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■夏の日の想い出・砂の城(3)

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(*15)“桜貝”は神田あきら・広沢ラナ・水野雪恵のユニットだったが、神田あきらが 結婚して脱退し、妹のそのこが代わりに入った。
 
そのこは「私歌下手なのに」と言ったが、広沢ラナが「多分私よりは上手い」と言い、実際そのこが聴いたら「その歌で歌手できるの〜?」というレベルだったので、そのこが新しいリードボーカル!!になった。
 

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(*16) スリルボカンだけ会場が違うのは中継機器を壊さないようにだが、彼らの“女神様”古屋あらたが「まじめにやったら額にキスしてあげる」と言ったので、ちゃんとやって、ご褒美のキスをもらった!ファンからあけぼのテレビに多数の感謝状が来た。(彼らは地上波からはまだ出禁を解かれてない:◇◇テレビが4月以降解禁するかも?と言っている)
 

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ローズ+リリーのマリについて、年末に交際が噂されていた百道大輔が急死したので、“歌えるのか?”と危ぶむ声もあったが本人は
「私は正常運転中。ちゃんと歌うよ。別に百道とは付き合ってなかったし」
とツイッター(X)に投稿していた。
 
「マリちゃんの“正常運転”ってかなり危ない」
という声はあったものの、木曜日のテレビ番組でもケイと一緒に『Rain』を歌ったので、どうも大丈夫そうだなというので直前になってチケットは完売した。
 
08年組の応援に川崎ゆりこの代理で山下ルンバが歌う話もあったのだが、高崎ひろかが結婚休業を発表したので08年組の応援は高崎ひろかがすることになった。
 

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3月中旬、熊本の“双子湖”での映画撮影とアエリア・ホールでのショーを終えたアクアは千里と一緒に熊本空港に戻り、黒いホンダジェットで飛ぶ。
 
アクアたちは言った。
「原作読んだんですけど、この話別に主人公がアルセーヌ・ルパンである必要無い気がしました」
「うん。そういう意見は結構ある。『カリオストロの城』も主人公がルパン三世でなくても成り立つのではと言われるね」
「あ、思ったことある」
「ところで誰の訳で呼んだ?」
「えっと・・・南なんとかって人でしたが」
「ああ」
「え?何か問題ありました?」
「南さんの“訳”って原作とは全然テイストか違うから」
「そうなんですか!?」
「南洋一郎さんって凄いよ。原作が存在しない物語の訳本(*17)を出したこともあるからね」
「原作が存在しないのに、どうやって訳すんですか!?」
「まあ原作に比較的忠実な訳本を送ってあげるから、本格的なクランクインの前に読んでごらん」
「はい」
 
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(*17) 『ピラミッドの秘密』。現在では南氏のパスティーシュ(二次創作)とみなされている。ルパンがチーターを従えてアフリカで活躍する荒唐無稽なストーリー。もっともルブランの原作でも、ルパンがモーリタニアの皇帝になっちゃうサブストーリーがあるから、原典も結構荒唐無稽である。
 

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1時間ほどのフライトでホンダジェットは姫路飛行場に着陸した。
「神戸空港に降りるのかと思った」
「近いけどね。ここは私のプライベート飛行場」
「そんな所があったのか」
 
「定期便は1日5便しかない。あと月に10便ほどのチャーター便。アマチュアパイロットの練習用として主に利用されている。元々は私が自家用機の駐め場所として作ったものなんだよ」
 
「じゃミューズ飛行場や郷愁飛行場と似たような位置づけですね」
「そうそう。でもここは船でしかアクセスできないから利便性が悪い。ただし市街地から離れているから24時間利用できる」
「ああ。郷愁飛行場もミューズ飛行場も夜間は離着陸禁止だから」
「ホテル取ってるから今日は取り敢えず休んで。次のお仕事は明日」
「はーい」
 
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それでふたりは、女狐島温泉ホテルのスイートルームで休んだ。
晩ご飯は、カキフライを食べた。ルームサービスにして竜崎が受け取った。
 

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明け方、FかまたMのちんちんを舐めようとしたので、MはFの顔を蹴っておいた。
「ひどーい。女優の顔を蹴るなんて」
「正当防衛」
 
ふたりは竜崎が用意した朝御飯を食べた。姫路名物の、あなご飯ということだった。御飯を食べてからアッサムティーを飲んでいると、電話がある。見ると写真家の桜井理佳さんである。
「はい」
「おはよう。龍ちゃんたち。お仕事するよー。ふたりでロビーに降りてきて」
 
それで、まずはFがマメクロゴウチのワンピースを着てロビーに降りて行った。
 
「一人だけ?もうひとりのアクアは?」
「アクアは一人だけです」
「長い付き合いなんだから今更隠さなくてもいいのに。まあいいや。撮影場所に行くよ」
「はい」
 
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それで、桜井さん及び助手2人と一緒にアクアはホテルを出てまずは列車に乗った。「ここは100円均一」と言って桜井さんはアクアの分まで400円、料金箱に入れていた。運転手がパンダなのは気にしない。
(パンダ・猿・うさぎ・ペンギンとあるらしい)
 
「今時100円って安いですね」
「醍醐春海さんのお友達が趣味の工作で作ったものなんだって。だから無料でもいいんだけどって言ってた。線路の屋根に載せた太陽光パネルで電車で使う以上の電気起こしてるし。遊園地の乗物券1枚でも乗れる」
「へー。でもあの人のお友達は凄い人が多いです」
しかし軌間は普通の鉄道と同じ1067mmだと言っていた。
 
「まずは島を一周するよ」
「はい」
 
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それでのんびりと推定30km/hくらいで走る列車から景色を眺めていた。すると沿線に多数の彫像が建っている。
「なんか仏像みたい」
「この付近は二十八部衆らしい。少し先に三十三観音もある」
「色々あるんですね」
「その先には楽器を演奏する人とかスポーツする人もある」
「へー」
 

