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■夏の日の想い出・ホームワーク(23)

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女君は前半では宰相中将(白鳥リズム)にレイプされてしまうが、ラスト付近では帝(姫路スピカ)と幸せなセックスをする。
 
また男君は前半で東宮(品川ありさ)にレイプされ、中盤以降では四の君(東雲はるこ)を優しく愛し、ラスト付近では麗景殿女御の妹(今井葉月)とも愛し合っている。これについては
 
「女同士で演技しているから安心して見ていられる」
という意見が多かった。
 
結局“男女”の組合せの可能性があったのは、リズムとの関係だけというのが、多くの視聴者の見方だったようである。
 
この物語には多数の出産シーンがあり、多数の“赤ちゃん”も出演している。普通の時であれば、関係者の知り合いなどの赤ちゃんにお願いして出てもらう所だが、コロナの折、免疫の弱い赤ちゃんをあまり多くの人のいる所に連れ込みたくない。それで登場している赤ちゃんは全て、精巧な人形である。リモコンで顔を動かし泣いたり笑ったりさせられる優れもので、制作費は1体10万円である。
 
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(四の君の第一子・第二子、萩の君、大若君)
 
出産した女君が、乳房を出して赤ちゃん人形に授乳するシーンなどは、女性ファンから「アクア様の授乳姿可愛い!」などと声があがっていた。
 
「アクア様に私の赤ちゃん産んでほしーい」
などというよく分からない声もあった。(君たち精子あるの?)
 
ちなみにこのシーンは、建前上は女性キャラを演じる男性俳優の胸を映しているだけ、つまり男の胸を映しているだけなので、倫理上は問題無いらしい!映しているのはそもそもアクアの実胸ではなく、付け乳である。実はこのシーンを演じたのはアクアMで、“産婦”仕様の乳首の大きなブレストフォームをテープで貼り付けて撮影している(テープで貼るとすぐ外せる)。
 
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しかし今回のアクアは、おしっこするシーンあり、レイプされるシーン、出産シーン、授乳シーン、と体当たり演技である。実際、評論家たちの評価も高かった。
 

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また権中納言(白鳥リズム)は最後は、吉野妹君(恋珠ルビー)と結婚式をあげて幸せそうな笑顔であったが
 
「白鳥リズムがルビーちゃんを見詰める目がいやらしい」
「ルビーちゃんの危機!」
などという声があがっていた。
 
(ちなみにリズムは高1、ルビーは中2である)
 
今回のドラマはアクアもリズムも、その演技力の評価を大きく高めた作品となった。リズムは先日の朗読劇では姫を守って殉職するリラの精を演じたが、あの朗読劇に続いて評価を上げた(その前には『裸の王様』も演じている。馬鹿の役というのは実はひじょうに難しいがそれをこなしていた)。
 
「宰相中将(権中納言)役って、高崎ひろかや品川ありさにはさせられない役だったね」
「そのあたりだとファンから『こんな役さぜて可哀想』って抗議が来そう」
「リズムのファンは『かっこいー』とか『いやらしー』(褒め言葉)とか喜んでた」
「アクアをレイプする役をさせて、アクアファンから殺されずに済む稀少なキャラかも」
「今年の春頃、アクアは赤ちゃん産みたいとか言ってたけど、リズムの赤ちゃんならいいかも」
「リズムに精子があるかは微妙だが」
「もう去勢しちゃったんだっけ?」
 
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「リズムという強烈なキャラがあったから、成立した役だと思う」
 
と私、コスモス、ゆりこは言い合った。
 

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2020年12月30日(水).
 
夕方から今年もRC大賞の授賞式があり、例年通り、新国立劇場で行われた。ただし今年はコロナの折、無観客での開催である。また優秀作品賞・新人賞以外の各賞の受賞者の多くはビデオ参加となった。
 
今年の新人賞にノミネートされたのは下記5組である。
 
ラピスラズリ、ビンゴアキ、スリルボカン、シミチョロ女子楽団、広中敬以子。
 
最優秀新人賞は、演歌の広中敬以子が受賞した。
 
ちなみにシミチョロ女子楽団というのは男性6人組のバンドで、少なくとも女装が似合いそうなメンバーも含まれていない。元ボクサー2人、元レスラー2人、元アメフト選手と元重量挙げ選手という“肉体派”集団である。しかし巷では、スリルボカンと人気を2分する若手バンドとなっている。名前は冗談がきついが、実力はなかなかしっかりしている。なによりドラムスのビートが凄いというのは、音楽評論家にも評価が高い。
 
