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■夏の日の想い出・いろはに金平糖(5)

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(C) Eriko Kawaguchi 2022-05-01
 
12月30日(木).
 
夕方から今年のRC大賞の授賞式が行われた。今年も昨年同様、無観客で行われ、また各賞受賞者の付添い人数にも制限が掛かった。
 
今年、新人賞にノミネートされたのは下記5組である。
 
赤いトマト、CCD、羽鳥セシル、千夜子遅刻、渡川詠子
 
そして最優秀新人賞は千夜子遅刻(チヨコレイト)が受賞した。
 
今回、企画賞として、常滑舞音の『とことこ・なめなめ・招き猫/マネがマネのマネをした』が受賞した。
 
舞音は最初マネの『笛を吹く少年』のコスプレで登場。
 
自ら木製ファイフで曲のイントロを演奏した後、1分歌唱する。ここで招き猫・福助・弁天様・高崎ダルマのコスプレをした CAT sistersの4人が入ってきて、マネも猫耳のカチューシャを着け『とことこ・なめなめ・招き猫』を歌った。会場に来ている受賞書たちから思わず歓声があがっていた。
 
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今年金賞にノミネートされたのは下記である。
 
アクア『魅惑のマスカレード』(現時点で260万枚)
ローズ+リリー『マチカ・マチリカ』(105万枚)
ハイライトセブンスターズ『優しさの消費期限』
XETIMA『Long hope』
三つ葉『アップル・マーマレード』
スパイスミッション『ビキニ買っちゃったけど着られない』
UFO『海王星のプリン』
ビンゴアキ『ブルーボーダー』
山森水絵『私を呼ぶ声』
松原珠妃『あわわ・さわわ』
長沼清恵『十日市町情歌』
 
アクアの付添いは(作曲者がマリ&ケイなので)コスモスとTKRの三田原さん、ローズ+リリーの付添いは鱒渕マネージャーと八雲課長、羽鳥セシルの付添いは、作曲者の青葉(桜蘭有好名義)と白河夜船社長、山森水絵の付添いは作曲者の千里(鴨乃清見名義)と鈴木一郎社長、松原珠妃の付添いは作曲者の蔵田さん(ヨーコージ名義)と観世社長であった。
 
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なお企画賞の舞音の付添いは、川崎ゆりこと、松本花子の代理として、木ノ下大吉先生だった。木ノ下大吉先生がRC大賞授賞式に登場したのは、2005年に粟島宇美子『雨の中の告白』が金賞にノミネートされた時以来、実に16年ぶりで、鈴木一郎社長などが声を掛けていた。先生は
 
「今回僕は、お使いなんだけどね」
などと言っていた。
 
「でも木ノ下さん、凄く派手な和服だね。まるで女物みたいに見える」
「そう?今更性別とかこだわる必要も無いと思うし、気に入った服を着てるだけだよ」
 
「あんた、あちらは引退したの?」
「ああ。僕は作曲も男も既に引退した」
「修行が足りんな。僕はまだ現役だよ」
「その年でよく立つね〜」
 
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ちなみに木ノ下先生は64歳、鈴木社長は73歳である。もっとも外見的には、木ノ下先生は70代半ば、鈴木社長はまだ65歳くらいに見える。木ノ下先生は多分物凄くハイペースで楽曲を書いていた時期に、相当命を削っていたのだと思う。
 
ちなみに木ノ下先生が着ているのは“びんがた”で作った、女性用の訪問着ではないかという気がした。こういう場に着てきてもいい礼装である。
 
女物を着たいのは、もしかして一時的にノロになっていた後遺症??あの時は睾丸も除去したい気分だったらしいし。(後でパールに聞いてみたら、木ノ下先生は信濃町ガールズ沖縄のメンバーの指導をする時は、いつも“びんがた”のカラフルな和服を着ているらしい。ことば使いも中性的で初期の頃、性別がよく分からなかったと言っていた)
 
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「でもミュージシャンで性別の曖昧な人って多いですよね」
「まあ一般社会よりはそういう人の率は高いかもね」
 
