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■娘たちのフィータス(15)

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6月26日の夕方、食堂で千里と遭遇した貴司は千里に、赤ちゃんがいつ出てくるか占ってくれと言った。それで料金を取って!千里が筮竹を使って占いをしてみると、今日出てくるという結果が出た。泳次郎様も26日と言っていたから、間違い無いと千里は思った。
 
ところがその出産を目前に控えた阿部子がひとりでマンションに居ると聞いて千里は不安に思った。貴司に
 
「ちょっと様子を見ておいでよ。そしてもう病院に入院させた方がいい」
 
と言ったのだが、貴司は今から大阪まで行き、阿部子の様子を見て入院させてから戻ってきて明日の合宿をする体力の自信が無いなどという。「軟弱な」などと言っていたら、話を聞いていた玲央美(彼女はフル代表の合宿で来ていた)が
 
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「千里見に行ってあげなよ。どうせお産で男は役に立たないよ」
と言う。
 
それで京平のことだし、仕方ないかと思い、千里は大阪まで往復してくることにしたのである。
 

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さて大阪までの往復を考えた時、本来ならインプレッサを使えたらいいのだが、ちょうど合宿・韓国遠征が入るしと思って、千里はインプを車検に出してしまっていた。それで冬子に連絡してエルグランドを貸して欲しいと言った。冬子は自分たちも偶然大阪に行く所だったので一緒に行こうと言った。
 
それで千里が恵比寿のマンションまで行くと、川崎ゆりこと秋風コスモスが居て、その2人はもう帰る所だった。しかし一緒に駐車場に降りて行くと、エルグランドは(政子の)ライト消し忘れでバッテリーがあがっていた。
 
結局、川崎ゆりこの車・ポンガDXに、千里・冬子・政子・ドライバーの佐良さんが乗り込み、大阪に向かうことにした。エルグランドは矢鳴さんが適当な車を持ってきてバッテリーを繋ぎ再始動した上で、楽器類を乗せて大阪まで運ぶことになった。(コスモスは電車で帰宅する)
 
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ところがこの行く途中の静岡付近で、運転していた川崎ゆりこがブレーキペダルの踏みすぎでフェード現象を起こし、ブレーキが利かなくなってしまう。千里は運転中に運転席と助手席を交代するという離れワザで自分が運転席に就いた上で、車の左側を防護壁に微かに擦って減速するという方法で何とかこの車を停止させた。
 
先行して大阪に飛んで阿部子の様子を見に行ってくれた《びゃくちゃん》と《りくちゃん》から、阿部子が倒れて苦しんでいるという報告が入る。一方、貴司からは阿部子から返事が無いという連絡が入る。
 
一刻も早く大阪に行かねばと考えた千里は、静岡在住の知人作曲家、福田瑠美に電話でお願いし、彼女のフリードスパイクを貸してもらうことになった。ゆりこの車は彼女の手で修理工場に持ち込んでもらう。
 
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それでフリードスパイクに乗り換えて千里たち5人は出発したが、千里は《とうちゃん》に頼んで、同乗者4人を眠らせてしまう。そして《くうちゃん》に頼んで、車を直接、豊中市のマンション前に転送してもらった。
 

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それでマンション内に入ってみると阿部子が倒れている。千里は冬子・佐良と協力して阿部子をフリードスパイクに乗せ、ゆりこと政子にはマンションで休んでもらうことにして、阿部子を産婦人科に連れて行った。
 
ところが阿部子のお産は今にも出てきそうな感じなのに、なかなか出てきてくれない。阿部子は結局28日まで苦しみ続けることになる。自分だけでは手に終えないと考えた千里は青葉をわざわざ富山から呼び寄せる。
 
『しかし京平、何やってんだ!?面倒かけずに出ておいでよと言ってたのに!』と千里は怒る。京平の魂自体はどうも病院内を「探検」したりして遊んでいるようである。千里は彼の気配を探して、待合室で本を読んでいるのを見つけた。
 
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「京平、何やってんの? あんた、泳次郎様から26日に出て行くように言われたんでしょ? もう28日だよ。なんで出て来ないのさ?」
 
「お母ちゃん、話が違うよー。お母ちゃんが僕を産んでくれると思ったのに、よく見たら知らない人なんだもん」
 
「阿倍子さんが産んでも京平は私の子供なんだよ」
「僕、お母ちゃんから産まれたいよ」
 
そこで千里は説明した。
 
「京平を本当に妊娠しているのは私なんだよ。ただ、世間の事情で、私の子宮と産道を、阿部子さんの子宮・産道と入れ替えているんだよ。だから阿部子さんが出産しても、それは実は私が産んだことになるんだよ。胎児の京平の身体に臍の緒を通して栄養をあげているのも私。お産の痛みを感じるのも私。阿部子さんは実は単に寝ているだけ」
 
