広告:オトコの娘コミックアンソロジー~天真爛漫編~ (おと★娘シリーズ8)
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■夏の日の想い出・無茶言うなよ(16)

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2022年4月27日(水).
 
高崎三姉妹が歌う『若杉千代・トリビュートアルバム』が発売された。2枚組20曲入りである。
 
CD1『銀の首飾り』
水森ビーナ
『銀の首飾り』(1959) デビュー曲
『雪の砂浜』(1959) それに続くヒット
『水のような娘』(1960:フランス映画の主題歌:別名『河はよんでる』)
『月影のナポリ』(1960:ミーナのカバー)
『愛の讃歌』(1961:エディット・ピアフのカバー)
『レッド川の谷間』(1961:アメリカ民謡:別名「赤い河の谷間」)
 
松梨詩恩
『イルカの恋』(1962)
『あなたは私に夢中』(1962)
『ランデブー』(1963)
『電車のあの人』(1963)
 
CD2
松梨詩恩『金と銀のロマンス』
『金と銀のロマンス』(1963)
『眼鏡のあなた』(1964)
『花言葉』(1964)
『本日、恋はお休み』(1964)
 
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高崎ひろか
『振り向いた時』(1965)
『私はあなたの子猫ちゃん』(1965)
『南国からの手紙』(1966)
『街の中のソリテア』(1967)
『恋の教え』(1969)
『忘れてないわ』(1972)
 

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当初はビーナが6曲、詩恩が12曲、ひろかが2曲歌う予定だったが、松梨詩恩の時間が取れないことから、詩恩を8曲にして、ひろかが6曲歌った。それで編曲者の青葉はいったん詩恩用に編曲した曲を、ひろか用にアレンジ変更する作業もしている。
 
(時間が無いので、あらかたの編曲の方針を言って南田容子に書き換えてもらい、そのあと青葉が調整した。それで青葉はその4曲の編曲料の半額を南田容子にあげた。本人は「私は作業しただけなのに」と言っていたが。高崎ひろかの歌をたくさん聴いている南田容子にしかできない作業だった)
 

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同時に発売されたDVDでは、様々な風景と三姉妹の歌唱画像とをミックスしている。伴奏は全曲、高崎ひろかのバックバンド・ナイスエンジェルズが務めている。
 
歌唱映像は大半が女子寮地下のB20スタジオ(*54)にセットを組んで撮影したものだが、一部多数のモニターが並んでいる深川アリーナや、多数のお人形の観客が並んでいる小鳩ホールの映像なども入っている。
 
「凄い数のお人形。この人形動いたりしないよね?」
「大宮万葉先生が除霊したから大丈夫です」
「ほんとに動いてたんだ!」
 
松梨詩恩には『霊界探訪』の“動く人形の怪”のビデオを進呈した。
 
「この人形美術館一度行ってみたーい」
と興味を示していた。
 
なお小鳩ホールのお人形は“離縁された”ラブドールを随時受け入れているので益々人数が増えている。(ほとんどが女子だが一部男子もいる。男子は棒付きの子と穴付きの子(女の息子?)がいる)
 
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「その内ここ自体が人形館になるかも」
などと若葉は言っている。
 

『水のような娘』では、映画で出てきていた、アヴィニョンの町並み、デュランス川とセールポンソン・ダム(*53) などの映像が流れている。
 
アヴィニョンの映像では、童謡でもおなじみ“アヴィニョンの橋”として有名なサン・ベネゼ橋 (Pont Saint-Benezet)(*52)とその上で民族衣装で踊る男女が映っている。この映像については「これどこの町ですか?」という問合せが結構あった。教えると
 
「これがアヴィニョンの橋か!」
と感心していた。
 
(*52) この橋は元々22連 920mのアーチ橋だが、自然災害などで崩れて現在4連のみ残る。現代ではあの童謡は「橋の上で」"Sur le pont d'Avignon" (シュルポン・ダヴィニョン)と歌うが実際に人々が踊っていたのは川の中州の島の上なので、本来は"Sous le pont d'Avignon " (スルポン・ダヴィニョン)つまり「橋の下で」だったのでは?という議論がある。実際「橋の下で」と歌う人も居るらしい。(「シュ」と「ス」は音が似てるから、どちらかがどちらかの覚え間違いの可能性もある)
 
