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■娘たちの衣裳準備(1)

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(C)Eriko Kawaguchi 2018-11-16
 
淑子は教育委員会から送られてきた就学通知、日本国内の医師の診断書、そしてタイでもらってきた英文の診断書、それに成美が女児として記載されている、小学校の通知簿、健康診断票、を持って、予め電話連絡した上で教育委員会の学校教育課に行った。
 
「ああ。なるほど半陰陽でしたか」
と40代くらいの杉山という名札を付けた女性は淑子が持って来た書類を見て言った。
 
「私も夫も、出生届けを出す時に性別を保留できると知らなかったもので、男の子として出してしまったのですが、この子は幼稚園でも小学校でもずっと女児として扱ってもらっているので、中学にも女生徒として入れて欲しいんです」
 
「戸籍の方は?」
 
「正直この子の精神的な発達がどちらの性別になるか確認するために待っていたのですが、間違い無く女の子として発達してきているので、あらためて弁護士さんとも相談して時期を見て家庭裁判所に審判を申し立てるつもりです」
 
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「分かりました。御本人の写真とかでもありますか?」
 
「これは夏にプールに行った時に撮ったものですが」
「あら、可愛い」
 
と言って、可愛いプリキュアの水着を着た3姉妹の写真を見た。教諭は特にそのいちばん上の子の股間をよくよく見たのだが、男の子のような盛り上がりなどは見当たらない。この子は胸もわりと膨らんでいる。髪も長くしており優しい顔立ちで、女の子にしか見えない。
 
「それとこちらは小学校で他の子と並んで撮ったものです」
と言って、成美が運動会で女児たちと並んでいる写真、鼓笛隊でスカートの衣裳をつけてファイフを吹いている写真、それに合唱で女子の並びに並んで歌っている写真を見せた。
 
「ああ、ふつうに女子として学校活動しているんですね」
「ええ」
「この合唱の並びは・・・ソプラノですか?」
「はい。あの子の声はソプラノです」
「声変わりとかする可能性は?」
「ありません。睾丸が存在しませんから」
 
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「ねぇ、龍、コーラス部の助っ人やってくれない?」
と龍虎に声を掛けてきたのは、親友の宏恵である。
 
「コーラス部どうかしたの?」
「ソプラノソロを歌っていた鉄田さんが転校して行っちゃうのよ。それでクリスマスコンサートでソロ歌う子がいなくてさ」
「そんなの誰か代わりに歌えないの?」
「無理。誰もハイCが出ない。でも龍はこないだの修学旅行の時、確かハイDが出ていたよなと思ってさ」
 
「龍はハイEまで出るよ」
と隣で彩佳が言う。
「それは頼もしい。Eが出るならCなんて楽勝じゃん」
「でもボク声変わりするかも知れないし」
「それはあり得ない。龍には睾丸なんて無いし」
「ああ、やはり存在しないよね?」
 
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「でもボク、年末はバレエの発表会もあるし、また入院検査もあるし」
と龍虎は何とか断ろうと用事を言う。
 
「バレエの発表会はいつ?」
「12月23日」
「入院するのは?」
「12月25日から30日」
「良かった。クリスマスコンサートは12月24日なのよ」
「おお、だったら、出てやりなよ、龍」
と彩佳は言った。
 

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杉山はあらためて淑子が渡した診断書を読む。日本語の診断書は2枚あり、1枚は小児科医によるもので今年8月の日付、もう1枚は精神科医によるもので、9月の日付である。そして英文の診断書は11月の日付であった。
 
《患者は女児のように骨盤が発達しつつあり、身体は丸みを帯び、バストの膨らみもあって外見上は女児に見える。女性ホルモンの量は通常の思春期前期の女児並みである。睾丸は存在しないが陰裂も存在しない。外陰部の外見は性別曖昧である》
 
《クライアントの過去の成長歴を本人および保護者への聴き取りにより調査し、また本人との対話、行動観察などを見た結果、クライアントは心理的にも社会的にも女児として発達している。また学校や地域社会で女児として扱われている》
 
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Her apperrance of body was sexuality ambiguous. As a result of one year examination, we judged she is psychologically a girl beyond doubt. So we performed the plastic surgery for her to live easier as a woman. We removed the outer shaft of penile-clitoris, built labia majora , labia minora, so that her pubic view is equivalent to that of a normal female. She is now perfectly a girl. She should be treated legally and socially as a woman.
 
