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■夏の日の想い出・ホームワーク(24)

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9時からは、米本愛心(ColdFly5)が司会をして、信濃町ミューズ、信濃町ガールズたちのパフォーマンスを中継した。但し10時からは米本愛心自身がリーダーを務めるCold Fly 5 のロック・パフォーマンスを中継した。
 
9:00 信濃町ミューズ(from 深川アリーナ)
9:30 信濃町ガールズ東北(from 仙台クレール)
10:00 ColdFly5 (from あけぼのテレビスタジオ)
10:30 信濃町ガールズ北陸(from 津幡アクアゾーン)
11:00 信濃町ガールズ本部メンバー(from 深川アリーナ)
 
東北メンバーは若林植物公園(千里の経営)が所有する送迎用大型バスで30日に東北一円を巡回して集めてきている。45人乗りのバス(4席×11列+1)に11人しか乗せないという、ゆとりのソーシャルディスタンスである。北陸はムーラン津幡のデリバリー部隊の中でも特に信頼できるメンバーに送迎させている(料金は取らないので二種免許は不要)東北メンバーは若林植物公園の合宿所、北陸メンバーは津幡スポーセンター内に12/29に1日で建てた!ユニットハウスのアパートに泊める(1人1室)。ユニットハウスのアパートは5-6時間もあれば設置可能である。
 
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信濃町ガールズ本部メンバーのパフォーマンスが終わった所で11:30からは秋風コスモス・川崎ゆりこのトークショーをあけぼのテレビのスタジオから中継した。2人は2014-2019ロックギャルコンテスト、及び今年のビデオガールコンテストでのエピソードを色々語った。そして最後には今年の優勝者、七尾ロマン・恋珠ルビーを紹介し、2人に2分ずつ歌わせる。
 
これで“前説”は終わり、12時以降は有料番組になることを再度告知する。(朝から再三テロップで案内している)
 
お昼頃、別口(べつくち)の仕事が終わったアクアを高村がそちらから渋谷に連れて行く。そして渋谷から、リハーサル役の三田雪代を深川に連れ帰る。お昼すぎからの紅白最終リハーサルには、アクア本人が参加する。
 
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雪代は午後いっぱいは休み、21時から信濃町ミューズとして白鳥リズムのバックダンスに参加する。彼女は午前中のミューズのステージと15時の桜野レイアのバックパフォーマンスは欠席(・・・する予定だったが15時のステージには結局参加した)。
 
なお、パックパフォーマンスの詳細は後述。
 

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12時から“§§ミュージック Count Down 2020 & 2021 New Year Live”の生ネットライブが始まる。有料放送だが、第1部(12:00-16:00)は定額料金で見ることのできる番組である。あるいは第2部のチケットを購入している人もサービスで無料で見ることができる。
 
トップバッターの花咲ロンドに始まり、各自30分ずつのパフォーマンスをした。
 
★第1部 各30分
12:00 花咲ロンド
12:30 石川ポルカ
13:00 原町カペラ
13:30 大崎志乃舞
14:00 リセエンヌ・ドオ
14:30 山下ルンバ
15:00 桜野レイア
15:30 今井葉月
 
持ち歌で30分構成できる花咲ロンド・石川ポルカ・原町カペラ・桜野レイアの4人は各々の持ち歌を歌った。山下ルンバは他の子たちがアイドル歌謡を歌うので、この日は“ロッカー”の仕様(?)で登場し、赤い人工レザーのジャケットと同素材のミニスカート・ブーツで、熱いパフォーマンスをした。大崎志乃舞は『視聴者がおやつを買いに行く時間を作る』と称して、ヴァイオリンの演奏を30分した。リセエンヌ・ドオは今年の話題曲を30分歌った。そして第1部のラストを任された今井葉月は、岡田有希子(1967-1986)の歌を歌った。
 
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『ファースト・デイト』
『恋、はじめまして』
『Love Fair』
『二人だけのセレモニー』
『WONDER TRIP LOVER』
『ポップ・アップ・リセエンヌ』
『くちびるNetwork』
 
岡田有希子を知っている世代(主として50-60代)は涙を流して聴いていた。知らない世代も物凄くキャッチーな『Love Fair』で注目し、最後のヒット曲『くちびるNetwork』まで興味深そうに聴いていたようである。
 

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15時頃、渋谷では紅白の最終リハーサルが終わるので、河合マネージャーの車で、ひろか・ありさ・ラピスラズリが深川に移動する(身体の大きなありさが助手席に座り、ラピスの2人とひろかが後部座席に座った)。
 
