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■女子高校生・3年の冬(15)

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3月23日(月・たつ)A大神は深川司令室の設備を関東司令室(江戸川区小岩)に移動してくれた。この作業中はヴィクトリアが姫路司令室に行きジェーンとふたりで全体の管理をした。
 
移動作業中グレースは小岩で待機していたが、関東司令室の設備が動き出すと、ただちにヴィクトリアを姫路から小岩に転送した。
 
3月25日(水・みつ)A大神は姫路司令室の設備を山崎司令室に移動してくれた。移動作業中は関東司令室のグレースとヴィクトリアで全体の管理をした。
 
3月26日(木・たいら)A大神は小型のモニターシステムを、深川司令室、姫路司令室、千葉分室、京都北邸裏部屋にセットして、ここでもある程度の状況把握ができるようにしてくれた。
 
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なお、京都北邸の裏部屋とピアノ室はその他の部分との間に霊的なシールドを掛け、ロビンがここに来ても夜梨子を消さないようにしてくれた。
 
ジェーンは姫路司令室から山崎司令室に移動し、姫路司令室にはジェーンと入れ替わりに暫定的にyに入ってもらった。
 
(1) ロビンが姫路司令室に入る
(2) アイリーンが山崎司令室に入る
(3) ジェーンが山崎司令室に居るyと位置交換
(4) ロビン帰宅
 

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キツネたちの人事異動。
 
P神社で雑用係をしている小鳩がもう勤務3年になるので交代させることにし、小町の子供・小市を入れた。雑用係は3年ぶりに幡多系になることになる。社務所門柱のランプの火の維持も小市がすることになるが、初期の内はかなり忘れていて、ライラやオーロラがフォローしてあげていた。
 
P神社の雑用係
-2003 深草小春
2003-2006 幡多小町
2006-2009 深草小鳩(小春の養女)
2009- 幡多小市(小町の娘)
 
小鳩は2006年にP神社に入れたときは“設定小3”だったが、そろそろ小学生というのには辛くなりつつあった。小市は取り敢えず設定小2ということにしておく。小鳩は4月までは小市の指導係とし、その後は深川司令室に入れる。またそのタイミングで結婚させることにして、藤太という子と結婚させることにした。
 
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小鳩の姉妹の小鴨もそろそろ結婚したいと言っているが同時進行は困るので、11月か12月くらいまで待ってと言っている。
 

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小市の姉妹・小里を京都南邸に入れてこの家の雑用係とすることにした。彼女には龍笛も覚えてもらい、何かの時は小市や千里自身のバックアップに使う。
 
小糸のほうは一応産休は終わったが、しばらくは子育ての仕事もあるし、姫路司令室でyの助手をさせることにする。彼女は橘丘新町の千里家の庭に建てた小さな小屋に銀次・3人の娘と一緒に住んでいるが、毎日立花元町の司令室まで通勤する。姫路司令室は夜間は銀次のほうに入ってもらう。つまりすれ違い夫婦である!朝御飯と夕ご飯だけが一緒になる。
 
深草系:小糸・小鳩・小鴨
幡多系:小町・小市・小里・経太
 
小糸の子供:小絹・小繭・小鍬
 
小市・小里の兄弟・経太は姫路に呼んでしばらく山山家具の仕事をさせて釘打ち・塗装などの作業を覚えさせた上で夏には大力工務店2部に加えた。
 
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彼については内心、今回小糸が産んだ女の子たちの誰かの結婚相手というのを考えているが今は言わない。
 

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このほか篠山グループの女子で小桃(山崎に入れた小栗の姉妹らしい)という子を京都北邸に雑用係として入れた。
 
小桃および南邸の小里の制服はホワイトブリム付きのメイド衣裳である。実はきーちゃんが縫ったものである。実際に縫ったのはお裁縫が好きな3番セリナ。
 
「お帰りなさいませ、お嬢様、とか言えばいいですかね」
「誰だ、変なこと教えたのは」
「普通に『お帰りー』でいいよ」
「オムレツ作りの練習とかしなくていいですかね」
「やはり誰か変なこと教えた奴がいる」
 

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セリナは小桃や小里と似た体格の小樅(こもみ)という子を試着係に使っていたが
「あんたモデルとして優秀。うちに来てよ」
と言って釧路の自宅に連れ帰った(お持ち帰りした)。
 
「また。新しい服縫ってみたの。ちょっと著てみて」
「うん。いい感じ。でもほんとあんた可愛いね」
 
小樅は“身の危険”を感じる。
 
「あのぉ、私、男の狐(おとこのこ)が好きですので」
「大丈夫。処女は傷つけないから」
 
やはり何かされるんだ!
 