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(*53) このダムができる時に出た巨額の補償金の相続人となった少女が映画の主人公である。(と書いただけでだいたい映画の筋は分かる)
 

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『月影のナポリ』ではナポリの満月(3/18)の映像が流れている。
 
ボルゴ・サンタ・ルチアなどの映像も入っている。
 
『レッド川の谷間』では実際のレッド川の流域映像や民族衣装を着けたスー族の少女(凄い美人!)なども映っている。
 
これらは各国の協力会社に依頼して撮影してもらったものを使用している。
 
(*54) B20スタジオは多様なライトを装備していてMVの撮影によく使われている。
 

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発売後波紋を呼んだのがDVDの先頭に入っている、60歳くらいの女性がピンクのおくるみに包まれた赤ちゃんを抱いている写真である。
 
60歳くらいの女性は、若杉千代の亡くなる少し前くらいの写真と思われた。
 
「この赤ちゃん誰ですか?」
という問合せがかなりある。
 
コスモスがコメントした。
 
「実はよく分かりません。この写真は若杉千代さんの息子さんの義兄さん(←コスモスの父のこと!)の家にあったものです。千代さんのお孫さんの可能性もありますが、千代さんの息子さんに訊いてもこの写真は知らないと言うので、ひょっとするとアクアである可能性もあります」
 
それでコスモスは「可能性があります」と言っただけなのだが、
「きっとアクアだ」
「ピンクのおくるみだからきっと女の子」
「だからアクアは女の子」
などという声がネットにはあふれていた。
 
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なおコスモスは三郎さんと話し合いの末、この写真のオリジナルをアクアに進呈した。
 
この写真は、志水照絵の元にあったアクアのどの写真よりも前のものと思われ、アクアの最も古い写真である可能性がある。アクアの生まれた時の写真などは残っていないと思われる。
 

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先月高校を卒業したばかりの俳優・木崎望武(きざき・ぼうむ)が深夜番組で仰天の発言をした。
 
「ぼく、高校卒業したから、ちんちんからも卒業しました」
「ちんこから卒業ってオナ禁でもしたの?」
と丸呑ワンダ。
「いえ、あれを取っちゃいました」
「取るって、まさかあれ切ったんじゃないよね?」
と丸呑ジョージア。
 
「すっぱり切りましたよ」
「マジ?」
「どうやって切ったの?やはり包丁当ててストンと切り落としたとか、ハサミ当ててチョキンと切っちゃったとか」
 
「お医者さんに手術してもらいましたよー」
「じゃ、あんた性転換手術したの?」
 
「違いますよ。ぼく別に女になるつもりは無いです。ちんちん邪魔だなあと思ってたから、今度から18歳で成人になったし、自分の意志で高校卒業記念に切ってもらっただけです」(*56)
 
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「もしかしてマジで切ったの?」
 
ここまでは丸呑ワンダ・ジョージアもジョークだと思っていたが、どうも本当に切ったようだと考える。
 
「そうですけど。何でしたら、お見せしましょぅか?」
「どれどれ」
 
モザイクが掛かる・・・が、それにしても本当に脱いじゃうのがさすが深夜番組だ。
 
「ほんとに無くなってる!」
「でも女の形じゃないでしょ?」
「確かにグランドキャニオンは無かった」
「女になりたい訳じゃ無くて、単にあれが邪魔と思ってただけだから。無くなって凄くスッキリしました。ワンダさんも切ってみませんか?」
 
「嫌だ!俺は切りたくねー」
 
「でも地球は青かった」
「火星のオベリスクが無くなったから金星の丘になったのかも」
「俺たちアカデミックな話をしてるな」(*55)
 
