広告:まりあ†ほりっく 第1巻 [DVD] |
■女子高校生・冬の夜なべ(9)
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2月17日(日). 留萌の私立高校Ｕ高校で入学試験が実施された。Ｕ高校に進学希望する人のほか、Ｓ高校狙いの人でも度胸付け・試験慣れのため受けた人も多数いた。玲羅はＵ高校本命なのでむろん受けたが、何て簡単な問題なんだと思いながら解答した。分からない問題がひとつも無かった。
その日の晩はオーリタと答え合わせをしたが勘違いで間違ったところが数ヶ所あっただけでほぼ全問正解に近いと思われた。
玲羅はその夜は国語のお勉強をしていた。
「国語って正解の無いような問題が結構あるよね。この時、作者は何を考えていたか、とか、そんなの知るかよと思う」
と言ったらオーノタは答えた。
「それは作者にしか分からないよね。でも国語の問題って、正しい答えを書くのではなくて、出題者がどう回答して欲しいかを想像するゲームなんだよ」
「ほお」
「こういう話がある」
とオーリタは言った。
「ある有名作家の娘さんがラジオ番組で言ってたんだけどね。ある時、宿題にお父さんの作品が出ていて『この時作者は何を考えていたか』という設問があったらしい。それで彼女はお父さんに尋ねてみたらしい」
「うん」
「それでお父さんの答え。あの時は締め切りが迫っていて何も考えている余裕が無かった。原稿を何とか埋めることしか考えてなかった」
「ああ」
「でもそれを書いて出したら×（ばつ）もらったって」
「あはは」
「だから国語の問題は先生と生徒のゲームだとわりきったほうがいいんだよ」
「なるほどー」
2月16-17日(土日)、夜梨子は再度新幹線で名古屋に行き、光辞の書写作業をした。今回も名古屋駅と光辞の保管場所との往復の間はアイマスクを付けた。
今回で絵だけで構成されたページの描き写しは完了した。最後は又ひつまぶしをおごってもらった。
真理は完成した写しのセットを大阪に持ち帰り、以降大阪教団が管理することになる。
2月19日、東芝はHD DVD事業からの撤退を正式発表した。これにより（ＣＤ・ＤＶＤに次ぐ）第３世代光ディスクはブルーレイに統一されることとなった。
もっとも現実的にはＤＶＤに収まらないような巨大なコンテンツはあまり出現しなかったし、ノンパッケージのダウンロード販売が普及して、第３世代光ディスクの需要はその後も、あまり出ていない。
2月22日、福岡空港で、仁川国際空港行きアシアナ航空が管制塔の許可なく離陸。本来滑走路を横切り離陸する予定だったヘリコプターに指示を出したため事故は回避された。国土交通省が同社に対し聴取した。
2月22日、アメリカ・ロサンゼルス市警察は、1981年9月に同市内で発生した日本人妻殺害事件（ロス疑惑）で、日本国内では最高裁判所で殺人について無罪が確定した元夫を、「有罪に問うべき新証拠が発見された」として、訪問先のサイパン島の空港で逮捕した（10月身柄をロサンゼルスに移送され、その後自殺）。
2月23日、新名神高速道路の亀山JCTから草津田上ICが開通した。
2月23日、山陰自動車道萩三隅道路の明石ICから三隅ICが開通した。
2月23日、H-IIAロケット14号機にて、超高速インターネット衛星「きずな」が打ち上げられた。
2月下旬、旭川のＡ大学の教授に就任すると先に発表されていた“スーパー霊能者”火喜多高胤は大学側に辞退を申し入れた。
誰か大物の霊能者が彼を説得して辞退させたらしいという噂が立っていた。
2月下旬、ｒの家の庭に建てていたピアノルームは完成したが、関西組は今度は紀美の願いにより千里の指令でＰ神社の社務所の西側に小さなお堂を建築した。そしてここに光辞のコピーが入った桐箪笥を移したのである。移動は、いったん光辞を取り出して、九重たちにタンスを移してもらい、再度光辞を納めるという手順で進めた。光辞を入れたままの箪笥は、九重たちの腕力でも持てなかった。光辞を取り出すのと戻すのは、高木姉妹でやった。
