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■夏の日の想い出・秘密の呪文(18)
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目次 8
時間索引 #
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現在のタレント・研修生の中でこの3月に高校を卒業するのは下記である。↓で括弧内は本名。
今井葉月(天月西湖?聖子?)、原町カペラ(森下比南代)、南田容子(本名同)、木下宏紀(本名同)、三田雪代(大西香緒)、安原祥子(田中優子)
リセエンヌ・ドオは南田の卒業で2名が高卒になってしまうが、まだ高校生のメンバーがいる限りはリセエンヌ・ドオを名乗り続けるらしい。今回高校を卒業するこの6人中で大学に進学する予定のメンバーは居ない。全員タレント活動に専念する。実際このメンバーは、端役やモデル、音源制作の補助などの仕事がわりとあり、毎月結構良いギャラをもらっているのである。
また、この3月に中学を卒業して高校に進学するメンバーは11人もいる。↓で括弧内は本名。彼女たちの中で未デビューメンバー8名は信濃町ガールズから信濃町ミューズに自動的に異動する。
東雲はるこ(月乃岬)・町田朱美(落合茜)・七尾ロマン(雪渡知香)
今川容子(上野有里絵:信濃町ガールズの現リーダー)・坂田由里(川口朋世)・青木由衣子(松田志帆)・左蔵真未(広原恵美)・山本コリン(魚中広菜)・甲斐波津子(緒方飛蝶)・常滑舞音(杉浦舞美)・直江ヒカル(上田信貴)
(この学年の研修生には自宅に住んでいる子が居ない。コロナ下で通勤での感染リスクが低い寮生活を勧めたのもある)
一応戸籍上は女子10人と男子1人だが・・・
上田信貴は4月から女子になる可能性があり、その場合は女子11人ということになる。一応彼(彼女?)の部屋は女子寮にもリザーブされている。
先日は千里が女子寮に来て、上田君にリザーブされている部屋から“隠しカメラ”と“盗聴器”を合計10個!撤去した。むろん女子寮生たちが彼(彼女?)の性別を確認しようと仕掛けておいたものである。
11人の進学先はこのようになっている。書いている所要時間は車での時間である。コロナが落ち着くまでは電車・バスでの通学は禁止しており、全員§§コールセンターのドライバーが送迎する(ドライバーは基本的に固定:全員女性ドライバー)。
足立区T女子高校(女子寮から7分)
今川容子・坂田由里・青木由衣子・左蔵真未
(北千住駅をはさんで西にT女子校があり、東に男子高のA学園がある)
葛飾区E学園(共学)(女子寮から15分)
甲斐波津子・常滑舞音・山本コリン
北区のC学園女子高校(女子寮から20分)アクアの母校。白鳥リズム在籍中。
東雲はるこ・町田朱美
葛飾区のL高校(共学・制服が無い)
七尾ロマン(女子寮から20分)
直江ヒカル(男子寮からなら40分)
4つの学校に分散するが、どれも足立区内か、あるいは足立区から近い場所にある。上田信貴は世田谷区の男子寮からなら通学時間がかかるが、女子寮に移動したら通学時間が半分になる!
七尾ロマンはラピスの2人とライバル意識が物凄く強いので別の高校にした方が良いだろうというコスモスの判断から結果的に上田君と同じ高校になった。
ここは規則が物凄く緩い(但し酒・タバコだけは厳罰を食らう)し、単位制で取っている授業にだけ出席すればよい。朝礼のようなものも無い。授業選択の自由度も高いので実は芸術系やスポーツ系では結構レベルの高い授業も受けられる。一方主として知的障碍のある子向けに陶芸・木工・手芸・園芸・農業などの職業訓練の授業もあり、障碍の無い一般の生徒も受けられるので単位数稼ぎに受けている子もいる。生徒会長や執行委員は選ばれるが、それ以外の委員会活動は無い。むしろ大学などのシステムに近い高校である。
