広告:オトコの娘コミックアンソロジー恥ぢらひ編 (おと★娘シリーズ4)
[携帯Top] [文字サイズ]

■夏の日の想い出・無茶言うなよ(14)

[*前p 0目次 8時間索引 #次p]
1  2  3  4  5  6  7  8  9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 
前頁 次頁 時間索引目次

↓ ↑ Bottom Top

4月11日(月).
 
§§ミュージックは第3回ビデオガールコンテストの要項を発表した。
 
応募資格:
(1) 日本国籍あるいは日本の永住権を持ち、2021年4月1日現在12歳以上14歳以下の未婚女子。ただし特に優秀な人の場合は17歳以下まで許容する。
 
(2) 芸能事務所やレコード会社等との契約が無く、§§ミュージックおよびTKRと契約可能であること。
 
(3) 保護者の芸能活動許可が得られること。東京に転居して寮生活が可能であること(都内在住でも自宅通勤は不可)。
 
1次審査:5月8日(日)30:00 (5/9 Mon 6:00) までに、ビデオカメラやスマートフォンなどで3分前後の歌唱映像を撮影し、オンラインで登録する。この時、登録番号を発行するので、差し替えたい場合は、その登録番号を新しいビデオ登録時に記載すること。
 
↓ ↑ Bottom Top

1次審査結果:5月16日までに通知予定
 
2次審査:1次審査を通過した人で、5月末までに誓約書および保護者の芸能活動許可証と、年齢確認のため生徒手帳の身分証明ページのコピーを提出した人を対象とする。
 
6月26日(日)に、Webカメラ付きパソコンの前で、リアルタイムにこちらからの質問に答えたり、歌唱・トークなどのパフォーマンスをしてもらう。1週間前の6月19日(日)に接続テストをおこなう。あるいは最寄りの§§ミュージック音楽教室(5月に一部の地域で開設予定)に来場してもよい。そこの教室でリモート審査する。
 
2次審査結果:6月27日(月)までに通知予定。
 
本選:7月22-24日に埼玉県熊谷市の§§ミュージック分室に集まってもらい審査する。
 
↓ ↑ Bottom Top

優勝者には第3代ビデオガールの称号を授与し2023年1月に歌手デビューしてもらう。
 
得点が上位6位までの人は信濃町ガールズ本部生になる権利が与えられる。また本選参加者全員に、地方信濃町ガールズ特待生になる権利が与えられる。
 

↓ ↑ Bottom Top

大量に退団者が出るかと思って2月の昇格オーディションで9人も昇格させたのに、結局1人も退団しなかったので、今年はビデオガールコンテストは実施しなくていいのではという意見もあったが、私とコスモスは話し合いの末、実施することを決めた。ただ昨年までと変えた点がある。
 
・対象者を原則中学生にして、高校生は特に優秀な場合に考慮するとしたこと。
 
・昨年までは10位以上を信濃町ガールズ本部生に勧誘していたが6位までに制限したこと。
 
やはり高校生は即戦力の子以外は充分教育する時間が無く使いにくいという問題で原則中学生とした。また6位までにしたのは、信濃町ガールズの人数が適正規模を超えているからである。
 
↓ ↑ Bottom Top


今回年齢確認のためと称して、生徒手帳のコピーを要求したので、コスモスは
 
「これで男子は排除できるかな」
と言ったが、ゆりこは
「甘い甘い。絶対すり抜けてくる男の娘がいる」
と言って笑っていた。
 

↓ ↑ Bottom Top

また私たちは同時に「地方ガールズの昇格オーディション」の実施も公表した。
 
地方研修所内審査:5月中
ビデオ審査:5月29日(日)
本部審査:6月12日(日)
採用者数:若干名
 
また昇格オーディションは半年後にも実施する予定であることを予告した。
 
参加資格:2022年5月1日現在、4ヶ月程度以上継続して信濃町ガールズの地方メンバーであり、2022年4月1日現在12歳以上14歳以下の者。但し特に優秀な場合は17歳以下までは考慮する場合もある。
 
日本国籍または日本の永住権を持っており、§§ミュージックおよびTKRと契約可能な状態にあること。保護者の芸能活動許可が得られること。東京に転居して寮生活が可能であること。
 