今年の最優秀歌唱賞は山森水絵、RC大賞はXETIMAが受賞した。
 

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12月30日の夜、RC大賞の授賞式が終わると、マリは、古城風花の運転する“アクアのアクア”で、鱒渕マネージャー、産科医の青山友紀さんと一緒に熊谷に向かった。熊谷のコテージ“桜”に宿泊する。桜のコテージには、先にマリのお母さんが、あやめ(2歳10月)・大輝(1歳2月)を連れて来ていた。
 
そして31日朝、千里の G450 に乗ってミューズ飛行場に移動した。1月1日のニューイヤーライブに出演するためである。G450にはベビーベッドがあるので、大輝はそこに寝せておいた。あやめは離着陸の時はお母さんが抱いていた(マリでは危ない)。
 

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12月31日(金).
 
今年の紅白歌合戦はNHKホールが工事中のため、丸の内の国際フォーラム(TIF)で行われる。
 
リハーサルは29日から行われていて、常滑舞音の代理は坂田由里、ラピスラズリの代理は甲斐姉妹、白鳥リズムの代理は鈴原さくら、羽鳥セシルの代理は夕波もえこ、北里ナナの代理は薬王みなみが務めていた。が、この日、羽鳥セシルは朝から会場入りしたので、夕波もえこは解放された。また今井葉月が北里ナナの代理役で紅白会場に行ったので、薬王みなみも解放された。
 
水谷姉妹は地多めぐみ・宮地ライカとともに、CAT sistersとして舞音のバックで踊るので29日からずっとリハに出ていたのだが、この日は自分たちのステージが深川であるので、代わりに朝から太田芳絵・斎藤恵梨香が国際フォーラムに行っている。
 
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あけぼのテレビはこの日は朝8時放送開始で、最初の3時間はこのような番組が流れた。
 
8:00 各地のレポーターからの年末の風景
(スタジオは小林雪恵デスクで松島ふうかがアシスタント)
9:00 丸井ほのかのおせち教室。
 生徒役=セレン・クロム・夢夜・パール
10:00 鈴鹿あまめが司会を務めて年末座談会。
 出席者:高崎ひろか・品川ありさ・米本愛心・花咲ロンド・海浜ひまわり
 
お料理教室では
「あんたたちも、その内お嫁さんに行くだろうから、こういうの作れなきゃ」
と言われて、セーラー服(衣裳)を着たセレン・クロム・夢夜の3人が
「お嫁さんに行きたーい」
と言っていた。
 
10時からの座談会は、当然のことながら、アクアに関する暴露大会になった。この手のネタはいくらでもあるようだ。
 
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11:00からは、カウントダウンライブ“§§ミュージック Count Down 2021 & 2022 New Year Live”の放送が始まる。深川アリーナからの生中継である。
 
今回バックダンスについては、北海道・北陸・中国・四国の信濃町ガールズたちが動員された。これと地元関東の信濃町ガールズとでパフォーマンスをする。
 
ここ1年ほどの地方ガールズ動員状況:−
 
__CD震GWA夏
北海−−−−−
東北−○−−○
関東○−−−−
北陸−−○−−
東海○−○−−
関西○−−−−
中国−○−○○
四国−−−−○
九州○−−−○
沖縄−−−−○
 
CD=2020.12.31-01 Count Down(東京)
震=2021.03.05-07 震災復興(仙台)
GW=2021.05.02-05 ネットライブ(津幡)
A=2021.05.16 アクア(小浜)
夏=2021.08.09-29 夏のライブ(仙台)
 
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この他、2021.08.16 のアクアライブ(小浜)では、会場に近い福井・鳥取・島根の信濃町ガールズと、今年のビデオガールコンテストの上位入賞者を使用している。
 

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地方ガールズたちは12/29に各空港の近くに集まってもらい、簡易検査キットで感染チェックした上でホテルに泊め、12/30に各地に飛行機を飛ばして熊谷に連れてきた。熊谷でホテル赤城に泊めてから、31日朝食後に再度、感染検査をした上で深川に連れてきている。
 
G450(14) 熊谷(前日)高松(10)→熊谷→岡山(10)→熊谷
Tiger(7) 熊谷(前日)小牧(風帆伯母)→小浜→米子(4)→熊谷
 
小浜でのローズ+リリーのライブに出る風帆伯母を小浜に運んでから米子に回送し、米子から鳥取・島根の子たちを連れてきたが、虎の模様が伯母にも米子の子たちにも好評だった。権利問題で模様を変更しなければならないのが惜しいくらいである。
 
