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■女子中学生の生理整頓(24)

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4月24日(土).
 
灰麗はバストが目立たないように、D80のブラジャーを着けブラウスを着た上にLサイズの灰色のベストを着る。その上に(紳士用の)ジャケットを着た。
 
午前10時に、左座浪が支香とナイトを連れてきた。灰麗は、独断で申し訳なかったが、服とか化粧品とかは議論の余地がないだろうと思い仕分けしたと説明した。支香もナイトも念のため箱の中を覗いてみて、問題無いと言った。
 
(ナイトが平気で女の下着を取り出して「さすがにタケちゃんはこんなの着ないだろうな」などと言っているので、この人すげーと思った)
 
最も議論が起きそうな楽器類について、ナイトは
「弦楽器は猛獅君の、管楽器・鍵盤楽器は夕香ちゃんの、ということにしない?」
と提案。支香もそれでいいと言ったので、ギターやベースはナイトが取り、電子キーボードやフルート・サックスなどは支香が取った。
 
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食器類はナイトが
「愛知まで運ぶのめんどくさいから、支香ちゃん全部もらっちゃいなよ」
と言うので、支香がもらって浦和の自分のアパートに運ぶことにした。
 
(この食器の大半は箱詰めされたまま支香のアパートの押し入れに放置されたので、後に龍虎が全部もらい受けることになった)
 
楽譜類に関しては支香が
「主として使っていたのは猛獅さんだと思う」
と言うので、ナイトが愛知の実家に運ぼうかと言っていたのだが、膨大な数があるので、結局、さいたま市内にレンタル倉庫を借りて、そこに収めることにし、すぐに電話して確保した。
 
机の中に入っていた膨大な詩作についても、そこに一緒に収めることにした。ただし、この分は支香の所有ということにする。
 
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「今やってるみたいにTとかUとか書いとけばいいよね」
とナイトは言った。
 
「TakeshiとyUkaね」
「YだとTと紛らわしいからUの方がいい」
とナイトが言って、初めて灰麗はスペルミスに気付いたが、確かにYとTは見間違う危険がある。怪我の功名?
 
「太陽族とウララ娘だったりして」
とナイトが言うと、支香が吹き出した。
 
済みません、それ何!?
 
そのようにして、この日は1日掛けて、荷物の仕分けだけをした。実際の搬出は明日業者も入れておこなうことにする。
 
ただし楽譜類と詩に関しては、この日の内に、ナイトと左座浪が自分たちの車で借りたレンタル倉庫まで運んだ。
 

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この日の夜、小登愛は
「女にはふさわしくない体毛を永久脱毛してあげる。お遍路中に、ヒゲが生えてきたら大変だもんね」
 
と言い、顔のむだ毛。足のむだ毛お腹のむだ毛、などを脱毛してくれた。でも顔のむだ毛の所に脱毛用のワックスを塗られて一気に剥がされたので、あまりの痛さに失神した。
 
(毎日失神させるためにやっているとしか思えない)
 
むろん、25日(日)の朝には、顔、足、お腹などのむだ毛は無くなっていて、その後、二度と生えてこなかった。脇毛は処理されていなかったが、このくらいはいいやと思って普通に剃刀で剃っておいた。
 

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日曜日は業者さんがやってきて、ナイトと支香が見ている中、最初に高岡関係の荷物を運び出した。これは愛知の高岡の実家まで運ばれる。午後には別の業者さんが来て、夕香関係の荷物を運び出し、浦和の支香のアパートまで運んだ。
 
それでマンションはほとんど空になった。
 
「あとは掃除して、月末で引き払いますので」
「はい、よろしくお願いします」
ということで、ナイト・支香・左座浪を送り出した。
 
でもこの日は掃除までする気力は無く、そのまま寝た。
 
この日(4/25 Sun)の夜に出て来た小登愛は
「あんた、肩が張ってるから女湯に入った時に怪しまれる。それに腰の骨が狭くて、それでは赤ちゃんを自然分娩できない」
と言われ、骨格を修正すると言われる。
 
