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■夏の日の想い出・赤い服(5)

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2022年6月14日(火).
 
アクア主演七浜宇菜共演『黄金の流星』が日英独仏豪などで同時公開された。
 
この映画のサウンドトラックは6月8日(水)に発売された。この映画では常滑舞音が主題歌および劇中歌の合計12曲を歌っている。
 
『君の心は流星』『浦島太郎』『冬の星』『黒い鷲』『昴』『愛しのクレメンタイン・隕石落下版』『白鳥』『愛しのクレメンタイン・隕石水没版』『悲しい悪魔』、『タイニーバブルズ』『オブラディ・オブラダ』『君の身体は6兆フラン』
 
伊藤咲子、バルバラ、フリオ・イグレシアス、ビートルズなど、1960-80年代のオールド・ナンバー(*16) が多数使用されていて、このサウンドトラックは映画と関係無く、高い年齢層に多数売れた。
 
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(*16) 各オールドナンバーのリリース年は下記
 
ドンホー『タイニーバブルズ』1966
ザ・ビートルズ『オブラディ・オブラダ』1968
バルバラ『黒い鷲』1970
伊藤咲子『冬の星』1975
フリオ・イグレシアス『悲しい悪魔』1979
谷村新司『昴』1980
 
筆者がリアルタイムで聞いたのは最後の2つ。『タイニーバブルズ』はずっとハワイ民謡と思っていた。『オブラディ・オブラダ』は高校の時体育の時間のダンスで覚えた。『黒い鷲』はロシアの歌手バルバラ(Варвара)の曲を検索していて誤って聞いて知った(このバルバラ(Barbara) はフランスの類名歌手)。『冬の星』はラジオで聞いたものの歌手が分からずすっと探していて、20年くらいしてからやっと分かった。伊藤咲子という名前自体知らなかった。
 
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このサウンドトラックからシングルカットしたシングルも6月1日に発売されている。
 
『君の心は流星』(水野歌絵作詞・琴沢幸穂作曲)
『愛しのクレメンタイン・隕石水没版』(アメリカ民謡・未来居住改詞)
『白鳥』(サンサーンス作曲・未来居住作詞)
『亀』(オッフェンバック作曲・サンサーンス編曲・未来居住作詞)
『君の心は流星(Electoric version)』(水野歌絵作詞・琴沢幸穂作曲)
『舞音ロンダリング』(未来居住作詞・福沢聖子作曲)
 
最初の3曲がサントラ版からのカットである。
 
『亀』はオッフェンバックの『地獄のオルフェ』(邦題:天国と地獄)の『カンカン』(運動会でおなじみの曲)を超スロー演奏したもので、『白鳥』とともにサンサーンスの『動物の謝肉祭』の中の1曲である。映画で使うかもというので準備していたが結局使わなかった音源をここでリリースした。
 
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また『君の心は流星(Electoric version)』は電気楽器を使用して演奏したバージョンである。
 

『舞音ロンダリング』は「単なるシングルカットでは寂しい」としてボーナス的に追加した作品である。マネー・ロンダリング (money laundering) (資金洗浄)に掛けて“舞音の洗浄”としたものである。laundering は洗うという意味で、laundry(ランドリー:洗濯屋さん)と同系の単語である。
 
歌詞では「舞音も最近お疲れ気味。舞音を洗濯しちゃおう」などと歌っていて“着衣のまま”人間洗濯機で洗われる舞音がMVには映っている。人間洗濯機には舞音本人は
 
「水着で入りましょぅか?」
と言ったが、コスモスが
 
「高校卒業するまではダメ」
と言って許可しなかったので、着衣のまま洗われることになった。ただしこの着衣は、全て水着素材で作ったものを使用している。
 
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結果的には水着で洗われたのに等しかったので、洗われるのは気持ち良かった、と舞音は言っていた。
 

映画のほうだが、ジュール・ヴェルヌ原作といっても『海底2万里』『80日間世界一周』『気球に乗って5週間』『2年間の休暇(邦題:十五少年漂流記)』、などの有名作品と違って比較的マイナーな作品なので、原作を知っている人は、そう多くはなかった。しかし映画後半のグリーンランド編でのスペクタクル的な展開が、多くの国で評判となった。
 
そのため出出し(でだし)はそれほどで無かったものの、口コミで人気が高まり、映画会社が想定した以上の興行成績で、上映延長する映画館が相次ぐ。それで、後続のアクア映画『お気に召すまま』と上映期間がタブることとなる。
 