《彼女の外見は性別曖昧であった。1年間にわたる検査の結果、彼女は心理的には紛れもなく少女であると判断された。そこで彼女が女性として生きていきやすいように形成手術を行った。陰核陰茎の体表外の軸を除去し、大陰唇・小陰唇を形成したので、彼女の外陰部の見た目は普通の女性のものと全く同じである。彼女はいまや完全な少女である。彼女は、法的にも社会的にも女性として扱われるべきである》
 
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「なるほど。外性器が曖昧だったのをちゃんと普通の女の子に見えるように調整したんですね」
「そうなんですよ」
「だったら全然問題無いですね」
 
それで担当教諭はすぐに就学通知の性別を女に修正したものをその場で発行してくれた。また当該中学にもちゃんと女子であるとして通知するので、制服も女子の制服を作って下さいと淑子に言った。
 
そういう訳で成美は女子生徒として中学に通うことができることになった。状況次第では本人を連れて来て教育委員会の人に、いかに普通の女の子であるかを見てもらおうと思っていたのだが、それ以前の段階で認められたので淑子はホッとした。それで帰宅すると淑子は成美に言った。
 
「おめでとう。あんたちゃんと女子中学生になれるよ」
 
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「おめでとう。もう龍はほぼ女の子になれたね」
と川南は嬉しそうに言った。
 
「この状態はあくまで一時的なものなんだよ。ボク身長をもう少し伸ばしたいからそのために敢えてこの1年ほど女性ホルモンを摂っていたんだ。目標の身長まで到達したら、ホルモン剤はやめるから、ちんちんは大きくなるし、胸は小さくなっていくと思う」
と龍虎は説明するのだが
 
「おっぱいもここまで大きくなれば絶対に男の子と間違われることはない。これで龍は中学にはセーラー服で通学することが確定したな。名前も“こ”の字は“虎(とら)”から“女の子の子”にあらためよう」
 
などと川南は言っている。
 
「だからさあ、年末の定期検診で誤魔化す方法を相談しているんだよ」
と龍虎。
 
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「ふつうの女の子のように股間を偽装するのは、千里ができるよな?」
と川南は千里に尋ねる。
 
「うん。簡単だよ。今やってあげようか?」
と千里。
 
「そうじゃなくて、男の子の形を装いたいんだよ」
と龍虎。
 
「だったら、ちんちんを取り付ければいいね」
と千里。
 
「要するに***のこと?」
と夏恋が訊く。
 
「普通の***なら、ハーネスというのを使って取り付ける。取り付けているのが明快に分かる。ところが外国製のものにはハーネス無しで取り付けられるものもある」
「ほほぉ」
「でもそれお医者さんが見てバレない?」
 
「ちんちんを取ってしまったことを奥さんにバレないように、これで誤魔化していた人を知っている」
 
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もちろん貴司のことだ!
 
「奥さんを誤魔化せるのは凄い!」
「しかし奥さんがいるのに、ちんちん取ってしまうなんて大胆な」
 
「まあ例えばこういうものなんだけど」
と言って、千里がバッグの中から“接着型”の***を取り出すので
 
「用意が良すぎる!」
と言われる。
 
「しかし毛までついているわけか」
「この毛は本物の人間の毛なんだよ。だから誤魔化される」
「小さく誤魔化そうとするとバレるけど大きく誤魔化すとわりと気付かれない」
「うん。それは全ての誤魔化しに共通すること」
 
「しかしこれリアルだね」
「でしょ?だいたい2時間以上前から取り付けておけば体温が移るから生暖かい感じになって、触っても違和感が無い。この疑似血管の中に通っている液体が循環するからちゃんと先の方まで暖まるんだよ」
 
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「じゃこれを取り付けておけば誤魔化せるかな?」
「但しこれを取り付けるにはクリちゃんと割れ目ちゃんが必要」
「う・・・」
 
