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■女子中学生・夢見るセーラー服(2)

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式が終わった後、巫女控室で休んでいたら、旭川の神社からヘルプに来ていた美遙さんが言った。
 
「千里ちゃんだっけ?その髪は自毛?」
「はい、そうです。でも中学に入ったから、かなり切らないといけないんですよ」
「それはもったいない」
と典代さんも言った。
 
「ここの神社でよくバイトしているのなら、巫女さんするのに長い髪が必要って、学校に届けを出せば切らなくてもいいはず」
 
「そんなのあるんですか!」
 
「タレントさんなんかが、学校の規則通りだと仕事に差し支えるから、異装届を出すよね」
「ああ」
「タレントさんを含めて、何か仕事をしていて必要な場合、病気の治療などで必要な場合、あと宗教上必要な場合とかが、異装許可が出る可能性がある」
 
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「へー」
「どこまで許可するかは学校側の判断だけどね」
「都会の学校だと、なかなか許可出さない所もあるけど、一般に田舎は、ゆるいから、出る可能性高いと思うよ」
 
「出たらいいなあ」
「宮司さんに異装必要証明書を書いてもらいなよ」
「頼んでみようかなあ」
 

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それで翻田宮司に相談したら
 
「うん。千里ちゃんの髪、できたら長いままでいてほしいと思ってた」
と宮司は言い、すぐ異装必要証明書を書いてくれた。
 
千里(千里Y)は、私、男の子なのに、男の子が巫女さんをするので、なんて通るだろうかと不安を感じたが、ダメ元と思って、4月21日(月)、担任に相談したら
 
「ああ、君、巫女さんするので、そんなに伸ばしてたのね」
と言われる。、
 
「だったらこの異装必要証明書は預かるから、お母さんに異装届を書いてもらって」
といって、用紙を渡された。
 
夕方、仕事から帰ってきた母に言うと
「ああ、なんか学校の届け?でもこめん。私、朝早かったので寝たいから、千里、自分で書いて印鑑押して出しといて」
などと言う。
 
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母は月曜日は朝3時起きなので、たいてい月曜夕方は帰宅するとそのまま寝てしまう。
 
それで千里は「いいのかなあ」と思いつつも、異装届に担任から言われた通りの内容を書き、自分の名前と印鑑、津気子の筆跡で!母の名前を書いて母の印鑑を押した。
 
それで翌日・火曜日に担任に出したら、
「了解了解。髪は結んでおいてね」
とだけ言われた。
 
それで千里は結局、髪は切らなくていいこことになったのである。
 
なお6月になって“別の千里”(千里B)がQ神社の方でも、異装必要証明書をもらって学校に異装届を提出するが、担任は2ヶ所の神社で巫女を務めるのかなと思った!
 
担任は登校初日に欠席届が二重に提出されたの以来、千里からはしばしば届けが二重三重に提出されることがあり「あれ〜?」とは思ったものの、あまり細かいことは気にしない性格なので、出された届けをファイルにそのまま入れるだけで、深くは考えないことにした!
 
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4月19日(土)、結婚式のあった日、小春はスーパーで買物をする千里(赤い玉の髪ゴムを付けていた)の荷物を持ってあげていたが、ふと気付いたように千里に言った。
 
「千里、さっきから何度かお腹を押さえてるね」
「うん。なんかお腹の下の方が痛い気がして」
「それPMSだと思う。そろそろ生理だろうから、今夜はナプキン付けて寝た方がいいよ」
「私、生理来るんだっけ?」
「女の子は生理が来るんだよ」
 
それで半信半疑ではあったものの、ナプキンを着けるのは女の子になったような気がして気分がいいので、小春にも言われたしと思ってナプキンを付けて寝た。
 
すると翌朝(4/20)、朝トイレに起きてみたらナプキンが真っ赤になっていた。
 
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嘘!?私、ほんとに生理来ちゃったの?と思う。それで千里はいったんトイレを出て生理用ショーツを持って来て、ショーツをそれに交換し、それに新しいナプキンを装着して穿いた。
 
なおナプキンの袋は、堂々とトイレに置いている。つまりトイレには、千里用と玲羅用の2種類のナプキンの袋が置かれている。玲羅はこの2月に初潮が来た。母は2年半前から生理は来ていないので、本人は癌治療の影響であがってしまったのだろうと思っている。
 
しかしそれで千里Rは自分のダイアリーの4/20の所に赤いマークを付けたのである。
 

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この日(4/20)、千里Rは玖美子から言われたし、安い携帯があったら買おうと思い、町に出た。
 
中学生が携帯を買うには、保護者が付いてないといけないだろうが、母に頼むのは絶対にまずい。そこで小春に「母親のふりして」付いてきてと言ったら「いいよ」と言うので、小春と2人で町の携帯ショップに行く。
 
「玖美子ちゃんがau(エーユー)の携帯(C409CA)を使ってるからさ、同じauの端末を買うとCメールで連絡が取り合えて便利だよ」
と小春は言う。
 
「シーメールって、おっぱい大きくした男の人のことだっけ?」
「それはshe-male [∫i:meil], こちらはC-Mail [si:meil] 少し発音が違う」
「英語って難しいね」
 
