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■女子中学生の生理整頓(17)

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(C) Eriko Kawaguchi 2022-06-25
 
2004年4月2日(金).
 
沙苗は両親と一緒に札幌に出て、S医大病院に行った。身体計測をして、主としてバストの発達具合や全体的な体型変化をチェックされる。その上で診察を受ける。先月まではペニスの長さも測っていたが、今月からは測る必要が無くなったので、それは測らない。ただ“施術”の状態をあらためて確認された。
 
検診台に乗せられて下半身を持ち上げられ、開脚されるとキャーと思う。実は婦人科の内診台に載ったのと似たような状態である(さすがに沙苗は内診台は“今までは”経験していない)。
 
「調子はどうですか?」
「とっても快調です。おしっこも安定してできるし、拭くのも楽だし。最近、自分で割れ目を開けたり閉じたりする練習をしてます」
「ああ、それはお嫁さんに行く時には大事なことだね」
と先生から言われる。
 
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やはり私、お嫁さんに行くんだよね?どんな男の人と一緒になることになるのかなあ、などと妄想している。
 
先生は陰部にライトを当てて、拡大鏡なども使って観察していたようだったが、唐突に
「ん?」
と声をあげた。
 

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「どうかしました?」
「これ何だろう?」
「何か異常が?」
「陰唇の最奥部に何か窪みのようなものがある」
「窪み?」
「ここは・・・女性の膣があるべき場所だな」
「膣だったりして」
「君造膣手術とか受けて無いよね?」
「私まだ手術とかされたことないですぅ」
 
「測定器具入れていい?処女には傷つかないようにするから」
「はい」
と答えて、処女?私やはり処女になるの?と考えている。
 
先生は何か細い棒のようなものをそこに入れたようである。
 
「深さ2cmくらいある」
「微妙な深さですね」
「ほんとに手術とかしてないね?」
「してませーん」
 
「これちょっと内診してみよう」
「内診?」
「今の定規より、もう少し太いクスコというの入れてもいい?処女は絶対傷つけないから」
「はい、どうぞ」
 
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やはり私処女なんだ!?
 
さっきより少し太いものが入れられた。どうも内部が観察できるようになっているようである。
 
でも何か気持ちいいんですけど!?
 
過去に感じたことのない不思議な快感である。これもしかして女の子の快感?(実はG-SPOTに当たっている)
 
「特に変わった感じは無い。ただの窪みだなあ。ただ入口の所にまるで膣の入口みたいな網状のものがあるんだよね。だからそれを傷つけないようにクスコを入れたんだけどね」
 
「なぜそんなものがあるのでしょう?」
「今の段階では何とも言えない。これ少し経過観察させて」
「はい、よろしくお願いします」
 
ほんとにこれ膣だったらいいなあと沙苗は思った。
 

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2004年4月4日(日). オカマの日!
 
旭川のきーちゃんの家で、千里とセナは朝御飯を食べた後、居間のテーブルを脇に寄せて、スペースを作る。
 
「これ着なよ」
と言って、千里は袴と、白い道着を渡した。
 
「白を着て・・・いいんだっけ?」
「セナは女の子でしょ?女の子は白を着るんだよ」
「ありがとう。ぼく、じゃなくて、わたし、着替えてくる」
「うん」
 

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それでセナは袴と白い道着を持って部屋に戻り、着換えて来た。竹刀も渡す。それで一緒に、素振りの練習をし、その後、切り返しをする。この切り返しでかなり感覚が戻ってきたようである。
 
その後、対戦する。

むろん千里は大いに手加減するが
 
「セナちゃん、結構感覚が残ってるじゃん」
と言った。
 
「私も久しぶりに竹刀を持ったけど、何か昔の感覚が蘇ってきた。思うようには身体が動かないけど」
 
「剣道部に入らない?今何も入ってないでしょ?」
 
「そうなんだよね。実は自分が男の剣士をしていることにずっと違和感を感じていて、それでやめちゃったんだよね」
 

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セナは4年生の時は“男子テニス部”、5年生の時は“男子剣道部”に入っていたが、6年生になると
「勉強が忙しくなるから」
と言って部活はやめてしまった。剣道の級位は5級程度(試験は受けてない)であった。
 
「実は沙苗ちゃんにもずっと誘われてた。“女子剣道部”に入らないかって」
「もちろん、セナは女子剣道部に入ればいいと思うよ」
「でも大会には出られないよね?」
「まあ少なくとも睾丸が付いてたら女子の大会には出られない」
「睾丸か・・・」
とセナが考えているようなので、千里は
 
