広告:オトコの娘コミックアンソロジー~天真爛漫編~ (おと★娘シリーズ8)
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■女子中学生・ミニスカストーリー(5)

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(C) Eriko Kawaguchi 2022-08-14
 
セナは8月3日に4度目の生理が来た。生理も4度目になると完全にもう“日常”になってしまい、ごく普通に処理した。数日前から予兆があったのでナプキンをつけておいたらこの日来た。またいつものように生理用のショーツを着けておくと漏れる心配も無いので、安心である。
 
なお前回(7/6)の生理の時に「生理の邪魔にならないように」千里ちゃんが特別なタックをしてくれて、生理が終わったら戻してあげると言っていたのだが、千里ちゃんは忘れてしまったようで(千里は元々物忘れが酷い)、セナの特別タックは放置されていた。
 
それでセナのお股の形は7月4日以来、ずっとほぼ女の子の形そっくりの状態になっているのである。タックであるのにも関わらず疑似割れ目ちゃんを開くことができて、おしっこの出てくる所はかなり後ろにあるのに、ペニスの先端はかなり前にあって、まるでクリトリスのようである。ペニスの軸はうまく隠してあるようで、まるで無いように感じる。
 
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それでまるでクリトリスみたいなペニスの先をいじると、男の子の形にしている時にはかつて感じたことのないような物凄い快感があり、ハマってしまいそうである。逝っても何も出ないが、それはやはり睾丸取っちゃったからだろうなと思う。実際には男の子みたいに鮮明に到達する感じではなく高い所に登って維持してる感じになり、気持ち良さが継続する。
 
セナとしてはこのタックで特に困ることもないので、そのことを特に千里には言わず、そのままにしていた。そしたらもう次の生理が来てしまった。
 
「別にちんちんとか、あっても特に使わないし、クリトリスみたいな感じにまとめられた先端が気持ちいいし、ずっとこのままでもいいかな」
 
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とセナは思っていた。
 
また千里はセナの家に女性ホルモン剤が届くように手配すると言っていたのだが、結局それは実行されていない!どうもそれも忘れられているようだ。でも女性ホルモン剤など飲んでいないにもかかわらず、最近乳首が立つようになり心持ち胸が膨らんできている気がする。もしかしたら睾丸を取ったことで身体が女性化し始めたのかもと思い、様子を見ているところであある。
 

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沙苗は6月7日にS医大の診察を受けた後は、7月15日に裁判所から性別訂正認可の報せが届いていたのだが、その後、旭川合宿・道大会と続いたので、S医大に報告を兼ねて診察を受けに行ったのは7月31日(土)になった。
 
主治医は幹部を診て悩むようにした。
 
「君、性器の形成手術とか受けてないよね?」
「何も受けてません」
「信じられない」
と主治医は声を挙げた。
 
実は2月に陰嚢の皮を“仮留め”して作っていた“疑似大陰唇”が本物の大陰唇状に変化してきているのである。また“先端固定”していた陰茎から尿道口が離れ始めており、陰茎の軸が左右に分離しかけていた。女性的形状に変化しようとしているかのようである。
 
「どうしたらこういうことが起きるのか僕の理解を超える」
などと先生は言っていた。
 
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次の診察は8月下旬に受けることにした。
 
なお沙苗も8月3日に4度目の生理が来た。それで8/3-4日は朝のジョギングは免除してもらった。
 

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8月14日朝、留萌のS中体育館に、千里Bがぶつぶつ文句を言いながら姿を現した。この日はバスケット部の合宿2日目である。昨日は千里Yが顔を出したものの1日だけで帰ってしまっていた。
 
