・作曲家は百道兄弟を含めて20人ほどに及ぶが、§§ミュージックでは“普段から言動に疑問のある人”には楽曲を発注しないよう気をつけていた。そういう人はクスリで捕まらなくても性犯罪・暴力行為などで捕まるリスクもある。
 

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地上波は27日・28日様々な番組の再放送、洋画の放映、スポーツ中継などをした。ただし過去の番組ではその番組に逮捕された人が出てないか、慎重にチェックしてから流す。(洋画はほぼノーチェックでいいので洋画が使用された)この世界には芸名をコロコロ変える人がいるので昔の芸名とかで出ていないかもチェックせねばならず、確認作業はかなり大変だった。
 
§§ミュージックの過去の長時間時代劇『The源平記』(12/27-28)『八犬伝』(1/2-3)なども放送された。過去の本放送では§§ミュージックがΛΛテレビに“放送してもらう料金”を支払っているが(CMなどと同じ扱い)、再放送の場合は当然こちらが放映権料をもらう。
 

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12月28日(水).
 
逮捕劇はまだまだ続くのかと思われたものの、27日は26日の段階で警察が所在を確認できなかった人の逮捕があっただけで、どうも一連の摘発は終わったようだという認識がもたれる。
 
この中で
「マリちゃんは逮捕されてないのか!」
「あの壊れ具合はてっきりクスリやってるかと思ってた」
「大輔と付き合ってたから大輔からLSDとかMDMAとかもらってるかと思った」
 
という話題がネットで高まった。その問題について複数の芸能人が
 
「マリちゃんの壊れ具合は生まれつきであってクスリではない」
というコメントをして
 
「そうかも!」
という意見が多数になった。
 
「マリちゃんの言動がおかしいのは高校時代からだ」
と指摘する声もあった。
 
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警察で事情を訊かれたものの検察が“犯人隠匿罪不成立”として釈放された青島リンナが援護射撃をしてくれた。
 
「大輔はマリちゃんとの結婚を考え、そのためにもクスリはもうやめると言って昨年の春からずっとやめていたようです。だからマリちゃんは大輔の薬物使用については知らなかったと思います。大輔がマリちゃんと付き合っていたのは去年の春から夏までの短い期間だけでしたし」
 
「夏以降は付き合ってないんですか?」
「別れたはずですよ」
「でも赤ちゃん生まれたのでは」
「大輔の子供ではないと思いますけど。その後大輔は今月初めに亡くなったAさんと付き合っていた筈です」
 
「でもリンナさんとの間のお子さんをマリさんに預けておられますよね?」
 
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「元々昨年夏に大輔がコロナで入院していた時に頼まれて預かってくれたんです。マリちゃんが大輔と別れた後、マリちゃんからこちらに渡さなくていいかという打診がありましたが、当時私は下の子を産んだばかりでその子を育てるだけで精一杯で。今も次の子を妊娠中ですし。夏絵は可能だったらマリちゃんが預かってて欲しいと頼みました。だからマリちゃんは、大輔との関係ではなく私との友情にもとづいて子供を預かってくれています」
 

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マリの見解が聞きたいという記者さんたちの声があったので高校時代からの親友である詩津紅(バックバンドのメンバーでもある)に付き添わせて記者会見をした。
 
同伴者が詩津紅というのは記者たちにも歓迎された。私や若葉が同伴すると記者たちは正直なところを聞きにくい。マリの見解はこうである。
 
・百道大輔とは昨年の9月30日に別れた。
・子供の受精日は11月9日である。だから予定日は今年の8月2日。
・実際に生まれたのは8月3日。
・生まれた子供の血液型はAB型で大輔はO型だから大輔の子供ではない。そもそも月数が合わない。
・大輔は関係ないので子供が生まれたことも報せなかった。
・勝手に来て子供を抱いたりしていたが、特に迷惑でもないので容認していた。
 
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詩津紅自身がコメントする。
「確かにマリは妊娠中に『大輔さんの子供じゃないよ。彼とはとっくに別れたし』と言っていました。ただマリの言動はいつもおかしいので」
 
と詩津紅が言うと記者たちは爆笑になる。
 
「それで誰も気にしてなかったんです。他に付き合ってる風の男性も見なかったしやはり大輔さんの子供なんだろうと思い込んでいた。ただその『関係ない』という言葉を聞いてた人はたくさん居ますから、マリの友人何人かに聞いてみてください。誰の子供なのかについて私は聞きましたが、諸事情で今は明かせません」
 

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「不倫とかではないですよね?」
という質問がある。
「違います。相手は妊娠時点でも現在でも独身です」
と詩津紅は断言した。
 
「一般の方ですか」
「芸能人です」
 
記者の間から「へー!」という声があがる。
 
「大輔さんはこの子供と関係ないのによく抱いていました。大輔さんの子供である夏絵ちゃんをマリの家で預かっているから大輔さんがマリの家に来るのは全く問題ありません。そして来たついでにマリの赤ちゃんを抱っこするのも大きな問題はありません。ただそれが更に世間に誤解を招いていたのですが、やはりマリは頭が壊れているのでその状況を放置していたようです」
と詩津紅。
 
「私そんなに頭が壊れてる?」
「うん。壊れてる」
「そっかー」
 
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また記者たちに笑い声がある。
 

「ちなみにマリは書く詩がぶっとんでいるので∞∞プロの倫理班に言われて年に1回くらいは薬物検査を受けてますが、いつも陰性です。今回も念のため警察の薬物検査を受けましたが、やはり陰性でした」
 
∞∞プロの倫理維持チームは『警察より怖い』と言われている。元警察官・元検事・元自衛官・元消防士などで構成されている。お陰で今回∞∞プロからは1人も逮捕者が出なかった。物凄い大所帯なのに。
 
つまりやっていた人は事前に引退させられている。だから実は以前∞∞プロに所属していた人は何人か逮捕者の中に居た。
 
「マリは“音が見えたり”“色が聞こえたり”するそうです。また宇宙人さんとはお友だちらしいです。こういう感覚はLSDとかDMTとかをやった場合の感覚に似てるらしいです。普通の頭の構造の人だとそういうクスリを使わないと感じられない感覚がマリの場合、元々頭が壊れてるから、普通に体験できちゃうんですね。だからクスリなんかやる必要が無い」
 
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「便利ですね」
「全くですね。だからマリみたいになりたくなかったらクスリなんてやっちゃダメよと」
 
それで記者たちはまた爆笑になった。
 
詩津紅同伴のこの会見で記者たちの疑問はだいたい解消されたようであった。
 

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この記者会見の後の大林亮平と原野妃登美との会話。
 
「かえでちゃんの父親は芸能人だと言ってるよ。亮平の子供?私怒らないから(←嘘つけ)教えてよ」
「ぼくは一昨年の3月以来、一度も政子とはセックスしてない。かえでちゃんの父親は**だよ」
「そうだったんだ!あの人まだちんちんあるんだっけ?」
「14年前に除去済み」
「ちんちん無くても女を妊娠せられるんだ?」
「まあ色々方法はある」
「りょうちゃんもちんちん取る?無くても妊娠させられるならちんちん不要じゃん。お股にあんなの付いてたら邪魔でしょ?取ってスッキリしなよ。私、りょうちゃんとレズでもいいよ」
「やだ。取りたくない」
 

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夏の日の想い出・日日是好日(6)

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