広告:めしべのない花―中国初の性転換者-莎莎の物語-林祁
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■夏の日の想い出・いろはに金平糖(6)

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その後、秋風コスモス・川崎ゆりこの漫才?を10分ほど流してから、信濃町ガールズ(本部生)たちのパフォーマンスに続く。
 
全員でダンスしながら『信濃町ガールズのテーマ』(米本愛心作詞・竹本和恵作曲)を代表で豊科リエナ・箱崎マイコ・花園裕紀が歌う。その後、ガールズのリーダー・鹿野カリナが、今年加入した人を1人ずつ紹介して行った。
 
「まず4月の加入者、鈴鹿あまめ、花貝パール、長浜夢夜」
「5月の加入者、水森ビーナ」
「7月の加入者、美崎ジョナ、立山煌(きらめき)、夕波もえこ、薬王みなみ、鈴原さくら、宮地ライカ、知多めぐみ」
 
ここで、鈴原さくらは白鳥リズムの代理で、またライカ・めぐみはCAT sistersとしてやはり紅白のリハーサルに行っているので、3人の分は等身大フィギュアをセレン・クロム・立山煌が運んで来てカメラの前に置いた。他の子たちと同様の信濃町ガールズのユニフォームを着せている。ライカ・めぐみはもちろんスカートだが、さくらのフィギュアにもスカートタイプのを着せている。これはガールズたちの総意でスカートになった!
 
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(視聴者は普通に女の子だと思ったであろう)
 
「そして10月の加入者」
とカリナは言ってから、司会席の古屋あらたの手を取って高く上げながら
「古屋あらた」
と言い、あと2人、集団の中から
「松島ふうか、石条ぼたん」
と紹介した。
 
「以上14名が今年度の信濃町ガールズ・本部生加入者です」
とカリナはまとめた。
 
「今ステージに居るのは何人だっけ?」
と花園裕紀が訊く。
「21人」
とカリナは答える(*5)。
 
「新人の比率が高い」
「競争激しいからみんな頑張らなくちゃね」
 
司会の古屋あらた・欠席の3人を除く全員でダンスをする中、美崎ジョナ、夕波もえこ、薬王みなみの3人でアクアのヒット曲『桃色の予感』を歌って、パフォーマンスを終えた。
 
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(歌唱者を限定するのは感染拡大防止のため)
 
(*5)この時ステージに居た人(フィギュアを含む)
高1(1)水森ビーナ
中3(6)花貝パール、鹿野カリナ、箱崎マイコ、美崎ジョナ、松島ふうか、花園裕紀
中2(8)豊科リエナ、鈴鹿あまめ、夕波もえこ、薬王みなみ、石条ぼたん、直江アキラ、山鹿クロム、三陸セレン
中1(6)宮地ライカ、知多めぐみ、鈴原さくら、古屋あらた、長浜夢夜、立山煌(きらめき)
 
で合計21人である。
 
ビーナは高校生ではあるが、加入1年目なので3月までは信濃町ガールズにも在籍する。既にデビューしているので通常の活動には参加しない。この日はキュロットのユニフォームで参加して、みんなから「どうしてスカートじゃないの〜?」と言われていた。
 
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「ボク『高崎ひろか・松梨詩恩の弟で、水森ビーナと申します』と言っても、『ああ。詩恩ちゃんの妹さん』と言われてしまう」
「まあ男の子には見えないし」
「だいたいいつもスカート穿いてるし」
「テレビ局とかには学校の女子制服で行ってるし」
 
「それに先月去勢手術受けたんでしょ?」
「そんなの受けてない」
「八犬伝の撮影が終わったところで去勢手術受けたと聞いたけど」
「いや、去勢手術はもう終わってたよね。先月受けたのは尿道短縮術と聞いたけど」
 
