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■春避(6)

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姉が「簡単な手術受けて女の子にならない?」とか言ってるけど、少し調べてみたら、全然簡単な手術ではない!大手術じゃんと思った。しかもかなり痛そうだし、手術してから傷みが取れるまで数ヶ月掛かるという話だし。手術代金も高いし!
 
でもそれだけのお金を掛けて、それだけの傷みに耐えても女の子になりたい人たちがいるんだよなあと思う。
 

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どうも自分は周囲から“女の子になりたい子”と思われているようだ。まあいいけどね。そもそも女子バスケ部の五月や美奈子も、自分の性別傾向を誤解している気がする。あの子たち、平気でぼくに抱きついてくるし!
 
晃自身は女の子になりたいと思ったことはない・・・つもりだけど、姉からも母からも「女の子になる気ない?」と、よく言われていた。子供の頃は姉のお下がりの服とか着てたから、左前の服は小学生の頃は、わりと普通に着ていた。幼稚園の頃は姉がスカート穿いているのを見て、自分も穿きたいと言って、お下がりのスカートもらって穿いていたこともある。
 
小学生になってからはスカートで学校に行ったりはしてない(←晃の友人たちの意見はきっと違う)。せいぜい毎年運動会でチア用スカートを穿いてチアリーダーをした(←普通男の子にはさせない)のと、鼓笛隊でファイフを希望したら
「ファイフの人の衣裳はこれね」
と言われてスカートを渡されたのでスカートを穿いたくらい。
 
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あと学習発表会で
 
「高田さん、女役いけるよね?」
と言われてドレスを着て、舞踏会シーンに出たこともあった。
 
ピアノの発表会で着たドレスで出たら
「やはりそういう服を持ってるのね」
と言われた、
 
ぼくはいつもこの手の服を姉から押しつけられてるだけなんだけど。
 
(↑自分の特殊性に気付いていない)
 
もしかしてぼく元々、半分女の子みたいな扱いだったのかも?という気がした。
 
(↑Yes,Yes)
 

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だいたい、うちの姉弟の洋服の流れというのが、
 
(新品)舞花(お下がり→)晃、(新品)茂之(お下がり→)涼太
 
となっていて、晃は女子流れに組み込まれていた!
 
さすがに中学になると、姉のお下がりではなく新品のワイシャツ・学生服を買ってもらったが、晃は身体が弟たちより小さいので、晃が着た服は弟たちに行くことはなく、茂之は新しいワイシャツと学生服を買ってもらっている。晃は弟たちに比べて細いので、幅的にも晃の服は弟たちには入らない。現在4人の身長は
 
舞花(高3)159cm 晃(高1)168cm 茂之(中3)177cm 涼太(小6)175cm
 
となっている。茂之(早生まれ)が中学を卒業すると同時に涼太が中学に入るから、きっと茂之の制服は、そのまま涼太にリレーされる。晃が中学時代に着た学生服は、母の友人の息子さんに譲った。
 
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普段着に関しては、晃は姉より10cm近く身長はあるものの、身体の横幅がほとんど変わらない。それでアウターは上下ともに、わりと共用している。実を言うと晃の普段着は多くが元々舞花が着ていたものである。姉は飽きると晃に押しつける傾向がある。逆に晃が少し可愛い服など持ってると
「あ、この服可愛い。貸して」
と言って借りたまま返してくれない!(どこの家族にもよくある風景)
 
晃が冬季に着用しているダウンコートも元々は舞花が着ていたもので左前の仕様だが、普通に着ている。晃が左前の服を着ていても友人たちは変に思ったりしないようだ!
 
舞花が中学時代に着ていたセーラー服は強引に押しつけられたので、晃の部屋の衣裳ロッカーに掛かっているが、少なくとも人前で着たことはない。記念写真は撮られたけど!姉が高校を卒業したら、今着ている女子制服も「洗い替えに」とか言って押しつけられそうだ。
 
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やはり今日の女子制服体験で少し精神的に昂揚してしまったようだ。疲れてるはずなのに、いつの間にか夜中1時になっていた。
 
ふと思い立って、ズボンとショーツを脱いで、ちんちんを両足の間にはさんでみる。まるでちんちんが無いかのようなビジュアルになる。しかも皮膚が引っ張られて中央にまるで割れ目ちゃんのような凹みができる。
 
