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■春動(1)

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(C) Eriko Kawaguchi 2022-09-23
 
『霊界探偵金沢ドイルの北陸霊界探訪』(略して『霊界探訪』)はこれまで、このようなテーマを取り上げてきた。
 
2017.08.11 タクシーただ乗り幽霊
2017.09.29 タダ乗り幽霊後日談
2017.12.22 幽霊ホテル
2018.03.23 お墓に関する小ネタ
2018.06.22 食品工場の幽霊
2018.09.21 幽霊トンネル。みんなやられちゃいました!
2018.12.21 H高校七不思議
2019.03.22 (慈眼芳子追悼特集)
2019.04.26 能登半島不思議探訪
2019.06.28 『霊界探訪・関東編』人震
2019.09.27 『霊界探訪・浄土編』裏磐梯浄土平,究極の自爆営業
2019.12.20 浄土寺川ダムと射水市の浄土寺町,幽霊屋敷4件,津幡プール
2020.03.20 幻のワゴン車を追え
2020.06.26 『北陸大会運動』
2020.09.18 『緊急特番・北陸あ!くまっ!探訪』
2020.09.25 脇道から飛び出してくる車
2020.11,27 熊騒動顛末記
2021.03.19 北陸寺社探訪(加賀編)
2021.06.25 北陸寺社探訪(能登編)
2021.08.27 北陸寺社探訪(越中編)足つかみ情報募集
2021.10.29 妖怪足つかみ
2021.12,17 転ばぬ先の糸・経過報告
 
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番組の主な出演者
 
霊界探偵・金沢ドイル(川上青葉)
霊界先生・金沢コイル(村山千里:ドイルの姉)
霊界レポーター・皆山幸花(〒〒テレビ・サブディレクター)
霊界アシスタント・沢口明恵
霊界サポーター・伊勢真珠
ディレクター・神谷内大
 
準レギュラー出演者
 
森下英(カメラマン)
城山次郎(ドライバー)
竹本初海(下調べ協力)
吉田邦生(下調べ協力)
 

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「私ゲストなんですけど」
と真珠。
「その割りには毎回出演しているようだが」
と幸花。
 
「俺も準レギュラーなのかよ」
と邦生。
「結構よく出てるし。最近はクニちゃんのOL姿をよく放送してるし」
と明恵。
「あれ、嘘を垂れ流すのはやめてくれ〜。母ちゃんが大笑いしてた」
「笑えることなら問題なし」
「実際の写真を流しているだけで嘘は放送していません」
 
ちなみに伊勢真珠の“真珠”は“まこと”と読み、番組内でも“まこちゃん”などと呼ばれている。吉田邦生の“邦生”は本来は“ほうせい”と読むのだが、たいてい“くにお”と誤読され、番組内ではすっかり“くにちゃん”にされている。
 
明恵と真珠は、元々は男の娘だったが、誰かさんのせいで性転換してしまい、現在は法的な性別を女性に“訂正”済みである。むろん2人とも生理がある。
 
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邦生は2020年4月にK大学法学部を卒業し、地元のH銀行に入社した。その時、性別を誤解されて、初日は女子行員の制服を着て窓口係を務めるはめになったのだが、その後、誤解が解けて(?)男子制服をもらい、それでやはり窓口係を数ヶ月務めた。でも窓口係をしているとお客様からは
 
「お姉ちゃん、この振込頼む」
とか言われること多々で、更には
 
「この銀行は女子がズボン穿いてもいいんですね」
と女子大生などに好感される?などという状態が続いた。
 
『霊界探訪』が勝手に(幸花としては事後承諾を取ったと主張)流したのは、邦生が初日女子制服を着ていた日の写真で、彼はその後は女子制服は着てない(着てないけど返却されても廃棄しないといけないしと言われて持ってる:でも明恵や真珠に乗せられて結構着てみせた:当然全部放送されている)。
 
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社員証も、初日は女子に設定された社員証を渡されたので、女子更衣室・女子トイレには入れるが、男子更衣室・男子トイレには入れない、という困った状態にあった。でも翌日には男子の社員証を発行してもらい、男子トイレに入れるようになった。女子の社員証は返却しようとしたのだが
 
「あんた、女子更衣室の掃除とかお知らせの紙を貼るのとか頼みたいから、そのまま持ってて」
と先輩の長谷さん(女性)に言われ、そのまま持っている。
 
つまり邦生は男子更衣室にも女子更衣室にも入れるし、男子トイレにも女子トイレにも!?入れる状態にある。
 
なお邦生が勤めている支店の女子更衣室は、実際に着替える時は、プールの更衣室のように、カーテンを閉められるブースが多数設置されていてそこで着替えられるようになっており、実質女子休憩室の役割を果たしているので、邦生としても、女子の下着姿などを見てしまうことも(あまり)なく、わりと安心して中に入ることができる(でも下着姿で歩いてる子がしばしば居る!)。
 
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更には、しばしば女子トイレのトイレットペーパー補充とか、花瓶の花交換とかも頼まれ「女子に頼んでくれ〜」と思いながらも作業している。むろん彼が女子トイレにいても誰も変に思わない(女子更衣室でも見てるし!)
 