「龍のこれは既にクリちゃんだと思う。もはや、おちんちんではない」
「うん。だからそれは行ける。でも割れ目ちゃんを形成しておかないといけない」
と千里が言うと
 
「それ女体偽装すればいいんでしょ?」
と夏恋が言う。
 
「そうなんだよね。但し普通のタックではダメ。ちゃんと開ける割れ目ちゃんを形成する特殊なテクニックが必要」
「それ千里できる?」
と夏恋が訊く。
「もちろん」
 
「あと、これは本来尿道口が女の子仕様で開いている人に適合する。クリちゃんの所からおしっこが出る人の場合、尿道を継ぎ足して本来の女性の尿道口まで導く加工が必要。でもそれも私できるよ」
 
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「要するに千里は高校時代、性転換手術してしまったのを親に誤魔化すのに、こういうので偽装していたわけだ?」
「ノーコメント」
 
「結局、いったん完全に女の子になってもらってから男の子偽装すればいいんだね?」
と夏恋が言う。
 
「男の子偽装せずに、いっそ手術して女の子の形にして『ボク女の子になりました』と言えばいいのに」
 
と川南は残念そうに言った。
 

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龍虎が参加しているバレエ教室では、年末の発表会用の衣裳の採寸を行った。ここで測った寸法で衣裳を準備するが、昨年同じ役をした子の衣裳が流用可能な場合は、そちらを流用する。
 
実は昨年のフランスの踊りのペアの衣裳も一昨年の『眠れる森の美女』から、シンデレラ、フォルチュネ王子、フロリナ姫などの衣裳を流用している。
 
龍虎は母に付き添われて、いつもの教室に行った。採寸はもちろん着衣のまま行うので、男女混合である。もっとも教室の生徒は圧倒的に女子が多く、男の子たちは肩身の狭い思いをしていたりする。
 

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龍虎が着る中国の踊りの衣裳は、伝統的な中国の衣裳をベースにしている。中国の服というと、いわゆるチャイナドレス(和製英語)を想像する人もあるが、あれは清代に広まったもので、満洲民族の服であり、漢民族の服とは異なる。明代までの漢民族の服は、むしろ日本の振袖などに近い。但し丈は腰付近までであり、下にはスカートを穿く。要するに奈良・平安の日本の貴族の服にも近い!
 
むろん龍虎の場合はスカートではなく、同じ中国の踊りを踊る女子生徒のと同じ布を使用したズボンになる・・・・はずである!?
 
この衣裳はもし来年『シンデレラ』を演る場合はその中の『東洋の踊り』に転用するかもと先生は言っていた。
 

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中国の踊りの3人はこの時点で、鈴菜が身長150cmくらい、龍虎と日出美が145cmくらいで、龍虎と日出美は同じサイズで行ける感じだった。先生はそれを見て
 
「これなら2人は去年の衣裳の流用で行けるかな?」
と言う。
 
「でも去年は男の子2人と女の子1人でしたが、今年は女の子3人でしょ?スカートタイプのを2着作らないと。あるいはスカートだけ作ります?」
 
と採寸してくれている洋服店のスタッフさんが言う。
 
「いえ、今年は男の子1人女の子2人ですよ」
 
「ああ、女の子3人だけではなくて、他に男の子もいるんですか?今日は来ていないんですね」
 
「いえ、こちらの子は男の子なんですが・・・」
「・・・・分かりました」
 
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係の人の一瞬の“間”のことは考えるまい、と龍虎は思った。
 
しかし昨年の衣裳を出して来て合わせてみると、昨年の男の子の衣裳のズボンは大きすぎて龍虎が穿くとずり落ちてしまうことが判明する。
 
「ゴムを入れ直せば行けるよね?」
「ですね。じゃそれで補正するということで」
 
それで結局、前面中央で踊り身長も高い鈴菜の衣裳を上下とも新調し、龍虎と日出美の衣裳は昨年のものを流用調整することになった。
 
つまり中国の踊りの衣裳はこのようになる。
 
昨年の女1→調整して日出美が使用
昨年の男1→調整して龍虎が使用
昨年の男2(今年は不使用)
◎鈴菜の衣裳(女)を上下とも新調。
 

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