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「え〜〜!? そうだったの?」
「あんたは私から十月十日栄養をもらって育ったんだよ。だから安心して阿倍子さんから産まれておいでよ」
と千里は笑顔で言った。
 
「じゃ仕方ないな。出て行くか。でもそしたら、僕、阿倍子さんのこともお母さんと呼ばないといけないの?」
 
「私がお母さんだから、阿倍子さんのことはママと呼んであげたら?」
「あ、それならいいな」
 
「すぐ産まれてきてよね。これ以上ぐずぐずしてたら、京平が産まれてきたところで、おちんちん切って女の子にしちゃうから」
 
「え〜?それ嫌だ〜。じゃ約束する。でもお母ちゃん、お願い」
「何?」
「僕が産まれたら、お母ちゃん、最初に僕を抱いてよ」
「まあいいや、それは何とかするよ」
「うん」
「抱いたついでにおちんちん切ってあげてもいいけど」
「それは切らないでー」
 
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それで京平はバイバイをして走って産科の方に行った。千里はその背中を愛おしい表情で見守った。
 

阿部子の担当医たちは、あまりにお産に時間が掛かっているので、このままでは母体がもたないとして帝王切開をすることにした。それで分娩室から手術室に阿部子を移動したのだが、メスを入れようとした途端、胎児が子宮から産道に移動し始めてしまった。帝王切開は子宮内に胎児がいるからできるのであって、これでは帝王切開できない。それで様子を見ていたら、赤ちゃんはあっという間に生まれてしまった。産道に移動してからは物凄いスピードである。
 
そして千里は現場が大混乱して、多数の人間が出入りしているのを利用して、まんまと京平を最初にだっこすることができた。ちゃんと京平との約束を果たしたのである。それで千里は自分の代理をしてくれていた《きーちゃん》と入れ替わって東京NTCに戻った。出産で猛烈にあの付近が痛いのを《びゃくちゃん》に鍼を打ってもらったものの、できるだけ座らないようにし、どうしても座る時はドーナツ座布団を使用していたので、鞠原江美子から「痔でもやった?」と訊かれた。
 
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それで京平のバースデータは 2015.06.28 15:30 豊中市、である。
 
ところがお産が終わった後、突然阿部子のバイタルが低下する。阿部子は実は何もしていないので低下するはずがないのだが、出産で死にそうな気分だったという思い込みが体調を本当に低下させているのである。
 
医師団が必死の手当をするものの、どちらかというと「御臨終」間近という感じである。この2日間ずっと阿部子のサポートをしてくれていて、やっと出産完了ということで休んでいた青葉を冬子が呼びに行って、青葉はくたくたの身体に鞭打って阿部子に生命エネルギーを送り続ける。
 
このままでは自分ももたないと思った時、千里から「どうかしたの?」と直信がある。青葉が状況を説明すると、千里は「使って」と言って自分のエネルギーを青葉に供給した。これで青葉はパワーを回復し、青葉のヒーリングで阿部子も死の淵から回復。何とか死なずに持ち堪えたのであった。
 
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青葉と医師団たちの2時間ほどに及ぶ死闘であった。
 

翌日、6月29日(月)、千里はインプの車検を頼んでいた工場から電話を受けた。このインプはもう限界で直そうとしてもエンジンを始め相当数の部品交換が必要となり費用も軽く100万を超えるだろうということなのである。それで千里はこのインプは諦めて別の車を買うことにしたのである。
 
千里は遠征先から雨宮先生に連絡し、インプレッサ(実は書類上の所有者は雨宮先生である)がもう限界で修理も困難と言われたので、代わりの何か適当な国産のMT車を1つ調達したいこと。しかし自分が合宿と国外の大会で忙しく、車検切れまでに対処できないので、代わりに調達してくれないかと言った。
 
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それで雨宮はオークションでアテンザのディーゼル・タイプのMT車をゲットしたのだが、その売り主が桃香の親友・優子であったことを千里は4年後まで知らないままだった。
 

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千里は7月4-13日に光州でユニバーシアードを戦った。日本は決勝トーナメントに進出したものの、準決勝で延長戦の末アメリカに敗れ、3位決定戦でロシアに敗れて4位に終わった。しかし選手たちは、世界のトップレベルの選手たちと互角に戦ったことで物凄い自信を得た。
 
