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■夏の日の想い出・東へ西へ(13)

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(C)Eriko Kawaguchi 2016-12-25  
翌11月9日(日)。
 
私たちは本来はこの日の早朝の便で日本に帰る予定だったのだが、アクアの乗馬シーンを撮影するため、1日滞在を延ばし、この日の朝は牧場に行って、アクアが単独で馬に乗る所、コスモスとふたりで乗る所(身長の関係でコスモスが王子役でアクアはお姫様役)、そして牧場の娘さんが王子の衣装を着けて馬を走らせるシーンを撮影した。
 
その後、私たちはアクアが最初振袖を着ていたのを王子様の衣装にチェンジするシーン、およびその前のアクアが振袖を着て、街やビーチを歩いているシーンなども撮影した。
 
この時点でもうお昼近くである。
 
ホノルルから日本への便は、成田行きは9:05-12:50が出発時刻となっており、もうこの日は成田へは帰られない。ただ、羽田行きなら夕方に出る便がある。私たちは協議の上、明日朝の成田便で帰ることにし、この日一日、再度アクアの撮影を続けることにした。
 
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桜井さんと美原さんが「Aqua Holiday in Hawaii」というストーリーを考えた。ベッドですやすやと寝ているアクアが目覚めるシーンから着替えて朝御飯を食べるシーン。これはもうお昼なのだが、ホテルの一室で、今、朝ということにして撮影した。この場面は必要であれば、明日再度撮影することにする。
 
アクアのお着替えは、紳士用のパジャマからアロハシャツ&ホワイトスラックスに着替えるのだが、女の子用パジャマからムームーに着替える裏バージョン!?もついでに撮っておく。朝食を食べるシーンは、ホテルにお願いして、朝食のメニューを特別に作ってもらい、それを食べるシーンを撮影した。
 
その後、オアフ島内の観光地をアクアが歩き回るシーンである。ダイヤモンドヘッドを望むワイキキ・ビーチ、カメハメハ大王の像、ロイヤル・ハワイアン・センターなどを歩く(アラモアナショッピングセンターには一昨日行っている)。この間、アクアは昨日の動画撮影をしていた間に桜井さんが自ら調達してきた服を何種類か着せていた。
 
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お昼はナカムラさんお勧めの庶民的なプレートランチのお店で、ロコモコ風の食事を取る。“お昼”と言っているが実はもう3時である。むろん食事中の様子を桜井さんと美原さんがずっと撮影している。ここでは、一緒に食事している私とマリ、コスモスも一緒に撮影していた。作品に残すかどうかはあとで検討して決める。
 
「マノア滝行く?」
「どのくらい時間掛かるんだったっけ?」
「距離的には登山口から1.2kmくらい。たぶん片道20-30分」
「それバスとかは無いんだっけ?」
「バスだと1時間」
「なぜだぁ!」
 
ということで、みんな若いんだから歩こうということになる。政子と富永さんはお留守番ということにして、桜井・三輪、美原・安藤、私と龍虎とコスモス、それに荷物持ちに調達した現地スタッフの男性2人の合計9人が歩きやすい靴に履き替えて歩いて行く。その途中をずっと撮影する。演技抜きで一所懸命歩き軽く汗を掻くアクアの姿は、傍で見ていても美しいと思った。この子は全てが絵になる感じである。
 
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20分ほど歩いて16時すぎ、マノア・フォールズに到達。美しい滝の姿に私たちは心洗われる思いだった。ここでもアクア単独の写真、コスモスと並んだ写真、私も入った写真・動画を撮っておいた。
 
「ケイちゃんに入ってもらうなら、マリちゃんも連れてくるべきだったかな」
「いや、マリにはここは無理です」
「うん。そんな気もした」
 
このマノア滝往復が、今日の撮影のエポックとなった。
 

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帰りは少しずつ日が落ちていくが、その光の中でも撮影を続ける。光の加減が変わっていく中でけっこう美しい映像が撮れていたようである。コスモスと掛け合いのようなことをしているのも、桜井さん・美原さんは笑いながら撮っていた。
 
マリたちと合流した後、車でワイキキビーチの隣のカハナモクビーチに行く。ここで椰子の木の間に太陽が沈んでいく背景の中、マノア滝まで往復したままの格好のアクアを撮影した。もっとも何度かそのままの衣装の上にムームーを着せられて、その様子も撮影されていた。
 
