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■夏の日の想い出・砂の城(15)

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§§ミュージックはコロナの終息宣言が出たのを受けていくつかのことを決めた。
 
・アーティストや信濃町ガールズたちに課していた、会食人数の制限は解除する。
 
・外食も感染対策ステッカーのある店に限っては解禁する。
 
・公共交通機関の利用を解禁する。移動に新幹線(グリーン以上)やタクシーを使っても良い。
 
・マスクの無料配布は当面続ける。アルコールは無料配布から廉価販売に変更。
 
・うがい・手洗いの励行は引き続き推奨する。
 
・中学・高校に通う信濃町ガールズの送迎は継続する。
 
・ワクチン予防接種は、将来有料化されても§§ミュージックで費用を負担する。(2024年4月から有料化された)
 
・感染対策手当の支給は段階的に縮小し、2024年4月以降は3000円とする。
 
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・SCCは、専業部門と一般部門に分割し、一般部門は∞∞プロ系列の事務所で契約した人も乗せる(後日★★情報サービス契約者・ムーラン関係者にも拡大)。§§ミュージックの関係者は引き続き無料で利用できる。後にSCCと清掃会社はムーラングループに売却した。
 
・トラフィツクや地方ガールズに支給している感染対策手当は、現行2万円支給しているが、廃止して、制作協力費として月1万円を支給する。但し2024年3月までは一時的処置として15000円に増額する。マスクの無料配布は継続する。公共交通機関の利用も解禁するがこれまで通り時差通学を奨励する。
 

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5月6日(土)、今年の昔話シリーズ第3弾『1億円札の男』が、中山洋介(ヒロシ)主演で放送された。
 
これはマーク・トウェインの『百万ポンドの紙幣 (The Million Pound Bank Note)』を翻案したものである。原作はこんな話である。
 
イギリス人の兄弟が賭けをした。
 
「無一文で流れ着いた外国人が居て、彼はポケットに百万ポンドの紙幣1枚だけを持っていたとする。この男は生きていけるか?」
 
それで兄弟は実際にイギリスに無一文で流れ着いたアメリカ人の男に百万ポンド紙幣を渡してみたのである。
 
作品発表当時の百万ポンドというのは、今のお金でいえば、1千億円程度の価値がある。今回のドラマでは面倒なので「1億円札」ということにした。
 
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さて主人公の男は乗っていた船が遭難して無一文でイギリスに流れ着いた。どうやってアメリカに帰ろうかと思っていた時に立派な身なりの中年の兄弟に声を掛けられたのである。
 
家に招待され、食事をごちそうになり、少しお金をお貸ししますと言われて封筒を渡される。
「今は開封せずに後で見てください」
「分かりました」
 
兄弟は私たちはしばらく旅をしますといって出て行ってしまう。男は封筒の中味を見て仰天した。
 

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男は何かの間違いではないかと思った。使用人に尋ねると主人たちは1ヶ月ほど戻らないと思うと言う。彼は考えた。アメリカに戻れば充分な収入は得られるから、少し借りておいて後で返せばいいのではないかと。それにしても漂流生活で服が傷んでいたので、新しい服が欲しいと思った。それで紳士服店に行く。
 
「安いのでいいから、適当な服を」
と頼む。店員は、いかにも安そうな服を見繕ってくれた。代金を言う。男は言った。
「今ちょっと細かいのが無いんだよ。しばらく付けにしておいてくれないかな」
店員は言った。
「そうでしょうね。あなた様のようなかたは、さぞ細かいお金はおもちじゃないでしょうね」
 
細かいのだけでなく大きなお金も持ってないのではという感じである。さすがにむっときた男は言った。
「金が無いわけじゃないけど、お釣りを出すのが大変じゃないかと思っただけだよ」
 
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すると店員も態度を改めて言った。
「大変失礼しました。しかし手前どももひとかたの商店でございます。少々大きな御札とかでもちゃんとお釣りを出させていただきます」
 
それで男は言った。
「そう?じゃこれでお釣りを」
と言って百万ポンド札を出す。
 
店員はお札を見て目を丸くした。
 
「お客様もご冗談が過ぎます。取り敢えずこんなガラクタは片付けて」
と言って安物の服は片付け
「こちらをお試しください」
と言って、最高級品を出してきた。
 
「お代はいつでも都合のいい時で結構ですから」
 

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男は腹が減ったなと思い町食堂に入る。料理を注文して食べる。それで百万ポンド札を出して
「これでお釣りを」
と言う。店主が目を丸くする。
 
それでお代はいつか都合のいい時にでも、と言われる。
 

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それからというもの、彼は何を買うのにでも百万ポンド札を出して
「これでお釣りを」
ということにしてしまった。後日精算するため、どこで幾ら使ったというのだけ記録しておいた。
 