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ビンゴアキは典型的なアイドル歌手。ラピスラズリはご存じの通りである。受賞式でも町田朱美のピアノ伴奏で歌った。
 

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優秀作品賞にノミネートされたのは下記12組である。
 
アクア『カナダの休日』
ローズ+リリー『君に届け』
ハイライトセブンスターズ『星は見ている』
ゴールデン・シックス『電欠・飯欠・金も欠』
トライン・バブル『恋の散歩道』
三つ葉『サイバーモンキー』
スパイスミッション『キッスは紙にして』
UFO『周回遅れのラブメール』
ラピスラズリ『夢見るからくり人形』
エルザ『無限』
花田啓治『めまい』
津島瑤子『花の降る町』
 
今年は松原珠妃も松浦紗雪も入っていないが、津島さんがいたので、受賞者の最年長になるのは避けられた!まあ、ゴールデンシックスの方が私たちより1つ年上ではあるが。
 

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これでアクアは6年連続の登場(最初の年は新人賞でその後は優秀作品賞)になる。
 
2015『白い情熱』
2016『エメラルドの太陽』
2017『憧れのビキニ』
2018『旅人の休息』
2019『ラブ・キャンディ』
2020『カナダの休日』
 
私たちは2012年以来9年連続である。
 
2012『影たちの夜』
2013『花園の君』
2014『Heart of Orpheus』
2015『コーンフレークの花』
2016『振袖』
2017『雪虫』
2018『お嫁さんにしてね』
2019『Atoll-愛の調べ』
2020『君に届け』
 
ローズ+リリーは2011年以前は辞退しまくっていて「RC大賞ノミネートを最も多く辞退したアーティスト」などと週刊誌に書かれたこともある。
 
2008『その時』→スキャンダル報道で辞退
2009『甘い蜜』→活動休止中なので辞退
2010『恋座流星群』→一般販売されてないので辞退
2011『神様お願い』→契約により販売枚数を公開しないので辞退
 
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今年はテーブルの間隔も広く設置されており、各テーブルともアーティスト本人以外は2名までと制限(それで原則としてレコード会社のスタッフは遠慮し、事務所の代表と作曲家が同席した)。また他のテーブルの人と挨拶や会話するのもできるだけ控えてと言われた。
 
それで私はアクアのテーブルの所に座るコスモスと青葉、ゴールデンシックスの2人、三つ葉の所に座る毛利さん、ラピスラズリの所に座る川崎ゆりこ・(東城一星先生の代理の)桃川春美、津島瑤子の所に座る千里、三つ葉やトラインバブルの子たちと手を振り、スマホのメッセージ交換でおしゃべりしていた。(同時多数通信なので、お互いに他の人へのメッセージと混線していた)
 
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ちなみにローズ+リリーのテーブルに座ったのは、鱒渕マネージャーとサウンドプロデューサーの七星さんである。
 
なお、大賞はエルザの『無限』が受賞した。
 

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12月31日(木).
 
いよいよ大晦日(おおみそか)である。
 
ひろか・ありさ・リズム・ラピスおよびアクアのリハーサル役の三田雪代は朝の内に月原・河合の車に分乗して渋谷のNHKに行っている。
 
当日、あけぼのテレビは土日スケジュールで、朝8時から放送は始まる。
 
この日最初の番組は、米本愛心(ColdFly5),、月嶋優羽(三つ葉)、仲原恵海(透明姉妹)、山下ルンバの4人による『Dormitory 2014』というトーク番組(事前録画)であった。Dormitoryとは寮のことである。
 
2014年秋以降、§§プロ(当時)の寮にはこういうメンツが住んでいた。
 
201-203.(空き)
204.米本愛心
205.花ちゃん(山下ルンバ)
206.(明智ヒバリ:不在)
207.高崎ひろか
208.アクア
209.品川ありさ
210.海浜ひまわり(無断残留)
 
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月嶋優羽や仲原恵海は住んでいた訳ではなく、通いだったが、遅くなった日はここに泊まることもあった。明智ヒバリは入院していた。海浜ひまわりは、退去を求められていたのに荷物を片付けず1部屋占領していた。
 
