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■夏の日の想い出・少女の秘密(15)

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ライブ終了後は、みんなで撤収作業を手伝う。30分ほどでだいたい片付いて、松前社長が
 
「後は僕たちに任せて。君たちは上がっていいよ」
と言うので、お言葉に甘えてあがらせてもらう。
 
楽器類も既に千里が借りてきている4トントラック(日野レンジャー)に全部積み込み済みである。このトラックは千里が今日来られなかった場合は、淳が運転してくれることになっていた。トラックには運送屋さんの名前が入っているが、そこの社長の娘さんが千里のバスケ関係の友人というので、借りてきたらしい。千里は借り賃に5万円払おうとしたらしいが、復興支援イベントの機材運搬に使うと聞いた社長さんが「だったらタダでいいよ」と言って無料で貸してくれたらしい。全くありがたい。むろんガソリン代と高速代はサマーガールズ出版から出している。
 
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「まあ売り上げを全て寄付するという、類の無いイベントだから、みんな便宜を図ってくれているという気がするよ」
と千里は言っていた。
 
「著作権使用料とかは手出しだしね」
「自分たちが作った曲の著作権使用料を自分で払うのはどうも変な気分だけどね。実際問題として払った分の半分も還元されないだろうし」
と花野子が言っている。
「いつもは入場料の中からそれ払っているから気にならないけどね」
と私も苦笑しながら答えた。
 
今回のイベントは独立した4つの公演から成るので1つの公演に付き113万円、合計452万円(+消費税)の著作権使用料をJASRACに払う必要がある。今回の経費の中で最大の出費項目である。
 
((入場料8000円×定員7000人−3000万円)×0.20+1740万円)×0.05=((5600-3000)x0.2+1740)x0.05 = 113
 
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会場代は本来なら有料イベントで500万円掛かる所を、県の好意で無料非営利イベントの使用料100万円にしてもらっている。他はアクアのライブでお願いした警備員さんの派遣料、イベンターさんへの委託料、スタッフ専用ウィンドブレーカーやIDカードの制作費、ボランティアの運営スタッフさん(TKRや★★チャンネルの社員さんを含む)のお弁当代などが大きな出費項目である。
 

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撤収後、和実と淳が6月に仙台市内でオープンさせる予定のカフェに行き、ここで、ささやかな、本当にささやかな打ち上げをおこなった。
 
「あまり食べるものもありませんが、東北復興と各々のユニットの発展を祈って乾杯」
と言って、ビールやシャンパン、ジュースやウーロン茶などで乾杯した。
 
お店は「建物はできあがっている」という状態である。まだ内装などは全くしていないので、床張りの上に青いビニールシートを広げ、食料を持ち込んでの宴会となった。
 
シャンパンとビールは千里の持ち込み、ジュース・ウーロン茶などは私の持ち込みである。
 
ここに来たのは 
ゴールデンシックス(4) 南国花野子・矢嶋梨乃・長尾泰華・村山千里 
KARION(9) 和泉・小風・美空 相沢海香・黒木信司・木月春孝・鐘崎大地・児玉実・花恋 
XANFUS(6) 音羽・光帆・太田美紀子・若村貴子・升山黒美・黒井由妃 
Rose+Lily(8) 私・マリ・近藤嶺児・近藤七星・鷹野繁樹・酒向芳知・月丘晃靖・風花 
 
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それにアクアと川崎ゆりこまで入れて29名、それと和実と姉の胡桃、和実の娘・希望美ちゃん(8ヶ月)の3人である。
 
「目が離せないでしょう?」
と千里が言う。
 
「そうそう。はいはいができるようになったから動き回るんだよね。ちょっとした意識の隙間に、居場所を見失うことがあって焦る。とにかくお部屋はきれいにお掃除しておかないと怖い」
 
「なんでも口に入れるもんね。うちの京平も、小銭が落ちてるの誤飲して焦った」
と千里が言っている。
 
「ああ、それは怖い」
 
「小銭なら害は無いでしょ?」
「うん。3日後に無事回収」
「なるほど〜」
 
「そちらは彼氏タバコは?」
と和実が訊く。
 
「吸わない。タバコの誤飲は怖いもんね〜」
と千里。
 
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「毒性強いからね」
「和実ちゃんとこはタバコ吸う人は?」
「私も淳もお姉ちゃんも吸わない。盛岡のお父ちゃんが吸うんだけど、希望美に面会中は禁煙を言い渡した」
 
