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■女子中学生・ミニスカストーリー(15)

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栃木から戻ってきた月曜日の夕方。公世の家では母が姉と協力してフライドチキンを作ってくれていて、お刺し身も切って、お祝いをした。公世は祝賀会でも食べたんだけどと思いながらも頑張って食べた。父のビールが進んでいた。賞状を飾る額縁買って来なきゃなどと母は言っていた。
 
食事が終わってお風呂に入るといいよと言われ、お風呂に入る。
「着替えここに置いとくよ」
と言われたのであがってから見ると女物の下着と凄く可愛い!リロ&スティッチのパジャマである。
 
仕方ないので、その用意されているパンティにキャミソールを着て(だいぶ女物に慣れてきたかも)、リロ&スティッチのパジャマを着て脱衣場を出る。
 
「おお、可愛い、可愛い」
と言われる。
 
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「ぼく別に女の子の服とか着ないんだけど」
「でも明日からはセーラー服で学校行くんでしょ?」
「ワイシャツにズボンだよ!」
 
「そうなの?きみよが女の子になったと聞いたから、女の子下着もたくさん買って、あんたの部屋の衣裳ケースに入れといたのに」
と母。
 
「お前がどうしても女の子になりたいというのなら、父さんは認めてやるぞ」
と父。
 
うちの両親、“理解”がありすぎない!??
 
「ついてに男物の下着は全部捨てたから」
と姉の弓枝。
「うっそー!?」
 

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24日(火).
 
千里(R)が学校に出て行くと、クラスメイトからあらためて
「剣道大会頑張ったね」
と言われた。(Yは今日も小春の家で朝からドリルをしている)
 
「どうもどうも。でも楽しかったよ」
と千里は言う。
「楽しんだのは良いことだ」
 
なお公世はワイシャツにズボンという姿で出て来ていた。ただ本人は
 
「このズボン、なんかきつい、やはりここ1ヶ月身体を鍛えたので筋肉が付いて今までのズボンが合わなくなったのかも」などと思っていた。
 
休み時間にトイレに行くとき玖美子から
 
「きみちゃん、女子トイレに来ない?」
と誘われたが、
 
「勘弁して〜」
と言って逃げるようにして男子トイレに入った。でも男子たちから
 
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「工藤さん、男子トイレでいいの?」
と言われた!
 
公世はこの日は何となく小便器を使う気にはなれず、毎回個室を使った。
 
ちなみに今日は、大会に持っていったものの(女物の下着を着けていたので)使用しなかったので1組だけ残っていた男物の下着を着けて出て来ている。ワイシャツとズボンも栃木に1枚持って行っていたものである。つまり自宅には男物の服が全く無くなっていた(かろうじて学生服は捨てられていなかった)。
 
公世が男物を着ると強く主張するので、母からお金を渡されて
「じゃ学校の帰りに買っておいで」
と言われている。
 
「でも女の子の服で学校に出て行く気になったら、応援してあげるからね」
と言われたが!!
 
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1時間目の学活で、委員の改選も議題になったのだが、特に改選の必要は無いという意見が多かった。しかし恵香が
 
「やはり私にクラス委員は無理です。連絡事項の漏れも多かったし。誰か代わってください」
と言う。色々忘れていて男子のクラス委員・上原君に助けてもらったことも多かった。みんなも恵香がこの手の役職に向いてないのは認識していた。
 
それで交替できる人が検討される。
 
「祐川さんは?」
「ぼくは美化委員ですー」
 
「そうか。“男子の”美化委員だった」
「でも祐川さんは女子に移行したんでしょ?そしたら女子の美化委員が2人になるからどっちみち男子の美化委員の後任を決めないといけないのでは?」
 
「ぼくは男子ですー」
「うーん・・・・」
 
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「もうひとりの女子の美化委員って誰だっけ?」
「高山さん」
 
「あ」
 

それで数人がそのことに気付いた。
 
「高山さんは小学校時代にクラス委員をしたことあります」
「おお、それは適任者だ」
「え〜〜〜!?」
「少なくとも大沢さんよりは安心できそう」
 
賛同する人が多く、セナは恵香の後任の女子クラス委員に推挙された。
 
「自信無いですー」
「大沢さんよりは絶対マシ」
と言われて、2学期はセナが女子のクラス委員を務めることになった。
 
(上原君とセナで、機械音痴&方向音痴コンビ!)
 