彼がいつも食事をする食堂には
「ポケットに百万ポンド札入れた変わり者の外国人の金持ちが食事しにくるらしい」
と噂が立ち、見物人で店は繁盛した。
 

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彼はやがて若い女性と知り合う。何度もデートを重ねる内、この人には本当のことをちゃんと言わねばと思い、これまでのことを全部打ち明けた。すると女性は大笑いした。
 
「いや冗談ではなく本当のことなんだけど」
「だっておかしいんですもの」
 
女性は笑いが止まらないようであった。
 

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やがて1ヶ月経ち、兄弟が旅から戻る。主人公は百万ポンド紙幣を返却に行った。すると、兄弟のそばにあの女性がいた。彼女はこの人の娘だったのである。
 
兄弟は付けで買った分はこちらで精算しておくと言い、この分は返済不要であると主人公に言った。そして何か欲しいものがないかと言われ、彼は言った。
「お嬢さんと結婚させてもらえませんか」
と。
 

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主な配役
主人公 中山洋介
兄弟 藤中桂助・藤中幸造
その娘 坂井真紅
紳士服店店員 唐崎淳一
町食堂店主 大林亮平
 

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ドラえもんに似た話があったが、のび太は「お釣りが無いから」と言われて何も買えなかった。ドラえもんは「銀行に預けて好きなだけ引きだせばいい」と提案したが、銀行口座など持たない外国人には使えない手である。この兄弟もきっとそういう議論をしている。
 

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ところで、品川ありさは方向音痴である。コロナが問題になりはじめた2020年以降は§§ミュージックは、防疫のため、原則全てのタレントと研修生(信濃町ガールズ)を寮に入れているが、昔は遠隔地から来た子(北海道出身の高崎ひろかなど)のみを寮に入れ、神奈川・千葉・茨城・埼玉などに住んでいる子は電車で通勤して仕事をしていた。(当時は仕事も土日に月数回ある程度で研修生・練習生にはほとんど仕事は無かった)
 
品川ありさは実家が神奈川県海老名市にあり、当然通勤してきてお仕事するということになる予定だった。それを寮に入れることにしたのは、彼女がしばしば海老名市から東京に辿り着けなかったからである!
 
ありさがなかなか来ないので電話する。
「何やってんの?」
「ごめんなさい」
「今どこ?」
「えっと・・・駅名に湯河原って書いてあります」
「はあ!?」
 
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海老名から東京に出てくるには、相模線で茅ヶ崎まで出てきて、東海道線の上り・東京方面に乗り換えるのだが、高確率で下り・熱海方面に乗ってしまうのである。湯河原はもう神奈川県の西端、次が熱海である。
 
「こないだこちら行きに乗って間違ったから逆方向に乗ればいい」と思って、やはり間違う(方向音痴の人はやりがち)。
 
そういう訳で、彼女は実家が東京の近くであるにもかかわらず寮に入ることになった。
 
彼女は新宿駅からアルタに辿り着けなかったこともある。また、みなとみらい駅から降りて動く歩道にも乗ったのに、みなとみらい21に辿り着けなかったこともある(なぜ!?)むろん新大阪駅から梅田に出ようとすれば伊丹空港に行っちゃう!?(北千住に行こうとして札幌に辿り着くマリといい勝負)
 
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そして彼女には初期の頃から付き人を付けた。
 
彼女はそもそもフレッシュガールコンテストで優勝した時も、本来別のオーディションに出るつもりで出てきたのが会場を間違ってフレッシュガールコンテストの会場に来てしまったのである。
 

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さて、高崎ひろかはゴールデンウィークは都内のホテルで過ごし、5月8日から沖縄旅行に出掛けることにしていた。通常は郷愁飛行場から飛ぶが、千里は高崎のためガルフストリームを羽田空港に回送してあげたので、ひろかは羽田空港から出発する。
 
友人の品川ありさはお見送りに行こうと思った。
 
ここで、ありさの付き人さんは連休中フル稼働だったので、お休みをあげることにしていた。
「私付いてなくてもいいですか?」
「SCCの人に連れてってもらうから大丈夫だよ」
 
それで、当日ありさはSCCに電話して寮まで1台車を回してもらった。
「羽田空港のビジネスジェットが出る所までお願いします」
「はい」
 
それで羽田空港・第3ターミナルの入口まで連れて行ってもらった。
 
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ありさは手荷物検査場のところで、ひろかを見送ろうと思った。それでそちらに向かうのだが、辿り着けない!
 
散々迷走したあげく入口に戻ってしまった。
 
えーん。。。
 

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どうしよう?と思った時、玄関前に停まったタクシーから降りてきた人があった。
 
高崎ひろかの結婚相手の弟・江藤レナである。
「おはようごさいます、品川ありささん」
「おはようございます。江藤レナさん。ねえ、私を手荷物検査場まで連れて行ってもらえません?」
「僕もそちらに行きますよ。一緒に行きましょう」
 
それでありさはレナと一緒に手荷物検査場に行き、無事高崎ひろかを見送ることができた。
 
「私方向音痴なんですよ。ひとりで行こうとしたんだけど、どうしても辿り着けなくて」
「大変ですね」
 
見送りには、松梨詩恩と水森ビーナ、ひろかたちの母、そして北海道から出てきていた父も来ていた。ありさは「良かった。帰りはビーナちゃんたちと一緒に帰ればいい」と思った。
 
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ところかである。
 
ひろかと夫が手荷物検査場を通過したあと、松梨詩恩は言った。
「ありささん、私たちは少し父と話していきますから」
 
え〜!?
 
