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■女子中学生・冬のＯＯＯグラス(21)
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「私が説明しよう」
と言って、Ａ大神のエイリアスが示現する。
「2003年4月9日、千里はこの日、死ぬ予定だった」
とＡ大神は言う。
「それを何とか助けてほしいと、小春が直接の上司であるＰ大神、本来の上司である私に懇願していた。しかし神様といえども理由（わけ）無く人の寿命を延ばすことは許されない。それで千里を２人にして千里は死ぬけど千里は生き延びるという方法を私もＰ大神も考えた。本当はルール違反ギリギリだから私もＰ大神も他人には言わずにひとりだけで行動していた」
「その操作がだぶっちゃったのか」
「まあそういうことだよ」
とＡ大神は言った。
「そもそも元の千里の身体がまたややこしい状態だった」
とＡ大神は言う。
「この部分はＰ大神からの又聞きなのだが」
と言ってＡ大神はかいつまんで説明する。
・千里は生まれた時(1991.3.3)は男の子だった
・３歳の時(1994.10) “火採り”に行く時、女の子でないと役目を果たせないので、いったん女の子に身体を作り変えた。
・本来なら、終わったら再度男の子の身体に戻すべきだが、Ｐ大神は面倒臭がって？女性化防止のために“卵巣だけ取り外して”、女の子の外性器の上にペニスと睾丸を“取り付けた”。このペニスと睾丸は千里の身体を女の子に作り変える前に切断して冷蔵庫で保存しておいたもの（←適当な保存法！）。
・小学４年生の時、母が癌治療を受けることになり、治療により母の卵巣がダメージを受けることが予想された。それで母の卵巣を千里の身体の中に退避させた。この時、卵巣と競合する千里の睾丸は父の体内に移植し、父の睾丸は翻田常弥宮司の体内に移植した。男の娘の睾丸を移植された父は性格がおとなしくなり、人と喧嘩することが少なくなり、寿命が延びた。武矢の睾丸を移植された宮司は、病気がちだったのがすっかり元気になり再婚するに至る。
「その時のことは私も覚えてる。そのあと母の卵巣の作用で私は急速に女性化した」
とＧは言う。
・それで千里はめでたく睾丸が無くなったがペニスが残存していた。このペニスをしばしば小春が取り外してあげて、自分の身体に付けていた。ペニスを取り外すとその下に隠れていた３歳の時に作られた女性外性器が姿を現し、千里の股間は女子にしか見えない状態になった。一方体内には３歳の時に作った子宮と膣が残っており津気子の卵巣を退避させたので、ちょうど女性生殖器が揃っていた。そのため、千里は裁判所から性別修正が認められ、法的にも女性になった。学籍簿も女子に修正された。
2003年4月9日。千里の死亡予定日。
・最初にＡ大神が千里をデュプリケイトした。これがC1,C2。大神はC2を手元に置きC1をそのままにした。死神さんにC1を持って行ってもらえばそれで千里C1は死亡するがC2は生き残るという考えである。
・これを知らずにＰ大神が千里(C1)のコピーを作った。そしてそのコピー(C1p)をそのままにし、本体(C1)は手元に置いた。死神さんにはコピー(C1p)を持っていってもらえばいいと考えた。
・ここでＰ大神は千里に津気子の卵巣が退避されたままであることに気付いた。これは千里が死ぬ前に戻してあげなければと思い、死ぬ予定のC1pから卵巣を取り外し津気子に戻した。どうせ死ぬんだから卵巣が無くてもいいだろうと考えた。しかし突然卵巣が無くなってC1pはホルモンバランスを崩し倒れて病院に運ばれた。