「何だっけ?それ」
 
「肛門から3cmくらいの位置に穴を開けて尿道とつないで、おしっこがそこから出るようにする手術。するとちんちん付いてても、排尿は女の子と同じになる」
 
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「そんな手術があるの〜〜?」
 
「その手術を受ければ、ちんちんに尿道口が残っていても、そちらは全く使わなくなるから、ちんちんはもうイボと同じになるんだって」
 
「それって精液はどっちから出るの?」
などと訊いている子がいる!
「さあ。もしかしておしっこは女の子の位置から出て精液はちんちんの先かなあ」
 
(不正解!膀胱直下に前立腺があるので、男性の会陰に新尿道口を設置した場合、尿も精液もその新尿道口から出るようになり、陰茎側の尿道は全く使われなくなる)
 
「ちんちん切るのは大手術で2〜3ヶ月入院が必要だけど(そんなことはない!)、尿道短縮術は日帰り手術もできるから、女の子と同じようにおしっこできるようになりたい人は、性転換手術に先行して、そういう手術受けるって、セレンちゃん言ってたけど」
 
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震源はセレンか〜〜!?
 
「そんなの受けてないって」
とビーナは言ったものの
 
「あれ〜。ビーナちゃんはもう女の子同然になったからお正月の多忙期が過ぎた1月中旬くらいに女子寮に引っ越して来るってロンドちゃんが言ってたけど」
などと言われる。
 
「女子寮への引越予定はありません」
 

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第0部終了後は、司会は鈴鹿あまめ(第0部放送中に深川に移動した)に交替して、第1部に移る。
 
■第1部
12:00-12:25 白鳥リズム(定額)
12:30-12:55 ラピスラズリ(定額)
13:00-13:25 常滑真音(特別視聴料200円)
 
(プログラムの間の5分間はローザ+リリン・揚浜フラフラのショートトークが入った。要するにトイレタイムである!フラフラは路上を歩いていた所を、木取道雄がキャッチして連れてきた)
 
伴奏は、各々白雪1200km、愛の十字架、招き猫が伴奏する。
 
ダンサーは↓のようにした。
 
白鳥リズム:信濃町ガールズ関東Aが真っ白な衣裳でダンス。
ラピスラズリ:信濃町ガールズ中国&四国が紫色の衣裳でダンス。
常滑舞音:信濃町ガールズ北海道のメンツが猫の扮装でダンス。
 
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信濃町ガールズ関東は人数が多いのでA班・B班・C班と3チーム編成した。
 

常滑舞音で、わずか200円とはいえ特別視聴料を取るのは、定額で視聴できる設定にすると回線がパンクするからである!
 
有料にしたのに500万回線の接続があり、あけぼのテレビのスタッフに冷や汗をかかせた(有料チケットを購入すると、その日一杯は、定額契約していなくても定額の番組を見られるのでそのために買った人もあったと思われる)。
 
この3組4人はこちらのステージが終わったら紅白の最終リハーサルに参加するため国際フォーラムに移動する。
 
白鳥リズム&ラピスラズリ(緑川志穂)13:05深川→TIF 13:20
常滑舞音(村上麗子)13:35深川→TIF 13:40
水谷姉妹(南川晃奈)14:05深川→TIF 14:20
鈴原さくら・甲斐姉妹(緑川志穂)14:15深川←TIF 14:00
太田芳絵・斎藤恵梨香(南川晃奈)15:25深川←TIF 15:10
 
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アクアは午前中別件のテレビ局の仕事をしてから、午後直接国際フォーラム(TIF)に入っている。常滑舞音のリハ役の坂田由里、アクアのリハ役の今井葉月はそのままヘルプ(雑用係!)のためTIFに留まる。村上麗子も現地に留まる。
 
水谷姉妹はこの後の第2部の先頭で歌った後、TIFに移動し、CAT sistersの代役をしていた太田・斎藤と交代する(ライカとめぐみは朝から晩まで国際フォーラム)。つまり、こちらの番組構成上は常滑舞音で第1部は終わっているのだが、実は内部的には、第2部の先頭“1時間”まで実質第1部の続きなのである。
 