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その方法だが、鯛焼きの型みたいなので、女性の形が作られており、そこに入るように言われて超プレスされた。例によってその圧力で
「身体が潰れる〜!」
と悲鳴をあげて気絶した。
 
でも翌日(4月26日・月)、起きてからシャワーを浴びてみると、自分の肩が撫で肩に変化していて、腰の骨が凄く大きくなっていることに気付いた。安産型かも〜と思うが、赤ちゃん産むための器官が無いしなと思った。
 
でもこれなら確かに女湯に入っても怪しまれないかもという気がした。
 
ちんちんを何とか隠せば!!
 

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月曜日は頑張って1日かけてお掃除をした。マンションの管理会社側でも業者を入れてクリーニングするだろうけど、やはりきれいにしてから引き渡すのがマナーだよあなと思った。
 
この日で片付けは完了したのでもう退去していいのだが、マンションの管理会社の人は4月30日(金)に来ることになっているので、それまではここに居てもいいかなという気がした。それにここに居る方が“小登愛と会える”気がしたし。
 
その夜は小登愛から
「女のシンボル作ってあげるよ」
 
と言われた。それでナイフでお股を切り裂かれて、その痛さで気を失った。
 
翌朝(4/27 Tue) 起きてみると、きれいな割れ目ちゃんができていたので感動した。
 
開いてみると、大陰唇の中にちゃんと小陰唇もある。ただし、ヴァギナは無いし、クリトリスがあるべき場所には大きなペニスが陣取っている。
 
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ペニスって不格好で美しくないなあ。美しいクリトリスに交換したいよと灰麗は思った。
 

27日(火)は町田市の自分のアパートに戻り、手配していた便利屋さんの手で、アパート内の荷物を全て、レンタル倉庫に移動した。自分の部屋も解約することにしたのである。
 
小登愛からお遍路に行きなよと言われたので、実際行ってくることを決めた。何ヶ月かかるか分からないので、いったんアパートは解約しようと思ったのである。4月23日に連絡したので、契約は5月末で解除になり、5月分までは家賃を払う必要がある。しかし今月中によそに引っ越すのでと言って、今月中に引き渡しをすることにしている。
 
引越作業の後、一休みしてから、八王子に戻る途中ドラッグストアに寄り、お化粧品と生理用ナプキンを買ってきた。部屋の中でお化粧をして、またパンティにナプキンを装着して過ごした。でもナプキンを着けると本当にちんちんが邪魔である。これ早く取ってもらいたいな〜、と思った。
 
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ちんちん取るのは自分で手術受けてと言われたりしたらどうしよう?
 

その日(4/27)の夜、出て来た小登愛は
「ハイレちゃんが男の子と交際できるようにしてあげる」
と言うので、とうとう、ちんちん取ってもらえるかなと思ったら
「ヴァギナを作る」
と言われた。なんか、槌とノミを持っている。
 
「何するの〜?」
「穴を開けるだけだよ」
「ひぇ〜〜〜!?」
 
それでノミを当てられ、槌で叩かれた。身体の髄に響くような痛みを感じて灰麗は気を失った。
 

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でも翌朝28日(水)の朝起きてみると、陰唇内のいちばん奥の所に穴ができている。入口に何か抵抗のある膜?のようなものがあるが、膜には結構細かい穴も開いているので、箸を熱湯消毒してそっと入れてみた。10cmくらい入った。たくさん入るので「すげー」と思う。これやはりちゃんとヴァギナになってるみたい。男の子のあんな大きなちんちんを丸ごと入れられるって女の子の身体って凄いなあ、などと思った。
 
これで男性とのセックスが可能になった。
 
でもセックスしようとすると、ちんちんが付いてるの見られちゃう!
 
