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■女子中学生・夏祭り(17)

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7月29日(金)夜。
 
全道剣道大会を前に、S中剣道部のメンバーが泊まっている旅館。
 
食事に関しては、バス移動組は途中でジンギスカン屋さんに寄ってきている。JR移動組は、ミッキーにお弁当を買わせていたので、それをバス組が来るまでの間に食べていた。竹田君、所沢君、清香!などはお弁当を2人分食べていた。清香は
 
「君たち少食だね」
などと他の女子メンツに言っていた。
 
R中組はお弁当を食べた後で、更にミッキーに買っておいてもらった“おやつ袋”を持って自分たちの部屋に移動していた。でもそれを食べ尽くして夜中に「こっち何か残ってない?」と言ってきた!
 

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さてS中の部屋割りを再掲しよう。
 
A(8J)村山千里、沢田玖美子、原田沙苗、工藤公世
B(8J)羽内如月、ノラン・エイジス、月野聖乃、清水好花
C(4.5)潮尾由紀、春女秀香
D(8J)竹田治昭、佐藤学、吉原翔太、工藤大樹
 
Aの部屋では“いつものように”布団をこう敷いた。
■:枕の位置
┏■┓
┃千┃
┃里┃┏■┓┏━┓
┗━┛┃沙┃┃公┃
┏━┓┃苗┃┃世┃
┃玖┃┗━┛┗■┛
┃美┃
┗■┛

 
Cの部屋は、窓側が由紀で、入口側が秀香である。
 

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お風呂に関して、秀香は男子組の所に「お風呂に行くの混ぜて」と言ってきて男子5人でお風呂に行った。もっとも彼は竹田君に
 
「春女さん、男湯大丈夫なんだっけ?誰にも言わないから女湯に入ってもいいよ」
と言われていた。
 
彼は更に脱衣場で従業員さんが飛んできて
 
「女性の方は男性脱衣場の中に入らないで下さい」
と言われたが竹田君たちが
 
「この子確かに男です」
と言ってくれた。
 
由紀は隣の女子1-2年生の部屋に行って
「ぼく、水着を着けてみんなと一緒に入ってもいい?」
と言うので
「いいよ、いいよ。一緒に行こう」
といい、如月たちと一緒に女湯に行く。
 

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女湯の脱衣場入口には女性の仲居さんが座っているが、由紀の顔を見ても何も言わない。この子は女の子にしか見えない。
 
それで服を脱ぐ。他の4人は裸になるが、由紀は水着を着けている。実は秀香が男部屋に行ったあと、これを着た。それで女子5人で中に入った。
 
温泉で水着を着けてる子は時々居るので、由紀が水着を着けていても変に思う人は居ない。洗い場で各自身体を洗うが、由紀は長い髪を洗うのに結構時間がかかっていたようである。
 
湯船でおしゃべりするが、おっぱいの触りっこをして騒ぎすぎて柔良に叱られたらしい。
 
23時近くになってあがり、身体を拭いて浴衣を着て部屋に戻った。
 
由紀と別れてから部屋に戻った女子4人は由紀の“水着”問題について話した。
 
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「あれは自分が完全な女であることを隠すために付けた水着」
ということで意見が一致した!
 
だって“おっぱいの触りっこ”で由紀にBサイズのバストがあるのは分かったし、もちろんお股に変な膨らみは無かったし、生理が来ていることも本人の口から確かに聞いたし!
 
なお由紀が自分の部屋に戻った時、秀香は布団に入っていたが
「絶対そっち見ないから着替えていいですよ」
と言っていたので、彼を信用して水着を脱ぎ、バスタオルで身体を拭いてショーツを穿き浴衣を着て(寝る間はブラは着けない)
「もう着替えたよ」
と声を掛けてから布団に入った。
 

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さて3年生女子の部屋だが、千里・玖美子・沙苗は公世に
「一緒にお風呂に行かない?」
と誘ったものの公世は
「勘弁して〜」
と言う。
 
「でもひとりで女湯に入れる?私たちと一緒なら誤魔化しやすいよ」
「女湯に入るのが嫌なわけじゃないけど(←やはりそうか)、一度女湯に入ったらぼくもう男に戻れなくなる気がする」
 
「今更男に戻れない気がするけど」
「でもぼく自分は男だと思ってるから女湯に入ったらまずいと思うし」
「でも、きみちゃん、男湯に入るのは不可能だよ」
「それは分かってるけど。汗拭きシート持って来てるから、みんながお風呂行ってる間にそれで身体を拭くよ」
「分かった」
 
それで、千里・玖美子・沙苗の3人だけでお風呂に行った。
 
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公世は3人が部屋を出たあと、服を脱いで裸になり、ボディシートを使って身体を拭き始める。
 
(お約束だが)入口の障子(しょうじ)が開く。
 
「ごめーん」
と言って入ってきたのは(よりによって)玖美子である。千里や沙苗ならまだしも。
 
「シャンプーセット忘れちゃって」
 
公世は右手を胸にやり、左手をお股にやっで身体を隠していてる。(なぜ胸も隠す?)
 