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外国では総入れ替え式で交替上映する映画館もあったし、欧米や日本では複数のスクリーンを持つシネマコンプレックスで、2つのアクア映画が別のスクリーンで上映されるという状態になった所も続出した。
 
「ダイナミックな『黄金の流星』、ロマンティックな『お気に召すまま』という別の面のアクアの魅力を観れる」
という評価もあった。
 

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「でもアクア姉弟は今、ほんとに乗っているね」
「若いからこんな短期間に2本も映画撮れるんだろうな」
「顔が同じだから、適宜相手の代役したりして、疲労が溜まらないようにしてるらしいよ」
「さすが双子ならではだね」
「アルケイディアの演技はどこが姉でどこが弟か分からなかった」
 
などと海外では勝手な噂も流れていたようである。
 

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日本ではこの『黄金の流星』の公開をきっかけに“アクア双子説”が再び勢いを持つようになった。
 
この映画でアクアは、アルケイディア(男/女)、ゼフィラン・ジルダル(男)、ミレイユ・ルクール(女)という3つの役をしている。
 
その3人全員が顔を揃えるシーンは存在しない。ゼフィランとアルケイディアが話した後、ゼフィランが小屋に戻った所にミレイユが居るというシーンが3人のニアミスであるが、ここでミレイユとアルケイディアは同時には映っていない。
 
しかしアクアが2人映っている場面は非常に多数存在する。
 
こんな短期間に映画2つ作って、それでアクアと葉月が役割り交代して同じ場面を全部2度撮って合成したということが、あり得るだろうか?というので多くの人が疑問を感じた。
 
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ここでもしアクアが2人で、女アクアと男アクアが居たのなら、上記の場面も男アクアがゼフィランを演じて、女アクアがアルケイディアとミレイユを演じたのであれば、そんなに大きな負担は無かったはずだし、2度撮り合成をする必要が無い。
 
そうなると海外で言われているように、アクアというのは男女の双子と考えたほうがしっくり来るのである。
 

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この映画ではほんとに2人のアクアが同時に出ている場面が多い。
 
・頭取室でのゼフィランとミレイユの会話
・ゼフィランのアパルトマンにミレイユが訪ねてくる場面
・ミレイユがゼフィランを連れてアトランティスに乗り込む所
・船のオーナー室でのミレイユとゼフィラン
・小屋の中でのミレイユとゼフィラン
・ミレイユがゼフィランを強引に引っ張って避難する所
・濡れた服を脱ぎ裸?になって救援が来るのを待つミレイユとゼフィラン
・ミレイユの結婚式に出るジルダル
 
これらを全部葉月をボディダブルに使って2度撮影して合成したとすると物凄い手間が掛かったことになり、とても短期間で2本の映画を撮れたとは思えないのである。
 
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(実際これらのシーンのほとんどは2人のアクアを使って撮影している)
 

ここで更にアクアのパスポート問題が出てくる。
 
昨年(2021年)4月に、アクアの本名問題が出て、一般にアクアの本名は“田代龍虎”ということになっているが実は“長野龍虎”なのでは?というのが噂になった。その時アクアは記者会見して、自分は確かに戸籍上は“長野龍虎”だが、田代の両親に育てられたので“田代龍虎”と里親の苗字を通称としているのだと説明した。
 
この時、アクアは自分のパスポートを公開している。パスポートには確かに“長野龍虎”と書かれていたが、性別が "Sex:M" と表示されていた。
 
それでネットでは
「なんてアクアの性別がMなんだ〜?」
「アクアは絶対既にFになってると思ってたのに〜」
という声が相次いだ。
 
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しかしその頃から
「自分は Sex:F になっているアクアのパスポートを見たことがある」という複数の発信源と思われる情報が出回り始めたのである。
 
それでアクアのパスポートは実は性別が誤魔化してあったのでは?という疑惑も出ていたのだが、ここでアクアが双子であればこの問題が解決する。
 

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つまりアクアには女アクアと男アクアが居て、各々女のパスホート、男のパスポートを持っているのだとすると、テレビの記者会見に出たアクアは男アクアだから、Sex:M になっていた。それと別にもうひとり女アクアも居て、そちらは Sex:F のパスポートを持っているとすると、性別が女のパスポートを見たことがあるという情報とも矛盾しない。
 