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この釧路の家は以前2番ルミナが使っていたものである。旭川に住んでいた1番ノエルが姫路に行ったのでそこに釧路のルミナが来た。それで空いた釧路の家に函館に住んでいた3番セリナが入った。それで函館の家には友人の月夜が入っている。
 

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各拠点に居る人

留萌村山家:ライラ
留萌ロゼ家:ロゼ・玲羅
留萌三泊P神社:小市、金色3人
新早川ラボ:小鴨
留萌Q神社:B'
留萌H町P神社:セリフA,ソフィフA
深川司令室:ゆり・サハリン・小鳩
留萌分室:タスリン
 
旭川分室:(無人)
千葉のアパート(稲毛区):ブレンダ/ゆき
関東司令室(江戸川):グレース・ヴィクトリア・ミッキー・小町
千葉分室:ミニー
大田区分室:(無人)
京都北邸:夜梨子・香澄・小桃
京都南邸:ロビン・公世・清香・双葉・小里・百合・コリン
関西司令室(山崎):ジェーン・アイリーン・星子・小栗
京都M神社:銀色5人
姫路司令室:夜詩子・小糸
姫路邸:銀次と子供たち、大と美穂一家(後述)
福崎寮:経太・大力工務店2部
 
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3月26日、千里、清香、公世、双葉は京都市の南区役所に転入届を出した。公世は再度こちらでも住基カード発行の申請をした。
 
姫路の家から京都南邸への引越はその前日25日(水)におこなった。実は12月に南邸を建ててすぐの時期に予約しておいた。それでも少しでも運送屋さんの負荷の少ない平日におこなった。
 
双葉は予約とかしてなかったので運送屋さんが頼めず、両親とお姉さん・お兄さん?(お姉さんにしか見えない)の手で車2台で運んだ。
 

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セリア(正確にはセリアB:セリア・ビー)は(銀色ではない)普通の服装でM神社の社務所に行き、バイトさせてほしいと申し入れた。(但し手首に銀色バングルを着けている:ロビンのみたいに警棒には変形しない。普通のバングル)
 
「私龍笛吹けるので役に立つと思います」
「へー。ちょっと吹いてみてよ」
というので吹いてみせる。
 
「上手いね。しかもそれ煤竹の龍笛じゃん。経験者?」
「はい。北海道の神社で巫女さんしてました」
「なるほどー。今は大学生?」
「4月から京都國學院の神職研修所に入ります。2年間コースです」
「おお、神主志望なんだ?」
「実はバイトしてた神社で神職の資格を取ってほしいと言われて。宮司が出張する時とかに留守番を頼みたいからと」
 
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「へー。なんて神社?」
「留萌H町のP稲荷神社というところで。実は御祭神が豊受姫なんです」
「じゃうちと同じだ」
「それでお願いできないかと思って」
「うん。いいよ。君採用。よろしくね」
「はい、よろしくお願いします」
 
「神職希望なら祝詞とかも上げられる?」
「はい」
と言ってセリアは朝の祝詞を唱えた。
「うまいねー」
と感心される。
「こんなのも行けます」
と言ってセリアが般若心経を唱えると、宮司さんも、居合わせた巫女さんたちも笑い転げていた。
 
セリアの住所はこの神社です、と言うわけにもいかないので、南区の某所を届けておいた。そこには銀色の子たちの助手でドライバーも務めるアルジェンティーナが住んでいる。ここの庭にはAUDI A1 とスズキ Kei (シルバー)が駐めてある。
 
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3月26-28日には愛知県春日井市で高校剣道の選抜大会が、29-31日には秋田市で魁星旗大会が開かれた。千里たちはむろん出ないがH大姫路は1-2年生のチームで参加してきた。結果はどちらもベスト8であった。千里・清香・双葉が抜けて大幅に戦力がダウンしたチームで充分健闘したと思う。
 