ちなみに彼は自分の健康保険証や年金手帳の性別が修正されていないことに(1年半後の2021年秋時点でも)全く気付いていない!
 
邦生は2020年6月中旬には、渉外課でできた欠員補充のため、そちらに異動したので、彼が窓口係を務めたのは2ヶ月半のみである。
 

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その日、体験入社に来た女子大生が
 
「御社のこの支店の渉外スタッフの男女比を教えて下さい」
と言ったので、渉外課長の森田は部屋の中を見回した。
 
佐藤広大係長、小林武史主任(外出中)、小田拓也、鹿原幹夫、前野連(外出中)、矢原弘武、吉田邦生、大野由海(外出中)、南田里菜、中村紗和
 
「男6・女4ですね」
「へー。女性の比率が高いんですね」
「そうですね。女性でもバリバリ仕事してくれる人は大歓迎です。うちは男女で仕事内容に差は無いし、給与も同じです。掃除したり、お茶入れたりするのも入社3年目までの社員が男女によらず順番で担当していますし」
 
と課長が言うと、女子大生は頷いていた。
 

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邦生は、入社初日は性別を誤解されたし、その後も2ヶ月半にわたって窓口係に居たので、窓口係の女子行員たちとすっかり仲よくなってしまった。
 
それで彼女たちは、邦生のアパートがわりと金沢市の中心部に近いこともあり、しばしば邦生のアパートにやってきて、休憩したり泊まっていったりする。それで女子たちを部屋に寝せて、邦生は台所で寝ていたりする。彼女たちは邦生の部屋に衣裳ケースを数個持ち込み、自分たちの私服を勝手に入れているようである。渉外係に異動してからは、この勝手に泊まっていくメンツに渉外係の女子たちも入るようになった。
 
アパートの鍵は、女子たちの間で勝手にコピーされているようである!
 
ちなみに、女子の友人がここに泊まっていくのは、大学生時代から、いつものことであったので、このアパートには、邦生の布団以外に客用布団が3セット用意されている(お金を出したのは青葉!)。
 
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学生時代の女子の友人たちも、また銀行に入ってからの女子の友人たちも、邦生のことをゲイあるいは、女の子になりたい男の子なのだろうと思い込んでいる。邦生本人はストレートのつもりではあるが、実際問題として女性に対して完璧に不感症になってしまっており、女性の下着姿や裸を見ても、特に何も感じない。それで真珠などは邦生に抱きついたり、べたべた触ったりしている。
 
真珠も邦生の部屋の鍵を持っており、しばしば親に叱られた時など、ここに来てほとぼりを冷ましたりしている。真珠は邦生の銀行口座の暗証番号とかも知っている!
 
邦生は朝目覚めたら、真珠が自分の布団の中に裸で!寝ていたのにギョッとしたこともある。同じ日に別の女子も3人泊まっていたが、彼女たちは“ゲイ”の邦生と真珠の間に“何か”あったとは全く考えなかった。真珠は実は居間が満杯だったので邦生の布団に潜り込んだだけである。それに元男の子である真珠としては、天然女子の布団に潜り込むよりは“ゲイ”の邦生の布団に潜り込むほうが抵抗が少なかった。裸になったのは単なる習慣!(元々自宅でもよく裸で寝ている)
 
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「でもクニちゃん、ぼくとセックスしたかったらしてもいいよ。避妊具付けてくれるなら」
と真珠は言う。
 
「別にそんなことはしないよ」
「ああ、やはり女の子には興味が無いのね。誰か格好良い男の子紹介しようか?」
「要らん!」
 

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女子たちの間では、邦生は既に男性器を除去済みであると思っている子も多い。ペニスまでは取ってなくても、睾丸はさすがに除去済みだろうと思っている子が大半である。実際、邦生の年齢(24歳)で、見た目充分女性に見える邦生の容姿は去勢済みでないと説明できないと多くの女子たちが思っている。しかも最近、女らしさが明らかに増幅している。
 
