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■夏の日の想い出・星遮りし恋人(3)

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3/5の夕方の便(G450)で、§§ミュージック・オールスターのメンツ、マリ、ゆりこ、千里、別便(Honda-JetRed)でアクアと葉月・コスモスが到着する。この日は明日のスケジュールを確認しただけで、夕食を取って休んでもらう。
 
私はこの夜は、和泉、カノン、コスモス・ゆりこ・あけぼのテレビの則竹部長、TKR仙台の人、イベンターの人、音響責任者の有咲、と9人でZoomで1時間ほどの会議をして、明日の準備事項などを確認した。
 

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ずっと悩んでいた聖子(西湖:今井葉月)は、その夜、龍虎M(アクアM)に電話した。
 
「念のためもう一度訊きますけど、Mさんは性転換はしてないんですよね?」
「もちろんだよ。ボクは男の子だよ。ちゃんと、ちんちん付いてるよ」
「分かりました、ありがとうございます」
と言って、聖子は電話を切る。
 
「悩んでいるみたいね。私はどちらのせいちゃんでもちゃんと愛せるよ」
と吉田和紗(桜木ワルツ)はベッドの中から優しく声を掛けた。
 
一方電話を切った龍虎Mに、龍虎Fは、にやにやしながら声を掛けた。
「嘘ついちゃいけないなあ。***なんて無いくせに」
「ちょっと出張してるだけだよ。その内戻ってくるよ」
「ふーん」
と言ってからFは大きく伸びをした。
 
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「ああ。だけど、***無いと、Mとセックスできない」
「人が聞いたら誤解するようなこと言うな」
 

3月6日、9:00-10:00 桜井真理子とYe-Yoに“前説”をさせた。2人は準備ができているステージの様子をレポートしたり、今日の出演者や第1部司会役の常滑舞音にインタビューしたりして、楽しく雰囲気を盛り上げてくれた。桜井真理子はさすがにしっかりしているが、Ye-Yoも度胸があるしトークも比較的うまいので、第1部の司会をさせる常滑舞音ともども、こういう系統の仕事をさせやすい。この時間帯に今日・明日の震災イベントは有料放送であることも繰り返しテロップで流す。
 
10:00 常滑舞音の司会で第1部が始まる。
 
常滑舞音は、大役にさすがに最初は緊張していたようだが、ステージに出て行く時に、いきなり転んでしまい、そのお陰で緊張が解けて普段の調子でそつなく司会をすることができた。この子は運も強い子である。
 
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第1部の最初は30分ずつである。
 
10:00 リセエンヌ・ドオ 10:30 大崎志乃舞 11:00 原町カペラ 11:30 石川ポルカ
12:00 花咲ロンド 12:30 今井葉月 13:00 七尾ロマン 13:30 恋珠ルビー
 
この中で持ち歌で30分構成できるのは、カペラ・ポルカ・ロンドの3人だけである。リセエンヌ・ドオは自分たちが出したCDの曲以外は、スイートボックスの歌を歌った。スイートボックス(Sweet Box)は結成26年になるドイツ出身のボーカルグループだが、激しいメンバーチェンジを繰り返している。ドイツ外のメンバーもこれまでに多数参加しており、2013年には日本人の福原美穂がメインボーカルを務めてアルバム(Z21)を制作している。「Addicted」「Everything's Gonna Be Alright」など日本でも売れた曲もあるので、適当に流して聴いててあれ?と思った人もあったようである。
 
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大崎志乃舞は今回も全く歌わず、ヴァイオリンを30分弾き続けた(ピアノ伴奏:甲斐波津子)。
 
今井葉月は自分の性別のことでかなり悩んでいたようだが、いつも通りドレスで登場。今回は戦前の唱歌を中心に歌った。瀧廉太郎の『花』『荒城の月』に始まり『この道』『からたちの花』『琵琶湖周航の歌』『月の沙漠』、『お山の杉の子(戦後歌詞)』『雨降りお月』『鞠と殿様』『ゴンドラの唄』、『波浮の港』『東京行進曲』と歌い上げた。
 
バックで石川ポルカと原町カペラがダンス?したが、月の沙漠では王子様とお姫様に扮し、鞠と殿様ではふたりで赤い和服を着て鞠撞きをしていた(失敗して鞠が転がっていったのは愛嬌)。
 
七尾ロマンはClariSの歌、恋珠ルビーはももクロの歌を歌った。
 
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ここまでのバックダンサー(今回は感染拡大防止の観点からコーラス無し)はこのようになった。
 
10:00 リセエンヌ・ドオ (不要)
10:30 大崎志乃舞 (不要)
11:00 原町カペラ 中国A
11:30 石川ポルカ 東北A
12:00 花咲ロンド Muse
12:30 今井葉月 原町カペラ+石川ポルカ
13:00 七尾ロマン 中国B
13:30 恋珠ルビー 東北B
 

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14:00から各歌手1時間の配分である。
 
14:00 姫路スピカ with 乙女地区
15:00 白鳥リズム with 白雪1200km
16:00 西宮ネオン with リセエンヌ・ドオ
17:00 高崎ひろか with ナイスエンジェルズ
18:00 品川ありさ with フィフティースリー
 
各々専属バンドをバックに歌ったが、ネオンは専属バンドが無いので、リセエンヌ・ドオが伴奏をしてあげた。この5人のバックダンサーは↓であった。
 
14:00 姫路スピカ 中国A
15:00 白鳥リズム 東北A
16:00 西宮ネオン Muse
17:00 高崎ひろか 中国B
18:00 品川ありさ 東北B
 

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19時からはアクアのステージが2時間ある。この2時間の司会は花ちゃんが務める。最初は実は第1部を花ちゃんが司会して、第2部を常滑舞音にさせるつもりだったのだが、彼女は中学生なので20時以降は使えないことに気付いた。それで第1部と第2部の司会を交替することになった。しかし常滑舞音は長丁場の第1部の司会をしっかり務めてくれた(かなり体力を使うはず)。
 
