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■女子中学生の生理整頓(1)

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1月初旬。津気子は再開後2度目の生理が来た。前回生理が復活した後で、慌ててナプキン(いちばん安いエリス。2パックで250円!)を買ってきていたので、今回はそろそろ来そうと思って2日前からしっかりそれを取り付けていた。おかげで下着も汚さずに済んだ。
 
「生理ってやはり女であることを実感できる。そうだ、久しぶりに口紅とか買おうかな」
 
そういう訳で今村山家のトイレには、玲羅のナプキン、千里のナプキン、津気子のナプキンと3つの袋が並んでいるのである。
 
(なお口紅は買いに行ったら、あまりに高くてビビったので買わなかった!)
 

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「こないだテレビで見てたらハリスが出てたけど、きれいだね〜」
とその日P神社で恵香は言った。
 
「誰だっけ?」
と美那が訊く。
 
「韓国の歌手なんだけどね」
「ああ、韓流タレントさんか」
「元男の人だったとは思えない美人なのよ」
「ミスターレディーか!」
「韓国の高校を卒業した後、日本に来て美容師さんやったり、ナイトクラブで歌ったりしてたらしい」
「へー」
「だから日本は自分にとって第2の故郷と言ってるらしい」
「だったら純粋な韓流スターとは違うね」
「うん。半ば日本の芸能人と思ってもいいと思う」
 
「元男ってことは性転換してるの?」
「1990年代に日本で性転換手術受けたらしいよ(*1)。韓国に帰国後、法的な性別の変更も認められたって」
「ああ、韓国でも法的な性別は変更できるのね?」
「韓国で性別変更を認められたのは彼女が2人目らしい」
「じゃきちんとした性別変更のシステムがあるわけじゃないんだ!」
 
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(*1)ハリス(Harisu 河莉秀)が性転換手術を受けた正確な日付は公表されていない。一説では23歳の時(1998-1999)とも。法的な性別と名前(李慶曄→李慶恩)の変更が認められたのは2002年12月13日(仁川裁判所)。なお韓国で初めて法的な性別変更が認められたのは同年7月(釜山裁判所)らしいが、詳細は不明。韓国では2006年6月の最高裁判所判決により、性別の変更の道筋が作られた。
 

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「でも性転換手術って具体的にはどういうことするんだっけ?」
と恵香が訊く。
 
この話をさっきから沙苗とセナがどきどきしながら聞いている。
 
「基本的には男の子にあって女の子にないものを除去して、女の子にあって男の子にないものを形成する」
と蓮菜は説明する。
 
「ほほぉ」
「だからペニスと睾丸は除去する」
 
「え?ちんちん取っちゃうの?」
と驚いたようにセナが言う。
「女の子にちんちんは無いからね」
「そうだったのか」
「ちんちん付いてちゃ女の子になれない」
「知らなかった」
 
ぼく、もし性転換手術を受けたら、ちんちん取られちゃうのかと思うとセナは少し驚いていた。でも確かに女の子にちんちんは無いもんね。そうか取っちゃうのか、などと考えている。一方沙苗の方は「ちんちん取られたーい」と思った。
 
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「そして女の子にあるもの。クリトリスとかヴァギナとか、大陰唇・小陰唇とかを作る」
ち蓮菜は言う。
「ああ、ヴァギナも作るんだ?」
と恵香。
「ヴァギナがなきゃ結婚できない」
「結婚できるんだっけ?」
「今年の7月になったら法的な性別を変更できるようになるから、性別が女性に変更されれば男性との結婚も可能になる」
「それは画期的だね」
と美那が言う。
 

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「この手術は、一般にポールとボールを取ってホールを作る手術と言われる」
と蓮菜が言うと
「何それ?」
と千里!が言っている。
 
「ポール(pole)はペニスのこと。ボール(ball)は睾丸のこと。これを取る」
「ふむふむ」
「ホール(hole)はヴァギナのこと。これを作る」
「なるほど」
「要するにダジャレか」
と美那。
 
