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■夏の日の想い出・無茶言うなよ(15)
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2022年4月20日(水)
ツイストクリーム名義のシングル『いろいろイロハ/エビエビABC』が発売された。2曲入りである。
『いろいろイロハ』(成瀬久美子作詞・永田令子補作詞・森田友美恵作曲)
『エビエビABC』(未来居住作詞・福沢聖子作曲)
このCDはカップリング曲の作詞者である舞音のファンクラブ報に1行書かれた程度で、ほとんど宣伝してないのに初日に2万枚も売れてしまった。4.25(Mon)に発表された週間売上統計では4万枚まで伸びて、品川ありさと僅差の2位だった。
1.品川ありさ 2.ツィストクリーム 3.赤いトマト 4.キャッツファイブ
「4万枚ってすごーい」
「これって印税とかもらえるんですか?」
「歌手がもらえる印税は1%だから大したことない」
と、ゆりこ副社長は説明する。
「1%なんですか〜?」
「少なーい」
「それも2人で山分けだから多分1人2万円くらいだよ」
「残念」
などと言っていたのが、実際には8-10月の3ヶ月間にわたって約20万円ずつ報酬に加算されたので2人はびっりした!それで2人の報酬の“最低保証”は7月で終了した。
ゆりこは多分適当に答えている。
一般のタレント事務所で普通のレコード会社ならその程度のものだが、TKRは率が良い(1-10%)のに加えて§§ミュージックはほとんど手数料を取らない(1割)ので一般的なケースの4.5-45倍(売上枚数による)もらえる。そして2人は報酬受取口座に入った金額とほぼ同額が納税準備口座に振り込まれていることに2月になるまできっと気付かない。
4月21日(木).
秋篠宮文仁皇嗣殿下ご夫妻は、立皇嗣の礼の行事の一環として、伊勢の神宮に行啓なさったが、コロナ対策で東京から伊勢まで車で往復なさった。
このニュースを聞いて、私とコスモスは
「やはりまだ公共交通期間を使用しないという対応は正しい」
「あちこち緩み出してるから、こういうのを聞くと勇気付けられるね」
と話し合った。
§§ミュージックでは、社員の感染者は出ているものの、タレントおよび信濃町ガールズ、バックバンドのメンバーに感染者はまだ出ていない。ラピスラズリや原町カペラを含めて何度か濃厚接触者として隔離された者はあったが、陰性だった。
男子寮では、寮生たちが“早まったこと”をした時のために、今年も精子の保存作業をした。初めての寮生は3本、昨年もしている寮生は1本、冷凍精液のアンプルを作る。
が・・・・
今回採取できたのは3人だけで、新規入寮者はどちらも採取できなかった!
問題無く採取できた人:立山煌
苦労したが何とか採取できた人:セレン・クロム(来年は無理かも)
他は全員アウトである。
夢島きらら・鈴原さくら:睾丸が無いので採取不能
(さくらは昨年は「どうしても出ません」と申告した)
杉本ひかり:採取されたくないと言ったのでスキップ。
男子寮の女性看護師・海老原さんは杉本ひかりの場合、いかにも性的に未熟っぽいので、そもそもまだ精通が来てないのではと想像した(精通ではなく初潮が来たりして)。
長岡飛鳥:ペニスがとても短く手淫不能と思われた。ローターで刺激してみても勃起も射精もしなかった。本人は射精経験も自慰経験も無いと言った(←嘘つき)。
花園裕紀:医師もペニスを発見できなかったので採取不能
花園裕紀について医師は
「MRIに入ってみない?君のペニスが存在するかどうか確認しよう」
と言ったが
「いえいいです」
と裕紀は断った。
「君、おしっこしやすいように手術してあげようか。痛みも数日で取れるし、保険内の治療として手術できるよ」
「それ女の子みたいにおしっこするようになるんでしょう?」
「今も女の子に近いおしっこの仕方してると思うし、夏になると不衛生だよ」
「ぼく女の子になりたくないです」
「じゃ男性ホルモン処方しようか?」
「男には絶対なりたくないです」
ということで埒(らち)があかなかった!
彼のおしっこは、あの付近からにじみ出るように出るので、彼はウォシュレットのビデを使用して洗浄しているらしい。ウォシュレットでないトイレでは、トイレットペーパーで拭いた後アルコールウェットで拭く。
2022年4月27日(水).