このお堂はお寺の“回し堂”と同じ仕様になっており、外側に取り付けられた棒を押すことで回転させることができる。これをここに来た信者さんが１回転させることで光辞を読んだことにするのである。それでここには信者さんがたくさんやってくることになる。
常弥としてはあまりこういうのに関わりたくないものの、光辞が社務所とは別の建物に移動されたことで、今度荒っぽい連中が来ても神社自体には被害が出ないことから容認した。
昨年１月にＰ神社に押し入り光辞の納められた箪笥に火を点けた男たちはその後、札幌地方裁判所で有罪判決が降りて、主犯格の男が実刑判決、残りの５人は執行猶予になっていたのだが、この主犯格の男が刑務所内で突然死した。朝声を掛けても反応が無いので見たら死亡していた。
信者さんの間では「光辞様の祟りだ」と言われ、また2chなどでは「神社に火を点けたりしたたたりだな」と書かれていた。Ｐ大神は「私は知らんぞ」と言っておられた。千里は、本人の罪悪感が引き起こしたものではと想像した。紀美も同じ意見だった。自分で自分を罰してしまったのだろう。
2月25日、宮内庁は、明仁天皇の健康状態に関して、『天皇陛下にあらせられましては、現状では前立腺癌の再発や他臓器への転移は見られませんが、癌治療の為のホルモン療法の副作用で骨密度が低下されており、骨粗鬆症に移行する恐れがあります』と発表。健康を考慮しながら公務及び宮中祭祀を軽減する等、今後の天皇の生活全般について見直していくことを表明した。
2月27日、東京地方裁判所八王子支部は、在学中の芸能活動を禁止した校則を理由に下した退学処分が不当であるとしてタレント小泉麻耶が桐朋女子高等学校を運営する学校法人桐朋学園を訴えた裁判で、学校側の処分を正当とし、原告の訴えを棄却する判決を出した。
2月28日(木)、留萌のＵ高校で合格発表が行われ、玲羅は合格していた。この結果に母は驚いた。実は留萌の高校の合格については次のような仕組みがある。
2.28 Ｕ高校合格発表
3.17 Ｓ高校合格発表
3.20 Ｓ高校入学手続き締め切り
3.21 Ｕ高校入学手続き締め切り
3.24 Ｕ高校補欠合格者発表
つまりＳ高校・Ｕ高校を併願した生徒はＳ高校の合格発表の結果を見てからＵ高校の入学手続きをすることができる。それでＵ高校は大量の入学辞退者が出るのでその後、大量の補欠合格者を発表する。そして毎年Ｕ高校に進学する人のほとんどがこの補欠入学者である。つまり、Ｓ高校に合格する人の多くが試験慣れなどのためＵ高校も受験しているので、Ｕ高校が最初に発表する合格者は実際にはＳ高校にも合格する人が大半でそのほとんどが辞退してしまうのである。そもそもＵ高校の定員のほうがＳ高校より少ない。だからＵ高校の合格発表は３月下旬の補欠合格発表が本番である。
だから玲羅も最初の合格発表には受験番号は無く、３月下旬に補欠合格するものと津気子は思っていた。それが最初の合格発表で出ていたので驚いたのである。
「あんたＳ高校に通るとか」
「まさか」
と本人。
「うん。それはまさかだよね」
と津気子も言った。
「神取忍が性転換して可愛い女の子になるくらいあり得ない」
「あんな逞しい身体付きの人がちんちん取っても女の子には見えないだろうね」
玲羅は母はどこまで分かってるのかと悩んでみたが気にしないことにした！
神取忍のちんちん切るよりお父ちゃんのちんちん切るほうがまだ行けたりして。
3月1日、東海旅客鉄道（JR東海）の東海道本線の函南−新所原でTOICA利用開始（従来の名古屋エリアと一体）。
3月1日、日本生殖補助医療標準化機関は、不妊治療の一環として、友人・姉妹から提供された卵子で体外受精を行うことを認める決定をした。