「実際の手術では、まずは睾丸を露出させて、身体から切り離し捨てる」
「ああ。捨てちゃうんだ」
「使い道無いからね。お手玉でも作る?」
「悪趣味な気がする」
 
「それからちんちんの中身の海綿体も取り出して捨てる」
「やはり捨てるのか」
「廃棄物が多いな」
 
「使い道は無さそうだしね」
「指を濡らす海綿代わりに使えないの?」
「ペニスから取りだした海綿で指を濡らして切手貼りたい?」
「やはり悪趣味だな」
「『家畜人ヤプー』という小説では伸び縮みする鞭(むち)に改造してたけどね」
「どういうシチュエーションなのよ?」
「主人公はいきなり手術内容を間違われてちんちん切られちゃう」
「間違いなんだ?」
 
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セナは、ぼく間違ってちんちん切られたらどうしよう?と考えてドキドキしている。沙苗は、間違いでもいいから、ちんちん切られたーいと思っている。
 
「性転換手術ではここまで進んだ後で、ヴァギナがあるべき位置にドリルで穴を開ける」
「ドリルなの〜?」
「違ったかなぁ。杭(くい)をハンマーで打ち込むんだったかな(不確か)」
「吸血鬼か?」
 
セナはドリル?ハンマー?で穴を開けられると聞いて「きゃー」と思っている。沙苗もドリルで開けられるの?凄く痛そうだけどと思っている。
 

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「とにかく穴を開けた所で、ペニスの皮を裏返してその穴の中に押し込む」
「ほほぉ」
 
セナと沙苗がよく分からないような顔をしているので、蓮菜はそのあたりに転がっていた指サックを取ると、それをまず上向きに立てた状態で
「これがペニス」
と言う。そして
「これを押し込む」
と言って上から指で押していく。
「ほら完全反転すると、棒が穴に変身」
と説明した。
 

 
「すごーい!」
と言って、セナも沙苗も感心している。
 
「あんたたち数年以内にこういう手術を受けるだろうけどね」
と蓮菜が言うと、沙苗は今にも手術してほしいような顔、セナは恥ずかしそうな顔をしていた。
 
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「だから思いあまって、自分でちんちん切り落としたりするとヴァギナが作れなくなる」
と蓮菜が言うと
「我慢する」
と沙苗は言った。きっと自分で切り落とそうとしたことが何度もあるのだろう。
 

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「ペニスの皮で作ったから、ちょうどペニスが入るサイズのヴァギナができる」
「面白いかも」
「考えた人は天才だと思うな」
 
「あと陰嚢は折り曲げて大陰唇に加工する」
「なるほどー」
「元々大陰唇と陰嚢は同じ物なんだよ。男の子にも最初は大陰唇があるんだけど、睾丸が体外に降りてきて左右の大陰唇を癒着させたものが陰嚢。陰嚢の真ん中にある縫い目は実は左右の大陰唇が癒着した痕。だからそれを本来の形に戻してあげるだけ」
 
「いいことしてる気がする」
 

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「クリトリスは無いの?」
「それは亀頭の一部を切り取ってクリトリスにする」
「ほほぉ」
「まあ似たような器官だよね」
 
沙苗はクリトリスまで作ってもらえるとは思わなかったので、その手術受けて自分にクリトリスやヴァギナができた状態を想像してドキドキしている。セナは女性の“構造”があまりよく分かってないので「クリトリスって何だっけ?」と思っている。
 

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「残りはペニスの皮と一緒にヴァギナの奥に押し込んで疑似子宮口にする」
「子宮口って何か意味あるの?」
「映画のセックスシーンでさ、女が『子宮に当たる〜!』とか叫んでるの見たことない?」
 