「まあ赤ちゃんがいる所ではね」
 

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「じゃ、今日の宴会は禁煙かな?」
と今、タバコを取り出して火を点けようとしていた鐘崎さんが言う。
 
「よかったら、これを」
と言って、和実は何か箱のようなものを渡した。
 
「おお!これもう入手したんだ?」
「福岡の知人に頼んで入手しました。他にタバコ吸う方は?」
 
酒向さんも手を上げるので、彼にも和実は同じ物を渡した。
 
「何それ?」
と和泉が訊く。
 
「JTから出た新しいタイプのタバコで、プルームテックというんですよ。火を使わないし、煙もほぼ無臭なんです」
 
「iQOSみたいなの?」
「似てますけど、iQOSは葉を過熱するのに対して、プルームテックは過熱しないんですよ。だから吸いかけのタバコをふつうにポケットに入れて持ち歩いても問題無い」
「へー!」
 
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「吸い殻とか灰とかが出ないから灰皿も要らないんです」
 
「電子タバコみたいなもん?」
「感覚的にはかなり近いですけど、私の感覚では一般的な電子タバコより臭わないと思いました」
と和実は言っている。
 
「これスイッチどこだっけ?」
と酒向さんが言う。
 
「最初だけ強く吸って下さい。するとスイッチが入りますので」
 
それで酒向さんがやってみると、うまく行ったようで
「おお、できたできた」
と言っている。
 
「あ、これは普通のたばこに近い感覚。電子タバコよりずっと美味しい」
と鐘崎さんが言っている。
 
「ほんと臭いが軽いね。iQOSは結構臭うのに」
と花野子が言っている。
 
「このくらいなら、あまり気にならないでしょ? 一応ここは空気清浄機も置いているから、臭いはほとんど籠もらないと思う」
と和実。
 
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「カプセル1個で50パフ可能で、途中で中断したら、その続きが吸えるから、ふつうの紙巻きたばこより結果的に安上がりになりますよ」
 
「確かに、たばこは結構何か考えながら吸ったりするから、2〜3回吸っただけで放置になってしまうことあるもんなあ」
と酒向さん。
 
「火を点けただけで、考え込んでしまって全然吸わないまま放置って人、結構いるよね」
と梨乃。
 
「iQOSはその中断して後で続きをってのができないんですよね。あれは過熱しているから、吸いかけのタバコを持ち歩くことができない。それと過熱しないからだと思いますが、プルームテックはiQOSに比べて充電が遙かに早いらしいです」
と和実。
 
「それ値段は?」
 
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「カプセル5個入りで460円です。メビウスのふつうのたばこが20本入りで440円ですけど、さっきも言ったように普通のたばこはいったん火を点けると吸っても吸わなくても燃え尽きてしまうし、短くなってくると吸いにくくなるから、1日に1箱吸っていた人も、プルームテックに変えると1日で無くならないという話です」
 
「スターターキットが要るんだよね?」
「4000円するんですが、現在キャンペーン中で2000円で買えます」
「iQOSはもっと高かった気がする」
「6980円ですね」
 
「今は福岡だけなんでしょ?」
「そうなんですよ。今は実験的に福岡市だけで売っているんです。6月には東京でも発売するらしいです」
 
「だったら、このお店がオープンする頃には東京でも入手可能になっているね?」
「ええ。今とりあえず何とか10個確保した内の2個をお渡ししたのですが、東京でも入手可能になったらもっとたくさん確保して、たばこを吸いたい方はこれでお願いします、ということにするつもりです。今年いっぱいくらいはスターターキットはサービスということで」
 
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「サービスにしたら赤にならない?」
「千里がその資金を提供してくれたんで」
「おお」
 
「まあ赤ちゃんのいるママの連合ということで」
「なるほど」
 
「でもそれなら、喫煙者と非喫煙者が共存できそうだね」
「ええ。こういう小さなカフェは禁煙にするのは難しいし」
 
「エヴォンは銀座店が分煙していたね」
「はい。あそこは広いから、1階は禁煙で2階だけ喫煙可にしたんですよね。人工的な空気の流れを作っているから、1階では全くタバコの臭いがしません。ファミレスなんかも広いから分煙している所多いですけど」
 
「いやファミレスの分煙はアバウトな所が多い。結構禁煙席までタバコの煙が流れてくるよ。エヴォンはしっかりコントロールしていると思った」
 
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「立地の関係で客席が1階と2階に分かれてしまったおかげですけどね」
 