「きみちゃん、まだ胸が小さいのね」
「見るなよー」
「でもちんちんはやはり除去済みなのね」
「隠してるだけ!見るなって」
「ごめんねー。お詫びに私の裸も見せてあげるね」
「要らないから早く出てって」
 
ということで玖美子が出て行ったので、ふーっと息をつく。
 
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「去年の稚内(わっかない)だと24時間お風呂が開いてたから夜中に入ったけど、今年は25時で閉まるらしいし。ボディーシートで乗り切るしかないなあ」
と公世は思った。
 
(↑説明的セリフ!しかし夜中にどっちに入ったのかな?)
 

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1時間半ほど経って女子3人が帰って来る。公世はいったん寝ていたのだが、彼女たちの声に目が覚めて、しばしおしゃべりを楽しんだ。ここのお風呂は片方が檜風呂、片方が岩風呂で1日交替らしい。女子たちは今日は岩風呂に入ったらしい。
「明日は檜風呂が楽しみだ」
「性転換しなくても両方入れるっていいね」
「きみちゃんも行ってくればいいのに。岩風呂はワイルドで良かったよ」
「今回はパス」
 
23時半頃には「明日があるから」といってみんな寝てしまう(隣の1-2年生部屋は遅くまで起きていたようである)。公世も眠ってしまった。
 

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公世は夢を見ていた。公世がなぜか白い道着を着けて試合をしている。そして表彰式で大きな優勝カップをもらう。
「おめでとう」
「ありがうございます」
 
でもよく見たら優勝カップには「中学生北海道剣道大会・女子の部優勝」と書かれている。え〜!?ぼく女子の部で優勝しちゃったの?
 
と思ったら千里ちゃんが出て来た。
 
金色の服を着て、金色のカチューシャ、金色のピアスを着けている。
 
あ、これ去年の夏にぼくを男の子に戻してくれた千里ちゃんだと思う。この子ってやはり夢の中に住んでるんだろうな。
 
「きみよちゃん、何かお困りかな?お手伝いしてあげるよ。きみよちゃんを完全な女の子にしてあげることもできるけど」
 
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「いやそれより今日お風呂に入れないのに困ってて。ぼく見た目が女の子に見えるから男湯に入ろうとすると摘まみ出されちゃんだよね。でもぼくちんちん付いてるから女湯には入れないし」
 
「なぁんだ?それなら邪魔なちんちん取っちゃったら全て解決?」
「ちんちん取りたくないから、それ以外の方法でお願いします」
 
「ちんちんなんて無くても困らないし。どうしても要るなら、お風呂入る時だけ女の子にしてあがったら男の娘に戻す手もあるよ」
「一度でも女湯に入ったら、もう男には戻ることは許されないと思う。女湯に入れるのは、二度と男に戻らないことを誓った人だけだよ」
 
「過去に何度も女の子になってる癖に。でもいいよ。こっちにおいで」
「うん」
 
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それで公世がこのゴールド千里に付いて行くと、一軒の住宅のような所に出た。
 
「ここは“緑”の千里の別宅のひとつ。でも今月いっぱいは誰も住んでないんだよ。だから今日・明日はお風呂使ってもいいよ」
 
「ほんと?助かる」
 
「ちなみにこちらが男湯、こちらが女湯。私、黙っててあげるから女湯に入ってもいいよ」
とゴールド千里は言う。
 
「ぼく男湯に入りたい」
「じゃ、男湯にお湯を入れるね」
と言って、ゴールド千里ちゃんは片方のお風呂の中に入って蛇口をひねった。
 
「お湯が溜まるまで20-30分かかるよ。それまで剣道の練習でもする?私、赤の千里ほど強くないけど」
「する」
 

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するとゴールド千里は真剣!を2本出してくる。
 
「これ真剣じゃん」
「だからお互い寸止め。一応刃は落としてる」
「分かった」
 
それで2人は天井の高さが4mほど、広さは12畳ほどの居間で真剣同士で練習をした。しかし当てたら、いくら刃を落としていても怪我をさせてしまうだろう。絶対当てないように物凄く神経を使う。でもこれって千里ちゃん相手でないとできない練習だよなと思った。玖美子ちゃんは当て止めが苦手、沙苗も微妙だし、木里さんなんて危なくてしょうがない。
 