完全に日が沈んであたりが暗くなるまで撮影は続けられた。
 
この後、桜井さんが目を付けていたというステーキレストランに入って夕食を取ったが、ここでも夕食風景の撮影をおこなう。桜井さんも美原さんも今日は本人たちがまともに食事できてないのではという気がした。例によってアクアは最初はアロハにホワイトスラックスだったものの、途中でムームーも着せられていた。学生服とまた七色のセーラー服も着せられていた。アクアもひたすら着替えていて、なかなか食事が進まない。
 
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「このお店、ドレスコードは無かったんだっけ?」
「フォーマルであれば問題無い。アクアは今セーラー服だから問題なし」
「あのぉ、学生服に着替えてもいいですか?」
「セーラー服の写真、もう少し取りたいからこのままで」
「はい」
 
私たちが撮影しながら食事をしていたら、近くに日本人観光客っぽい女性3人が来て座った。3人ともムームーを着ている。やがて食事が来て食べ始めるが、
 
「わあ、ここのステーキ美味しいね」
「それにこのボリューム感が凄い」
「うん。日本ではこんな量のステーキ出す店なんて無いもん。みんな60gとか80gとかばかりで」
「量の多い店でもせいぜい120gだよね」
「これ240gくらいありそう」
「うん。食べがいがある」
 
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などと言っている。確かにここのお店のステーキは分量が多い。政子がご機嫌で、私の分も半分くらい食べている。コスモスも半分あげていた。
 
「でもここは男の目が無いから、こういう量のお肉を気にせず食べられるね」
「ほんとほんと」
「レディス・オンリーの店だから、いいよね」
 
などと彼女たちが言っていた。
 
え?
 
と私は思って、思わずコスモスと顔を見あせた。
 
桜井さんが「あっ」という顔をしている。美原さんは「ん?」という感じなので彼女は気付いていなかったようである。
 
で龍虎は・・・・今の会話に気付いてない。
 
私はコスモスと視線で会話を交わす。
 
『まあ、いいよね』
『うん。アクアを見て男の子と思う人なんていないし』
 
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ということで、いいことにしておいた。
 

翌日11月10日(月)。
 
桜井さんと美原さんは、コスモスから鍵を借りて、マジで寝ている龍虎の部屋に侵入して、朝日の中で彼の寝起きを撮影したようである。さすがの龍虎も
 
「え?これ撮影してるんですか?」
と言ってびっくりしていた。
 
幸いにも龍虎はふつうのユニセクシュアルなパジャマを着ていたようである。(正直女の子用のパジャマ着てたらどうしよう?と思ったのだが)
 
この日の朝食の様子も撮影した上で、私たちは帰国の途に就く。ただし、美原さんと助手の安藤さん、それに富永さんはあと数日滞在して、必要なら追加で景色などを撮ることにする。それで私と政子、龍虎とコスモス、桜井さんと助手の三輪さんがホノルル空港9:05の便に乗った。
 
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成田に到着するのは“翌日”11月11日(火)の13:30である。
 
ハワイに来る時は“余分な1日”が出現して金曜日を2度やったのだが、日本に帰るときは“幻の1日”が蒸発して、月曜日が消えてしまった。
 
(ちなみに行く時の所要時間は6:35だったが帰りは9:25である。帰りが時間が掛かるのはジェット気流に逆らって飛ばなければならないからである)
 

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むろんこの時刻に到着すると、龍虎は今日の学校の授業には間に合わない。入国手続きをした上で自分の町まで行けばもう6時間目が終わっている。
 
それでどうせ学校休むんだから、ということで私たちは都内の写真スタジオに入った。
 
ここで念のため色々な衣装を着けて追加の撮影をしておこうというものである。
 
ハワイに持って行った衣装は一部手荷物で日本に持って来たものを除いて後日船便で返送するが、桜井さんのイメージで欲しい衣装を連絡してあったので、それを氷川さんが手配してくれていた。
 
「町添も加藤も女の子と信じていたみたいだけど、私はあれ?と思っていたのよね」
などと氷川さんは言っている。
 
「きっと氷川さんはケイとその周囲にいる男の娘をたくさん見ているから気付いたんですよ」
と政子。
 
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アロハにしてもハワイでは急遽手配したので、必ずしも桜井さんが完全に満足するようなコーディネーションが作れなかったのだが、センスの良い氷川さんが、桜井さんのことばから、かなり彼女のイメージに近いものを選んでくれていたので
 