この日は、自分のアパートに戻り、お掃除をした。夕方、管理会社の人が来て、室内をチェックしてくれた。
 
「奧さんですか?」
と訊かれるので
「はいそうです」
と答えるが、ドキドキしている。
 
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「特に傷んでないですね。敷金はたぶん1万円だけ引いて残りは返還できると思います」
「ありがとうございます」
 
実際にはそこから更に5月分の家賃を差し引いて残額が返還されるはずだ。
 
それで鍵は郵便受けに入れてくださいということだったので、その日は忘れ物をチェックしてから部屋を出、鍵は郵便受けに入れてから、八王子のマンションに戻った。
 
その日(4/28)の夜、小登愛は赤ちゃん産めるように子宮を作ってあげる、と言った。29日の夜には、今度は卵巣を作ってあげると言った。
 
どちらも膣口から何か挿入して体内で開いたようだが、いづれも身体の内部を切り裂かれるような激痛で失神した。
 

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30日(金)の朝起きてみたが、この日、外見的には昨夜、一昨夜と変わりはないものの、下腹部の左右に暖かいものがあるのを感じた。それで卵巣ができたんだというのを実感した。
 
卵巣があって子宮があって膣もあって、小陰唇・大陰唇もあれば、完璧に女の子じゃん、と思うと物凄く嬉しくなる。
 
でもまだちんちんがあるんですけど!?
 
この日の午後、マンションの管理会社の人が来て、引き渡しの処理をする。
 
「全く傷んでないですね!」
と管理会社の人は驚いていた。
 
「実質ほとんど住んでいなかったようなので」
「なるほど」
と言いながら、あちこちチェックしていた。
 
「では規定通りに計算して、敷金の残額は指定口座に振り込みます」
「よろしくお願いします」
「鍵は今日中に郵便受けに入れてから退去して下さい」
「分かりました」
 
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こちらも鍵の返却はアパートと同じ方式のようである。
 
しかし「今日中に退去」というのは、明日の朝でもいいよね?と灰麗は思った。
 
それでその夜までこのマンションで過ごした。小登愛と会うにはここに居た方がいい気がしたからである。
 
その夜小登愛は出て来て言った。
「いよいよ最後の仕上げだね。ちんちんを切るよ」
「それ切ってもらえなくて放置されたらどうしようかと思った」
「その時は自分で切ればいいね」
と小登愛は言った。
 
小登愛は灰麗のちんちんをまな板!の上に乗せた。そして包丁を当てる。
 
え〜〜!?そんなので切るの〜〜〜!
 
小登愛は包丁をギュッと押すようにして引き、灰麗のペニスは身体から切り離された。それを見て、灰麗は「やっと長年の苦しみから解放された」と思った。
 
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でもこれまでで最大の激痛で、灰麗は気を失った。
 

翌朝起きて見ると、ペニスは無くなっていた。むろんこれまでと同様、痛みは全く残っていない。そしてペニスのあった場所には小さな突起ができている。クリトリスだぁと嬉しくなる。トイレに行ってみるとおしっこは、これまでと違い、身体の随分後ろの方から、真下に落ちていく感じだ。
 
これが女の子のおしっこか!と感動する。
 
おしっこの出た所を拭き、トイレを流す。手を洗ってトイレを出た。
 
でもこの10日間で自分って、まさに“換骨奪胎”されたよなあと思った。
 
紙が1枚落ちていた。高岡さんか夕香さんのもの??とも思ったが、書いてあるのが数字やアルファベットの羅切・・・じゃなくて羅列!なので、不要なものかもと思い、自分のカバンに入れた。この紙には、このような記述があった。
 
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1 -T 2 +B 3 -A 4 -H 5 *S 6 +L 7 +V 8 +U 9 +O 10 -P+C (*24)
 
(*24) 解題
1 - Testicles 2 + Bust 3 - Adam's apple 4 - Hair 5 change Skeleton 6 +Labia majora/minora 7 +Vagina 8 +Uterus 9 +Ovary 10 -Penis/+Clitoris
 