CRJ200(30) 熊谷→能登(14)→熊谷
 
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北陸の子たちは29日にいつもレッスンをおこなっている津幡に集め、簡易検査キットで陰性確認してから火牛ホテル(営業してるのか?)に泊めた。そして30日の朝からマイクロバスで能登空港に移動し、ムーラン所有のCRJ200で熊谷に連れてきた。ムーランはこれまで食材やスタッフの移動にCRJ900(定員90名)を使っていたのだが、かなり大きいので、もう少し少人数の移動に使える機体として中古のCRJ200をこの秋に購入していた。それを使わせてもらった。
 
CRJ (Canadair Regional Jet) はカナディア社が開発したリージョナルジェットのシリーズで、その後、カナディアを吸収したボンバルディア・エアロスペースが製造販売をしていた。この事業は2020年6月に日本の三菱重工が買い取っているので、ひょっとしたら三菱から今後新型が発売されることになるかも知れない。
 
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CRJ200 は日本ではJ-AirとIBEXが以前運行していたが、2018年1月までに全て引退していた。若葉は当時CRJ200を飛ばしていたパイロットを雇ってこの秋から運用し始めていた。
 
定員50人だがムーランではコロナが落ち着くまでは半分のmax25人で運用している。↓参照
 

 
(CRJ700もこれと同様のレイアウトで17.5列、CRJ900は22.5列だが、前と後ろにトイレがある。また1列目が2席で、最後列は4席)。
 
「この定員の機体もいいよ。冬も1機買わない?」
などと若葉は言っていたので
 
「じゃ、いい機体があったら」
と言っておいた。私は先日余分に1台ホンダジェット買ったばかりだしと思い適当に返事をしておいたのだが、年明けに仰天することになる!
 
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Blue(7) 熊谷(前日)女満別(1)→函館(4)→熊谷
Silver(7) 熊谷(前日)釧路(2)→旭川(4)→熊谷
Yellow(7) 熊谷(前日)稚内(1)→丘珠(5)→熊谷
 
北海道の子たちの動員は実は初めてとなった。北海道は九州より広い!のでこれまでも毎月レッスンの度にHonda-Jet を一部使用して札幌に集めていたのだが、今回は6ヶ所の空港に集めて3機のホンダジェットで運んだ。案内役の§§ミュージックのスタッフが搭乗するから1台のホンダジェットに乗せられるのは6人までである。それで、札幌と旭川は(どちらにも行ける子で)人数調整して各々6人以下にしている。次動員する時は3機では足りないかも。
 
なおこの日、A318はローズ+リリー・ライブの伴奏者やスタッフを乗せて熊谷から小浜に飛んでいる。
 
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■第0部 11:00-12:00 (司会:古屋あらた)
Prologue
信濃町ガールズ Introducing New Face
 
第0部は、10月に加入したばかりながら、すっかりあけぼのテレビの“顔”の1人となった古屋あらたが司会を務めてプロローグを放送する。
 
深川アリーナ入口に、いきなり水着美女の姿が映るので、何だ?何だ?と思う。カメラがズームしていくと、それは等身大フィギュア(顔がアクアに似ている気がするのは気のせい!)で、その陰からピョン!と飛んで古屋あらた(着衣)が出てくる。あらたは英国パブリックスクールの制服のようなブレザーと膝丈スカートの衣裳を着ている。胸元のネクタイが格好いい。
 
「ぼくのビキニ姿はまだ公開しないよぉ〜」
などと言って、笑顔でこの日のタイムスケジュールを説明する。
 
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フリップを持って各歌手の演奏予定時刻を説明し、また月額課金が必要なアーティストは青い字・お月さんマーク、特例視聴料(チケット)が必要なアーティストは赤い字・お星様マークが付いていると説明した。
 
(色分けだけではなくマークも付けるのはむろん色弱の人への配慮)
 
また特例チケットを購入した場合、その日(正確には購入後24時間以内)の定額番組も見られることを説明した。
 

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夏の日の想い出・いろはに金平糖(5)

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