↓ ↑ Bottom Top

こちらは主として人手不足になっている、あけぼのテレビ要員の補充が目的だが、むろん歌手や女優として有望な人も歓迎である。
 
こちらの本審査をビデオガールコンテストの2次審査前に実施する。でないと本選辞退者が多数出た時に困る。
 
「参加資格に女子と書いてないが男子でもいいのか?」
という質問があったが
 
「女子を想定したオーディションだが、優秀な人なら女子以外でも採用する可能性はあります」
と私たちは解答した。
 

↓ ↑ Bottom Top

4月15日(金).
 
杉本ひかり(七石プリム)の中学校で、1年生の内科検診とX線間接撮影が行われた。事前に問診票を渡されたが、ひかりは既往症などに関する質問には「いいえ」に丸を付けた。
 
「女子だけ回答してください」と書かれている部分は
 
「初潮は何年生の時にありましたか」→「小学5年生」
「生理は定期的に来ていますか」→「はい」
 
と答えた(←嘘つき)。
 
そして上半身下着姿になってお医者さんにブラジャーの上から聴診器を当てられたが「はい、いいですよ」と言われたので特に問題はないようだった。
 
そのままレントゲン車に入り、撮影された。
 

↓ ↑ Bottom Top

4月19日(火).
 
末次一葉(花園裕紀)の高校で心電図検査が行われた。
 
一葉は「ブレストフォームで心電図検査とかできるかなあ」と不安だった。でも、このブレストフォームはただのシリコンゴムではないようで、表面に触ると、自分の実胸にも触られたのと同じような感触がある。それで電気も通すかもと思い、そのままブラジャーを外して心電図検査のベッドに寝た。
 
女性の技師さんにクリップを付けられると、クリップではさまれた感触が自分の胸の皮膚にも伝わってくる。それで安静にしてたら
 
「はい、もういいですよ」
と言われたので、ちゃんと心電図は取れたようであった。
 
このブレストフォームすごーい!と改めて思った。
 
↓ ↑ Bottom Top

(↑ケイナが使っているのと同じタイプで、電気導体のマイクロファイバーが埋め込まれている)
 
しかし一葉は「ぼくは男の子です」と主張しているくせに、どんどん自分が女子高生であることを証明している!
 

↓ ↑ Bottom Top

2022年4月19日(火)午後。
 
§§ミュージックは、入団希望者が多く、なかなか入れない(だいたい10人に1人くらいしか合格しない)と言われていた関東と関西の信濃町ガールズについて、その下位組織の“§§ミュージック音楽教室”を発足させることにした。
 
このため実は昨年秋から講師を募集していた、コロナ不況の折なので、就職先の見付からない音大生、閉鎖された音楽教室の元講師、仕事が無いスタジオ・ミュージシャンなどからかなり応募があった。また22歳以上の信濃町ガールズでピアノやエレクトーンの指導者資格や音楽教諭・幼稚園教諭などの資格を持つ人は、応募者全員を無試験で採用した。
 
当面各都府県に1ヶ所程度ずつの教室を開設し、今後増やして行く可能性がある。
 
↓ ↑ Bottom Top

この日開設された教室は下記である。
 
信濃町ガールズ関東管轄
茨城県水戸市、栃木県宇都宮市、群馬県高崎市、埼玉県大宮区・熊谷市、千葉県千葉市、東京都大田区・国分寺、神奈川県横浜市・小田原市、山梨県甲府市、新潟県新潟市・上越市
 
信濃町ガールズ関西
滋賀県大津市、京都府京都市、大阪府豊中市・堺市、兵庫県神戸市・姫路市、奈良県奈良市、和歌山県和歌山市
 
人口の多い所・交通の便の良い所を選んだ結果、県庁所在地に教室が無い場合もある。各支部研修所(大田区・豊中市)も教室として使用される。
 

↓ ↑ Bottom Top

またこれまで研修所と呼んでいたものを「§§ミュージック音楽教室支部」と改名することにした。またこれまでは“毎月1回”各地方支部の研修所でレッスンをしていたが、今後は各都府県の音楽教室で“毎月3回”レッスンを受けることもできる(任意)。各都府県の教室は、これまでより易しい試験で入ることができる
 