小春がメモ帳にスペルも書いてみせた。
「male(男)とmail(郵便)は同じ発音なのね」
「そうそう」
 
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でも結局、Cメールの意味は分かってない!(でも実際使ったことない人が理解するのは困難)
 

それで町中のauショップに行って、端末を見てみる。
 
「結構安く売ってるのもあるね」
などと言いながら、ふたりで見ていた。係の人が寄ってくる。
 
「新しい携帯をお求めですか?」
「ええ、この子が中学に入ったので、部活で遅くなった時とか連絡が取れると便利だから」
と、母親を装っている小春(35-36歳の外見)。
 
「でしたら、この端末など、いかがですか?このシリーズは女子中高生に人気なんですよ」
と言って、お店の人が勧めたのは、三洋のA1302SAである。確かにフォルムが可愛い。
 

(↑筆者が使用していたA1302SA実機。2003.5購入。充電してみたら起動した。青系だが、わりと女性的な色なので気に入っていた)
 
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でも色がライトブルーである。小春としては(千里Bにも携帯を持たせることになった場合に備えて)赤系統の端末を買わせたかった。一方千里は、新製品だけあって値段が高い!と思った。
 
「あまりお金が無いし、古いのでいいから安いのがいいなあ」
などと言って、3000円と書かれている A1011ST (鳥取三洋 2002.4 Release)を見る。これはピンクのモデルがあるので、小春も、いいなと思った。
 
「でもそれは古い機種なので、カメラが付いてないんですよ。最近はカメラの付いた機種をお求めになる方が多いですよ。お友達と写真をメールに添付して交換するのが流行ってるんですよ」
などとショップの人は言う。
 

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「取り敢えずそこまでの機能は無くてもいいかなあ」
などと千里が言うので、お店の人も強くは言わない。それでその A1011ST を買いますと言って、契約のために席に就いたのだが、その席の横にソニエリの“着せ替えパネル”が多数並べてあった。
 
「これってもしかして携帯にかぶせて使うんですか?」
「それ可愛いでしょ?着せ替えパネルを着けていると、本体損傷防止にもなるんですよ」
とお店の人。
 
あ・・・と小春は思った。普通は落下事故による損傷を考えるが、これを取り付けてたら、千里の静電気に対する防御がかなり向上するのではと思ったのである。着せ替えパネルの中にはピンクや赤のものもある。
 

 
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「これってどの携帯にも取り付けられるんですか?」
「それはソニーエリクソン製の製品用なんですよ。機種名の最後にSが付いているものですね」
とお店の人は言い、席を立って、展示している製品を見せてくれる。
 
(S:Sony Ericsson, SA:Sanyo, ST:Tottori Sanyo)
 
「そこに展示している着せ替えパネルはこの新型のA1301Sに対応したものです。これまでは着せ替えは外側だけだったんですが、これは内側のパネルも交換できるようになっていて、デュアル着せ替えと言うんですよ」
 
「ああ、内側も交換できるのはいいですね」
 
「それにこの機種はカメラも凄いんですよ。31万画素のCMOSカメラを搭載してるんです」
「31万って凄いですね。パソコン画面サイズの写真が撮れますよね?」
 
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「はい。640×480の写真が撮影可能です。このサイズが撮れる携帯はまだ少ないですよ。それにCMOSのカメラはCCDに比べて消費電力も小さいですし、高電圧などにも強いんですよ」
 
高電圧に強いのは良いなあ。千里自身が高電圧物体だからと小春は思う。
 
(筆者は長年神社写真を撮っているが、しばしばエネルギースポットではCCDを使用したデジカメがその場の高電圧により画面が飛んでしまっている場合でもCMOSの携帯で撮ったものは、ちゃんと撮れていることが多い)
 
「千里、この携帯にしようよ」
と小春は、すっかりこれが気に入ったようである。
 
「え〜?でも16800円もするよ」
と千里は渋る。
 
「大丈夫、大丈夫、そのくらい」
と小春は言っているが、お金出すのは私だよ〜、と千里は思っている。
 
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でも小春がこの端末を気に入ったので、千里は結局、このソニエリのA1301Sを買うことになったのである。ピンクの着せ替えパネルも一緒に購入し、その場でお店の人に交換してもらった。赤もいいなと思ったのだが、玖美子が真っ赤(MAKKA)な端末を使っているので、千里はピンクにすることにした。
 
なお毎月の使用料金は、校費引き落としのために千里が管理している(というより通帳・カード・印鑑は小春が小町に管理させている!千里が持ってたら無くすので)、津気子名義のS銀行の口座から引き落とすことにした。契約名義も津気子である。
 

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というわけで、黄色い携帯を使っているのは千里Y、ピンクの携帯を使っているのは千里Rと区別できることになったのであった。千里Rは月曜日に玖美子に新しい携帯を買ったことを言い、電話番号とメールアドレスを交換した。でも近くに蓮菜も居たので、蓮菜ともこの番号・アドレスを交換した。
 
(結果的に蓮菜は千里Y・千里Rの双方の携帯番号を知ることになった。なお蓮菜の携帯はDoCoMo F251i Silver)
 

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