3月1日(土)、留萌の公立高校Ｓ高校の入試が行われた。玲羅は無理だろうとは思うものの一応受験した。
英語はここ２ヶ月ほど随分勉強したおかげでかなり解けた。国語は古文の問題は半分あてずっぽで解答した。現代文では「そんなの知るか」と思うような設問もあったが、オーリタに言われた「国語の問題は出題者とのゲーム」というのを思い出してその考え方で答えを想像すると何とか解答できた。理科と社会は３割しか分からなかったが、三択・四択などの問題が多いので、赤の千里からもらった鉛筆を転がして答えを決めて行った。
試験の監督官は教室内で不審な動きをしている受験生に気付いたので、そこに行ってみた。すると女子生徒が鉛筆を転がして答えを決めているようなので、思わず噴き出した。わざわざこのために鉛筆に数字まで書き入れたとはお疲れさん！と思い、監督席に戻った。
この“鉛筆サイコロ”は千里が作ったものであることを忘れてはいけない。
Ｓ高校の入試は貴司の妹の理歌も受けた（特進）。玲羅が受けたのは普通科である。またＫ高校が本命の貞美も滑り止めに受けた。Ｋ高校も公立だが試験日が１日ずれた明日なので両方受けることができる。
留萌の高校のレベルは概ねこうである。
Ｋ高校特進＞Ｓ高校特進≧Ｋ高校普通＞Ｓ高校普通＞Ｕ高校
Ｋ高校普通科の中にあった水産コースは普通科の一般コースより少し偏差値が低かったが、今回からは募集しておらず２年後には消滅予定である。昨年も定員割れしていた。留萌の漁業自体が壊滅状態なので、今更船の資格を取ろうとする生徒は居ない。
国公立大学を狙うならＫ高校の特進、四大を狙うならＳ高校の特進かＫ高校普通が必要である。Ｓ高校の普通科から四大に入れるのは例年１桁であり、多くが専門学校か短大に進学する（か就職する）。Ｕ高校からは専門学校への進学もかなり大変である（上位20位以内くらい）。Ｕ高校からは四大に入った生徒は過去10年でゼロである。短大に行った人も数人程度。
2月17日(日). 留萌の私立高校Ｕ高校で入学試験が実施された。Ｕ高校に進学希望する人のほか、Ｓ高校狙いの人でも度胸付け・試験慣れのため受けた人も多数いた。玲羅はＵ高校本命なのでむろん受けたが、何て簡単な問題なんだと思いながら解答した。分からない問題がひとつも無かった。
その日の晩はオーリタと答え合わせをしたが勘違いで間違ったところが数ヶ所あっただけでほぼ全問正解に近いと思われた。
玲羅はその夜は国語のお勉強をしていた。
「国語って正解の無いような問題が結構あるよね。この時、作者は何を考えていたか、とか、そんなの知るかよと思う」
と言ったらオーノタは答えた。
「それは作者にしか分からないよね。でも国語の問題って、正しい答えを書くのではなくて、出題者がどう回答して欲しいかを想像するゲームなんだよ」
「ほお」
「こういう話がある」
とオーリタは言った。
「ある有名作家の娘さんがラジオ番組で言ってたんだけどね。ある時、宿題にお父さんの作品が出ていて『この時作者は何を考えていたか』という設問があったらしい。それで彼女はお父さんに尋ねてみたらしい」
「うん」
「それでお父さんの答え。あの時は締め切りが迫っていて何も考えている余裕が無かった。原稿を何とか埋めることしか考えてなかった」
「ああ」
「でもそれを書いて出したら×（ばつ）もらったって」
「あはは」
「だから国語の問題は先生と生徒のゲームだとわりきったほうがいいんだよ」
「なるほどー」
2月16-17日(土日)、夜梨子は再度新幹線で名古屋に行き、光辞の書写作業をした。今回も名古屋駅と光辞の保管場所との往復の間はアイマスクを付けた。
今回で絵だけで構成されたページの描き写しは完了した。最後は又ひつまぶしをおごってもらった。