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(*55) 翻訳するのも野暮だが、“標準語”に翻訳するとこうなる。
 
「でも恥丘はあった」
「♂の屹立物が無くなったので、♀の“ヴィーナスの丘”みたいになったのかも」
 

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「でも女になりたいんじゃないんだ?」
と丸呑ジョージア。
 
「ちんちんくらい無くてもぼくは男ですよ。性別なんて意識の問題であって、性器の有無やどちらの性器があるかというのは関係無いですから」
 
「ほほお」
「ぼくの名前、“望武”から“棒無”に改名しようかなあ」
 
「昔の宦官みたいなものかな?」
とジョージアが訊く。
 
「宦官とは違います。宦官はあれの体表外に出ている部分だけを切断したのでおしっこは前に飛んでいたはずです。でもぼくは体内に埋もれている根っこの部分まで完全に取ってもらったので、おしっこは下に落ちていくんです。だから女の人とほぼ同じと言われました」
 
「おっぱいとか大きくしてないよね?」
とワンダ。
 
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「しません。女になりたい訳じゃないから。だからぼく女装とかもしないし下着も男物しか着ませんよ。ただ、前の開きが不要になったから、前閉じのトランクス穿いてますし、ズボンも前開きの無いものを穿いてます」(*57)
 
「スカートとか穿かんの?」
「女じゃないから、そんなの穿きません」
 

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(*56) 放送ではカットされたが、彼は手術前に医師の強い勧めと父親からの強い要求で、精液の保存をしたらしい。でも自分はオナニーはしたくないと言ったので、睡眠薬で眠った状態で、父親の手により射精させて精液を採取したという。
 

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彼は現在クイズ番組のレギュュラー回答者であるが、テレビ局は
 
「美容整形と同様のものであり、個人的なことなので番組に影響はありません」
というプロデューサーの談話が出ていた。
 
本人はこんなの公表したら番組から降ろされるかもと覚悟していたらしいが彼の仕事はかえって増えた!特に女性アイドルと絡む仕事が増えることになる。アイドルと恋愛可能性が無い人物として重宝がられたのである。
 
それでアイドルたちから抱きつかれたりするが、ファンから嫉妬されたりはしなかった。アイドルたちも同性に準じると思って安心して抱きついてくる感じだった。
 
彼は元々自分はアセクシュアルだと言っていた。実際女の子に抱きつかれても何も感じないらしい。(男の子や男の娘に抱きつかれても何も感じない)
 
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彼は“望武”から“棒無”に改名しようかななどと言っていたが、丸呑ワンダの提案で男性的な木崎望武から中性的な木崎望夢に改名した。読み方は同じ「きざき・ぼうむ」である
 
そして羅切?を告白した丸呑ワンダ・ジョージアの番組のレギュラーにもなった!ゲイバーのレポートとかさせられていたが
「君可愛いのに。ちんちん切っちゃったなんて残念」
などとハードゲイっぽい人に言われていた!
 
彼は「ぼく女装しないし」と言っていたが、ドラマなどでしばしば女装させられて
「ぼく男の子なのに」
とぶつぶつ言っていた。
 
元々美形なので、女装させると結構な美人になっていた。
 

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(*57) 彼は以前から前綴じタイプしか穿いてなかった、と友人たちから突っ込まれていた。彼は元々トイレも個室しか使っていなかった。ペニスにできるだけ触りたくなかったかららしい。
 
また女装は見たことないが、可愛いものが好きと言って結構女の子っぽいバッグとかボールペンとか使っていることも指摘されていた。またよくマニュキアもしていて、それまでは番組に出る前に落としていたが、以降は
 
「マニキュアはしてていいよ」
と言われ、着けたまま出るようになった。彼はネイルアートは
 
「そんなのしたらお料理できない」
と言ってしないらしい。
 
「メイクしてもいいよ」
とも言われたが
「ぼく女じゃないから、お化粧はしません」
と言っていた。
 
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マニキュアはお化粧ではないのか?
 
 
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夏の日の想い出・無茶言うなよ(16)

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