「でもここの所、赤ちゃん誕生が続いたね」
と小風が言う。
 
「その和実ちゃんが昨日出産に立ち会った人って、ローズ+リリーの仕掛け人の1人なんでしょ?」
 
「うん。ローズ+リリーは表向きには、上島先生と、UTPの須藤社長が仕掛け人ということになっているけど、実は雨宮先生、山吹若葉、○○プロの丸花社長あたりが、裏で色々動いている」
 
と千里が言っている。
 
「醍醐先生もそういう裏で動いている仕掛け人のおひとりなのでは?」
と和泉が言う。
 
「2人組でデビューした方がいいというのは雨宮先生から言われたんだけど、それを提案したのが千里らしい」
と私は言った。
 
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「それどういう関わりな訳?」
と音羽が訊く。
 
「冬が2008年春に作ったデモ音源はかなり大量の人が聞いている。私はその中のひとりで私が思いつきで言ったことばに雨宮先生が反応しただけだけどね」
と千里。
 

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「白浜さんの所が木曜日だったね?」
 
「うん。白浜さんは2014年に流産してたから、もうそれで赤ちゃん産む機会は終わったと思っていたんで、今回の妊娠出産は本当に嬉しかったみたい」
と音羽が言う。
 
「何歳だっけ?」
「38歳」
「年齢的には限界に近い付近だなあ」
「まあ40歳すぎて産む人もいるけどね」
 
「いや、この業界にいると、仕事が忙しいし、結婚しない女性多いから、つい行きそびれてしまう場合もあるよ」
と光帆が言っている。
 
「&&エージェンシー時代に比べて、仕事の負荷も小さいし、鈴木会長ができる範囲で仕事してもらえばいいんだよと言ってくれたから、結局妊娠9ヶ月に入るところまで勤務していたからなあ」
と光帆。
 
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「夏までには職場復帰します、なんて言ってたね」
とmike(太田美紀子)。
 

「そしてフェイの出産だけど、結局状況がよく分からん」
と和泉は言っている。
 
「和泉は前日の打合せにも出てたね」
と私は言う。
 
「コスモスとラジオ局で遭遇したら『ちょっと顔貸して』と言われたんで出ただけなんだけどね」
と和泉。
 
「本当の父親が誰かをカモフラージュするのに頭数がある程度必要だったみたいだね。恐らく絶対に明らかにできない人物」
と私は言う。
 
「フェイちゃんがインターセックスだというのは本当?」
と和泉。
「それは事実っぽい。周囲の人間がわざと色々ミスリードするような発言をするから、実態がよく分からないけどね」
と私。
 
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「まあ千里は正確な実態を知っているだろうけど、守秘義務があるから絶対に口を割らないだろうなあ」
と私は千里を見ながら言うが、千里は微笑んでいるだけである。
 
「結局、フェイって男の子なんだっけ?女の子なんだっけ?」
とkiji(若村貴子)が訊く。
 
「赤ちゃんを産むために渋々戸籍を女性に変更したみたいだけど、実態は男の子だよね?」
と私は長尾泰華の顔を見ながら言う。
 
「私の認識している範囲では、あの子は女装男子」
と泰華。
 
「妊娠出産は事実?」
と音羽が尋ねる。
 
「それは事実」
と私。
「だからあの子は妊娠可能な男の娘なんだよ」
と泰華。
 
「理解不能!」
とmikeは言っている。
 

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「まあフェイが妊娠出産できたということは、私や冬も出産可能だし、和実も出産可能」
などと千里は言っている。
 
「どうも原理が分からん」
と光帆。
 
「私もけっこう妊娠する意欲あるんだけど、私や千里が出産可能ということは、もしかしたらアクアちゃんも出産可能かもね」
と和実が言うと
 
唐突に話を振られて
「え〜〜!?ぼくが赤ちゃん産むんですか?」
とアクアはびっくりしたような顔をして言った。
 
「ドラマではどうなるの?やはりケンの赤ちゃん産むの?」
「すみません。その話は明日以降の放送で」
「ふむふむ」
 
「あれ性転換してたのをまた再度男に性転換手術して戻すの?」
という質問があるが
 
「どうせ明日バレるから、そのくらいはこのメンツには言ってもいいかな」
と言って、川崎ゆりこの顔を見る。ゆりこが頷いている。
 
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「和夫はそもそも性転換してないんですよ」
「うっそー!?」
 

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