「あれ?千里、今日も参加できるの?」
と数子が声を掛けると
 
「何か少し身体動かしてきなさいと誰かに言われた気がしたから出て来た」
などと千里は言っている。
 
実は千里Bがずっと冬眠しているので、千里GがA大神様に言ったのである。
「ずっと寝てたら筋肉が衰えてしまいますよ。たまには運動させましょうよ」
 
それで千里BはA大神に起こされ、ここに転送されたのである。
 
冬眠から覚めたのは7月上旬に札幌に祖父の古希の祝いに行った時以来である。
 
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それで千里Bは女子バスケット部の練習に参加する。スリーは好調に決まるので数子が
「ほんとに調子いいね。これなら秋の大会はR中に勝って優勝できるかも」
などと言う。ところが千里は
「私は男子だから女子の大会には出られないし。雅代ちゃん頑張ってね」
などと言っているので、数子は首をひねる。
 
そしてこの日の千里は午前中の練習だけで疲れてしまったようで、ダウンしていた。
「やはり2日目となるときついよね」
と同じくダウンしている友子が言う。
「え?私は今日初めて出てきたんだけど」
と千里が言っているので、友子も首をひねる。
 
貴司は恐る恐る千里に近づいて来て
「調子はどう?」
などと言う。
 
「あ、貴司、最近なかなかデートできなくてごめんねー」
などと千里は言っているので、どうも今日は機嫌がいいようだと思う。昨日はなんであんなに怒ってたんだろうなと思うが心当たりが多すぎる!
 
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それで千里が貴司と楽しくおしゃべりするので、貴司も、どうやら機嫌は直ったようだと思った。そして今日の千里は千里の方から貴司に手を伸ばして握手した。
 
千里は夕方練習が終わっても帰る様子は無いので、今夜は泊まるのかな?と思っていたら、夕食が終わった所で姿を見なくなる。
 
「あれ?やはり帰った?」
と思い、久子が自宅に電話を掛けたら千里が出るので、やはり帰宅したのかと納得した。
 
「千里、明日も出てこれる?」
「え?私は昨日も言ったように神社の方が忙しいから行けないよ」
「でも今日は出てきてくれたじゃん」
「行ってないけど。今日は1日神社に居たよ」
 
ということでさっぱり話が通じなかった!
 
むろん電話に出たのは神社から戻ってきた千里Yで、今日合宿に参加した(本物の)千里Bは1日稼働して疲れたので冬眠に戻っちゃった!
 
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15日朝、「もう面倒くさいなあ」と文句を言いながら学校に出て来たのは、千里Bを装った千里Vである。なお、14-15日の2日間は、千里VがQ神社のほうに
 
「バスケット部の合宿に参加するので休ませてください」
と連絡して、細川さんから承認を得ている。しかし細川さんに“合宿に出る”と言っちゃったので、今日も“千里が”合宿に出る必要があり、千里Bが消えてしまったので、仕方なくVが自分で出て来たのである。
 
「あれ?千里結局今日も参加してくれるんだ?」
と数子は言いつつ、千里って、さっぱり訳が分からないと思う。
 
Vの方は「私、バスケットなんて自信無ーい」と思っていたが、結構身体は動く。また、この千里は毎日5kmのジョギングをしている(*5)ので結構な体力がある。それで今日の千里は途中でへばらずにずっと練習を続けていた。
 
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(*5) 毎朝、Gと交替で走りに行く。交替で行くのは、司令室を留守にできないし、そもそも千里が2人並んで走っているのを人が見たらびっくりする!からである。
 
また今月いっぱい、Vはジョギングの後、滝行をしながら精神を研ぎ澄ませる祝詞を唱えている(なお北海道はお盆も過ぎたら完全な秋でありこの後は結構寒くなる)。
 

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この日の昼食はフライドチキンを大皿に盛ったものが出てみんな奪い合うように取って食べていたが、千里は取らない。
 
「千里少し取ってあげようか」
と留実子が言ったが
 
「ごめーん。私、今月はお肉とお魚を断ってるから、るみちゃん食べて」
と千里は言い、持参の高野豆腐の煮付けを食べていた。
 
留実子は、昨日は千里、普通にトンカツ食べてたのにとは思ったものの、本当に千里の分まで加えて?4人分くらい食べていた。
 
「君は、お盆の間は精進料理とかいう家ではないよね?(*6)」
と久子さんが訊く。
「そんな家あるの〜?」
 
(*6)筆者もそういう風習は知らないが、筆者の高校時代の担任の家では、お祖父さんが亡くなるまではお盆期間中は精進料理だったらしい。祖父が亡くなってから子供たちの総意でその習慣をやめたと言っていた。恐らく昭和40年前後か?
 