小さい頃から時々やっていたものだが、この状態を見るとドキドキするのは、やはりぼく、女の子になりたい気持ちもあるのかなあ、などと思う。
 
この状態でショーツを穿くと、まるで女の子の下着姿みたいなスッキリした形になる。そのまま立って歩くのは困難だけどね。
 
スカート穿いてみようかな。
 
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唐突にそんなことを考えて、衣裳ケースからコットンの膝丈スカートを取り出して穿いてみる。これはW63のスカートで姉には小さくなったので、もらった(押しつけられた)もの。
 
鏡に映すと、結構可愛い気がする。女の子っていいなあ。こういうの普通に穿けて。などと思ってしまった(←既にボーダーラインを越えている)。
 
ドキドキ。
 

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そっと部屋のドアを開けてみる。姉の部屋からは音はしない。今日は2試合もして、そのあと1時間半歩き回っているし、きっともう寝てるだろう(←甘い!)。
 
晃はスカートのままそっと部屋を出ると、できるだけ音を立てないように階段を降りる。そして赤青2つのドアが並んだトイレ(詳細後述)(*7) の内、赤いドアの個室トイレを開けて中に入る。スカートをめくり、ショーツを下げて便座に座り、おしっこをした。
 
(参考間取り)

 
いつものようにペーパーで拭いてショーツを上げ、立ち上がってスカートの乱れを直す。ふたをしめて水を流し手を洗う。それから外の様子を伺って、そっとトイレのドアを開け、外に出る。階段を静かに登って自分の部屋に入った。
 
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そして何となく気分で、結局パジャマには着替えず、Tシャツとスカートのままベッドに潜り込んだ。
 

晃は夢を見ていた。
 
夢の中で晃は女子制服を着て学校に行き、女子の部員たちと一緒に高岡C高校と対戦していた。結果は1点差でH南高校の勝ちだった。
 
「晃のお陰で勝てた」
「女子になってくれてありがとう」
「これでウィンターカップに行ける」
「君が思いきって性転換してくれたお陰だ」
 
え?この試合、ウィンターカップ県予選の決勝戦だったの?でも男子選手が性転換して女子の試合に出るって、ズルじゃない?と晃は思った
 

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担任の真中先生が出てくる。晃は職員室に居るようだ。
 
「君、最近女子制服で通学してるよね」
「あ、はい」
 
やはり注意されるよねと晃は思う。
 
「いつも女子制服着てるなら、生徒手帳の写真が男子制服着た写真だと、それを提示した時、他人の生徒手帳ではと言われる危険がある。だから、女子制服を着た写真に差し替えたいんだけど」
 
え?そうなの?
 
それで「こちらに来て」と言われて、白い壁をバックに女子制服を着た状態の写真を撮られた。
「じゃこれ新しい生徒手帳ね。古いのは返して」
と言って渡される。
 
え?もうできたの?
 
それで晃はカバンに入っていた生徒手帳を出して先生に渡した(←無防備)。
 
渡された新しい生徒手帳の最後のページを見ると女子制服を着た自分の写真が印刷されているので「きゃー」と思う。
 
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あれ?
 
「先生すみません。性別が女と印刷されているのですが」
 
「うん。女子制服を着た写真がプリントされているのに性別が男になっていたら偽物かと思われるからね。性別も女に訂正しといたよ。君の生徒原簿の性別もちゃんと女に修正したから、君はもう立派な女子生徒だよ。だから堂々と女子制服を着て通学してね」
 
「あ、はい」
 
うっそー!?ぼく女子生徒になっちゃったの?
 

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奥村先生が出てくる。
 
「晃ちゃん、君を女子の試合に出すのに睾丸があると女子選手として登録できないんだよ」
 
そりゃそうだろうな。
 
「だから君の睾丸は卒業まで預かっておくから」
 
へ?預かる? (“預かる”というの割と重要)
 
「だからそこに寝て」
「はい」
 
それで晃がそこにある病院の診療用ベッドのようなものに横になると、奥村先生は晃の制服スカートをめくり、パンティを下げて、最初にその付近の毛をシェーバーで剃っちゃった。
 
小学4年生頃以来の毛の無い股間が出現する。
 
そして先生は「じゃ取るね」と言うと陰嚢を掴む。
 

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ちょ、ちょっと待って!
 
「少しだけ痛いけど、我慢してね」
と先生は言って陰嚢の皮膚を縦に切開し、中の卵形の物体を引出し、身体と繋がっている紐を
 
切っちゃった!
 
え〜〜〜!?
 