真理は完成した写しのセットを大阪に持ち帰り、以降大阪教団が管理することになる。
2月19日、東芝はHD DVD事業からの撤退を正式発表した。これにより（ＣＤ・ＤＶＤに次ぐ）第３世代光ディスクはブルーレイに統一されることとなった。
もっとも現実的にはＤＶＤに収まらないような巨大なコンテンツはあまり出現しなかったし、ノンパッケージのダウンロード販売が普及して、第３世代光ディスクの需要はその後も、あまり出ていない。
2月22日、福岡空港で、仁川国際空港行きアシアナ航空が管制塔の許可なく離陸。本来滑走路を横切り離陸する予定だったヘリコプターに指示を出したため事故は回避された。国土交通省が同社に対し聴取した。
2月22日、アメリカ・ロサンゼルス市警察は、1981年9月に同市内で発生した日本人妻殺害事件（ロス疑惑）で、日本国内では最高裁判所で殺人について無罪が確定した元夫を、「有罪に問うべき新証拠が発見された」として、訪問先のサイパン島の空港で逮捕した（10月身柄をロサンゼルスに移送され、その後自殺）。
2月23日、新名神高速道路の亀山JCTから草津田上ICが開通した。
2月23日、山陰自動車道萩三隅道路の明石ICから三隅ICが開通した。
2月23日、H-IIAロケット14号機にて、超高速インターネット衛星「きずな」が打ち上げられた。
2月下旬、旭川のＡ大学の教授に就任すると先に発表されていた“スーパー霊能者”火喜多高胤は大学側に辞退を申し入れた。
誰か大物の霊能者が彼を説得して辞退させたらしいという噂が立っていた。
2月下旬、ｒの家の庭に建てていたピアノルームは完成したが、関西組は今度は紀美の願いにより千里の指令でＰ神社の社務所の西側に小さなお堂を建築した。そしてここに光辞のコピーが入った桐箪笥を移したのである。移動は、いったん光辞を取り出して、九重たちにタンスを移してもらい、再度光辞を納めるという手順で進めた。光辞を入れたままの箪笥は、九重たちの腕力でも持てなかった。光辞を取り出すのと戻すのは、高木姉妹でやった。
このお堂はお寺の“回し堂”と同じ仕様になっており、外側に取り付けられた棒を押すことで回転させることができる。これをここに来た信者さんが１回転させることで光辞を読んだことにするのである。それでここには信者さんがたくさんやってくることになる。
常弥としてはあまりこういうのに関わりたくないものの、光辞が社務所とは別の建物に移動されたことで、今度荒っぽい連中が来ても神社自体には被害が出ないことから容認した。
昨年１月にＰ神社に押し入り光辞の納められた箪笥に火を点けた男たちはその後、札幌地方裁判所で有罪判決が降りて、主犯格の男が実刑判決、残りの５人は執行猶予になっていたのだが、この主犯格の男が刑務所内で突然死した。朝声を掛けても反応が無いので見たら死亡していた。
信者さんの間では「光辞様の祟りだ」と言われ、また2chなどでは「神社に火を点けたりしたたたりだな」と書かれていた。Ｐ大神は「私は知らんぞ」と言っておられた。千里は、本人の罪悪感が引き起こしたものではと想像した。紀美も同じ意見だった。自分で自分を罰してしまったのだろう。
2月25日、宮内庁は、明仁天皇の健康状態に関して、『天皇陛下にあらせられましては、現状では前立腺癌の再発や他臓器への転移は見られませんが、癌治療の為のホルモン療法の副作用で骨密度が低下されており、骨粗鬆症に移行する恐れがあります』と発表。健康を考慮しながら公務及び宮中祭祀を軽減する等、今後の天皇の生活全般について見直していくことを表明した。
2月27日、東京地方裁判所八王子支部は、在学中の芸能活動を禁止した校則を理由に下した退学処分が不当であるとしてタレント小泉麻耶が桐朋女子高等学校を運営する学校法人桐朋学園を訴えた裁判で、学校側の処分を正当とし、原告の訴えを棄却する判決を出した。