千里たちは14日に帰国した。記者会見や文部科学省への報告などを終えて解散した後、千里は修理不能と言われたインプレッサを引き取りに工場に行った。
 
その翌日、千里はフル代表監督の山野監督から呼ばれて再度NTCに行った。そして「君をフル代表に招集するから」と言われた。2013年10-11月に緊急召集されて参加したアジア選手権(バンコク)以来、1年8ヶ月ぶりの代表復帰であった。
 
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フル代表は既に12名に絞られた名前のリストが発表されているので千里は驚いたものの、その12名は現時点での12名だから、8.29-9.5のアジア選手権本番までにはまだ入れ替えがあるからという話だった。千里以外にも数名追加招集されているらしい。実はユニバーシアードが終わるまでは、代表兼任は中途半端になるから待っていたのだと言われた。同じくユニバ代表だった鞠原江美子も召集したということだった。合宿は21日からだからよろしくと言われる。渡されたスケジュール表を見て千里は言った。
 
「全然空きが無いじゃないですか!」
「うん。この後、オリンピック予選まではずっと代表チームで活動してもらうことになる」
 
7.21-23 合宿(NTC)
7.24-31 オーストラリア遠征
8.01-10 ニュージーランド遠征
8.13-16 代表強化試合(東京)
8.18-28 合宿(NTC)
8.29-9.5 アジア選手権(オリンピック予選)中国・武漢
 
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空いているのは今日から20日まで、8月11-12日の2日間、17日、と合計8日しかない。
 
ここまでユニバーシアードの合宿や本番ということでずっと会社を休んでいたのだが、このあと更に2ヶ月ほど休むことになる。千里はJソフトに行き専務に、申し訳無いので辞めさせて欲しいと言った。しかし山口専務は休職ということにさせてくれと言った。“千里”(実際には、きーちゃん+げんちゃん)がひじょうに優秀な設計をするので、専務としては、たとえ休みがちでも手放したくなかったのである。
 
千里はグラナダの球団事務所に再度電話して、ユニバーシアードは終わったが、そのままフル代表に招集されてしまったので、アジア選手権が終わるまで休めるかと尋ねた。球団側はシーズン開始前だから全然問題ないが、長期間に及ぶので、日本バスケット協会から招集状を出して欲しいと言った。それで協会に言うとスペインまで召集状を郵送してくれた。
 
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「スペイン語で書かないといけない?」
「英語で大丈夫ですよ〜」
 

7月17日、千里は青葉に呼ばれて富山県J市まで行った。その町で“妖怪が徘徊”して困っているので、封印をする手伝いをしてくれというのであった。
 
2人は地図で確認して封印用の御札を貼るべき場所を決め、地元の水城さんという人と一緒に町内を回って3つの御札を貼った。
 
17日が選ばれたのは、千里は代表合宿が始まる前だったこと、青葉も明日から水泳の北信越大会に出る予定があったからであった。
 

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千里たち日本代表候補の一行は7月24日から8月10日までオーストラリア・ニュージーランドへの海外合宿をおこなった。
 
ところが7月25日夜、シドニーの宿泊先で練習が終わった後くつろいでいたら雨宮先生から連絡があり、先生のお父さんが亡くなったので舞鶴で行われる葬儀(26通夜27告別式)に顔を出して欲しいと言われた。
 
「私、合宿でオーストラリアにいるんですけど」
 
「あんた、これまでの私の恩を忘れたわけじゃないよね? それにこないだは新しい車を探してあげたよ」
 
そこまで言われると辛いので、千里は
 
「ちょっと待って下さい。時刻を確認してご連絡します」
と言って、いったん電話を切り、時刻表を調べてみた。
 

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それで千里が計画して実行したのが、“オーストラリア大返し”作戦である。
 
千里は雨宮先生に電話し、時刻表を確認したが、今からどんなに頑張っても26日の通夜には間に合わないことを言い、27日の葬儀の出席だけで勘弁してもらった。すると雨宮先生は27日の朝くらいにこちらに来るのであれば、苗場ロックフェスティバル(7.24-26)に行っている上島を苗場から舞鶴まで運んでくれないかと頼まれた。
 
「オーストラリアから緊急帰国して、疲れた身体で車で苗場から舞鶴まで走れとおっしゃるんですか?」
「飛行機の中で寝てればいいじゃん」
 
雨宮先生の無茶振りはいつものことである。千里は先生に先日購入したアテンザは使えるか尋ねたが、まだ整備中らしい。そこで車検切れ直前のインプレッサを使用することにした。これがインプレッサの最後のお勤めになった。
 