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夕方近く、女子の練習を何となく見ていた田代君が伊藤先生に言った。
 
「村山はほんとによく遠い所からシュート入れますよね」
「彼女はゴール下からのレイアップシュートは結構外すのに、遠くからのスリーは高確率で入れるよね」
 
「見てて思うんですけど、村山って撃つ時にほとんどフリーになってるでしょ?誰もチェックしてない所で伸び伸びと撃ってる。やはり女子のプレイヤーは男子ほどスピードが無いから、あそこまでフリーになれるんでしょうね」
 
すると伊藤先生は言った。
「そう思う?だったら試してみようか?」
 

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そこで今回の合宿の最後に、男子vs女子の練習試合が行われることになったのである。男女の実力差が大きいので男子は3年生は出ない。2年生と1年生で構成する。女子は、久子・数子・千里・留実子・雪子という布陣である。(友子は例によってダウンしている)
 
それでも男女の差は大きいということで、男子は最初軽く流す感じで始めた。
 
雪子がドリブルで駆け上がる。左側にいる千里と右側にいる留実子を見比べて、千里にパスする。するとそこに猛然と田代君がチェックしに来る。千里は無理せず、いったんボールを雪子に返す。雪子が留実子の方にパスしようとする。田代君はゴール近くに戻り、留実子の近くに居た戸川君がそちらにダッシュする。ところが雪子は留実子へのパスはポーズだけで、突然誰も居ない所にボールを勢いよく投げた(と田代君は思った)。
 
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え?
 
田代君は目を疑う。
 
そのボールの飛んで行った先には、さっきまで自分の右側に居たはずの千里が居て、ボールをキャッチする。そして、そのまま撃つ。
 
チェックしに行く時間が無かった。
 
場所はギリギリ3ポイントエリアである。きれいに決まって3点。
 

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鞠古君のスローインから田代君が攻め上がる。数子に行く手を阻まれる。が、田代君は数子の手の下をかいくぐるように進む・・・ように見せかけて戸川君の方へ、そちらを見ずにパスする。
 
ところがその途中に千里が居て、ボールを叩き落としてしまう。(動体視力の弱いVでもバスケットのボールくらいは叩き落とす)
 
転がったボールをすかさず雪子が確保して速攻。追いついてきた留実子にパスして留実子がボールをゴールに叩き込む。2点。
 
田代君は「うそー!?」と思った。戸川君がその方向に居たのは認識していたのに、同じ方角に千里が居たことに全く気付かなかった。
 

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試合は最後の方で本気を出した男子チームが41対30で女子チームを下した。しかし田代君は不満そうな顔をしていた。
 
「村山の本質が少し分かったろ?」
と伊藤先生が笑顔で田代君に声を掛ける。
 
「あいつ、まるで忍者です。いつの間にか思いも寄らぬ所に居るんですよ」
と田代君。
 
「それが村山君がフリーになれる秘密だよ」
と伊藤先生。
 
「私がどうかしました?」
と千里。
 
「村山。ほんっとにお前、気配が無い。マッチアップする時は物凄い気迫で、俺でも一瞬気後れしそうなのに、ボールを持たずに移動している時はまるで空気みたいだ」
 
「それが彼女の凄いところなんだよ」
 
「村山、実は男子チームでも戦力になりません?」
と田代君が言う。
 
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「ごめーん。私は自分の意識としては女だから、男子の試合には出たくない。るみちゃんは出たいかも知れないけど」
と千里Vは千里Bなら言いそうなことを言う。(RやGなら多分平気で男子の試合にも出るだろう。Vも自身としてはあまり性別問題にはわだかまりがない)
 
「ぼくは男子チームでもいいけど」
と留実子が言うと、伊藤先生は苦笑していた。
 

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