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■夏の日の想い出・止まれ進め(7)
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時間索引 #
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今回の§§ミュージック関係のバックダンサーは地元の関東以外に、関西・東海・東北・中国・四国のメンバーを動員した。例によって(多くが)1泊2日コースである。
19(金)品川ありさ 関東
21(日)薬王みなみ ┓四国
22(月)ルビ&パール┛
23(火)高崎三姉妹┓関西
24(水)姫路スピカ┛
25(木)ラピスラズリ┓中国
26(金)白鳥リズム ┛
(27-28中断)
29(月)羽鳥セシル┓東海
30(火)常滑舞音_┛
31(水)アクア 関東
東海だけ2泊3日になった。東北の子も含めて、この件は後述。
地方ガールズ動員表
__2021____22
__CD震GWA夏CD震GW夏
北海−−−−−○−○−
東北−○−−○−○−○
関東○−−−−○−−○
北陸−−○−−○−○−
東海○−○−−−○−○
関西○−−−−−○−○
中国−○−○○○−○○
四国−−−−○○−○○
九州○−−−○−−○−
沖縄−−−−○−−○−
コロナが少し落ち着いて来た?として夏には多数のサマフェスが開かれたが、∞∞プロ関係は、鈴木社長・コスモス社長・春吉社長が(別にこの3人で話しあったわけではないのだが)オミクロン株が猛威を振るっている現状を鑑み、サマフェスへのリアル参加は時期尚早であるとしてリアルのフェスには参加しない意向を発表。他の∞∞プロ系列の事務所も大半が参加を見送った。
∞∞プロ系列ではないが、ζζプロ、○○プロなども参加しない意向を示した。この2つのプロダクションは本来積極派だったが、所属タレントに感染者が出たことから慎重に転じた。
そしてサマフェスの代替として今年も“ネットサマーフェスティバル2022”が開かれることになった。参加するネット局で“主宰局”は下記である。
アロロ(AR)
ジェッターTV(JT)
あけぼのテレビ(AK)
今回のフェスはこれらの主宰局から発信される各ステージの映像をこれらと提携している中小ネット局やCATV局のどこからでも視聴できる。だからチケットは全局共通である。もちろんあけぼのテレビの会員がアロロ主宰のライブを見ることも可能である。
提携局
ЮЮネット・★★チャンネル・平平ビデオ・ひなテレビ(AK系)
ホーライTV・ハイネットTV(AR系・AK系)
太陽テレビ・黒潮テレビ(AR系)
その他全国30のCATV.
日程は昨年は8月30-31日(月火)に行なったのだが、今回は大手のアロロとジェッターTVが「絶対落とさない」と断言したので、8月27-28日の土日に実施することになった。昨年は平日だったので「学校や仕事で見られない」という不満が結構あったのである。
(東北・北海道や北陸の一部では8/22から学校が始まっている)
昨年はステージが9つだったが今年は12個の仮想ステージを設定する。このうちの3つが海外ステージである。
桜ステージ(AK:織姫牽牛 2万) ビッグアーティスト専用
桃ステージ(AK:小鳩アリーナ 7000) (*8) ロックバンド/§§ミュージック
いちごステージ(AK:平安ハウス 800) ソロ歌手/フォーク系
すずらんステージ(AK:ドイツ) 現地12-22h 日本19-5h
あじさいステージ(AR:深川アリーナ 1万) 集団アイドル/グループ歌手
たんぽぽステージ(AR:戸川球場)インディーズ
ふたばステージ(AR:スタジオ)ジュニア(22歳以下限定)
バーボン・ステージ(AR:ニューヨーク) 現地:金土11-21h 日本:土日0-10h
椿ステージ(JT:恵比寿ホール400) 演歌歌手
ぶどうステージ(JT:スタジオ) お笑い・スポーツ選手など
にんじんステージ(JT:新宿文化ホール 300) ラビット4/シニアバンド