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第2部は舞音のステージの後、紅白開始までの間の演奏で、定額契約で見られる番組である。司会は前半を松島ふうか、後半を夕波もえこが務めた(当初の予定と逆になった。ふうかが不安そうな顔をしていたので、若手中心の前半を担当してもらうことにした。実は松島ふうかは単独で司会をするのは初めてである)
 
■第2部(定額)
13:30-13:55 水谷姉妹
14:00-14:25 恋珠ルビー&花貝パール
14:30-14:55 Flower Sunshine
15:00-15:25 七尾ロマン
15:30-15:55 ColdFly5
16:00-16:25 松梨詩恩&水森ビーナ
 
16:25-16:35 休憩タイム:信濃町ガールズ&ミューズの運動会!? (from深川アリーナ地下のプール&トレーニングフロア)
 
16:35-16:55 石川ポルカ
17:00-17:25 原町カペラ
17:30-17:55 甲斐姉妹
18:00-18:25 西宮ネオン
18:30-18:55 高崎ひろか
19:00-19:25 品川ありさ
 
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第2部のプログラム間のトイレタイム5分は、信濃町ガールズ・ミューズ・エルフ?たちのパフォーマンス(録画)が入った。歌あり楽器演奏あり、身体を張ったパフォーマンスあり、トークありで、ふだんBチャンネルで流しているような内容である(但し全て新作)。実際翌日以降Bチャンネルでも再放送された。
 
なお信濃町エルフとは、信濃町ミューズを卒業した子が自動的に所属する組織らしい(川崎ゆりこ説:コスモスは「何それ?」と言った)。ゆりこによれば、ここに所属するのは、木下裕紀・篠原倉光・桜井真理子・安原祥子・悠木恵美の5人である。悠木恵美のショパン曲ピアノ演奏など「うまいじゃん」と言われた。真理子と祥子の“曲芸サックス二重奏”も評価が高く、後にフラワーサンシャインのライブでもやってみせた。
 
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ダンサー割当表
 
水谷姉妹 関東B(水色衣裳)
Ruby+Pearl 関東C(赤+ビンクの衣裳)
Flower Sun 高A
七尾ロマン 北陸(ミッションスクール制服風衣裳)
ColdFly5 中A
詩恩ビーナ 高B
石川ポルカ 中B
原町カペラ 中C
甲斐姉妹 中A
西宮ネオン 高A
高崎ひろか 中B
品川ありさ 中C
Flower Four 高B
 
14:30 Flower Sunshine 以降は、信濃町ガールズは年齢によりシャッフルした下記のユニット単位で入る(小学生も中学生に準じる。高校生でも18歳になっている子はシニアに入る:高3の大半がシニアに入った)。
 
中学生ABC、高校生AB、シニアAB(18歳以上)
 
衣裳は信濃町ガールズのユニフォームになる。これは年齢により出られる限度時刻が違う(中学生以下20時・18歳未満22時)ので、それに対応するためである。最初地区ごとに出たのは緊張しなくて済むように。
 
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(北陸はシャフルグループと交錯するので、北陸の高校生は高校Bに入れられた)
 

2021年12月31日(土) 19:30.
 
今年も大詰め、NHKの紅白歌合戦が始まる。
 
昨年は“入場行進”に代えて出場者をビデオで紹介したのだが、今年はそれもなく、司会者の挨拶の後、いきなりトップバッターの倉田ミチコの歌唱が始まるという型式になった。倉田ミチコは「足が震えました」と後日言っていた。後でビデオで確認すると、ミチコは歌の後半は、ほとんど振り無しで歌っている。たぶん立っているだけで精一杯だったのだろう。新人なのにいきなり紅白の大舞台のトップバッターというのは、少々度胸のある人でも、プレッシャーが凄い。
 
倉田ミチコの後、伊東浩美・UFO・羽田小牧・スパイミッション・千夜子遅刻と続いて、常滑舞音が登場する。
 
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舞音はRC大賞の時と同様に、エドゥアール・マネの『笛を吹く少年』のコスプレをして出て来たが、一緒に出て来た水谷姉妹も同様に『笛を吹く少年』のコスプレをしている。
 