なおアクアのステージは2時間なので途中に短い休憩がある。ここはYe-Yoと姫路スピカが3分ずつ歌った(Ye-Yoの演奏は20:00前に終わるようにする)。
 
今回アクアは前半をM、後半をFが歌ったが、例によって「後半の方が女の子っぽくて良かった」という意見が多く、Mが不快そうにしていた。
 
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アクアのステージのバックダンサーはミューズが務めたが、甲斐波津子は前半だけに出して、幕間のところで宿舎に帰した。
 

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この日の夕方、G450(熊谷→仙台)でラピスラズリを含む明日の出演者、Honda-JetBlue(能登→仙台)で青葉と田中世梨奈を連れてきた。また今日の第1部に出演した子たちの大半をA318で熊谷に戻した。
 
A318で帰ったメンバー 30名
白鳥リズム、原町カペラ、石川ポルカ、花咲ロンド、高崎ひろか、品川ありさ、 西宮ネオン、リセエンヌ・ドオの4人、大崎志乃舞、佐々木春夏M (13) フィフティースリーの4人、ナイスエンジェルズの4人、乙女地区の4人、 白雪1200kmの5人 (17)
 

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3月7日、イベントは2日目になる。
 
午前中の第3部では、ラピスラズリが2時間歌った。司会はYe-Yoが務めた。バックダンサーは中国A+東北Aである。幕間で歌ったのは、常滑舞音、花ちゃんであった。
 
午後からの第四部で、真打ちの08年組+αが出てくる。司会は姫路スピカである。
 
要するに今回、常滑舞音・Ye-Yo・姫路スピカ・山下ルンバ(花ちゃん)の4人が進行役で、幕間の歌唱もこの4人で回している。
 
12:00 AYA 中国B Band:ポーラスター
13:00 KARION 東北B Band:トラベリング・ベルズ
14:00 山下ルンバ 中国A (伴奏不要)
15:00 桜野レイア 東北A with 川井唯(Element Guard)・喜納満里(愛の十字架)
16:00 川崎ゆりこ Muse Pf伴奏:常滑舞音
17:00 Flower Four 中国B (伴奏不要)
18:00 Golden Six 東北B (伴奏不要)
 
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Flower Fourは諸事情により、織姫ではなく、クレール2号館を使用している。3月いっぱいで引退する木取道雄はこの後、Wooden Fourとしては月末のお別れコンサートに出るだけだが、Flower Fourとしては、毎年このイベントに出てくれるらしい。
 
山下ルンバは今回エレクトーンの弾き語りで歌っている、エレクトーンでは右手でギターやフルートパート(時にトランペット)、左手でストリングやピアノパート、左足でベースパート、リズムマシンでドラムスパートを演奏しているから、ボーカルまで含めて1人5役である。これを並行して演奏しちゃうのがエレクトーン・プレイヤーである。
 
脳味噌がマルチタスクで動くのだが、実際にはリズムはほぼオート(フィルインは手操作することも)だし、左手や左足はエレクトーン・プレイヤーの場合、ほぼ小脳的に動いていて、ほとんど大脳は使用しない。大脳が演奏しているのはだいたい右手とボーカルのみである。
 
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(右足はボリュームペダル、グライドなどを操作する:足首・膝右側・足先の3ヶ所を使用する/稀に両足でペダル鍵盤を弾くこともある:米米Club『浪漫飛行』のベースソロのような複雑なベース演奏は両足が必要)
 

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私は13:00-14:00のKARIONのステージに出た後、ひたすら寝ていた。そして18:30頃に妃美貴に起こしてもらい、準備をしてマリの部屋に行く。マリは美空とおやつを食べながら話していた。もっとも途中で「これ以上食べたらステージに響きます」と鱒渕さんに停められたので「お腹空いた」などと言っていた。ゴミ箱に入っているおやつの袋の量を見るとこの後2日くらい断食しても大丈夫そうだが!?
 
19:00 ローズ+リリーのステージが始まる。司会は午後いっぱい姫路スピカの予定だったのだが、長丁場なので、かなり疲労がたまっていた様子だった。それで、コスモスと川崎ゆりこが話し合い、このローズ+リリーのステージに関しては、花ちゃんに司会をしてもらうことにした。それで今回のイベントでは花ちゃんは2日続けてライブの最後を締めくくることになった。
 
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なおローズ+リリーの演奏でバックダンスしてくれたのは信濃町ミューズのメンバーであるが、例によって甲斐波津子は前半のみで離脱する。幕間で歌ってくれたのは“出場予定の無かった”Wooden Fourで、物凄い歓声があがっていた。
 
毎年恒例になっている、最後の『花は咲く』の大合唱は、参加者が全員リモートで画面に登場した。↓のような画面分割である。
 
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┃ AQUA ┃AYA┃ゆりこ┃
┣━━━╋━━━╋━━━┫
┃ルンバ┃R+L┃レイア┃
┣━━━╋━━━╋━━━┫
┃Goldn6┃KARION┃Flowr4┃
┗━━━┻━━━┻━━━┛
 
(20時を過ぎているのでラピスラズリは登場できない)
 
なお、KARIONの4人目はプロレスのようなマスクで顔を隠して登場したが、実際に私の代役をしてくれたのは千里である。
 
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