・ここにＱ大神が介入してくる。Ｑ大神は千里の体細胞を採取して千里のクローンのお人形(Cd)を作り、これを死神さんには持って行ってもらい、本体を助けようとした。ところがこのクローンはなぜか男の子になってしまい、Ｑ大神も困惑した。
「千里の遺伝子情報から再製したせいですね」
とＧが言う。
「まあそういうこと」
・最後に小春が介入してきた。小春は千里を助けてくださいとＰ大神にもＡ大神にも言ってきたものの、どちらからも「そんな勝手なことはできない」と言われたので、最後の手段として、千里と合体して命を複線化して千里を延命させる道を選んだ。それで死ぬ予定だったC1pは小春と合体したことで、急速に体力を回復した。これをC1p+Kという。
・つまり死神さんが来る前に千里は、C2, C1, C1p+K, Cd の４つになっていた。
・体力と精神力を回復した千里C1p+K (Yellow) は死神さんを欺して、手ぶらで帰してしまった（コロッケパンをあげた）。それで結局誰も死ななかった。
・しかし千里が４人もいると困った事態になるので、Ａ大神・Ｐ大神・Ｑ大神は話し合いの末、４人を“接ぎ木”して１人にまとめてしまった！この時、このように合体させた。
つまりクローンで作り直していちばんしっかりした身体を持つCdを“根”として、その上に、C1p+K, C1, C2 を重ねた。この順序は特に考えたわけではないが、結果的にこの順序が、小春が発見した千里たちの“強さ”Ｒ＞Ｂ＞Ｙになっている。
・ここで神様たちの思わぬことが起きた。合体させた千里がなぜか男の子になってしまったのである。
「全く千里という奴は神様たちの予想の斜め上を行く」
とＡ大神は言っている。
「ほんとに千里って予測が付きませんよね」
と千里Ｇ。
・困った神様たちは千里を性転換させることにした。最初Ｐ大神が性転換を掛けた。千里はいったん女の子になったもののの勝手にすぐ男に戻ってしまった。
・それでＡ大神が強烈な性転換を掛けた。それで千里はいったん女の子になったもののの勝手にすぐ男に戻ってしまった。
・それで最後の手段としてこの千里を性転換手術してしまった。それで女の形になったものの、またすぐ男に勝手に戻ってしまった。
・この立派すぎる男性器を貧弱な男性器に交換したらどうだろうという案が出た。それでＡ大神の知り合いの男の娘の小さな男性器(*32)(*33)をもらってきて、それと交換したら、やっとそれで落ち着いた。
(*32) この男の娘が虚空（久保早紀：後の丸山アイ。当時８歳）である。だから虚空は千里と桃香の子供を妊娠したつもりが実は自分自身と桃香の子供だった。つまり彼は自身を遺伝子的な父親とする子供を妊娠していた。これが彼の第一子・谷山小空(2012:虚空自身の霊的クローン)である。
(*33) この時の男性器交換で、早紀は自分のよりもっと貧弱な男性器（津久美由来のクリトリスサイズのペニス）をもらった。
千里を性転換しても、性転換手術をしても、男に戻ってしまった原因は表面に出ている千里は、内在している千里の投影にすぎないので、その投影像をいくら操作しても内在しているものの性別は変わらないからだと思われる。最後に貧弱な男性器で落ち着いたのは、内在する性別と表面の性別が矛盾しないから。
しかし、この連続性転換操作で次のようなことが起きた（Ａ大神の推定）。
(1)最初のＰ大神による性転換では表面のＲが性転換され、Ｒは男の子になった。
(2)２度目のＡ大神による性転換は強い作用だったので２層目のＢまで作用が及びＲとＢが性転換された。それでＲは２度性転換されて女の子に戻った。そしてＢが男の子になっちゃった。
(3)性転換手術は、いぢばん外側の層にいる男の子であるＢの身体に作用し、Ｂの男性器は人工的な女性器に作り変えられた。
結果的に各々の千里はこのようになった。
