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■女子中学生・夏祭り(1)

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7月3日(日) 健康づくり早朝大遠足が、留萌ゴールデンビーチから増毛町暑寒公園の15km程のコースで行われた。P神社の常連はまとめてこれに参加することになり、いつもP神社にいるメンツで中学生以上は早朝ゴールデンビーチに集まりあるいは神社からまとめてゴールデンビーチに運んでウォーキングをした。
 
例によって、恵香や美都などは「きつーい」と言いながら歩き、留実子・千里(*1)・沙苗・公世などは走ってるのと大差ない速度で歩く。留実子たちが第1グループを形成し2時間ほどで完歩した。昨日留萌に来たばかりの高木姉妹の内、姉は「パス」と言って見学したが、妹は玲羅などと一緒に歩き、2時間半で完歩した。この付近までは完歩者への振る舞い、海鮮汁にありつくことができた、貞美は
 
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「留萌のお魚美味しーい」
と喜んでいた。
 
(*1) 千里Yが「15kmなんてきつーい」と言って勝手に消えてしまったのでRが参加した。
 

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なお留萌に来たばかりなので、貞美は玲羅が千里の妹とは知らない。単に同じ学年というので仲良くなっただけである。
 
4時間ほど掛けて息も絶え絶えに辿り着いた恵香や雅海などは
「疲れたぁ。海鮮汁は?」
といったが
「もう売り切れた」
と聞き
「海鮮汁食べたかったぁー。折角最後まで歩いたのにぃ」
と泣いて!いた。
 
でも神社に帰ってから花絵さんが海鮮汁をおごってくれた。増毛で海鮮汁にありついた人や見学者、小学生以下の子も含めて、みんなもりもり食べていた。
 

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7月3日(日)の夜。
 
司は「また明日は水泳の授業だから、ブレストフォーム貼り付けなきゃ」と思い、部屋の換気扇(冬にストーブを焚くので付いている)を作動させてから胸に接着しようとしていた。
 
そこに貴子が現れるので思わず
「きゃっ」
と言って腕で胸を隠す(←行動パターンが既に女子になっているぞ)。
 
「えーっと、なんでしたっけ?」
「あんたそろそろ生理だから女の子の身体に戻しとくね」
「えっと・・・生理の出てくる穴はあるみたいなんですけど」
「穴自体は存在するけど、それ狭いからそのままじゃ詰まっちゃうのよ(嘘)」
「詰まるのは困るかも」
「だから普通の女の子に変えてあげる」
「えっと生理が終わったら男に戻してもらえるのでしょうか」
「取り敢えず修学旅行まではそのままでいいんじゃない?」
 
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「え〜!?全道大会もあるのにぃ」
「じゃね」
と言って、貴子さんは司にタッチしてから消えた。
 
司は何とかパジャマの上を着て布団に潜り込むと、そのまま深い眠りに落ちていった。
 

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しかしおかげで7月4日(月)の水泳の授業で、司は問題無く女子水着を着けることができた。しかもプレストフォームではなく本物の胸なので思いっきり身体を動かすことができ、同じ上級者グループに入っている公世ちゃんから
「今日は凄く調子いいみたいね」
と言われた。
 

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7月7日(木).
 
この日は小春の(設定)誕生日である。
 
先日の小糸の誕生日と同様、千里Rはコリンにケーキを買ってもらっておき、部活が終わってから小春の家に行ってケーキを渡し、小春・小糸・コリンと一緒にケーキを食べた。
 
一方千里Yは学校の授業が終わった所でS町バス停に出現し、自転車で町に出てケーキを買い、そのまま自転車でP神社まで行く。そして勉強会のあと小町を連れて小春の家に行って、ケーキを渡した。このケーキは翌日食べられることになる。
 
小糸もどうやら千里は複数いるようだと認識することになる。
 

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7月7日(木).
 