最短3年で卒業できるが単位制なので4〜5年掛けて卒業してもよい。そもそも学年が存在しない:単に入学してからの年数で慣習的に“1年生”“2年生”とは呼ばれるが、実は非公式の呼び方である。4年生は普通にいるし、5年生も数人いる。過去には8年生までやった子もいたらしい。但し“ホーム教室”は4年生以上はひとつの教室(通称“浦島教室”)にまとめられる。朝礼等が無いのでホーム教室は主としてお弁当を食べるための部屋である(個人ロッカーもある)。
子供のいる生徒のために託児所まである凄い高校である。避妊具を保健室で無料配布もしており、不用意な妊娠を避けるよう常々注意されている。妊娠した場合、父親も呼び出して、出産前に婚姻届を出すよう勧告される。出産前1ヶ月と出産後2ヶ月は自動的に休学扱いになるが、通信で授業数を補うことができる。実は設立者がキリスト教団体なので、中絶は禁止までしないが(レイプによる妊娠でない限りは)勧めない。学校厚生委員さん(多くが設立した教会のシスターさんたち)が本人達の親と会って折衝してくれたりする。
成績もうるさく言われないので芸能活動もしやすい。出席日数は必要だが、忙しい生徒のために補講をしてくれるし、期末で赤点を取っても何度でも追試してくれる。性別意識が揺れている上田君向きの学校を探している内に見つけた高校だ。実は過去に在学中に性別を変えた子もいたらしい。
実は入試も無い(基本的に推薦入学のみ。日本語が出来て、入りたいという意志があれば入れる:日本語試験が課される場合はある:葉月が通ったS学園同様、他の高校を退学して(させられて)ここに入る子もわりといる)ので、ここを知っていたら、3年前に今井葉月はここに入学させれば良かった、と私とコスモスは言い合った。もっともあまりに忙しすぎて卒業に4〜5年掛かったかも知れない。
当時は研修生もあまり多くなかったし、学校の出席が辛くなるほど忙しい研修生も想定外だった。結果的に私たちも高校に関する情報が少なかったのである。木下宏紀や中村昭恵なんて、5年前の高崎ひろか・品川ありさより、よほど多くの仕事をこなしている(もらっている給料も当時のひろかたちより上)。
しかし11人もまとめて中学を卒業した(内デビュー済3人)ので、信濃町ミューズが倍増して18人になった。↓で学年は4月からのもの。
2000年度生れ
悠木恵美 2017RGC9位
2001年度生れ
桜井真理子 2018RGC4位 (リーダー)
2002年度生れ
木下宏紀 2016RGC10位(信濃町ガールズ最古参)
三田雪代 2017RGC2位
安原祥子 2018信濃町ガールズ東海に入団。2020年本部昇格。
2003年度生れ(高3)
太田芳絵 2019RGC4位
春日ライト (応募参加) 本名篠原倉光。
2004年度生れ(高2)
中村昭恵 2017RGC3位
斎藤恵梨香 2019RGC10位
夢島きらら 本名弘原如月。2017信RGC大阪予選で上位になり信濃町ガールズ関西入団。3年間地方ガールズとして活動した後、2020春に本部昇格、都内の高校に進学した。
2005年度生れ(高1)
今川容子 2018RGC2位
坂田由里 2018RGV3位
青木由衣子 2018RGC7位
左蔵真未 2019RGC5位
山本コリン 2019RGC富山県予選優勝。北陸4位(1=東雲はるこ 2=七尾ロマン 3=町田朱美) 信濃町ガールズ北陸で半年活動した後2020年春に本部昇格。
甲斐波津子 2020VGC9位
常滑舞音 2020VGC12位
直江ヒカル 2017応募入団。
男子メンバーが4人(木下宏紀・春日ライト・夢島きらら・直江ヒカル)もいる!
なお、春日ライト(篠原倉光)・夢島きらら(弘原如月)はこの機会に芸名を付けた(実はコスモスが付け忘れていた!)。性別曖昧な芸名になったのは、“万一女の子になりたいと言い出した時のために”という川崎ゆりこの提言に基づくものである。このふたりは普通に男の子に見えるので、女の子になりたいと言い出しそうには見えないのだが。(オーディションを受けた頃はまだ女の子でも通っていたが)
直江ヒカル(上田信貴)は、2017年春に信濃町ガールズの団員募集試験に合格して入団した。当時小学6年生である。実は試験の際、コスモスは彼が男子であることに全く気付かなかった!