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忘れ物が無いかどうかを再確認して、灰麗は約半月滞在したこのマンションを出る。部屋を出てから再度鍵で開けようとしてもロックは反応しない。既にこの鍵は無効になっているようだ。エントランスを出た後で、再度玄関にタッチしてみたが、もう開かない。それで灰麗は鍵を郵便受けに入れてから、近所のTimes駐車場に駐めていた自分の車に乗る。まずはレンタル倉庫に移動して、荷物を調整した。そして町田市内の、自分の車の契約駐車場まで移動する。
 
駐車場に駐めたまま、車内から左座浪に電話した。
 
「マンションの掃除が終わり管理会社に引き渡してきました」
「ありがとう。お疲れ様。この後、どうする?誰か付き人を探してるアーティストを紹介しようか?」
 
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「いえ、それよりも私は、お遍路に行こうと思って。高岡ご夫妻の菩提を弔いたくて」
と左座浪に告げる。
 
「そうか。気をつけて。でもそれなら退職金を高岡君に代わって払うよ。事務所にはそれを払う義務があると思う」
 
「でしたら、それは佐藤小登愛のお兄さんに払ってあげて下さい」
「なるほど。分かった。じゃ君の退職金は佐藤さんに渡すけど、お遍路に行くなら、僕個人から餞別をあげるよ」
 
「そんな申し訳無いです」
「今どこに居るの?」
「実はもう四国に向かっている最中で」
 
もう“この姿”では左座浪に会えない。男物の服は全部捨てちゃったし。
 
「だったら君の口座に振り込もうか」
「助かります」
「じゃほんとに気をつけて」
「ほんとにお世話になりました」
 
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灰麗はこの日までは、まだ男の声だった。それで左座浪は灰麗の男声を聞いた最後の人になった。
 
灰麗は旅支度を整え、車は駐車場に置いたまま、新幹線と特急を乗り継いで、徳島まで行き、徳島市内の旅館に泊まった。ここは旅館なので、灰麗は個室に泊まることができた。個室に泊まれるのはこれが最後かもと思った。
 
でも旅館なのでお風呂は共同である。それで灰麗は初めて女湯に入った。
 
脱衣場の暖簾をくぐる時は結構ドキドキしていたが、灰麗はそもそも女性の下着姿やヌードには何も感じない。周囲に男性が居ないので、緊張せずに服を脱ぐことが出来た。お股を洗うのもここ数日毎日してたので普通にする。浴槽に浸かる時に少しドキドキしたが、すぐ平気になった。むろん誰にも注意されることもなく、無事に入浴を終えることができた。
 
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そしてその日、旅館の個室で、小登愛はまた出現した。
 
あのマンションじゃなくても出てくるんだ、と思い少しホッとした。
 
小登愛は言った。
「うっかり忘れるところだったけど、声を女の子の声に変えてあげるね」
「助かる!」
 
でもまた喉を締められて気絶した!
 

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5月2日(日)、義浜灰麗は1番札所・霊山寺(りょうぜんじ)から新しい女としての第1歩を踏み出した。
 
もうこの世に義浜配次という男は存在しない。
 
灰麗は2週間後の5月13日(木)、初めての生理を経験した。数日前から予兆があったので、ちゃんとナプキンを付けて寝ていた。それで下着や服を汚さずに済んだ。
 
この日は、高知県安田町の民宿に泊まっていたのだが、灰麗が
「生理が来ちゃったんですけど、生理中にお参りしても失礼じゃないですかね」
と民宿の女将さんに尋ねると
 
「失礼とか何とかじゃなくて、生理中は無理しちゃだめ。落ち着くまでここに泊まってなさい」
と言うので、結局ここに3日滞在した。
 
そういう訳で、灰麗のお遍路は、雨が降ったら休み、生理が来たら休むというゆっくりペースで続いていったのであった。
 
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その日、沙苗は朝から「なんかお腹の調子が悪いなあ」と思いながらトイレに行った。するとパンティが血で真っ赤になっていたので仰天した。
 
「何?何?何があったの?私どこ怪我したの?」
と沙苗はパニックになった。
 
 
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女子中学生の生理整頓(24)

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