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●2015年7月の“オーストラリア大返し”概要
 
(1)きーちゃんに千里に擬態して Sydney 7/26 8:15-17:05成田 に乗ってもらう。その後、インプレッサを越後湯沢まで運転してもらう。
 
(2)オーストラリアにいる千里と位置交換。千里が越後湯沢から舞鶴までインプで上島雷太夫妻を運ぶ。実際には冬子と政子も同乗した。
 
(3)27日午前中におこなわれる告別式に出席する。
 
(4)越後湯沢から東京までインプを運転して戻る。これに冬子と政子も同乗した。
 
(5)オーストラリアにいるきーちゃんと位置交換。千里は合宿に復帰。きーちゃんは羽田7/27 22:00- 7/28 8:35Sydney の飛行機に乗ってもらう。
 
最初は実は告別式が終わった所で、きーちゃんと入れ替わるつもりだったが、誰かさんの余計な親切で、体育館の電気系統が故障したため、27日の練習は休みになった。それで千里はインプレッサの帰りも運転できたのである。これが2009年から6年間付き合ったインプレッサとのお別れとなった。
 
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冬子と政子を乗せたので、東京では、主役抜きで練習だけしていたローズ+リリーのアルバム制作スタジオに車をつけたが、青葉も制作スタッフとして参加していた。青葉は、千里が、昨日オーストラリアから飛んできて、舞鶴まで往復車を運転し、今からオーストラリアに帰ると言うと、あまりのハードスケジュールに目を丸くして驚いていた。
 

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龍虎は7月25日の夕方、NHK-FMでの番組収録が終わった後、渋谷のNHKから、ゲスト出演するドラマ撮影のためお台場のFHテレビに移動していた。若林が“白いアクア”を運転し、後部座席にアクアと並んで鱒渕が付き添っている。例の事件以降、アクアには必ずマネージャーの誰かが付いていることになった。それでこの時期、いちばん若いマネージャーでアクアとの関わりが深い鱒渕が付いていることが多くなっていた。
 
その移動中に龍虎のスマホに着信がある。上島雷太なので、鱒渕に許可を取って電話に出た。
 
「雨宮のお父さんが亡くなった。明日通夜で明後日告別式なんだけど、ワンティスのメンバーは全員集まることになっている。龍ちゃん、高岡の代理ということで出席できない?」
 
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「上島さんのほうから事務所に連絡して許可を取れますか?」
「OKOK」
 
先日テレビ局のゲリラ取材で「必ず事務所を通すこと」というのを§§プロ側から主張したばかりなので、そちらから話を通してもらったのである。それで上島はすぐにコスモス社長に連絡してくれて、コスモスから鱒渕に電話が掛かってきて、龍虎は26-27日の2日間舞鶴まで行ってくることになった。
 
龍虎はすぐに田代の両親にメールをしたが、ふたりとも龍虎に付いて行くことになった。例によって夏休み中なので、両親とも休みが取りやすい。
 

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龍虎はお葬式は制服かな?と思ったので、学生服を持って行こうと思ったものの、荷造りしている時に、それが無いことに気付く。
 
「龍ちゃん、用意できた?」
と言って母が来る。
 
「学生服が見当たらないんだけど、お母ちゃん知らないよね?」
「知らないけど。あまり龍ちゃんのこと知っている人もいないだろうし、いっそセーラー服着ていく?」
 
どうも母は龍虎にセーラー服を着せたいらしい。
 
「それは一瞬考えたけど自粛する」
と言って、龍虎は彩佳に電話を掛けた。
 
「早朝なのにごめん。悪いけど、ボクの予備の学生服、こちらに持って来てくれない?」
「ああ。龍がこちらに取りに来ると言ったら、絶対ニセモノの龍が取りに来るよね」
「全く向こうも巧妙だから」
 
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これは龍虎と《こうちゃん》のゲームのようなものである。
 
それで彩佳が予備の学生服を持って来てくれたので、龍虎は無事学生服を持って旅に出ることができた。
 
もっとも旅の途中で着るつもりだったコットンパンツが見当たらず、龍虎はやむを得ず、キュロットを穿いて両親と一緒にタクシーに飛び乗った。
 
「どうせあんたトイレは女子トイレしか使えないんだしスカートの方が便利だよ」
などと母は言っていたが!?
 

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