切られる時に結構痛かった。“少しだけ痛い”じゃなかったぞと思う。せめて麻酔とか掛けてくれないの〜?
 
先生は更にもう1個も引き出すと、そちらも紐を切った。これも痛かった。
 
「これで君はもう睾丸が無いから女子と同じだよ。安心して女子の試合に出てね」
と先生は言った。
 
取り出した2個の睾丸は丸い小型のガラス瓶に入れられた。瓶の下の方には何か機械のようなものが付いている。
 
「じゃ卒業式の時に返してあげるね」
と言って先生はどこかに行ってしまった。
 
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ぼく睾丸無くなっちゃった。もうぼく男の子じゃなくなっちゃったの?と思っていたら、いつの間にか姉の舞花がそばに来ていた。
 
「あんた今後も女子の試合に出てもらうけど、ちんちんがあると、万一それを誰かに見られた時に不審がられるでしょ」
 
待って・・・まさか・・・
 
「だからちんちんを隠してあげる」
 
隠す??
 
「これタックって言うのよ。性転換手術してないのに、まるで手術済みみたいに見える方法なんだよ。これ考えた人は天才だと思う」
 
姉は使い捨てのビニール手袋を填め、晃の股間に触り
「あら、もう睾丸は取ってたのね。だからあんた喉仏無かったのか。でも玉が無いなら作業が楽になる」
と言ってから、ペニスを掴むとまずはそれを後方に曲げて紙バンで留めた。
「これは仮留めだから」
 
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仮留め?
 
「これからが本番」
と言い、姉はペニスの左右から陰嚢の皮膚を引っ張って中央に寄せ、そこを瞬間接着剤で留めた。30秒くらい手で押さえておいて接着剤が固まった所で、その先の陰嚢の皮膚を引っ張り同様に中央で接着する。
 
「この作業ビニール手袋填めてないと指まで陰嚢にくっついちゃうのよね〜」
などと言っている。
 

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姉はそのようにして次々と陰嚢皮膚をペニス中央で留めていく。そして数分後、そこにはきれいに縦の“閉じ目(綴じ目?)”ができて、ペニスはその内側に隠れてしまった。姉は仮留めの紙バンを外した。
 
「立ってごらん」
それで晃がベッドから起き上がると、お股は、まるで割れ目ちゃんがあるかのような見た目になっている。実際は閉じ目だけど。
 
「これでちんちんを見られることはないね。安心して女湯にも入れるよ」
 
女湯〜〜〜!?
 
それはさすがに無茶すぎる。
 
「でもこれだとおしっこできないよ」
「大丈夫。ちゃんと普通にできるからトイレ行ってみ」
 
それで晃はトイレに入って便座に座ってみた。すると身体を曲げて座ったことでペニスの先が外に出るのである。それで普通におしっこすることができた。
 
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「これすごーい!」
 
ちんちんがまるで無いように見えるのに、ふつうにちんちんからおしっこできるなんて!
 
ただ、おしっこの後で拭こうとしたら、かなり後ろの方まで手を伸ばさなければならなかった。でもこれが女の子のおしっこする位置なのかなと晃は思った。
 

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トイレから戻ると母が居た。
 
「晃、あんた高校生にもなって、まだ胸が男みたいに平らなのは問題よ」
 
あのぉ、“男みたい”って、ぼく男の子なんですけど。
 
「だから女性ホルモン剤飲みなさい」
 
え〜?そんなの飲んだら、女の子みたいになっちゃうよぉ。
 
「こちらがエストロゲン。こちらがプロゲステロン。ちゃんと飲んでれば来年の夏くらいまでにはおっぱい大きくなるから」
 
そんなに大きくなったら困るんですけど。
 

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「でもそれまでは、これ付けておきなさい」
と言って、母は“おっぱい”を取りだした。
 
何それ?
 
「上半身脱いで」
「うん」
「ベッドに横になって」
「うん」
 
それで上半身裸でベッドに横になると母は
「この付近かな」
と言って、その“おっぱい”を接着剤で晃の胸に貼り付けた。
 
きゃー。これまるで本当におっばいがあるみたい。
 
「これブレストフォームというのよ。Bカップのサイズだから、今までのA65のブラでは入らないから、このB70のブラを付けてね」
 
と言うと、母は新しいブラジャーを5枚置いた。更に母は
 
「胸が大きくなると男物のワイシャツでは入らないよね。ブラウスも用意しておいたからね」
と言い、ブラウスも5枚置いた。
 
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