(R:C2) ２度性転換されて女の子になった。Ｒには津気子の卵巣も入っているので３人の中で最も女らしい性格である。ＧはＲのミラーになっている。
(B:C1)男に性転換された上で性転換手術により女型の外性器になった。睾丸は手術で除去されたので無い(*35)。津気子由来の卵巣は、現在身体が男性体ベースなので出現していない（再度性転換すると出現するはず）。Ｂのミラー（仮称オレンジ：ｏ）が存在するのかどうかは、Ａ大神も知らないと言っている。
(Y:C1p+K)性転換の作用を受けておらず最初から女のまま。元々コピーなので身体が弱い面がある。しかし火採りしたオリジナルの身体をそのまま受け継いでいるのでサイキック能力は最も高いし、Ｐ神社との関わりが深い。ＶはＹのミラー。
小春と合体したことで、小春の体内で育成中だった、千里のiPS細胞由来の卵巣・子宮・膣を持つ。(*34) 津気子の卵巣は津気子に返したので、もう無い。iPS細胞由来の卵巣はまだ小さいため、女性ホルモンの補充が必要。また小春に付いていたペニスがあったがＶのペニスは子牙の手で除去・廃棄された。
(W:Cd) 男のまま
(*34) 本来の卵巣はＰ大神が密かに保存している。本来の子宮・膣は現在休眠中でシールドされている。“表”には小４の時にiPS細胞から作ったほうの女性器（４歳女児相当）が出ている。
(*35) この睾丸は、病気治療のため女性ホルモンの投与を受けることになった鞠古君の体内に移植され、鞠古君の本来の睾丸はライブ保存された。千里由来の睾丸は中学1-2年の間に鞠古君が受けた女性ホルモンの投与により機能喪失し、中学３年の秋に廃棄された。そのあとに保存していた鞠古君本来の睾丸が戻された。
つまり千里たちの身体には“表の女性器”と“裏の女性器”がある。
(R:C2) 表：2003春に２度性転換されて発生した女性器
（その内膣と子宮は３歳の時にできて育ってきたもの）
裏：津気子の卵巣
(B:C1)
表：2003春に性転換手術により作られた人工的な膣（子宮卵巣無）
裏：小春の卵巣(左)
（潜在）３歳の時にできて育ってきた膣・子宮（卵巣無）、津気子の卵巣
White on Bw として現れた時のみ虚空由来の男性器が現れる。この男性器には射精能力があり、谷山小空の父親となった。
(Y:C1p+K)
表：千里のiPS細胞由来の膣・子宮・卵巣（2006春時点で５歳半の女児相当）
裏：３歳の時にできて育ってきた膣・子宮
（存在のみ）小春の膣・子宮・卵巣(右)
この表の卵巣が緩菜（小春の生れ変り）の母親となった。
(W:Cd) 女性器無し。男性器があるが他の千里と血液を共有しているので３年間千里たちの女性ホルモンに曝され、既に男性機能を喪失しており男性ホルミンも生産していない。
なお桃香の子供・早月の父となったのは武矢に移植された千里の睾丸が作りだした精子である。
・2003年4月10日の早朝、神様たちの手により４人の千里は合体したものの、その直後から、千里のエイリアスが多数出没するようになる。
何人かの千里がいるようで、神様たちにも把握できなかったが、小春の努力により、赤・青・黄色・白が識別されるようになる。
なお小春は千里たちの調整をするためにエイリアスを作る能力をＡ大神から与えられた。だから小学校の頃の小春は実体だが、中学生時代の小春はエイリアスである。本体はＹの中で休眠している。
そのころ、緑とすみれ色がお互いの存在を意識し、協力しあうようになる。これにＡ大神も協力し、Ｐ大神の神圏にもＱ大神の神圏にもかからないＷ町に家を確保して、そこで緑とすみれ色は４人の千里たちの最終調整作業をすることになる。
基本的には小春がカノ子や瑞江の協力で調整するが、小春の手に余る部分をＧやＶが調整する・・・はずだったが２年生以降、毎日ＧやＶの介入が必要な面倒な状況に陥っている。
