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■夏の日の想い出・無茶言うなよ(6)

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学校が春休みなので、3月下旬から4月上旬に掛けてあけぼのテレビでは若手主体のネットライブを行った。
 
3.25(Fri) スリルボカン
3.26(Sat) ビンゴアキ
3.27(Sun) 玄関
3.28(Mon) ラピスラズリ
3.29(Tue) スパイスミッション
3.30(Wed) 常滑舞音
3.31(Thu) UFO
4.01(Fri) 赤いトマト
4.02(Sat) CCD
4.03(Sun) WindFly20
 
玄関は昨年あたりから動画投稿サイトを中心に活動し始めたバンドで、主として口コミによりファンが広がっていた。彼らはiTunesとAmazonには登録しているがCDは1枚も発売していない。制作に口出されたくないし売上の中の取り分があまりにも小さいからレコード会社と契約する気は無いと言っている。今回は5万人も接続してくれて結果的にファンが拡大するきっかけとなった。
 
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WindFly20がトリのように見えるが、実は土日に配されているのは“回線がパンクする恐れの無い”アーティストである。月〜木曜日が回線をたくさん使用するアーティストであり、実質的なトリはUFOである。
 
今回アクアは映画撮影のためお休みである。
 

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中継は、あけぼのテレビから、ЮЮネット・★★チャンネル、ホーライTV、ハイネットTV、平平ビデオ、また提携している全国12のローカルCATVでも視聴することができる。提携自体しているCATVはもっと多いのだが課金の仕組みと有料放送をチケットを買った人だけに配信する仕組みを持ってないと、この手の番組は流せない。
 
あけぼのテレビがハイネットTVと提携したのは何といっても回線幅拡大のためである。単純に自社のバックボーンを増やすのでなく提携の道を選んだのは普段はその回線幅は必要無く、ネットライブの時だけ配信能力が欲しいので、普段は独自の番組を流しておいてもらった方が無駄が無いからである。ハイネット側もビッグアーティストのライブを流せるのは美味しかった。実際この提携以降、ハイネットTVの会員は増えている。
 
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今回の地方ガールズからの昇格組は、まず3月28日のラピスラズリのバックダンサーに投入された。中継は仙台の織姫を使用する。先日の地震でモニターなどが200個ほど破損したが、急遽小浜の機器を仙台に運んでちゃんとネットライブができるようにした。
 
参加した信濃町ガールズは下記19名で、28日朝、熊谷からCRJ200(定員2+50)で仙台空港に運んだ。
 
高校1年(3)
箱崎マイコ 広瀬みづほ 花園裕紀
中学3年(6)
豊科リエナ(Leader) 東海林椿希 直江アキラ 山鹿クロム 三陸セレン 長岡飛鳥
中学2年(8)
宮地ライカ 知多めぐみ 長浜夢夜 鈴原さくら 小野寺雪 糸川穂美 鳴田あゆな 石田一絵
中学1年(2)
春野わかな 杉本ひかり
 
ラピスラズリも常滑舞音も高校2年生なので、バックダンサーは高校1年以下を起用している。
 
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この他ラピスラズリ・ライブのMC山本コリン、常滑舞音ライブのMC大仙イリヤもこの子たちと一緒にCRJ200で移動した。この2人はこのライブの後から、あけぼのテレビに投入される。
 
舞音の歌にコーラスを入れる水谷姉妹は舞音と一緒に Honda-JetOrangeで移動している、舞音の飛行機には千里とマネージャーの悠木恵美も同乗している。千里は副操縦席に乗る。舞音はこの5人セットで移動することがとても多い。
 
AT4(鈴鹿あまめ・夕波もえこ・古屋あらた・松島ふうか)はあけぼのテレビの仕事で欠席。鹿野カリナ・石条ぼたんもキャスター見習いで欠席である。
 

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メンバーは3月28日朝食後に熊谷に移動し、CRJ200で仙台空港に飛んだ。会場の織姫は仙台空港からすぐ近くなので、3月の震災復興支援ライブにも参加した春野わかな・広瀬みづほ以外の昇格組か驚いていた。
 