(柴田純一郎と天羽亜矢子が結婚して高崎ひろか・松梨詩恩の姉妹が生まれた。その後2人は離婚し、柴田純一郎は別の女性と再婚して水森ビーナが生まれた)
 

 

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ありさが困惑していたら、江藤レナが言った。
「品川さん、僕と一緒に帰りませんか?寮まで送っていきますよ」
「お願いします!」
 
これで行き倒れ!?だけは防げそうだ。
 
それで詩恩たちと別れ、レナと一緒に玄関に向かう。レナが言った。
「もし良かったら、僕のマンションでお茶でも飲んでかない?」
「はい!」
 
まさか同意されるとは思っていなかったレナはタクシーに乗ると、
「三軒茶屋まで」
と運転手に告げた。
 
なお松梨詩恩は川崎ゆりこに電話し、品川ありさには一週間臨時の付き人を付けることにした!
 

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三軒茶屋のマンションに着くとレナはありさにトアルコトラジャのコーヒーを出した。
「美味しい!」
「インドネシアのスラウェシ島の1000m以上の高地で現地のトラジャ族という住民さんが育てているコーヒーなんだよ」
「へー、何だか凄い」
「まあ今日はお疲れ様。今日お仕事は?」
「今日はお休み。でも今日は朝からターミナル内でたくさん歩き回ってお腹空いちゃった」
「あ、トーストでも食べる?」
「食べる!」
 
それでレナはベーコンチーズトーストを焼き、シチューも温めて勧めた。
「美味しい!料理人さん、腕がいいね」
「料理人なんて雇ってないよ。僕が作った」
「嘘!?料理が上手いのね。私玉子焼きも作れないのに」
「いや玉子焼きは難しいよ」
「そう?」
「何なら晩ご飯も食べていく?」
「うん!」
「何なら明日の朝御飯も」
「うん!」
 
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レナはこの子“朝御飯を食べる”の意味分かってんのか?と不安になった。それで言った。
 
「でもそしたら寮に連絡しておかなくていい?」
「あ、そうか。連絡しなくちゃ」
と言って、ありさは寮に電話した。花ちゃんが出た。
「あ、花ちゃん。私今日友だちの家に泊まるね」
「いいけど、明日10時、ΛΛテレビ忘れないように」
「はい。明日10時、ΛΛテレビですね」
 
隣でレナが「送ってってあげるよ」
と言った。
「あ、送ってくれるそうです」
「だったら安心だ。ちなみにお友達って女?男?」
「えっと裸にしてみたことないけど、たぶん男だと思います」
 
ありさは、アクアは昔裸にしてみたけど女にしか見えなかったなあと「裸で山手線一周」事件のことを思い出していた。(*32)
 
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(*32) アクアについて高崎ひろかは
「あの子が男だったら裸で山手線一周しちゃる」
と言っちゃった。しかしほんとに男だと聞いて「嘘!?」と思った。アクアは裸になって「ほら、ちんちんあるでしょ?」と言ったが、大きめのお豆さんにしか見えなかった。睾丸は視認できず触ってやっとそれらしきものを感じた。胸が膨らんでいるのは治療薬の副作用だと言っていた。彼は性別男になっている保険証も見せた。
 
ひろかが青くなったが、結局コスモスの提案で、夜中に車で山手線に沿って一周し、その車の中で裸になることにした。ありさとアクアとコスモスも付き合って一緒に裸で一周した。その4人と運転手を務めた千里のみが知る事件である。
 
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しかしこれで、ひろか・ありさ・アクア・コスモスの連帯感は強固になり、現在の§§ミュージックの繁栄につながったかも?
 

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花ちゃんは言った。
「ふーん。13-14歳の娘じゃないから、うるさいことは言わないけど、避妊具はちゃんと使ってね」
 
ありさは意味が分からなかった。レナに言う。
「ヒニング使えと言われてる」
「大丈夫だよ。ちゃんと使うよ」
 
ありさの“ヒニング”のアクセントがおかしかったので、意味分かってないなとレナは思った。
 
ありさが電話を終えてからレナは言った。
「買い物行ってるよ。何が食べたい?」
「すきやきとかいいかなあ」
「OKOK。じゃ材料買ってくるね」
 
それでレナはすきやきの材料、ワインと避妊具を買ってきた。
 

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その晩、ありさは処女を卒業したが「気持ち良かったぁ」と言って幸せそうに眠っていた。
 

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夏の日の想い出・砂の城(15)

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