「中学生でも睾丸取ってくれる病院紹介しようか?」
と言った。
 
「まだ心の準備が」
と焦る。
 
「でも大会には出られなくても、入っていいかな」
とセナは言った。
 
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「うん。歓迎歓迎」
 
「昔テニスしてたのも本当はスコート穿きたかったからなんだけど、自分はスコート穿けなくて、友だちがみんなスコート穿いてるの見てて辛くなって。剣道はあまり男女の差が無いから剣道部に移ったんだよね」
 
「スコートも穿けばいいと思うよ」
「そうだよね!」
 
それでセナは今月から女子剣道部に入ることになったのである。
 
玖美子に言ったら「男の娘率が異常だ」とか言われそう!と千里は思った。
 

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シャワーを交替で浴びて、お昼を食べたところで、瑞江さんが迎えに来てくれたので、それで駅前の平和通りまで送ってもらった。
 
「私、男の子の服全部捨てられちゃって、着るものがないから少し買ってきなさいって、お金もらってたんだよね」
「じゃ買物に付き合ってあげるよ」
 
それで千里は、女子中学生が着るような服をたくさん選んでくれた。
 
「あまり可愛すぎる服は痴漢される危険があるからさ」
「ちかん!?」
 
「女の子になったら、痴漢の被害者になり得ることを意識する必要がある」
と千里は言った。
 
「これは女装初心者がやりがちな失敗なんだよ。女の子は小さい頃からその件で注意されているから用心深くなっている。でも男の子ってそういう教育を受けてないから無防備な人が多い。恥ずかしがって夜間に女装外出する人とかよくいるけど、それって物凄く危険だから」
 
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「それマジで考えたことなかった」
 
それで、あまり可愛すぎず、本当に普段に着られるような服を千里が選んでくれるので、セナは千里ちゃんと一緒に来てよかったぁ、と思った。姉と一緒なら異様に可愛くて、痴漢対策以前に着るのをためらうような服を選ばれそうだ。
 
そして午後の高速バスで一緒に留萌まで帰った。セナが
「たくさんお世話になったからバス代は私が持つよ」
というので、千里は彼女の言葉に甘えた。
 
「でもセナちゃん。今日は自然に“わたし”と言ってる」
「声が女の子の声になったら“わたし”と言いやすくなった」
「そのあたりがよく分からないけど、セナちゃん元から女の子っぽい声だった気がするなあ」
と千里は言っていた。
 
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セナが帰宅して、旭川で買ってきた衣類を見せると
「もっと可愛いの買えばいいのに」
と姉は言っていた。やはり姉と買物しなくて良かった気がした。
 
「でもあんた、高い声が出るようになったんだね」
「うん。何か急に出るようになった」
とセナは言ったが、姉も母も喉仏については何も言わないんだなと思った。
 

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その日、母は父に
「セナを新学期からはセーラー服で通学させたい」
と明確に言った。
 
父は驚いていた。
 
やはり今までセナが女の子の服を着ているのはジョークと思っていたようだ。
 
「お前女の子になりたいの?」
「なりたい」
「それ後戻りはできないぞ。いったん女として通学し始めたら、友だちたちは受け入れてくれるかもしれない。でもその後、やはり男に戻りますと言ったら、女子の友人たちから半殺しにされる」
 
「うん。それは考えたけど、私、男の子に戻るつもりは無い」
 
「分かった。お前がそうしたいのなら、覚悟を決めて女になれ」
「うん」
 

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「新学期始まる前、明日にでも病院に行って性転換手術してもらう?」
と父は言った。
 
あはは、二重まぶたか何かの手術でもするような感じで、お父ちゃん捉えてるよ。
 
「性転換手術って18歳以上でないと受けられないらしい。それに希望者が多いから、予約してから2〜3年待つらしいよ」
とセナは言う。
 
「そんなに女になりたい男がいるんだ!?」
と父は本気で驚いていた。
 
でも父がすんなりセナのセーラー服通学を認めてくれたのは嬉しかった。
 
やはり父は、冗談みたいなことを言いながらも、自分が本気でセーラー服で通いたいとと思っているのかもしれないと、どこかで考えてくれていたのかも。
 

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4月6日(月).
 