また邦生にヒゲや足のムダ毛が生えている所は誰も見たことがないし、彼がW66 H94 のレディスパンツを日常穿いており、衣裳ケースにはW66のスカート3着、Mのショーツが10枚くらいとミニスリップ(*1)数枚にA85のブラジャーも数枚入っているのも、彼の部屋に泊まったことのある女子は確認している(勝手に人の衣裳ケースを見ている)。
 
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(*1) キャミソール代わりである。身長167cmの邦生が着ると、普通の女子がキャミソールを着けているのと似た状態になる。普通のキャミソールではお腹が出てしまう。
 

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本人の主張では、女物の服があるのは、大学の笑劇団時代に、女役をやらされたためであり、女装趣味は無いと言っている。レディスのパンツを穿いているのは、単に男性用のではサイズが合わないから。彼は銀行の制服も、トップスは普通の男子用制服だが、ボトムは実は女子用スラックス(事情があってスカートが穿けない女子社員のために用意されている)を穿いている。それでトイレは基本的に個室を使用するが、男子の同僚たちは、彼が既にペニスを除去しているので、小便器を使えないのだろうと思っている!
 
彼は営業の時に着る紳士用スーツはイージーオーダーで、ウェストとヒップのサイズを指定して作ってもらっている、彼は通勤時はライダースーツを着ている。紳士用の背広スーツは通勤には使わないので、銀行に置きっぱなしにしている。彼が身体に密着するライダースーツ(*2)を着ていると、ウェストがくびれているので、やはり女子に見える!(お股には膨らみが無いし!?)
 
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(*2) 実は女性用のライダースーツ。男性用ではヒップがきつい。でもそれでウェストがくびれているのが強調される。
 

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彼は髪は学生時代はわりと長めにしていたが、銀行に入社する時に短く切ったら「短すぎ!」と言われて、ウィッグをかぶせられてしまった。結局、自毛を肩に付くか付かないか程度に伸ばしている。邦生の眉毛は、真珠とか、元同級生の世梨奈(〒〒スイミングクラブ所属)とか、銀行の同僚の伊川峰代とかが「整えてあげるね」と言って、勝手にカットして形も整えているようである。吉田の髪は最近は真珠お勧めの美容室でカットしてもらっている。
 
「ここの店長さんは元男性だから、男の骨格をうまくカバーして可愛くするのが上手いのよ」
「俺、可愛くされても困るんだけど」
「クニちゃんは、髪型を男らしくしようとすると、オカマに見えるから、むしろ可愛くした方がいい」
「それじゃ性別誤解される」
「正しく理解されるだけだと思うなあ」
 
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でも真珠に紹介してもらう以前に1度行った美容室では変にカットされて、自分でも凄い違和感があった(銀行ではまたウィッグをかぶせられた)。ちなみに彼は大学時代から同級生たちのお勧めで美容室に行っており、床屋さんには高校の時以来、行っていない。
 
なお吉田の衣裳ケースの中の女子下着がしばしば増殖しているのは、明恵や真珠が勝手に「買ってきてあげている」せいである。真珠たちが吉田の男物の下着を勝手に処分してしまうので、吉田はやむを得ず女物のショーツやミニスリップを着て会社に出掛けることもある(ライダースーツを着た時にお股に膨らみが見えない原因だったりして)。
 
また自分で男物の下着を買っていると売場で「彼氏のですか」とか「御主人のですか」と訊かれることもある(立体裁断のとか勧められて、さすがにこれは大きすぎると思ったりする)。
 
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邦生は“両声類”なので、銀行で電話を受ける時は女声で取ってよと言われている。でも女声で「H銀行渉外課でございます」と応答してから自分に掛かって来た電話だった場合は「少々お待ち下さい」と言って保留にしてから、すぐ保留解除して男声で「お世話になります。吉田です」などとやるので、同僚の南田里菜などが楽しそうな顔をしている。
 
ちなみに邦生は、入社以来、退勤時に、女子たちに誘われておやつを食べに行くことは多いものの、男性同僚から飲みに誘われたことは1度も無い!
 
ただコロナ下なので、おやつ類はお店では食べず、テイクアウトして公園などで食べたり、邦生のアパートになだれ込み、そこで食べたりしている。彼は元々飲酒の習慣が無いので、自宅アパートに置かれているチューハイやビールはここにたむろする女子たちが勝手に置いて飲んでいるものである。
 
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