「私が202使って、メグちゃんが203使うことが多かったよね」
「あ、そんな気がする。201は階段の傍だからわりとうるさくて安眠できなかったのよね」
 
「当時はお風呂も個室には付いてなくて共同浴場だから、順番待ちもわりと発生していた」
「一度に3人くらいしか入れなかったからね。順番待ちしてる間に眠ってしまって、翌朝焦ることもあった」
「汗臭いまま学校や仕事には行けないからね。朝御飯食べるか、シャワー浴びるか、重大な選択を迫られる」
「まあ御飯は諦めてシャワーするしかない」
「すると奥さん(紅川の妻・知世子)がおにぎり作ってくれて」
「うん。奥さんには随分お世話になった」
 
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「共同浴場だから、お互いの裸もかなり見ている」
「うん。この4人はお互いに裸を見ている」
「ありさちゃん・ひろかちゃんもだね」
「ついでにアクアの裸も見ている」
「あれ、だいたい誰かさんが仕掛けてうまく欺して鑑賞してる」
「まあ同じ手に何度も引っかかるアクアもアクアだけどね。アクアの裸は多分当時の寮生・研修生が全員見てる」
 
「まあそれでアクアが間違いなく女の子であることを確認してるよね」
「まあ少なくとも、ちんちんは無かったよね」
「バストも無かったけどね」
「まあ女の子というよりは中性だよね」
「少なくとも男の子ではなかった」
 
「だけど、そもそも女の子だから、女子寮に居たのではという説もある」
「あれは当時、男のタレントというのが想定外だったから、紅川さんも、なーんにも考えてなかったらしいね」
 
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「そうそう。翌年、西宮ネオンを寮に入れようとして『僕男ですから男子禁制なら僕自身が入れません』とか言って」
「それで紅川さんもやっと気付いた」
 
「アクアは1年間、女子寮に居ても何にも問題起きてなかったしね」
「まあちんちん無いんだから、問題が起きる訳無い」
「まあそれで山手線一周事件が起きる」
「その話はさすがにヤバいからやめようよぉ」
 

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4人がそんな話をしているので、視聴者も、やはりアクアって最初から女の子あるいは中性だったんだ、と感じ取ったようである。
 
「まあアクアは設定男の子ということでいいんじゃない?」
「アクアを男の子だと思っている人って、きっと日本国内には居ないね」
「今年のヌード写真集で、確かに女の子のボディであることを全国民に見せたし」
「ヌード写真じゃなくて水着写真だけど」
「あ、そうか。間違い間違い」
 
「私、アクアのパスポート見たことあるれど、性別はFになってたよ」
「じゃ法的にも女の子なんだね」
 
「男の子ですと主張してるのは本人だけじゃないかという気がする」
「まそれで、アクアFTM説というのが出てくるんだよね」
「でもあの子、中学校3年間は学生服で通学してるし」
「女の子の服を着せると喜んでるから“男になりたい女”ではないんだよね」
「どちらかというと“女の子になりたい男の子”に近いよね」
「結局、アクアの性別というのは、よく分からないよね」
「ちんちんが存在しないことは確かだけどね」
「だからそれ病気治療で取ったんじゃないの?本人は否定するけど」
「ちんちん無くなったから、きっと法的な性別も女に訂正したんだよ」
 
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「でもアクアが女の子ではという疑惑があまりにも強くなったから、少し路線を修正するらしいよ」
「どう修正するの?」
「王子様のイメージで売っていくって。取り敢えず1月6日発売のシングルは、王子様の格好でジャケット写真撮ってたし。アクアが王子様役をするドラマか映画も撮影するらしいよ」
 
「王子様よりお姫様の方が良い」
「王子様役だよと言って撮影現場に連れて行って、お姫様の衣装を着せちゃえばいいよ」
「それは過去に何度もやられている話だ」
「本人喜ぶからそれで問題無い」
 

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この日のトークは半分くらいがアクアネタで、当時のアクアの様々なエピソードを話していたが、いかにアクアが“女の子であった”かを暴露する内容が多かった。アクア本人は後でタイムシフトで見たのだが、アクアFはそれを見て大笑いしていた。アクアMは不快そうな顔をしていたが!
 
視聴者の中には、やはりアクアが女の子であること、あるいは女の子になったことを発表するための地ならしではと思った人も多かったようである。
 

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夏の日の想い出・ホームワーク(23)

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