雅海と司は3度目の生理を経験した。しかし3度目になると、もうかなり慣れてきて、2人とも日常生活の一部として処理できた、司は生理期間中は朝のジョギングを休んだ。
 
由紀は司より数日前に生理が来たようだった。それで由紀が生理がだいたい終わってジョギングに復帰するのと司が生理で休むのがちょうど入れ替わりになった。
 
公世は「ぼくも女の子になったら生理来るのかなあ」と少し不安に思った。
 
(公世ちゃんもそろそろ生理が来ていい頃だよね)
 

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2005年7月9日(土).
 
中学剣道の留萌支庁大会が苫前町スポーツセンターおよび隣接する苫前町社会体育館で行われる。昨年夏も使った場所だが、ここが選ばれたのは実は今回の女子の参加チームの数の問題があった。
 
今回団体戦の参加校は男子12,女子9てある。
 
昨年は夏の大会には10校参加していたものの、どうしても5人揃えられなくて団体戦を見送った学校が出て9になった。9校というのはブラケット(組合せ表)を作るにはとても困る数である。結局3校ずつ3組に分け、予選ラウンド総当たり、勝ち上がった3校で決勝ラウンド総当たりということになった。
 
そうなると女子の試合の数が多いため、1つの会場で実施しようとすると朝8時に始めなければならない。そうなると遠い地区から参加する選手は辛い。それで体育館が2つ並ぶ場所を使用し分散して試合をすることになってここが選ばれた。最初は小平町(おびらちょう)のB&G海洋センターを使うつもりだったが、そこでは最も近い小平小学校へも1.2kmあり不都合が生じるのである。
 
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留萌の市民体育館と隣の勤労体育センターでも同様のことができるが参加校数が確定した時にはもう空いてなかった。
 

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それでスケジュールはこのようになった。
 
男子団体戦(スポーツセンター)
9:00 1 round (4)
9:30 QF (4)
10:00 SF (2)
10:30 3rd place (1)
11:00 final (1)
 
女子団体戦(社会体育館)
9:00 heat (3)
9:25 heat (3)
9:50 heat (3)
10:15 final (1)
10:40 final (1)
11:05 final (1)
 
しかし弱い学校にとっては最低2試合することができる!
 

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千里たちは保護者の車数台に相乗りして苫前町に入る。そして予選ラウンドをもちろん2勝で勝ち上がって決勝ラウンドに進む。決勝ラウンドに出てきたのは2強のR中・S中ともう1つはM中であった。
 
そして決勝ラウンドの第1試合M−RはR中の勝ち、第2試合M−SはS中の勝ち。どちらの試合も最初の3人で決着が付き、座り大将・座り副将であった。そして決勝ラウンド最終戦S中−R中を迎える。両者のオーダーはこうなった。
 
先鋒:ノラン・エイジス(1級)1年
次鋒:羽内如月(初段)2年
中堅:原田沙苗(二段)3年
副将:沢田玖美子(初段)3年
大将:村山千里(二段)3年
 
先鋒:中村桃実(1級)1年
次鋒:金沢美恵(1級)2年
中堅:田詩歌(1級)2年
副将:前田柔良(初段)3年
大将:木里清香(二段)3年
 
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こちらの先鋒は月野聖乃・ノラン・御厨真南・清水好花、の4人で“代表決定戦”をやらせ、最後はノランと御厨真南で延長にもつれ込むいい勝負の末、ノランが勝って初代表の権利を得た。
 
しかしR中の安藤先生が頭を抱えていたので、どうもまたこちらのオーダーを読み違えたようである。R中とS中は実力が伯仲しているのでオーダー次第でかなり結果が異なる。多分向こうは中村を如月にぶつけたかった。その場合大将戦の前に決着が付く可能性があった。
 
しかしこのオーダーでは最初の3つの勝負の結果があまりにも明白だった。先鋒戦ではR中の中村が勝つが、次鋒戦ではS中の如月が勝つ。中堅戦では沙苗がまた例によって田詩歌に1本取らせた上で1−2で勝った。
 
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「また相手を教育してやってる」
と玖美子に言われていた。
 
沙苗はあまり強すぎると自分の性別が再度問題にされる可能性があるので、女子の部に出続けられるように試合では力をセーブしている傾向がある。田詩歌が勝負の後で首をひねっていたが、普段の練習での手合わせほど強くない気がしたからだろう。
 

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1−2になったので、R中は優勝するには柔良と清香で2勝する必要がある。
 
副将戦が始まる。
 
が!
 