10分練習した後、別の千里ちゃん!(少し小さいのは妹の設定??小学2年生くらいに見える)がケーキと紅茶を出してくれたのでそれを食べて休憩する。そしてまた真剣での練習を10分ほどした。タイマーが鳴る。
 
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「お湯が入ったみたい。入浴が終わったらお湯はそのままにしておいて。私が入るから」
「分かった」
「きみちゃんが本当は女の子のくせに男湯に入るから、私も男湯にはいっちゃおう」
「千里ちゃんが男湯に入ったことは誰にも言わないよ」
「きみちゃんって、そのあたり秘密を守ってくれるよね」
「信用してくれてありがとう」
 

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しかしそれで公世はこの夜、お風呂に入ることができたのであった。なお、入浴が終わって服を着てから脱衣所の戸を開けたら、そこはもう旅館の部屋だったのでそのまま布団に入って寝た。
 
公世がどこかから戻って来て布団に入ったのに隣の布団の沙苗だけが気がついた。
 
「夜中にこっそり女湯に入ってきたのかな」
と思う(よもや男湯に入るとは思ってもいない)。
 
公世はたとえちんちんが付いててても、女湯で騒がれない気がすると沙苗は思った。ほんとにまだ付いてるのか甚だ疑問だけど。
 

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7月30日(土).
 
七尾善美は函館のホテルで朝御飯を食べた後、チェックアウトして、最初に五稜郭に行った。そこを出てから函館新道に乗る。終点の七飯藤城ICでいったん一般道に出て国道5号を14kmほど走る。そして大沼公園ICから道央道に乗った。
 
善美は「この部分だけまだ工事ができてないのかな」と思ったが、この区間は2006年には“作らない”ことが宣言された!(但しその後「やはり作ろうよ」という声も出ている模様)
 
善美は道央道を休みながら走って有珠山(うすざん)SAで長い休憩をした。
 
その後、室蘭ICで降りると、チキュウ岬、白鳥大橋、など室蘭の観光を楽しんだ。午後“味の大王室蘭本店”のカレーラーメンを食べる。
 
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そのあと、道央道に戻り、札幌南ICで降りて市内のホテルにチェックインした。
 
夜には“すみれ”に行き、味噌ラーメンを食べた。(昼も夜もラーメン!)
 

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7月30日(土).
 
第26回北海道中学校剣道大会は初日を迎える。この日は道具の確認をしてもらい検印をもらうのと練習である。千里は竹の竹刀を2本検査してもらった。清香も竹だが1本である、玖美子と柔良はカーボンの竹刀を登録した。沙苗は迷ったもののやはりカーボンにした。公世は「竹のほうが自分の感覚がストレートに出る感じ」と言って竹を2本登録した。
 
例によって公世は女子の検印を押されそうになったのを「男子の検印でお願いします」と言って係の人が首をひねっていた。由紀・秀香も同様であった。秀香は声で男と分かるが、由紀は声で“女と分かる”ので「まあ君の竹刀は男子の基準もクリアしてるから男子の検印押してもいいよ。これでちゃんと女子の試合にも出られるから」と言われていた。他の子はほとんどが1本だけ登録していた。
 
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練習については「手の内を見せることもあるまい」というので、千里・清香・公世は素振りだけして早めに引き上げた。その他の子たちは時間いっぱいまで練習していた。玖美子と柔良はかなり注目されていたようである。
 

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なおこの日の夜のお風呂でも、由紀は水着を着て女の子たちと一緒に入浴した。秀香は普通に男子たちと一緒に入った。
 
公世は夜中にまた出て来てくれたGold千里ちゃんのおかげで、お風呂に入ることができた。この日も真剣で20分ほど練習した。しかし真剣での練習は物凄く攻撃の精度が高まると思った。物凄く疲れるけど。
 

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ちなみに“秀香”は“ひでか”ではなく本来“ひでたか”と読む。
波多野秀香(はたのひでたか 1559-1579)という武将がいた。
 
彼は兄2人が捕えられた後、八上城に籠城した。ここで明智光秀が和議の交渉をし、光秀は自分の母を人質に差し入れて和議した。ところが秀香の兄たちは信長により処刑されてしまった。それで秀香も光秀の母を処刑した。ただし彼女の腰元たちは明智方に生きたまま返してやった。
 
その後、秀香は城を出て明智の軍勢と戦い最後は自刃した。
 
しかしこのことで光秀は信長を恨んでおり、それが本能寺の変の原因のひとつという説もある。
 

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女子中学生・夏祭り(17)

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