「そうそう。これよ。こういう服が欲しかったのよ」
などと言って、アクアに着せては撮影していた。
 
「ムームーも着せるんですか?」
「そそ。それは私の純粋な趣味で」
 
などと言って、結局アクアはムームーとか、セーラー服、更には水着まで着せられて撮影をしていた。セーラー服は色々なデザインのもの20種類くらいを着せられていた。氷川さんが『男の娘に着せるなら』と選んでくれた、かなり萌えるもので、桜井さんはこの写真を公開できないのがもったいない、などと言っていた。
 
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水着での撮影もさんざんした上で
 
「アクアちゃん、タンキニがこれだけ行けるんだから、実はビキニでも着られない?」
 
「え〜〜〜!?」
と本人は嫌がっているが
 
「いや、アクアはビキニが着られるはず」
と政子もおだてて、結局三角ブラのビキニを着せられてしまう。
 
「胸が無いな」
「無いですよ〜。僕男の子なんだから」
「まあいいや。どうせこの写真は公開しないし」
 
などと言って、桜井さんはビキニ姿のアクアを楽しそうに撮影していた。
 

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11月12日に旭川に着き、《こうちゃん》と別れたゆみは、13日午後は旭岳ロープーウェイに登った。大雪山系を先日の層雲峡ロープウェイ(黒岳)の裏側から見ることになる。
 
雪の中、まだ凍結していない姿見の池に映る美しい旭岳の姿に見とれていたら近くで「金庫岩」とか「偽金庫岩」という言葉が聞こえる。
 
何だろう?と思ってそちらを見ると、男性3人・女性1人のグループである。その中の男性2人はどこかで見たような記憶がある。ゆみがそちらを見たら4人ともゆみに気付いたようである。全員会釈するので、こちらも会釈する。
 
男性の1人が近づいてくる。
 
「AYAさん、ご旅行ですか?」
「ええ。済みません。お名前が思い出せなくて」
「ああ。僕は分からなくて当然なんですよ。いつも顔を隠しているので」
 
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しかし、ゆみはその言葉で連想がひらめいた。
 
「あ、思い出した!チェリーツインだ!」
「はい。そうです。そちらの男ふたりが紅さやか・紅ゆたか。そちらの女の子が少女X、僕が少女Yです」
 
「え?少女Yさんって男の人だったの?」
「すみませーん。戸籍上は女なんですが、こういう格好するのが好きなもんで」
「FTMさん?」
「FTXくらいかなあ。けっこう女のメリットを楽しんでいる面もあるし」
「へー!」
 
「八雲は男の子に生まれていたら、きっと手術してちんちん取っちゃってる」
などと少女Xが言っている。
 

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ゆみは「きんこいわ」とか「にせきんこいわ」と言った言葉を聞いた気がしたと言った。
 
「こっから山頂に行く途中に金庫岩・ニセ金庫岩というのがあるんですよ」
と紅さやかが説明する。
 
「その昔SOS遭難事件というのがありましてね」
「はい?」
 
「もう随分昔なんですが、1989年にこの付近で遭難した2人組がありまして。ヘリコプターが出て捜索活動していたら、倒木でSOSの文字を作ってある所を見つけて、それでその近くを探していて、2人を発見したんですよ」
 
「凄いですね。木を動かして文字を作って救助を待っていたんですか」
とゆみは感心する。
 
「警察もそう思った。ところが助かった2人はそんな文字のことは知らないと言う」
「え〜〜!?」
「だったら他にも遭難者がいるのではというので、そのSOSの文字の付近を再度徹底的に捜索した。すると、人間の骨とみられるものを数点回収した」
 
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「わぁ・・・」
「その骨は大学で鑑定してもらった結果、女性のものと思われた。ところが近くにあった遺留品から浮かび上がったのは5年前の1984年に行方不明になった愛知県の男性だった」
 
「え!?」
「警察では、だったら、白骨が見つかった女性以外にも男性の遺体もあるのではというので、再度徹底的に捜査したものの、それらしきものは見つからなかった」
 
「まさか殺人事件?」
とゆみは言ったが
 
「僕はその話聞いた時、男を装って生きていた女だったのではと思っちゃった」
と男装の少女Yは言っている。
 
「ああ。そういう可能性もあるか」
 
「どうもおかしいというので警察も首をひねっていた時に、大学の方から、済みません。よくよく再鑑定したら男性の骨でしたという報告が」
 
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「あら」
「骨盤の形が女みたいだったらしいです。それで女と思ったものの、多分DNAとか調べて男と再判定したんじゃないですかね」
 
「ああ。女みたいな骨格の男というのもいるかもですね」
 

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■夏の日の想い出・東へ西へ(13)

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