「知らん!」
と全員のお答え。
 
「蓮菜あんたどういう映画見てるのよ?」
 
「でもシチュエーションは想像できない?」
「つまり男のペニスの先端が子宮口に当たるのか」
「そういうこと。これペニスの長い男でないと得られない感触。これが最高に気持ちいいらしい」
「らしい、ということはまだ経験はしてないんだ?」
「あいつのペニスはそこまで長くない」
「ふむふむ」
「日本人の男では無理だったりして」
 
「でも先端が子宮口に当たると男も気持ちいい。それで疑似子宮口を作るのに亀頭からクリトリスにする部分を切り取った残りを使うんだよ」
「リサイクルだな」
 
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「そうそう。性転換手術ってのは究極のリサイクル手術。ペニスをリサイクルしてヴァギナにする。陰嚢をリサイクルして大陰唇にする。亀頭をリサイクルしてクリトリスと子宮口にする」
 
「リサイクルできなかった、睾丸と海綿体は捨てられる訳か」
「将来的には海綿体をリサイクルして小陰唇を作る手法も生まれるかも」
「ほほぉ!」
「現在の性転換手術では小陰唇も作るけど見た目だけ。でも実際の小陰唇は触ると気持ちいいじゃん」
と蓮菜は言うが
 
「そうだっけ?」
と恵香・美那・千里!が反応する。
 
「開発してみるといいよ。小陰唇だけで逝っちゃうという女の子もいるから」
「へー!」
 
「元々陰茎海綿体と小陰唇は発生的に同じものなんだよ。だから元の形に戻してあげればいい」
「今はできないの?」
「それをやってるお医者さんは多分居ないと思う」
「蓮菜が開発するといいね」
 
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「おしっこはどうなるんだっけ?」
「尿道はペニスを取ってしまうから、尿道の“ホース”の部分が無くなり、女の子と同様に、“蛇口”から直接出るようになる。結果的に尿道は男の子だった時から10cmくらい短くなる」
 
「じゃ女の子と同じおしっこの仕方になるわけね」
「そうそう」
 
沙苗もセナも、その女の子のおしっこの仕方になりたーいと思った。
 

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「でもマジ医学的な話だった」
「さすがお医者さん志望の人の話だけある」
 
「私外科医になりたいから、性転換手術もすることになるかもね」
「だったら、沙苗やセナを性転換手術してあげなよ」
「私が医師の資格取るまで2人が男の子のままとは思えない」
「確かにそうだ」
 
「沙苗はきっと高校進学前に性転換しちゃうだろうし」
「ああ、高校進学前に女の子の身体になれたら完璧な女子高生になれるね」
 
沙苗は話を聞いて早く性転換手術受けられたらいいなあと思った。ちんちんとか早く取りたいとも思う。
 
「セナもきっと20歳になる前には性転換しちゃう」
 
セナは、ぼく、やはりそのうち性転換手術受けちゃうのかなあ。ちょっと恐いけどなどと思った。でもちんちんが無くなった状態を想像できずにいた。保健の時間とかでスライドで見る女性器の構造の絵だけでは、さっぱり分からないんだもん。
 
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「まあ2人ともお嫁さんになるだろうしね」
と恵香は言っている。
 
沙苗は「私、ウェディングドレス着れるのかな。着たーい」と思って自分の結婚式の様子を妄想した。一方のセナは「え?ぼくお嫁さんになるの?」と思うと想像したこともなかったので、ドキドキした。
 
「元男の子だった女の子って、天然の女の子より女らしいというので人気がある」
と蓮菜が言うと
「あ、それは分かる気がする」
と美那。
「“天然”と言うんだ!」
「元男の子だった子は“改造版”ね」
「確かに改造だ」
 
「そういう子は自分が理想的な女の子になりたいと努力してるから凄く女らしい」
と蓮菜が補足すると
「へー。大変なんだね」
と千里は言った。
 
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恵香は千里に性別疑惑が起きない理由が分かった気がした。千里は“女の子らしく”なろうとは全く努力していない!
 

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