ばらステージ(JT:ロンドン) 現地13-23h 日本21-7h
土日の日程になったため、ドーム球場が使えずメイン会場は仙台の織姫牽牛・ツインアリーナ(2万人)になった。織姫と牽牛が竣工(2020.8.25)以来初めて2つの体育館を一体化して使用される。(市長さんがわざわざ見に来てくれて広さに驚いていた。市長さんは大物アーティストが大勢来るというので凄く喜んでいた)
また昨年埼玉ドームで行った集団アイドルのイベントは、深川アリーナ(1万)を使用する。織姫牽牛をあけぼのテレビが担当することになったので、こちらはアロロが担当する。フィードバックシステムが使えないが、練習用のシステムを使用して、拍手・手拍子・歓声などをスタッフが手動で発生させるので、昨年の書き割り・自動サイリウムより、かなりマシなハズである。実際昨年はロボット相手に演奏している感じだと不評であった。
区切りが若干変更になっている。またジュニア部門というのが設けられた。これはそのユニットのメインメンバーが全員22歳以下のもの。メインではない伴奏者やダンサーは23歳以上でもよい。
この規定の性格上、ほとんどが女性アイドル歌手になった。羽田小牧は会場に来たら、居るのがほとんど女子なのて、ビンゴアキを捉まえて
「ね、ここまさか女子限定?」
と尋ねて
「小牧ちゃんは女の子に準じてもいいと思うよ」
と言われ
「いやだー!」
と涙!を流していたが
「嘘嘘。10代の男性歌手が少ないからだよ」
と説明されてホッとしていた。
でも青い傘のメンツに強引に女子トイレに連行されそうになり必死で逃げていた。彼は華奢で非力なので、女子複数に身柄を確保?されると抵抗できない。
「何とか女子トイレに連れ込まれずに済んだ」
「小牧ちゃんなら女子トイレに来ても誰も変に思わないのに」
とビンゴアキが言っていた。
ニューヨークからのステージが土曜0hに始まり、ロンドンのステージが月曜朝7時に終了する。金曜の夕方から深夜に掛けてはプレステージ(無料放送)も行われる。
プレステージ-R(AR:深川アリーナ) 金曜18:00-24:00
プレステージ-K(AK:クレール2号館) 金曜18:00-27:00
いづれもセミプロ・アーティストによるものである。アロロとしては実は深川アリーナの“練習システム”の練習をしておきたいのである。仙台クレール2号館はいつもここで演奏しているTKRのアーティストたちが出演する。
今回、郷愁村の平安ハウスが初めて使用されることになった。2つのオペラハウスを合体させ、14mx14mx30m の状態で使用する。こうすると2つのステージを交替で使用できるからである。モニターとスピーカーは小浜のものを持って来て、回転椅子と回転機構はこの話が決まった7月から調達・製作していた。
主催者側はJR東日本と交渉し、この2日間、出演アーティストとバンド・スタッフの輸送のため、新幹線“たにがわ”に貸切り車両を連結してもらうことにした。すると、東京駅から新幹線で1:15, 熊谷から郷愁ライナーで10分の合計1時間半で会場にたどりつくことができる。
主催者側は織姫牽牛に運ぶのにも東北新幹線“やまびこ”に貸切り車両を連結してもらっている。
主催者としては、このネットフェスで絶対に感染者を出さないため、かなりの予算を注ぎ込んでいる。乗車直前に全員の感染検査もおこなう方針である。当日発行の陰性確認スタンプをidカードに押してもらってない人は会場に入れない。
(実際伴奏者やスタッフに陽性の人が20人以上出て排除された。各プロダクションは代替伴奏者の確保に奔走した)
ビッグアーティスト専用の桜ステージ(織姫・牽牛)に登場するアーティストは下記である。
27日(土)
10:00 常滑舞音
13:00 ステラジオ
16:00 ゴールデン・シックス
19:00 アクア
21:00end
28日(日)
10:00 CCD
13:00 バインディング・スクリュー
16:00 スカイロード
19:00 リダンダンシー・リダンジョッシー
22:00 ハイライトセブンスターズ(Headliner)
24:00end