ところで、この日の各歌手のバックパフォーマンスは信濃町ミューズ及び信濃町ガールズの本部・地方メンバーが交替で務めた。
 
関東・関西・九州・東海の信濃町ガールズたちを、前日に大型バスを巡回させて拠点(東京・豊中市・佐賀市・小牧市)のホテルに集めており、この日の午前中に全員感染検査をして陰性確認した上で、G450(伊丹→郷愁), G650(佐賀→郷愁)、ホンダジェット2機(小牧→郷愁)で連れてきている。関東以外に3組も集結させたのは、万が一感染者が出た場合の予備もあった。第1部では所属単位でパフォーマンスに参加した。これは見知ったメンバーと一緒にした方がリラックスしてパフォーマンスできるためである。
 
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12:00 ロンド→関東
12:30 ポルカ→関西
13:00 カペラ→東海
13:30 志乃舞(伴奏:七尾ロマン)
14:00 リセ→九州
14:30 ルンバ(伴奏:フィフティースリー)
15:00 レイア→ミューズ
15:30 葉月→本部
 
16:00 ラピス→中学生A
17:00 ひろか→中学生B
18:00 ありさ→中学生C
19:00 ネオン→高校生A
20:00 ゆりこ→高校生B
20:55 リズム→ミューズ
22:00 姫路スピカ→シニアA
23:00 桜木ワルツ with レイア・ルンバ・ゆりこ
24:00 アクア→シニアB
 
第2部のバックパフォーマンスは、年齢別編成にした。本部も関東・関西・東海・九州もミックスした上で、中学生以下をABC3班、高校生をAB2班、高卒以上(シニア)もAB2班に分割している。連続出場にならないよう、ありさのバックを務めた本部メンバーの内の中学生はBまたはCに入れている。シニアBには実はミューズの高卒メンバー桜井真理子と悠木恵美も参加している。
 
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深川では葉月のパフォーマンスが終わった後、カウントダウンライブは第2部に入る。ここからは特例有料番組で、視聴にはチケット(特例視聴料5500円)が必要である。あけぼのテレビ(400万回線)だけでなく、★★チャンネル(100万回線), ЮЮネット(TV100万+ラジオ300万回線)でも同時配信される。料金はどこで見ても同額である(ЮЮラジオは3300円)。
 
このチケットが必要な時間帯になって最初がラピスラズリである。物凄い視聴率になるが、各ネットは各々の方針で回線ダウンに備えており「繋がらない!」といった苦情は発生しなかった。
 
ラピスラズリの後は、高崎ひろか・品川ありさが続けて登場する。ここは各ネットとも余裕をもって配信できる。
 
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深川アリーナでは、ラピスラズリのライブが終わった所で高村友香が彼女たちを車で渋谷のNHKホールに運ぶ。続いて高崎ひろかも自分のライブが終わった所で、河合友里がやはり車で渋谷に運ぶ。そして品川ありさは19:00にライブが終了した所で、着替えもせすにコートを着てスボンを穿いて!コートで隠れているのをいいことににドレスをめくり、山村のバイクの後に乗り、渋谷まで行った。
 
「山村さん、おっぱいあるんですね」
と山村に抱きついて乗っているありさが言う。
 
「なんで〜〜!?」
「だって山村さん、実は男なのではという噂もあるし」
「あら、私は男よ」
「そうなんですか!?」
「パスポートは男になってるわね」
 
「へー。性別変更はしないんですか?」
「ちんちん取ったら、女の子とセックスできなくなるし」
「ああ、女の子が好きなんですか」
「でも商品には手を付けないから、あんたたちを誘惑することはないから」
「ああ。うち、あまり男性スタッフを増やさないのはそれが主な理由みたいですね」
 
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「ネオンには山本君が付いてるけどね。男性マネージャーが付いてる女子タレントはリズムの本田君だけよね」
 
「あれも不思議ですよね」
「リズムに男のマネが付いてるのは誰も不思議に思ってない。そして性別の怪しいアクアには、性別の怪しい私が付く」
「なるほどー。そうだったのか!」
とありさは納得していた。
 

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渋谷に到着したのは19:25である。紅白の開始ギリギリ前である。今年は入場行進は録画なので開始時刻に居なくても大丈夫なのだが、ちゃんと開始時刻に間に合ったことで、NHKの進行係さんもホッとしていた。
 
深川の方は19時から西宮ネオンがライブをしていたが、19:40頃いったん中断してラピスラズリの紅白のステージの間休止する。それが終わってからネオンのステージは再開される。ラピスラズリは中学生なので紅白のステージが終わったら、高村が車で足立区の寮まで連れ帰った。
 