それでセナは、男子のクラス委員、女子のクラス委員の双方を務めた人という珍しい経歴を持つことになった。
 
「後任の美化委員は?」
「祐川さんが男子の美化委員から女子の美化委員に横滑り」
「なるほどー」
 
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「じゃ男子の美化委員は?」
「工藤さんとかは?」
「あ、しっかりしてそうだから適任かも」
「まあやってもいいよ」
 
「男女の美化委員が席も並ぶ形になるね」
 
教室の席で、公世と雅海は実は隣り合っている。雅海は春の段階で女子の並びに入れられていた。男子の人数が多かったからではあるが、雅海がセーラー服で登校するようになれば、男女同数になる!
 
「工藤さんが女子に移行した場合はまた再検討するということで」
「女子にはならないよ!」
 
しかしそういう訳で、雅海は“女子の美化委員”になってしまった。
 
「でもぼく、美化委員会の会合に行く時、男子制服で女子委員の席に座るの?」
「セーラー服着てけばいいじゃん」
 
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「代わりに工藤さんがセーラー服でもいいけど」
「セーラー服とか着ないよ!」
 

この日、千里・玖美子・公世は夏休みの宿題を提出した。
 
「村山さんも沢田さんも工藤さんも練習に大会に大変だったのに、頑張ったね」
と先生から褒められた。
 
「この絵はどこの絵?」
「赤城山です。大会で小山市に行った時に写真を撮ったので、それを見ながら昨夜描きました(と言えと、この宿題を渡してくれたA大神様から言われた)」
 
「疲れてるのに頑張るね!」
 
本人はそんな写真撮る時間無かったろうし、湖鈴(コリン)さんに頼んだのかな?と玖美子は思った。だいたい千里がカメラ使える訳無いし!!(千里のカメラ音痴は小学校の時からの友人は皆知っている)
 
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沙苗は何もやってないので提出できなかったが
「忙しかったみたいだしね」
と同情され、9月中旬くらいまでに出すよう言われた。
 
しかし千里は一体いつ宿題やってたんだ?と沙苗は思った。玖美子が勉強しているのはよく見て、ハードな練習してるのに頑張るなあと思っていたが、千里は練習時間以外はほとんど寝てたのに。チラッと見たが、確かに千里の字で書かれていた。
 

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音楽の時間に千里が
「私、どうしてもリコーダーが吹けないので」
と言って、ピアノ伴奏をmp3プレイヤーで流しながら、持参したヴァイオリン(*12)で、いきなりメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を弾くと
 
「凄い曲を覚えたね」
と言って褒めてくれた。(全部弾くと第1楽章だけでも14分掛かるので5分ほどのところで止められた)
 
なおRは2時間目の社会の時間に出ようとした所をA大神のエイリアスに呼び止められ、特殊な空間に引き込まれて“できあがった宿題”とともに、このヴァイオリンを渡され「この曲を弾きなさい」と言われて譜面を渡された。
 
「こんな難しい曲弾けません!」
と言ったのだが
 
「大丈夫弾ける」
と言われるので半信半疑で弾いてみると、うまく弾けたのでびっくりした。
 
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「なんで私こんな凄い曲弾けるの?」
 
結局千里Rはその時間中、その空間でこの曲を練習し、3時間目の音楽に出ていった。結局2時間目の社会はYが受けることになり
 
「分かんないよー」
と思いながら授業を受けていた。
 
(*12) GとVが使っているのと同じ鈴木 No.520 である。
 
このヴァイオリンは音楽の時間が終わったら「無くさないように」コリンに渡した。結局、トロフィーなどと一緒に小春の家に置かれることとなる。
 
なお使用した伴奏音源でピアノを弾いたのは千里V(星子に録音してもらった)。
 

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この日のお昼は市長さんに呼ばれていたので、4時間目の途中で千里と公世は退席させてもらった。道着・袴を着け(防具はいいけど)竹刀を持ってきてという話だったので、お着替え(千里は女子更衣室・公世は男子更衣室で)して竹刀を持ち、もらった賞状・メダル・トロフィを持ち、校長の車で2人は市役所に向かった。ロビーでR中の校長および、やはり道着・袴姿の清香と落ち合う。そして一緒に市長室に行った。
 
市長さんはとてもご機嫌で、3人と握手した上で、清香と千里が竹刀を持って双方中断の構えをしている所で記念写真1枚。それから、清香と千里はメダルを掛けトロフィは前に置き、竹刀もテーブルに立て掛け、両手で賞状を広げ、2人の間で公世も賞状を広げて、両校の校長、市長さんも入り、6人で記念撮影をした。
 