千里は増田コーチにお金を渡して頑張った選手たちにコンビニのだが、ひつまぶし弁当を配布してあげるようにした。
 
この2つの大会の連戦では千里たちの学年の剣道部員で3年間大会出場の機会の無かった子たちが(既に卒業しているのでコーチの肩書きで)道具検査などの補助を務めた。
 

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千里たちが京都に移動して住む人が居なくなる姫路の橘丘新町の家に4月から2年間、楢橋美穂と花田大が住むことになり、3月末(大は0日・美穂は31日)引っ越して来た。
 
(美穂も大も本人たちは秋田に行っていたが引越は家族の手で行われた)
 
美穂の両親もその2年間は同居する。ただし途中で転勤になる可能性もあると言っていた。その場合は千里が誰か適当な女性眷属(男の娘を含む)を同居させることにする。
 
しかし大はこれまで1年間アパートで一人暮らしだったので大のお母さんがほっとしていた。美穂のお母さんに、金沢の中田屋の金鍔(きんつば)を渡して「娘をよろしくお願いします」と言っていた。
 
「何かお嫁さんに行くみたいだ」
「大ちゃんとなら結婚してもいいよー」
「どちらが奧さんになるかが問題だ」
 
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金鍔は千里ももらったので、清香たちとシェアして食べた。
「これ凄く美味しい」
「前にも人からもらったことある。金沢のお菓子だったのか」
 
姫路の家は空き家にしたくなかったので(庭には銀次たちが住んでいるが)千里としても助かった。家賃は要らないと言ったのだが、そういう訳にはいかないと言われ、1万ずつもらうことにした。なおここでの食費は大のお母さんが美穂のお母さんに毎月3万払うことにしたらしい。
 

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3月27日、公世は浜田先生からの指示で、京都市内の病院で性別検査を受けた。
 
結果。
 
女性ホルモンは女性の標準値内である。
男性ホルモンは女性の標準値内である。
従ってホルモン的には女性である。
 
染色体はXYである。そのためか外性器がやや乱れているがほぼ女性型である。尿道口も通常の女性の位置に開口している。
陰茎・睾丸・陰嚢・前立腺は無い。
卵巣・卵管・子宮・膣がある。
陰核が大きいので出生時には陰茎と誤認された可能性が高い。
但し陰核は通常皮膚の中に埋没しており目立たない。
骨盤、肩の骨その他の骨格が女性的である。思春期の男性ホルモンのシャワーには曝されていないのは確実である。喉仏も無い。体毛も少ない。ヒゲは見られない。乳房は普通の女性同様に発達している。また月経もある。
以上の観点から患者は医学的に女性である。妊娠出産も可能と思われる。
 
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公世はあらためて女性であると判定されてしまったが、公世は医学的に女であっても「自分は男であり今後最低3年間は性別を変更しない」と宣言すれば男子選手になれるはずと主張した。
 
「ぼく戸籍上も男ですし」
「でもこれむしろ戸籍上の性別を女性に修正したほうがいい。そしたらお嫁さんとかにもなれるよ」
「でもぼくは男として生きていきたいし男子の部で試合に出たいんです」
「だったら男子であるという宣言をする?」
「はい」
 
それで公世は自分は男子であるという宣言をした、公世は同様の宣言を3年前にも兵庫県の剣道連盟でしているので、今回も同様に処理され、公世は今後最低3年間は男子の部に出ることになった。
 
ただ連盟からは大会の時、トイレや更衣室は女子の方を使ってくれるように言われ、これは公世も同意した。また道着は白を着てもいいよと言われた。基本的には「男子の部に出場する女性の選手」という感じの扱いである。
 
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また大学のほうは、学生課の課長さんと話しあい、来月頭の健康診断は女子と一緒に受けてほしいこと、また学内では女子トイレ・女子更衣室を使ってほしいと言われ、それも同意した。
 
彼がFTMならまた別の扱い方になるのだが(多分男子トイレの使用を“許可”する)、公世の場合は半陰陽に近く、また外見が女性にしか見えないので普通の女性に準じる扱いになった。
 

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