深川は20時からは川崎ゆりこのステージとなる。この間に紅白では白鳥リズムの演奏(20:18-20:20)があるので、この間は川崎ゆりこの演奏はお休みである。白鳥リズムは自分の紅白での演奏が終わると、山村マネージャーが運転するバイクに乗って深川に移動する・・・ということになっていたのだが、山村はリズムをNHKの駐車場に駐めている§§ミュージックの車(後でアクアが移動に使う予定のもの)の中に連れ込んだ。
 
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「バイクじゃないの?」
「りみちゃん、秘密は守れるよね?」
「もちろん」
「目を瞑って」
「はい?」
「数を10まで数えて」
「1,2,3,4,5,6,7,8,9,10」
「もう目を開けていいよ」
「はい?」
 
それでリズムが目を開けると、そこは車の中ではなくどこかの部屋である。
 
「わっ!?」
「もう深川だよ」
「嘘!?」
「楽でいいたろ?」
「素敵ですね」
「ステージ前20分くらいでも仮眠しなよ」
「そうします」
「誰か女の子に起こしに来させるから」
「よろしくー」
 
それで白鳥リズムはここで仮眠し、20:50に来た緑川志穂に起こしてもらい、20:55から深川アリーナのステージに上がった。衣装はそのままでメイクだけ直してもらった。
 
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リズムの深川でのステージでは2回3人の紅白演奏での中断がある。
 
21:05-21:07 アクア
21:21-21:23 高崎ひろか
21:23-21:25 品川ありさ
 
高崎ひろかは、コロナで欠場することになったマラナーズの代りの出場だったので、マラナーズのメンバーの顔写真の入った服を着て登場し、マラナーズのファンから称賛されていた。
 
アクアは自分の演奏が終わったところで河合が運転する車で深川に移動したが、ひろか・ありさは紅白の最後まで付き合うことになる。
 

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河合の車で深川に連れてきてもらったアクアは控室で仮眠して自分のステージに備える・・・という建前で実は紅白で歌ったのはM、深川で歌う予定なのはFである。Fは最初から専用控室で休んでいた。
 
22:00から深川のステージは姫路スピカが務める。この先は紅白での中断は無い。
 
そして23時には桜木ワルツが登場し、桜野レイア・山下ルンバ・川崎ゆりこの3人をバックにして、この3年間に出した曲を歌った。ワルツの歌手としての最後のステージになるので応援も凄く、本当に盛り上がったステージになった。本日CDが発売された最後の曲では、ネオン(21)、ロンド(21)、それにコスモスまでステージに上がり、ワルツを応援した。(リズム・ポルカ・カペラは高校生なので顔を出せない)
 
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そしてみんなで一緒にカウントダウンをしてハッピー・ニューイヤー!を叫んだ。
 

歓声と拍手の中、アクアが登場し、桜木ワルツと“エア・ハグ”してから、ステージを引き継ぐ。
 
そしてここからアクアは深川アリーナの中央通路を走って!反対側のステージに行く。ここにエレメントガードが待機していて『カナダの休日』の前奏を演奏し始める。アクアは一気に70mほど走ったとは思えない元気さで、歌い始めた。
 
感染予防のため、深川アリーナは前後のステージを交互使用することになっている。それでアクアは後ステージから前ステージまで走るはめになったのである。
 
なお、高崎ひろか・品川ありさは23:45に紅白が終了したので、その後、月原が車で足立区の寮に連れ帰った。そして25:00のエンディングには他の歌手たちと一緒に寮の個室から、画面に向い手を振っていた。
 
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この日の移動タイムチャート(括弧内は使用車 X=バイク)
 
(三田雪代はアクアのリハーサル役)
 
午前中
 渋谷←寮 月原(A)ひろか・ありさ・雪代
 渋谷←寮 河合(B)リズム・ラピス
お昼
 渋谷←台場 高村(C)アクア
 渋谷→深川 高村(C)雪代
 
1500(紅白リハ終了)
 渋谷→深川 河合(B)ひろか・ありさ・ラピス
 
1705 渋谷←深川 高村(C)ラピス
1805 渋谷←深川 河合(B)ひろか
1905 渋谷←深川 山村(X)ありさ
 
1950 渋谷→寮 高村(C)ラピス
2025 渋谷>深川 山村(X?)リズム
2110 渋谷→深川 河合(B)アクア
2350 渋谷→寮 月原(A)ひろか・ありさ
 
 
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夏の日の想い出・ホームワーク(24)

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