何気なく履歴書を見ていて、性別で男に丸が付けられていたから
「君、ここ性別間違ってるよ」
と言ったら
「ボク男子です」
と答えたので仰天したという。
彼は地域の少年合唱団にいたのだが、小学6年生になるとそれまでソプラノで歌っていたのがテノールに異動されたことに不満を持ち、裏方のテノールではなく、花形のソプラノで歌える場所を求めてオーディションを受けたらしかった。当時から HighD(D6)が出ていたが中学時代にレッスンを熱心に受けている内に既に High-F(F6)まで出るようになっている(「夜の女王のアリア」が歌える。)
むろん彼は声変わりしていない。木下宏紀みたいに低い声を開発して声変わりを偽装することもしていない。
「ボク声変わりは遅れてるみたいです」
などと言っているが、恐らくは小学生の内は女性ホルモンで声変わりを抑制しておいて、中学生になってからすぐに去勢してしまったのではないかと思う。
信濃町ガールズの1年先輩に門脇真悠(後の大崎志乃舞)・木下宏紀がいて、どちらも女性的男子だったのを見ていたし、きっと姫路スピカあたりに
「こんなに可愛いのに男になるなんてもったいない。女の子になりなよ」
とかかなり唆されているのではないかという気がする。
でも明らかに女性指向のある木下宏紀とは傾向が違うようで、結構男装でも歩いてるし、葉月や木下君と違って、わりと男子控室にいることが多い。でも弟(妹?)には自分のことを「お姉ちゃん」と呼ばせている。
また、タンスの中身がほぼ女物(篠原君による)らしい木下君に対して、上田君の場合は「タンスの中身は男物・女物半々なんですよ」と言っていた。
その木下君のほうだが
「高校卒業するからもう男物は要らないよね」
とお姉さんから言われて、僅かに(?)あった男物の服は全部捨てられてしまったらしい。
「男子制服は捨てないで。通学に困る」
と言って、ゴミ袋の中から男子制服を回収する。
「あんた女子制服も持っているんだから、それで通えばいいじゃん」
「叱られるよう〜」
と言って、男子制服だけは残してもらったらしい。なお彼は元々ワイシャツは“持っていない”らしく、いつも男子制服のブレザーの下にはブラウスを着ている。だいたい彼はワイシャツではバストが入らない気がする。学校ではトイレはどうしてるんだろうと思って訊いてみたことがある。
「基本的に個室を使います」
と言っていた。
まあ女物の下着だったら、立ってはできないだろうね。もしちんちんがまだあったとしても。
「女子トイレの個室?」
「男子トイレですよ〜。女子トイレ使ったら通報されますよ」
「大丈夫な気がするけどなあ」
彼は放送局とかでは、“かなり叱られた”ので、自粛して女子トイレを使用している。むろんそれで問題になったことはないのもアクアと似ている、(上田君は男子トイレを使うようだ−上田君にちんちんがあるとは思えないのでたぶん個室なのだろうけど)
上田君は学校の体育の授業では男子更衣室で着替えるらしい(よく着替えられるものだ)が、木下君は先生が個室を用意してくれていて、そこで着替えているらしい。
彼には仕事場にも女性的な服装で来ていいよと言っているが、現時点ではまだ高校の男子制服で放送局などには入っているようである(でも女子控室を使用し苦情が出ないのはアクアと同じ)。川崎ゆりこは彼に何とか信濃町ガールズの女子ユニフォームを着せようとあれこれ画策しているがまだ数回しか成功していないようだ。(木下ファンの間では貴重な映像として共有されている)
さて、大量のクリスマスプレゼントをさばいた熊谷市のプレゼント仕分け場であるが、クリスマスプレゼントの後は、年賀状・御年賀のプレゼントをさばいた後、1週間程度の休みを経て、1月中旬くらいからバレンタインのプレゼントの処理が始まる。
バレンタインの贈り物はだいたい↓のタレント宛てに来る。
(1) アクア だいたい毎年トラック100台分
(2) 白鳥リズム だいたい毎年トラック10台分
(3) 西宮ネオン トラック2-3台分
女子のタレントに性別関係無くバレンタインを送ってくるファンもあるが、女子の場合はむしろ3/14のホワイトデーの方が主力である。
木下宏紀・上田兄弟(姉妹?」)にも100個以上来るが、トラックの台数で数えるほどではない。今年は山鹿クロム・三陸セレン宛のものが各々数十個来て、本人たちも驚いていた。クリスマスの時よりずっと増えている。クリスマスの時は直筆のお礼状を書かせたが、この数になっては、もう直筆は無理である。しかし取り敢えずこの2人は“男子タレント”として認識されているようである。
「でも過去には研修生宛のものってほとんど無かったのに今年の新人研修生には彼ら以外でも多いですね」
と川崎ゆりこは言った。
「やはりあけぼのテレビにどんどん出しているからだろうね」
「時間の都合の問題で若い子中心になってますからね」
「水谷姉妹や斎藤恵梨香も多いでしょ?」
「本人たちも驚いています。やはり2019年末の源平記で認識された子も多いし」
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夏の日の想い出・秘密の呪文(18)