「私が説明しよう」
と言って、Ａ大神のエイリアスが示現する。
「2003年4月9日、千里はこの日、死ぬ予定だった」
とＡ大神は言う。
「それを何とか助けてほしいと、小春が直接の上司であるＰ大神、本来の上司である私に懇願していた。しかし神様といえども理由（わけ）無く人の寿命を延ばすことは許されない。それで千里を２人にして千里は死ぬけど千里は生き延びるという方法を私もＰ大神も考えた。本当はルール違反ギリギリだから私もＰ大神も他人には言わずにひとりだけで行動していた」
「その操作がだぶっちゃったのか」
「まあそういうことだよ」
とＡ大神は言った。
「そもそも元の千里の身体がまたややこしい状態だった」
とＡ大神は言う。
「この部分はＰ大神からの又聞きなのだが」
と言ってＡ大神はかいつまんで説明する。
・千里は生まれた時(1991.3.3)は男の子だった
・３歳の時(1994.10) “火採り”に行く時、女の子でないと役目を果たせないので、いったん女の子に身体を作り変えた。
・本来なら、終わったら再度男の子の身体に戻すべきだが、Ｐ大神は面倒臭がって？女性化防止のために“卵巣だけ取り外して”、女の子の外性器の上にペニスと睾丸を“取り付けた”。このペニスと睾丸は千里の身体を女の子に作り変える前に切断して冷蔵庫で保存しておいたもの（←適当な保存法！）。
・小学４年生の時、母が癌治療を受けることになり、治療により母の卵巣がダメージを受けることが予想された。それで母の卵巣を千里の身体の中に退避させた。この時、卵巣と競合する千里の睾丸は父の体内に移植し、父の睾丸は翻田常弥宮司の体内に移植した。男の娘の睾丸を移植された父は性格がおとなしくなり、人と喧嘩することが少なくなり、寿命が延びた。武矢の睾丸を移植された宮司は、病気がちだったのがすっかり元気になり再婚するに至る。
「その時のことは私も覚えてる。そのあと母の卵巣の作用で私は急速に女性化した」
とＧは言う。
・それで千里はめでたく睾丸が無くなったがペニスが残存していた。このペニスをしばしば小春が取り外してあげて、自分の身体に付けていた。ペニスを取り外すとその下に隠れていた３歳の時に作られた女性外性器が姿を現し、千里の股間は女子にしか見えない状態になった。一方体内には３歳の時に作った子宮と膣が残っており津気子の卵巣を退避させたので、ちょうど女性生殖器が揃っていた。そのため、千里は裁判所から性別修正が認められ、法的にも女性になった。学籍簿も女子に修正された。
2003年4月9日。千里の死亡予定日。
・最初にＡ大神が千里をデュプリケイトした。これがC1,C2。大神はC2を手元に置きC1をそのままにした。死神さんにC1を持って行ってもらえばそれで千里C1は死亡するがC2は生き残るという考えである。
・これを知らずにＰ大神が千里(C1)のコピーを作った。そしてそのコピー(C1p)をそのままにし、本体(C1)は手元に置いた。死神さんにはコピー(C1p)を持っていってもらえばいいと考えた。
・ここでＰ大神は千里に津気子の卵巣が退避されたままであることに気付いた。これは千里が死ぬ前に戻してあげなければと思い、死ぬ予定のC1pから卵巣を取り外し津気子に戻した。どうせ死ぬんだから卵巣が無くてもいいだろうと考えた。しかし突然卵巣が無くなってC1pはホルモンバランスを崩し倒れて病院に運ばれた。
・ここにＱ大神が介入してくる。Ｑ大神は千里の体細胞を採取して千里のクローンのお人形(Cd)を作り、これを死神さんには持って行ってもらい、本体を助けようとした。ところがこのクローンはなぜか男の子になってしまい、Ｑ大神も困惑した。
「千里の遺伝子情報から再製したせいですね」
とＧが言う。
「まあそういうこと」