 
なお舞音が使っているのはこのCDを出した時から使っている、黒い木製ファイフだが、水谷姉妹は水色の木製ファイフである(千里がマルセイユのおもちゃ屋さんで買ってきたもの(1本3.98euro)。「ああ。じゃ買ってくるよ」と言ってから30分後に持って来てくれた問題については深く考えない!)。3本のファイフはピッチが同じになるように微調整を掛けている。
 
そしてイントロを3人で三重奏した上で、舞音自身は笛を口から離して『マネがマネのマネをした』の歌を歌い始めた。水谷姉妹のファイフ2重奏がその伴奏をする。
 
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そして1分ほどした所で、悠木恵美が3人の後ろに寄り、ハサミで“糸を切る”と服が脱げる(糸を1本切れば全部外れるように作られた衣裳である:脱げた服は坂田由里がすぐ回収する)。そして“4人”のダンサーがステージに走り込んで来て『とことこ・なめなめ・招き猫』を録音されている伴奏音源に合わせて演奏した。全員コスプレしている。
 
常滑舞音:黒招き猫
水谷妹:白招き猫
水谷姉:三毛招き猫
地多めぐみ:福助
宮地ライカ:高崎のダルマ
恋珠ルビー:信楽焼の狸
花貝パール:アマビエ
 
ルビーの両親は、テレビで見てて、娘の凄い姿に思わず咳き込んだらしい!
 
「もうお嫁に行けない」
などと嘆いていたとか!?
 
なお、この曲の間奏の間には「常滑舞音・応援団」という鉢巻きをした、常滑(とこなめ)市長・常滑焼き組合長と応援旗!を持つファンクラブ常滑支部?の人たち、また常滑焼きの招き猫の映像が流れた(普段の年だったら市長さんたちは、きっと会場まで来てたと思う)。演奏後に舞音が市長さんと言葉を交わすシーンまであった。
 
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ふだん CAT sistersは、水谷姉妹と地多めぐみ・宮地ライカの4人だけでやっていたのだが、NHK側から、もう少し人数が居た方がいいが、という打診があり、元々舞音の保護者?を自認しているルビーが親友のパールを誘って参加したのである。それで実はカウントダウンライブでは、14:00に水谷姉妹のステージが終わって2人が国際フォーラムに移動した後、14:30にステージが終わったルビーとパールも続けて国際フォーラムに移動した。
 
CAT sisters は29日は水谷姉妹とめぐみ・ライカのみでリハーサルに出ていたが、パールとルビーが参加することになったので、30日は下記のメンツでリハーサルに出た。
 
水谷姉妹・地多めぐみ・宮地ライカ・大仙イリヤ・山本コリン
 
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(リハーサルで信楽焼の衣裳を着たのはコリン)
 
31日は水谷姉妹が深川で自分たちのステージをするので太田芳絵と斎藤恵梨香が水谷姉妹の代理をし、水谷姉妹は14:00に自分たちのステージが終わると国際フォーラムに移動。ルビーとパールも14:30に自分たちのステージが終わると国際フォーラムに移動。その後、太田・斎藤・大仙・山本の4人が南川晃奈の運転する車で深川に戻ってきたのであった。
 

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紅白のステージでは、アイドルたちの体当たりのパフォーマンスに、全国の視聴者から歓声があがり、舞音の知名度が更にあがるとともに、CAT sisters についても関心を持つ人が増えた。それで舞音と水谷姉妹が夏に出した童謡集の売上がここにきて伸びることになる。
 
ルビーは「へー。信楽焼のタヌキの子もCD出しているのか」と言われた(年明けに5〜6万枚売れてレコード会社が慌てて追加プレスした)。ついでにルビーが主演した『シンドルバッド』についても、続編を望む声が多数放送局に寄せられた。
 

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夏の日の想い出・いろはに金平糖(6)

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