「熊谷まで時間が掛かったから空港降りた後もまた時間がかかるのかなと思ったらすぐだった」
「まあ熊谷までの行程が、行程の大半だね」
「織姫とかミューズシアター(小浜)は、熊谷の隣にある感覚」
 

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信濃町ガールズのユニフォームで、スカート・キュロット・ショートパンツのどれを穿くかは(天然女子でも)任意である。
 
今回、最初ショートパンツを穿いていたのは、花園裕紀と杉本ひかりの2人である。セレンとクロムは当然スカートである。飛鳥はもちろんスカートである。ちなみに広瀬みづほはミニスカ+ベージュの厚手タイツだった(花ちゃんと話し合って決めた)。
 
花園裕紀は、ラピスラズリ・ライブの司会役でガールズたちと同じ飛行機に乗ってきた山本コリンにヘッドロックを掛けられる。
 
「くぉらぁ!、一葉(いちよう)、何ショートパンツとか穿いてる?ちゃんとスカート穿きなさい」
 
裕紀の顔がコリンのバストに挟まれて息苦しい!(裕紀は女性不感症なのでバストに顔が付いてドキドキしたりはしない)
 
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「ぼく男の子だよぉ」
「男の娘かもしれないけど、ちんちん無いんだから君はスカートでよい」
と言われて、半強制的にスカートに穿き換えさせられた(セクハラ)。
 

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残りは杉本ひかりだけである。
 
「ひかりちゃん、みんなスカート穿いてるよ。君もスカート穿こう」
などと宮地ライカ・知多めぐみから言われる。
 
「えー?でもぼく男の子なのにスカートとか穿いていいんですか?」
「いや君はスカートが似合うとみた」
と宮地ライカ。
「むしろショートパンツ穿いてても女の子に見えるよね」
と知多めぐみ。
 
「じゃ穿き換えます」
と言ってスカートを穿いたが全く違和感が無い。
 
「うーん・・・」
と他の子たちは腕を組む。
 
「君、ふだんからスカート穿いてるでしょ?」
「え?スカート穿いちゃいけないんですか?」
とひかり。
 
「どこからツっ込めばいいのか」
「だいたい、ブラジャー着けてるし」
「いつもスカート穿いてるのなら、信濃町ガールズでもスカート穿きなさい」
 
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ひかりはみんなの前で着替えたのでショーツを穿いている所をみんなに見られたし、ショーツに盛り上がりが無いのも見られている。ただ信濃町ガールズの男の娘はみんなタックしているので、女子たちも盛り上がりが無いからといってちんちんが無いとは思わない(←1ヶ月以内に解剖して検査されることほぼ確定)。
 
ということで、今回のバックダンサーは全員ミニスカートになった。
 
(ライブを見た、ひかりの元同級生たちは「やはりひかりちゃん女の子になったのね」と言っていた)
 

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初日のラピスラズリのライブでは、バックダンスの入る曲が少ないので、信濃町ガールズたちは休んでいる時間のほうが長かった。結果的に新人たちには良いウォーミングアップになった。
 
29日はお休みだが、クレール2号館を借りて“翌日”の予行練習をたくさんした。これは練習無しではできないぞと、ひかりたちも思った。
 
そして30日は常滑舞音のバックを務める。これがマネキンになったり、猫のコスプレをしたり、様々なお魚になったりなど、舞音・キャットシスターズだけでなく、みんな色々な衣裳を着けて出て行くので、とても楽しかった。
 
くたくたに疲れたけど!
 
「すっごく楽しかった」
「疲れるけど楽しいよね」
「私、猫と間違って犬の衣裳着けちゃった」
「愛嬌、愛嬌」
 
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(でも顛末書を書かされた!)
 

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