常滑舞音の13枚目のシングル
『いきなりキナリ、シルキーなり/マネーローランサン』
が発売された。
『いきなりキナリ、シルキーなり』(諏訪越後作詞・琴沢幸穂作曲)
『金色の風に乗って』(名寄多恵作詞・岡原加奈作曲)
『マネー・ローランサン』(未来居住作詞・福沢聖子作曲)
『桜餅、酒饅頭』(日本古謡・未来居住作詞)
舞音は3月16日に12枚目のシングル『ダリのまねをしたのはだり?』を出したばかりなのだが、舞音の場合、どんなに高頻度にシングルを出してもCD化されてない音源がどんどん溜まっていくのである。
このシングル?は全曲招き猫バンドが伴奏し、水谷姉妹がコーラスを入れている。
『いきなりキナリ、シルキーなり』(諏訪越後作詞・琴沢幸穂作曲)
舞音がシャンゼリゼ?を歩きながら、道行く人に向い『いきなりキナリ、シルキーなり』という呪文?を唱えると、みんなノノ・パパイヤのプティプラなフォーマル“シルフォ”を着てる、といういつものパターンのCM。
シルフォは東レのシルクそっくりの人工繊維“キナリ”を使用したフォーマルドレスで、本物のシルクに比べてぐっと安いお値段で買うことができる。
登場する人は、UFO、スパイス・ミッション、ビンゴアキ、立花紀子、木下宏紀、今井葉月、津島啓太、内野音子、七浜宇菜、アクア、とまたまた例によって豪華なラインアップで、この出演料だけで凄まじい予算である。
最初の3組は『ミュージシャン・アルバム』の振替で登場してもらったものである。他の登場者の分は例の映画のセリフ収録現場にお邪魔して撮影したもので、越谷の小鳩シティに3日掛かりでプロムナードのセット組み撮影した。映画の作業をできるだけ邪魔しないように、リハ無し一発撮りである。
内野音子さんは特に声は掛けなかったのだが
「私もやるやる!」
と言ってやってくれた。舞音とサイン色紙を交換していた。
津島啓太は女性用フォーマルドレスを着せられ「可愛い!」と言われていた。実は計山卓に着せようとしたら、泣いて嫌がったので津島啓太が代わった。
「卓ちゃん可愛くなりそうなのに」
と女性陣から言われていた。
「卓ちゃんの“弟”さんも凄い美人だし」
「あの子はきっと女の子になりたいんだと思う」
なおこのプロムナードはとてもできが良かったので映画の制作委員会が借りて映画の撮影にも使用した!(これにCGでベルエポックっぽい服を着た通行人を描き加えた)
なお作詞者としてクレジットされている“諏訪越後”は白鳥リズム(本名:秋田利美:あきた・りみ)のペンネームである。
白鳥→スワン→諏訪 という発想。越後は彼女の育った場所。
「北海道生まれ、新潟育ちの秋田でーす」
と初期の頃やっていた。
彼女は北海道弟子屈町(てしかが・ちょう)生まれ(*51) 新潟県十日町市育ち。実に雪の多いところで生まれ育っている。十日町市は雪祭りで有名である。
(*51) 弟子屈町はお母さんの実家で、本当の出生場所は釧路市内の病院である。でも彼女は「弟子屈町生まれでーす」と言う。
バッグバンド“白雪1200km”のメンバーは昔北海道旅行した時に、偶然にもお母さんの実家がやっている民宿に泊まったことがある。この民宿には現在白鳥リズムのグッズがあふれている(正規の販売店登録している)。
『金色の風に乗って』(名寄多恵作詞・岡原加奈作曲)
毎度定例スクーターのCM曲である。今回は下北半島の南側・陸奥湾沿いの国道338号で画像を撮ってきている。ここはなかなかの難所で、青森空港から車で行くと3〜4時間かかる場所である。今回は特に許可をもらって舞音と悠木恵美・リハーサル役の高島瑞絵の3人は公園にヘリで降りさせてもらい、早朝撮影させてもらった。
もっとも撮影スタッフはマジで青森空港から3時間以上掛けてたどりつき、現地で野営?している。地元には協力してもらったお礼に舞音の直筆サインを50枚進呈した。
『マネー・ローランサン』(未来居住作詞・福沢聖子作曲)
マリー・ローランサン(Marie Laurencin 1883-1956) の初期の名作『狩りをするディアヌ (Diane a la chasse)』のコスプレをしたものである。
(同名の作品で1907年に描いたもの(版画)と1908年に描いたもの(油彩)があるが、これは1908年の油彩作品。両者は全く異なる構図の絵である)
アラベスク模様のような画面配置で、馬に乗る裸体のディアヌ(英語ならダイアナ)と4匹の動物が描かれている、
舞音は馬の形の椅子にローランサンの絵のディアヌと同じホーズを取り着衣で!座り、水谷姉妹がその足元で猫か犬のような謎の生物のコスプレをしている。アラベスク模様のような木の上には、リスのぬいぐるみと、キツネのぬいぐるみが置かれている。背景はローランサンらしいパステルカラーである。
『桜餅、酒饅頭』(日本古謡・未来居住作詞)
先日バラエティ番組で“未来居住”のペンネームの件で尋ねられた時、舞音が即興で歌った「桜餅〜、酒饅頭〜、焼きそばにソーダ水〜♪」という歌の続きが聞きたいという声が多数あったので続きの歌詞を作り『さくらさくら』のメロディーに乗せたものである。
完成させた歌詞:
桜餅〜、酒饅頭〜、焼きそばにソーダ水〜。みたらしカリントウ、カレーパンかクリームパン、肉まんイチゴ大福、いも饅頭、いも羊羹、みつまめ食べて行こう。
オリジナル歌詞:
さくら、さくら。やよいの空は、見わたす限り
かすみか雲か、匂いぞ出ずる。
いざやいざや、見にゆかん。
この曲には箏の音が欲しい。『八犬伝』で箏を弾いた姫路スピカに恐る恐る打診してみたら
「舞音ちゃんの音源制作ならやってあげるよ」
と言って快く引き受けてくれた。
更に醍醐春海先生が制作中に顔を出したのに
「先生、龍笛吹いてくださったりしませんよね」
と言ってみたら
「いいよ」
と言って入れてくれたので、歌詞はふざけてるのに演奏はすごく立派なものとなった。
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