・最後に小春が介入してきた。小春は千里を助けてくださいとＰ大神にもＡ大神にも言ってきたものの、どちらからも「そんな勝手なことはできない」と言われたので、最後の手段として、千里と合体して命を複線化して千里を延命させる道を選んだ。それで死ぬ予定だったC1pは小春と合体したことで、急速に体力を回復した。これをC1p+Kという。
・つまり死神さんが来る前に千里は、C2, C1, C1p+K, Cd の４つになっていた。
・体力と精神力を回復した千里C1p+K (Yellow) は死神さんを欺して、手ぶらで帰してしまった（コロッケパンをあげた）。それで結局誰も死ななかった。
・しかし千里が４人もいると困った事態になるので、Ａ大神・Ｐ大神・Ｑ大神は話し合いの末、４人を“接ぎ木”して１人にまとめてしまった！この時、このように合体させた。
（表面側） ┏━━━━━━━┓ ┃C2(Red) ┃ ┣━━━━━━━┫ ┃C1(Blue) ┃ ┣━━━━━━━┫ ┃C1p+K(Yellow) ┃ ┣━━━━━━━┫ ┃Cd(White) ┃ ┗━━━━━━━┛ （深層）
つまりクローンで作り直していちばんしっかりした身体を持つCdを“根”として、その上に、C1p+K, C1, C2 を重ねた。この順序は特に考えたわけではないが、結果的にこの順序が、小春が発見した千里たちの“強さ”Ｒ＞Ｂ＞Ｙになっている。
・ここで神様たちの思わぬことが起きた。合体させた千里がなぜか男の子になってしまったのである。
「全く千里という奴は神様たちの予想の斜め上を行く」
とＡ大神は言っている。
「ほんとに千里って予測が付きませんよね」
と千里Ｇ。
・困った神様たちは千里を性転換させることにした。最初Ｐ大神が性転換を掛けた。千里はいったん女の子になったもののの勝手にすぐ男に戻ってしまった。
・それでＡ大神が強烈な性転換を掛けた。それで千里はいったん女の子になったもののの勝手にすぐ男に戻ってしまった。
・それで最後の手段としてこの千里を性転換手術してしまった。それで女の形になったものの、またすぐ男に勝手に戻ってしまった。
・この立派すぎる男性器を貧弱な男性器に交換したらどうだろうという案が出た。それでＡ大神の知り合いの男の娘の小さな男性器(*32)(*33)をもらってきて、それと交換したら、やっとそれで落ち着いた。
(*32) この男の娘が虚空（久保早紀：後の丸山アイ。当時８歳）である。だから虚空は千里と桃香の子供を妊娠したつもりが実は自分自身と桃香の子供だった。つまり彼は自身を遺伝子的な父親とする子供を妊娠していた。これが彼の第一子・谷山小空(2012:虚空自身の霊的クローン)である。
(*33) この時の男性器交換で、早紀は自分のよりもっと貧弱な男性器（津久美由来のクリトリスサイズのペニス）をもらった。
千里を性転換しても、性転換手術をしても、男に戻ってしまった原因は表面に出ている千里は、内在している千里の投影にすぎないので、その投影像をいくら操作しても内在しているものの性別は変わらないからだと思われる。最後に貧弱な男性器で落ち着いたのは、内在する性別と表面の性別が矛盾しないから。
しかし、この連続性転換操作で次のようなことが起きた（Ａ大神の推定）。
(1)最初のＰ大神による性転換では表面のＲが性転換され、Ｒは男の子になった。
(2)２度目のＡ大神による性転換は強い作用だったので２層目のＢまで作用が及びＲとＢが性転換された。それでＲは２度性転換されて女の子に戻った。そしてＢが男の子になっちゃった。
(3)性転換手術は、いぢばん外側の層にいる男の子であるＢの身体に作用し、Ｂの男性器は人工的な女性器に作り変えられた。
結果的に各々の千里はこのようになった。