2月28日(木)、留萌のＵ高校で合格発表が行われ、玲羅は合格していた。この結果に母は驚いた。実は留萌の高校の合格については次のような仕組みがある。
2.28 Ｕ高校合格発表
3.17 Ｓ高校合格発表
3.20 Ｓ高校入学手続き締め切り
3.21 Ｕ高校入学手続き締め切り
3.24 Ｕ高校補欠合格者発表
つまりＳ高校・Ｕ高校を併願した生徒はＳ高校の合格発表の結果を見てからＵ高校の入学手続きをすることができる。それでＵ高校は大量の入学辞退者が出るのでその後、大量の補欠合格者を発表する。そして毎年Ｕ高校に進学する人のほとんどがこの補欠入学者である。つまり、Ｓ高校に合格する人の多くが試験慣れなどのためＵ高校も受験しているので、Ｕ高校が最初に発表する合格者は実際にはＳ高校にも合格する人が大半でそのほとんどが辞退してしまうのである。そもそもＵ高校の定員のほうがＳ高校より少ない。だからＵ高校の合格発表は３月下旬の補欠合格発表が本番である。
だから玲羅も最初の合格発表には受験番号は無く、３月下旬に補欠合格するものと津気子は思っていた。それが最初の合格発表で出ていたので驚いたのである。
「あんたＳ高校に通るとか」
「まさか」
と本人。
「うん。それはまさかだよね」
と津気子も言った。
「神取忍が性転換して可愛い女の子になるくらいあり得ない」
「あんな逞しい身体付きの人がちんちん取っても女の子には見えないだろうね」
玲羅は母はどこまで分かってるのかと悩んでみたが気にしないことにした！
神取忍のちんちん切るよりお父ちゃんのちんちん切るほうがまだ行けたりして。
3月1日、東海旅客鉄道（JR東海）の東海道本線の函南−新所原でTOICA利用開始（従来の名古屋エリアと一体）。
3月1日、日本生殖補助医療標準化機関は、不妊治療の一環として、友人・姉妹から提供された卵子で体外受精を行うことを認める決定をした。
3月1日(土)、留萌の公立高校Ｓ高校の入試が行われた。玲羅は無理だろうとは思うものの一応受験した。
英語はここ２ヶ月ほど随分勉強したおかげでかなり解けた。国語は古文の問題は半分あてずっぽで解答した。現代文では「そんなの知るか」と思うような設問もあったが、オーリタに言われた「国語の問題は出題者とのゲーム」というのを思い出してその考え方で答えを想像すると何とか解答できた。理科と社会は３割しか分からなかったが、三択・四択などの問題が多いので、赤の千里からもらった鉛筆を転がして答えを決めて行った。
試験の監督官は教室内で不審な動きをしている受験生に気付いたので、そこに行ってみた。すると女子生徒が鉛筆を転がして答えを決めているようなので、思わず噴き出した。わざわざこのために鉛筆に数字まで書き入れたとはお疲れさん！と思い、監督席に戻った。
この“鉛筆サイコロ”は千里が作ったものであることを忘れてはいけない。
Ｓ高校の入試は貴司の妹の理歌も受けた（特進）。玲羅が受けたのは普通科である。またＫ高校が本命の貞美も滑り止めに受けた。Ｋ高校も公立だが試験日が１日ずれた明日なので両方受けることができる。
留萌の高校のレベルは概ねこうである。
Ｋ高校特進＞Ｓ高校特進≧Ｋ高校普通＞Ｓ高校普通＞Ｕ高校
Ｋ高校普通科の中にあった水産コースは普通科の一般コースより少し偏差値が低かったが、今回からは募集しておらず２年後には消滅予定である。昨年も定員割れしていた。留萌の漁業自体が壊滅状態なので、今更船の資格を取ろうとする生徒は居ない。
国公立大学を狙うならＫ高校の特進、四大を狙うならＳ高校の特進かＫ高校普通が必要である。Ｓ高校の普通科から四大に入れるのは例年１桁であり、多くが専門学校か短大に進学する（か就職する）。Ｕ高校からは専門学校への進学もかなり大変である（上位20位以内くらい）。Ｕ高校からは四大に入った生徒は過去10年でゼロである。短大に行った人も数人程度。