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それで15分か20分掛けて島を一周したが、トンネルを通った先に様々な楽器を演奏する人やスポーツをする人の彫像が立っていた。もう一度トンネルを通るとまた仏像群に戻った。滑走路の下をトンネルで抜けるように作られており、滑走路が東西に延びているから、それを境に北側が仏像、南側が音楽やスポーツらしい。北側の仏像は富山の彫刻家の作品、南側の楽器やスポーツは醍醐先生の妹さんの作品ということだった。
 
「妹さんが彫刻なさるんですか」
「殺風景だから何か作ろうというので、妹さんを安く徴用したと言ってた」
「それで作れるのが凄いですよ」
 
島を一周してから列車を降りると、広い博物館のような建物に入った。桜井さんはメインアリーナに案内した。
「わあ」
 
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先程島を一周して見た彫像と同じ物?がそこには並んでいた。ただし、鉄道沿線にあったのは金属?だったのに対して、こちらは砂でできている。アリーナの床も砂が敷き詰められている。
「去年“ブロンズの森”をやったから今年は“砂の城”」
「へー」

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「フランス語で言うと“Le château de sable”」
と言うと桜井さんは歌い出した。アクアが熊本で歌った歌のフランス語版のようである。
 
Les châteaux de sable /作詞: Jérémy Poligné
 
(大意)
砂の城は、夏と共に消え、波の歌は、忘れないといけない。
太陽自体遠くなってしまい
私たちの「愛してる」も今や何も残っていない。
 
「フランス語の歌ですか?」
「そうそう。これ覚えてね。後で歌ってもらうから」
「譜面下さい」
と言ったらパッと出てきた。でも・・・・
「読めません」
「アクア、フランス語できなかった?」
「ぼく英語も怪しいです」
 
(↑いやジールマン社長とはちゃんと英語で会話してたぞ)
 
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コスモス社長なんて、お馬鹿な振りしててドイツ語で電話とかできるから偉いよな、と思った。きっと人の見てないところで物凄い努力をしているのだろう。“孤独・怠け・敗北”とか言ってるけど、それはあくまで演出だ。本当に馬鹿なら年商200億の会社社長が務まるわけ無い。
 
「しょうがないなあ。前橋さん、ふりがな振ってやって」
「じゃ写真撮ってる間に」
とシレーヌが答えた。
 

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アクアのこれまでの写真集
2014.11/2015.01(桜井) ハワイ "AQUA in Hawaii"
2015秋/2016.02(多数) 与論島・福島など "Fukushima 2016"
2017.04/2017.07(桜井) プーケット "Double Green Sea"
2019.05/2019.08(桜井) タヒチ "Aqua dans les iles du paradis"
2019.11/2020.05(桜井) ロマンティック街道 "Aqua an der Romantischen Strasse"
2020.06/2020.08(室田) 金田町 "Aqua Holiday in Kanada"
2021.05/2021.07(桜井) 小浜市 "Aqua im Mirror Labyrinth"
2022.08/2022.12(桜井) 西宮市 "Aqua in Bronze Forest"
2023.03/2023.06?(桜井)姫路市 "Aqua avec les châteaux de sable"
 
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「来年はとうとう10枚目の写真集になるね。記念にヌード写真撮ろう」
「嫌です」
「室田さんには撮らせたくせに」
 

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「まそれでこれが砂の城だよ」
と言って、桜井さんは美事なお城が砂で造形されている所に案内した。4年ほど前にドイツのロマンティック街道で見たような美しい城である。それを言うと
「うん。この城はロマンティック街道のノイシュヴァンシュタイン城をもとに作ったんたよ」
と桜井さんは言った。
「よく砂で作りましたね」
「実はちょっと誤魔化してる。ノイシュヴァンシュタイン城の写真をもとに3Dモデルを作って3Dプリンタで樹脂の城を作った。その表面に接着剤を塗って、砂を掛けたんだよ」
「なるほどー。本体は樹脂ですか」
「それでも乾燥すると砂は落ちてしまうから、もって1ヶ月」
「はかないんですね」
「そう。去年撮ったブロンズ像は長い命を持っているけど、こちらは撮影の間だけ持ってくれたらという短い命なんだよ」
 
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実際撮影している最中にも“メンテ班”が像を巡回し、砂を掛け直していた。また乾燥しないように、あちこちで加湿器が動いていた。ヘラクレス像のちんちんが取れちゃったのとかも修復していた!
 
「ちんちんは取れやすいみたいね。昨日はアキレスのちんちんが取れたし」
「ちんちんのある人はたいへんですね」
「全くね。アキレスやヘラクレスにちんちんが無いのはさまにならないし」
「でもアキレスって女装したことありましたよね」
「うん。女装してピューラーと名前を変えて少女のふりをしていたことある」
「体格いいのによく女の振りできますね」
「昔は女の服着てたら女と思ってもらえたかもよ」
「そうかも!」
「私たちはちんちん無くて良かったね。最近はちんちんある人は手術代百万円くらい払って切ってもらうらしいよ。付けてると邪魔だからね」
「ぼくちんちんありまーす」
「だから切ってもらったんでしょ」
「切ってません」
「だってアクアにちんちん付いてないのは確認済みだからね」
「一度触らせたじゃないですかー」
「あれはきっと偽装だ」
「そんなの偽装しませんよー」
「じゃヌード写真撮らせてよ」
「ちんちん付いてる人のヌード撮っても楽しくないです」
 
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といった感じでアクアは桜井さんと軽いジャブの応酬をした。
 

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夏の日の想い出・砂の城(3)

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