(R:C2) ２度性転換されて女の子になった。Ｒには津気子の卵巣も入っているので３人の中で最も女らしい性格である。ＧはＲのミラーになっている。
(B:C1)男に性転換された上で性転換手術により女型の外性器になった。睾丸は手術で除去されたので無い(*35)。津気子由来の卵巣は、現在身体が男性体ベースなので出現していない（再度性転換すると出現するはず）。Ｂのミラー（仮称オレンジ：ｏ）が存在するのかどうかは、Ａ大神も知らないと言っている。
(Y:C1p+K)性転換の作用を受けておらず最初から女のまま。元々コピーなので身体が弱い面がある。しかし火採りしたオリジナルの身体をそのまま受け継いでいるのでサイキック能力は最も高いし、Ｐ神社との関わりが深い。ＶはＹのミラー。
小春と合体したことで、小春の体内で育成中だった、千里のiPS細胞由来の卵巣・子宮・膣を持つ。(*34) 津気子の卵巣は津気子に返したので、もう無い。iPS細胞由来の卵巣はまだ小さいため、女性ホルモンの補充が必要。また小春に付いていたペニスがあったがＶのペニスは子牙の手で除去・廃棄された。
(W:Cd) 男のまま
(*34) 本来の卵巣はＰ大神が密かに保存している。本来の子宮・膣は現在休眠中でシールドされている。“表”には小４の時にiPS細胞から作ったほうの女性器（４歳女児相当）が出ている。
(*35) この睾丸は、病気治療のため女性ホルモンの投与を受けることになった鞠古君の体内に移植され、鞠古君の本来の睾丸はライブ保存された。千里由来の睾丸は中学1-2年の間に鞠古君が受けた女性ホルモンの投与により機能喪失し、中学３年の秋に廃棄された。そのあとに保存していた鞠古君本来の睾丸が戻された。
つまり千里たちの身体には“表の女性器”と“裏の女性器”がある。
(R:C2) 表：2003春に２度性転換されて発生した女性器
（その内膣と子宮は３歳の時にできて育ってきたもの）
裏：津気子の卵巣
(B:C1)
表：2003春に性転換手術により作られた人工的な膣（子宮卵巣無）
裏：小春の卵巣(左)
（潜在）３歳の時にできて育ってきた膣・子宮（卵巣無）、津気子の卵巣
White on Bw として現れた時のみ虚空由来の男性器が現れる。この男性器には射精能力があり、谷山小空の父親となった。
(Y:C1p+K)
表：千里のiPS細胞由来の膣・子宮・卵巣（2006春時点で５歳半の女児相当）
裏：３歳の時にできて育ってきた膣・子宮
（存在のみ）小春の膣・子宮・卵巣(右)
この表の卵巣が緩菜（小春の生れ変り）の母親となった。
(W:Cd) 女性器無し。男性器があるが他の千里と血液を共有しているので３年間千里たちの女性ホルモンに曝され、既に男性機能を喪失しており男性ホルミンも生産していない。
なお桃香の子供・早月の父となったのは武矢に移植された千里の睾丸が作りだした精子である。
・2003年4月10日の早朝、神様たちの手により４人の千里は合体したものの、その直後から、千里のエイリアスが多数出没するようになる。
何人かの千里がいるようで、神様たちにも把握できなかったが、小春の努力により、赤・青・黄色・白が識別されるようになる。
なお小春は千里たちの調整をするためにエイリアスを作る能力をＡ大神から与えられた。だから小学校の頃の小春は実体だが、中学生時代の小春はエイリアスである。本体はＹの中で休眠している。
そのころ、緑とすみれ色がお互いの存在を意識し、協力しあうようになる。これにＡ大神も協力し、Ｐ大神の神圏にもＱ大神の神圏にもかからないＷ町に家を確保して、そこで緑とすみれ色は４人の千里たちの最終調整作業をすることになる。
基本的には小春がカノ子や瑞江の協力で調整するが、小春の手に余る部分をＧやＶが調整する・・・はずだったが２年生以降、毎日ＧやＶの介入が必要な面倒な状況に陥っている。