舞音は「嘘!?何かの間違いでは?」と焦っていたが、あれだけ売れていれば選ばれて当然である。CCDは「すげー!」と大喜びしていた。このステージの出場者は選考委員の投票で決められている。
前提として、生演奏できちんと演奏できることがあげられる。基本的にクチパク、当て振り、音源使用は禁止である(チェリーツインのメインボーカルが言語障碍で声が出せないため全休符、のような正当な理由があるものを除く)。また電波放送ではないので法的な規制はないが、犯罪を示唆・教唆するものは困るとステラジオ!には言い、彼女らも自粛すると約束した。
(ステラジオには薬物でトリップしているとしか思えないような異様な歌詞が多い:「ホシは頭が壊れてるんです」とナミ!の弁。ホシは頻繁に薬物の抜き打ち検査をされているがむろん陰性である。薬物検査されているのはマリもだが!マリは“人間界”ではなく“ぽえむの世界”で生きている)
なお、ローズ+リリーはマリの出産とぶつかるので辞退した。
7-12位は同点で決選投票が行われたらしい。(どのアーティストが何位かは発表されない)
「しかし20日が女性で31日が男性ときれいに別れたね」
「意図した訳ではないんだが、2日目をバンド、1日目をソロや少人数ユニットとして並べたらそうなった。女性バンドが短命になりやすいのもあると思う」
「まあリダンリダンは男女混成だけどね」
(↑アクアは当然女性に分類されている。ゴールデンシックスは実質的に、カノン・リノン・美空の3人のユニットとみなされている。実際他の3人は登場の度に違う)
演奏順は選考委員の話し合いで決められている。営業的な観点から各々の日の最後に集客力の高いアーティストを置き、次いで先頭には若いアーティストを置いて、間は“概ね”セールス順だが“似た傾向のアーティストを続けない”ように並べる。
舞音のステージにはもちろんスイスイ(水谷姉妹)と金平糖(セレン・クロム・さくら・裕紀)、およびCAT sistersが入り、2時間のステージの間に舞音自身が15種類、他のメンバーの分も入れると200種類以上のコスプレが披露された。
目で楽しめるショーとなり、大いに盛り上がった。
冒頭は舞音がセーラー服、水谷姉妹がセーラーさんの服を着て『舞音がセーラーさんの真似をした』から始める。鶏さんコスプレで『オールシーズン・コスプレ』を歌って前半を締める。
幕間ゲストは薬王みなみwithまろみJuniorで『無茶言うなよ』と『西海の真珠』を歌った。
このステージに登場した“まろみJunior”は下記のメンツである。これは翌日“ロマン&ポルカ”の伴奏で登場した編成とは少し違う。
Gt.広瀬みづほ B.酒田レモン KB.春野わかな ASax.広瀬のぞみ Dr.早幡そら
舞音の後半ステージは恒例となっている『舞音の招きマネキン』で始めたあと、『沖に娘だ』を演奏した。舞音が乙姫、浦島太郎・次郎・三郎には、水谷姉妹と薬王みなみ!が扮した。そしてラストは『しろがねも、くがねも、たまも、*んたまも』で大爆笑となる。舞音は物凄く乗っていて、客席に向かって煽る。
「ほら、男の子は金玉・金玉、女の子は銀玉・銀玉と歌って!」
(↑「そしたら全員性転換しない?」とツッコミ)
舞音たちがいったん退場した後、早幡そらのポータブル・キーボード(肩から吊ってる)伴奏で酒田レモンと春野わかなが『オブラディ・オブラダ』を歌い、広瀬姉妹がフォークダンスをする。
これで1分つないで舞音が再登場。舞音はエドゥアール・マネの『笛を吹く少年』の衣裳を着ている。そしてサービスステージ(リアルライブのアンコール相当)で『マネがマネのマネをした』 を歌い、招き猫衣裳に5秒で変えて(*5)『とことこ・なめなめ・招き猫』を歌う。この曲は全員猫衣裳(薬王みなみ・まろみJuniorも)で歌って、興奮の中演奏を終了した。
(*5) 前奏の間に着ぐるみを着た。このくらいの早変わりは舞音のいつものワザである。歌舞伎関係者が「舞音ちゃんが男の子だったら“狐忠信”をやらせてみたい」と言ったとか言わなかったとか。
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