始業式は明日なのだが、この日は新しい生徒手帳用の写真を撮りますという話だったので、セナはセーラー服を着て学校に出かけて行った。
 
時間は特に指定されておらず、この日の朝9時から夕方5時までの間ならいつでもいいという話だったので、人が少ないかなと思う11時頃に行った。母の車で学校まで送ってもらった。母はどうしてもセーラー服では駄目と言われた時のため学生服も持って来ている。
 
入口の所で現在の生徒手帳を見せて番号札をもらう。これを母がやってくれた。セナは少し離れた所で見ている。
 
「はいはい。旧1年1組10番、高山世那さんですね」
と言われて、母が番号札をもらった。
 
係の人はその番号を一覧表に記入していた。
 
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そしてその番号札を持って撮影会場の体育館に行った。撮影は学年別に3ヶ所で行われている。新2年生の所に行く。前が沙苗である!沙苗もセーラー服を着ている。沙苗はセナがセーラー服を着ていることには何も言わず
「今日は暖かいね」
などと言う。
「うん。厚手のタイツ履かないといけないかなと思ったんだけど、そこまで寒くないみたいだったから、普通のタイツ履いてきた」
「私もー」
 
おしゃべりしている内に順番は進み、沙苗が笑顔で撮影された。番号札をお腹のところに立てて撮影される。これで写真の取り違えを防止する。
 
続いてセナも番号札を持って椅子に座り、すぐ笑顔を作る。それで撮影された。
 
それで退出すると、体育館の出口の所で千里に会ったので手を振り合った。千里ももちろんセーラー服であった。
 
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この日、千里Rは小春から
「今日は他の千里が写真撮影に行くから、行かなくてもいいよ」
と言われたので、朝からP神社に行って、お勉強をしていた。玖美子や沙苗、セナが来たら剣道の練習を一緒にするつもりである。
 
千里Yは、写真撮影に行かなきゃーと思って、セーラー服を着ると、10時半のバスに乗り、S町まで行く。長い坂を登って学校まであがる。3年間毎日この坂を登ってたら、それだけで足腰鍛えられるよなあ、などと思う。
 
セーラー服姿の写真がプリントされた、1年1組31番の生徒手帳を見せて、
「村山千里さんですね」
と確認され、番号札をもらう。それで体育館に入っていったら、ちょうどセナと沙苗が2人ともセーラー服姿で、各々のお母さんと一緒に出てくる所だった。千里は2人に手を振っておいた。
 
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「セナ、とうとう正式にセーラー服で通学することにしたんだな」
と“この千里は”思った。
 
生徒手帳の写真もセーラー服で写ればもう立派な女子中学生だ。
 
それで自分も列に並んで写真撮影された。
 
去年は学生服を着て写真撮影に行った気がするのに、なぜか生徒手帳の写真はセーラー服で写っていたのが不思議だったのだが、今年はちゃんとセーラー服で撮影された。
 
その後、ACOOPで買物をしてからバスでC町まで戻り、買物の荷物をカノ子に託して家に持っていってもらう。自分はP神社に行こうとしたのだが、辿り着けなかった!
 

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千里Bは夕方近くになってから
「しまったぁ!今日、生徒手帳の写真撮影日だった!」
と思い出した。
 
自分が今使っている生徒手帳を取り出す。そこには学生服を着て写っている自分の姿がある。去年実はこの写真を撮った覚えが無い!のだが、なぜか学生服姿の写真がプリントされた生徒手帳を渡されている。その写真を見て、はぁと溜息をつく。今年はセーラー服で撮影に行ったらダメかなあと考えた。
 
それでセーラー服を着てみたが、やはり
「君何ふざけてセーラー服とか着てるの?男子はちゃんと学生服を着なさい」
と言われそうな気がした。
 
それで不本意ながら、学生服に着替える。
 
学生服を着た時、胸が苦しい気がした。この学生服、少し小さくなったのかなあなどと思う。
 
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それでトボトボとバス停に向かった。
 
学校まで行き、今の生徒手帳を見せる。生徒手帳は1年1組13番になつている。ところが係の人は首を傾げる。
 
「あれ?1年1組13番は欠番ですよ」
「でも私、13番ですよ」
「おかしいなあ。でもこの生徒手帳は確かですね。何かのミスかな。お名前は?」
「ここにも記載されている通り、村山千里です」
 
それで係の人は生徒手帳の名前を13番の所に書き写し、番号札をくれた。それで千里は学生服姿で撮影されたが、もう終わりの方だったので誰もおらず、順番待ちもせずに撮影してもらった。それで千里Bは体育館を出た。
 
でも体育館を出た時には千里は、いつの間にかセーラー服姿になっていた!
 
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そこに恵香が走り込んできたので、手を振っておいた。
 
どうも恵香がラストだったようで、恵香の受付をした後、係の人はテーブルを片付け始めた(つまり本当は受付時間を過ぎていたのだろう)。
 
千里は恵香のお母さんに声を掛けられ、帰りは恵香と一緒に自宅近くまでお母さんの車で送ってもらった。
 

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