ここでいきなり柔良は滑って転んでしまった。もちろん玖美子が面を1本取る。試合が中断して床の拭き掃除が行われる。試合が再開される。
 
いい勝負が続く。時間切れかと思った所で柔良が最後の面を取りに来る。玖美子も面を取りに行く。微妙な勝負だったが旗は赤である。玖美子の面が有効と見なされた。これで玖美子が勝ち、団体戦はS中の勝ちとなってS中は初めて団体で北海道大会に行くことになった、
 
例によって千里も木里清香も不満そうな顔である。もちろん勝敗の問題ではなく、自分達が勝負できなかったから不満なのである!
 
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なお隣のスポーツセンターで行われていた男子団体戦でS中は準々決勝からである。例によって
 
「なんでそちらは女子ばかりなんですか」
と言われたものの登録証や生徒手帳を見て男子であることを確認してから試合が始まる。
 
準々決勝は3人で準決勝は4人で決着して公世は座り大将である。決勝戦はR中とである。両者のオーダーはこのようになっていた。
 
S中
吉原翔太(2)/佐藤学(3)/潮尾由紀(2)/竹田治昭(3)/工藤公世(3)
 
R中
片岡明(1)/河村暢隆(2)/見沼貞弘(3)/所沢和志(3)/木梨洋介(3)
 
木梨君は中学になってから初めての団体戦出場で大将に据えられた。早い話が捨て駒である!留萌地区では公世の力が圧倒的で誰も勝てないのでここは最初から捨てたのである。春の大会もR中の大将にはそれまで出場経験の無かった3年生・大橋君が据えられたが、彼は一度も対戦せず最後まで座り大将だった(単に名前だけ)
 
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今回の大会でもR中は準々決勝は3人、準決勝も4人で勝って木梨君は座り大将だったので春の大会の大橋君と同様対戦無しかなあと思っていた。
 
R中のメンツは“丸刈り頭が隠れていると女に見える”佐藤君も、“女子なのになぜか男子の部に出ている”由紀も男と変わらない?強さを持っていることを知っているので、手加減しない。全力である。
 

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さて試合だが、先鋒戦は延長戦にもつれる接戦の末、吉原君が時間ギリギリに小手で1本取り勝った。次鋒戦は双方1本ずつ取った後、河村君が時間ギリギリに佐藤の面打ちを交わして返し胴で1本取り勝つ。これで1−1となり道大会進出は「中堅戦」に掛かる。(何故かはこの後の説明を読むと分かる)
 
R中の見沼君とS中の由紀との戦いが始まる。開始早々
「面ー!」
という高い声が響いて由紀の面が決まる。すれ違いざまに女性特有の甘い香りを感じてうっと思う。
 
やはりこいつ女だよな?でも実力は男並みなんだから頑張ろうと思い直す。こちらから攻めて行くがこちらの攻撃は全部交わされる。“彼女”は向こうの大将の工藤さんや。こちらの女子の木里さん・前田さんと同様フットワークを使い常に動き回っているのでこちらの攻撃は全部空を切る。そして相手の攻撃のタイミングが全く読めない。
 
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と思っている内に瞬間的な踏み込みから小手が来る。
 
1本取られて試合が決まる。
 

これで中堅戦は由紀が勝ち、S中男子の道大会進出が事実上決まった。
 
実際、副将戦はR中の所沢君がS中の竹田君との接戦を制して2−2に持ち込んだものの大将戦ではS中の公世が6秒!でR中の木梨君から2本取り、優勝を決めた。
 
木梨君(2級)は「何もできなかった。あっという間に負けた。1本取られたことも分からなかった」と“初めての団体戦出場”を語った。
 
(公世は“当て止め”をするので全く衝撃も無く、1本取られた側はある程度の腕を持ってないと、取られたことも認識できない)
 
つまり大将戦の結果が最初から明らかだったので、中堅戦まででR中は最低2勝しておかないと、優勝できなかったのである。
 
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