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(公世を真ん中に置くのは共に3位である千里と清香の扱いに差が付かないようにするため)
 
ケーブルテレビおよび民放テレビ各社の記者まで来ていたので、映像も撮影された。テレビ局には代表取材で、千里と清香が1言ずつメッセージも言った。
 
記者たちが帰った後、6人でまた高級仕出しでお昼を頂いたが、市長さんは終始ご機嫌で
「ほんとに留萌の女子が3人も入賞したというのは素晴らしい」
と言っていた。
 

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その日の部活で千里と公世はあらためて部員たちに健闘を称えられ、賞状・メダル・トロフィーもまた披露される。
 
「別の色のメダルが欲しかったけど、また頑張る」
と千里は言った。公世も
「今年は賞状だけだったけど、来年はメダルを取りたい」
と言った。
 
「来年は女子の部に出るんだっけ?」
「男子の部だよ!」
 
「でもちんちん取ったんでしょ?ちんちん取ってから1年間は女子の部には出られないから今年は男子の部に出たけど、来年は女子の部に出られるって」
 
「そんな話初耳だし、ちんちん切ったりしてないよー」
「でも医学的検査も受けて間違いなく女子と判定されたと」
「間違いなく男子だと判定されたよ!」
 
(“間違い無く”はかなり微妙だけど)
 
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ちなみに
「どのくらい強くなったか確認させて」
と竹田君から言われて対戦したら、1分で公世が2本取って勝ったので、
 
「すげー!」
「めっちゃくちゃ強くなってる」
 
と言われた。公世も、なんでこんなに勝てるんだろう?と思った。竹田君の動きが物凄く遅く感じられ、それで簡単に2本取れたのである。
 

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3年生が引退するので、新しい部長を2年生から選ぶ。女子はすんなりと玖美子に決まる。鶴野先生は全国大会に行った村山さんではと言ったのだが
 
「私はそういうがらじゃないし」
と千里が言い、
 
「千里に部長なんかやらせたら必要な手続きとかを忘れられて、大会に参加できなくなる」
「千里に用具室の鍵を預けたら5分で紛失する」
などという声が相次ぎ、全員一致で玖美子が新部長と決まった。
 
千里の物忘れの酷さはみんなよく知る所である。
 
「千里ちゃんに何か物を預けると高確率で紛失されるからなあ」
とセナまで言ってた!
 
「そんなに物を失くすの?」
と鶴野先生が驚いている。
 
「私、年間10本くらい傘を失くす」
 
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「それ千里ちゃんの後を歩いていたら、傘を買わなくて済むね」
「傘屋さんが始められるかも」
 
(念のため傘を持って出たものの雨が降らなかった時が、とっても危ない。お店の玄関の傘立てに差して、そのまま忘れて帰るというパターンも多い)
 

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男子の方はやや時間が掛かった。
 
竹田君が「ここは大きく成長した工藤さんに部長をやってもらおう」と提案し、みんな賛成する。
 
しかし公世本人は
「ぼく、部長なんて無理ですぅー」
と言って、固辞する。
 
岩永先生が
「不安な所はみんなでサポートしていくから引き受けない?」
と言ったのだが、
 
「ぼくきっと部長じゃなく女子マネさんですかって言われますよ」
などと自分で言っている。
 
(実は小山でもそれを2回言われている)
 
佐藤君が言った。
「確かに工藤さんはそれがある。それにもしかしたら。工藤さんは女子剣道部に移籍するかも知れないし」
 
「ああ、その可能性は高い」
という声が多数ある。
 
それで公世本人は「女子の方には行きませんよぉ」とは言うものの、やはり性別移行の可能性も考えて?、部長は竹田君が務めることになった。
 
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「でも新人戦では、もしその時、男子の方に居たら大将してよ」
「それは頑張る。女子の部に出るつもりはない」
 
そういう訳で、S中では全国大会に行った2人がどちらも部長にはならなかった。
 
なおR中では一応清香が部長になったものの、彼女もポカが多いので、柔良が副部長になり、実質、部を仕切ることになった。安藤先生も「前田さんが副部長なら安心」と言って、各種の手続きなどは全部、柔良に頼んでいた。
 

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女子中学生・ミニスカストーリー(15)

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