そもそもアクアの仕事量はどう考えても1人でできる量を超えていて2人か3人くらい居ないと、とても手が回らない。それにアクアが同じ時刻に収録された別の番組に出ていたとか、東京駅でアクアに会って新幹線で大阪に行ったら、新大阪駅でもアクアに会ったという類いの証言はひじょぅにたくさんある。それもアクアが複数居るのならおかしくない。
 
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そういう訳でアクア双子説というのが結構勢いを増したのである。
 

ふたりアクアが並ぶシーンによく一緒に映っている七浜宇菜に直撃インタビューした記者もいた。
 
「ねね。宇菜さん、やはりアクアって双子なんでしょ?」
「なんで今更そんなこと訊くんです?そんなの有名な話じゃないですか」
「やはり双子なんですね!」
「アクアは7つ子ですよ」
「え〜!?」
 
「本名が日野龍虎、月野龍子、火野龍虎、水野龍湖、木野龍虎、愛野龍子、長野龍古で、正式の芸名も Aqua Solis, Aqua Lunae, Aqua Martis, Aqua Mercurii, Aqua Iovis, Aqua Veneris, Aqua Saturni ですね」
 
記者は聞き取れなかったので、宇菜に字で書いてもらった。しかしラテン語をすらすらと書いた宇菜も大したものである。
 
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宇菜は「月野と愛野は女の子で“龍子”、水野は性別不安定で“龍湖”、長野は病気の治療で取っちゃったから性別が無くて“龍古”、日野・火野・木野は男の娘で“龍虎”」と解説した。
 
(花ちゃんが言っていたジョークである)
 
「だいたいアクアの仕事量見たら最低3〜4人は居ないと手が回らないの分かるでしょう?」
「ですよね!」
 
この情報は翌日のこのスポーツ紙のトップを飾ったが、ネットでは純粋なツッコミがある。
 
「姉妹なら、なぜ名前ではなく苗字が違う?」
 

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話を戻して、(七つ子説は置いといて)この双子説には致命的な欠陥がいくつかある。
 
ひとつは姉弟であれば、どんなに顔が似ていてもホルモンの関係で同じ体型にはならないはずという問題である。この問題は全ての姉弟説系の仮説全てに共通する問題点である。
 
またひとつはアクアが双子なら双子であるというのを隠す必要性がないという問題。双子タレントは、ザ・ピーナッツ、リンリン・ランラン、ザ・リリーズ、裕子と弥生、オルセン姉妹、マナカナなど、昔から凄い人気である。双子として売ったほうがよほど売れる。
 
そしてもうひとつは、アクアが双子の姉弟であるなら、同じ名前を付けたはずがないし、付けようとしても拒否されたはずという問題である。
 
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アクアには7歳になるまで戸籍が無く、上島雷太が雇った弁護士さんが苦労して、既に死亡している長野夕香の子供であることを証明して長野夕香の子として入籍されたというのは、その物語が映画にもなっていて知れ渡っている。
 
その時、アクアが双子だったのなら、戸籍も当然2つ作られたはずで、たとえふたりが同じ名前をそれまで名乗っていたとしても、別々の戸籍名が与えられたはずである。例えば“龍美”と“龍虎”とか。
 
だからふたりとも同じ“長野龍虎”ということはありえないという問題である。
 

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それで更に出てきたのが“生き別れ姉弟”説である。どこからともなく出てきたのがこういう話である。
 
長野夕香が産んだ子供は男女の双子だったが、志水夫妻に託されたのは女の子のほうで、男の子は別のミュージシャンの高野夫妻に託された、後に志水夫妻に育てられた女アクアがデビューして、人気になる。忙しいので、映画やドラマで遠景などを取る時に、アクアそっくりのマクラという男の子が見い出され使われるようになった。
 
しかし2人があまりにそっくりなのでDNA鑑定してみたら実は姉弟であることが判明した。長野夫妻が志水夫妻と高野夫妻にうっかりどちらにも“龍虎”という名前を伝えてしまったので、ふたりは同じ名前の姉弟になってしまった。
 
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という話である。
 
ただ、この話は突っ込み所が多すぎる。そもそも高野夫妻って誰よ?ということとか、高野夫妻に預けられた龍虎の戸籍とかはどうしたのだ?とか。
 
そういう訳で、この噂は信憑性があまりに無さ過ぎるのであくまで噂に留まっているのである。
 
(“高野”はきっと、高岡猛獅の“高岡”と長野夕香の“長野”のカバン語!)
 

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夏の日の想い出・赤い服(5)

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