基本的には歌唱試験で80点以上で、5つの副試験(ダンス試験・楽器演奏試験・トーク試験・演技試験・楽典筆記試験)の内2つで70点以上、あるいは歌唱試験で90点以上なら入学できる。
 
普通のアイドル志願の子はだいたい歌唱テストで落ちる。これはビデオガールコンテストの(昨年までの)1次試験のレベルである。
 
教室でのレッスンに代えて、あけぼのテレビ“Dチャンネル”を使用したリモートレッスンを受けてもよい。
 
↓ ↑ Bottom Top


現在信濃町ガールズ関東、信濃町ガールズ関西に所属している人は音楽教室の“特待生”扱いになり、各教室でのレッスン及びリモートレッスンを無料で受けることができるし、交通手段も提供する。あるいは保護者が送迎する場合はガソリン代・高速代を全額支給する。
 
特待生以外はレッスン代として月3000円を徴収させてもらう(経済的に厳しい人は減額制度あり)が、通学手段としては当面都府県内の巡回バスを運行するので、それで集まってもらえばよい。保護者が送迎する場合はガソリン代の半額を支給する。
 
また各都府県教室内で(主として)中高生を対象に内部試験を実施し、優秀な人は特待生に昇格することができる。これが現在の信濃町ガールズの入団試験のレベルである。
 
↓ ↑ Bottom Top

§§ミュージックの地方公演・ネット公演などのバックダンサーは基本的には特待生が務めるが、人数が足りない場合は、一般生から追加する場合もある。
 
特待生は、週3回の教室でのレッスン+月1回の支部でのレッスンを受けることになる。但し負担が大きいと思ったら教室でのレッスンをリモートレッスンに振り替えてよい。交通手段はこれまで通り、運行する巡回バスに乗るか保護者による送迎である。保護者送迎の場合はガソリン代・高速代(ETC計算)を支給する。
 

↓ ↑ Bottom Top

現在の支部団員は、2023年3月まで特待生のままである。2023年4月以降でも小学校・中学高校在学中は特待生のままである。高校を卒業したら一般団員に自動的に移行するが、再度内部試験を受けて特待生に復帰することができる(まじめにレッスンに出てる子なら高確率で合格すると思われる)。
 
復帰した場合は2年間特待生を続けられる。以降2年に一度試験に合格していれば、理論上は死ぬまで特待生を続け“信濃町ガールズ地方生”を名乗ることができる。
 
年齢に上限は無いので
「40年後、60歳になったアクアのバックで踊ってみませんか?」
 
今後他の地域でも順次このような“2段階組織”に再編していくことになる。
 

↓ ↑ Bottom Top

「§§ミュージック音楽教室の生徒の愛称とかいいのないですかね?」
とコスモス。
「信濃町ガールズの予備軍だから信濃町ボーイズとか」
とゆりこ。
「なんで〜?」
「それで内部試験に合格したら、ボーイからガールに昇格する」
 
「それでなくても信濃町ガールズになるには睾丸を取らないといけないなどという誤解があるのに」
 
「病院を併設しよう」
と、ゆりこ。
「それ逮捕されるって」
と私。
 
「信濃町メイト」
とロンドが言った。
 
「あ、それマトモ。採用」
 

↓ ↑ Bottom Top

なおこれらの音楽教室の一部では、試験的に一般の音楽レッスンの生徒も募集する。これは6月までに準備を進めても7月から開講する予定である。開設コースは、需要の多いピアノのほか、既存の音楽教室とあまり競合しない、ギター・フルートまた朗読などのコースを設置予定である。また一部の教室では小学生を対象に、少年少女合唱団を編成する計画もある。
 

↓ ↑ Bottom Top

↓ ↑ Bottom Top

前頁 次頁 時間索引目次

[*前p 0目次 8時間索引 #次p]
1  2  3  4  5  6  7  8  9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 
夏の日の想い出・無茶言うなよ(14)

広告:のぞむのぞみ-1-TSコミックス-長月みそか