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■夏の日の想い出・セーラー服の想い出(7)

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「女子制服、誰か先輩がまだ持ってたりしないか、訊いてみようか?私もこれ、卒業した先輩からもらったんだよ」
「えー。どうしようかなあ・・・・でもやっぱり着る勇気が持てない気がする」
「一度着てくれば平気になるよ。それに吟ちゃんが女子制服着てても、誰も変に思わないよ」
 
とボクは笑顔でいう。
 
「でもお母さんに叱られたり、お父さんに殴られたりしそう。自分でブラとかスカートとか買ったこと何度かあるんだけど、お父さんに捨てられちゃったんだよね」
 
ああ・・・普通の親だとそんなの見つけちゃうのかもね、とボクは思った。うちは父親は家庭内のことに無関心だし、母親はのんびり屋さんだから、バレてない気もする。それにボクは家の洗濯係だから親に見つからずに服の洗濯ができるしね!
 
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「でもね、でもね、私、お小遣いやお年玉を少しずつ貯めて、去年の夏休みとか、こないだのゴールデンウィークとかにバイトしたのとかで、何とか10万貯めたの」
「すごーい! 私は全然貯金無いよ。あれこれ、かなり姉ちゃんに借金してる」
「それ貸してくれるお姉ちゃんがいるのが羨ましいよ。それでね。私、この夏休みに去勢手術、受けちゃおうかと思って」
「おお。おめでとう! 頑張ってね」
 
「私もうこれ以上身体が男性化していくのが我慢できなくて」
「ああ。それは辛いよね」
「オナニーしてしまう度に悲しい気分になるの」
「ああ、分かる分かる。私もそれ小学4〜5年生の頃、辛かったから。去勢は中学生には早いと思うけど、もう我慢できないなら、やっちゃってもいいんじゃない?」
 
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「それでさ、病院紹介してくれない?」
「へ?」
「唐本さんも去勢してるんでしょ?どこでやったの?」
「えーっと・・・」
「何軒か電話してみたんだけど、私の年齢では手術できないって言われたの。唐本さん、たぶん小学生のうちか中学1年生くらいで手術したんだよね?緩い所か年齢誤魔化せそうな所が知りたくて。お金は今ある貯金で足りなかったら、この夏休みまたバイトして稼ごうと思ってるし」
 
「・・・・私去勢してないけど」
とボクは困ったように答える。
 
「そんな隠さなくてもいいのに」
「いや、ホントに去勢してない。私まだ男性能力あるよ」
とボクは言いながらも、夕方若葉に女性ホルモンを注射されたのでたぶん1ヶ月くらいは使えないだろうけどね、と思った。
 
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「うっそー! ホントに?」
「うん。ホント。でも10万貯金あるなら、女性ホルモン買って飲んでてもいいんじゃない? 取り敢えず男性化の進行は止められると思うよ」
「う・・・・やはりその方法か・・・・」
「タマがあっても機能させなければいいんだよ」
 
「唐本さんは女性ホルモン、どこで買ってるの?」
「あ、私は女性ホルモンも飲んでない」
「えーーー!? それはさすがに嘘でしょ」
「いや、ホントだよ」
「信じられないよ〜!」
「うん、みんなから言われるけどね。でも女性ホルモンは輸入代行ショップで通販で買えると思うよ」
 
「それって、どうやって頼むの?」
「私は使ったことないから良く知らないけど、ネットで頼んでタイとかから輸入してもらうんだよ。でも、薬の名前は知ってないと頼めない。男性化を止めたいなら、ダイアン35とか使えばいいよ」
「あ、メモする」
と言って、吟ちゃんは可愛いキティちゃんのメモ帳を出して、薬の名前を書いた。
 
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「これいくらくらいするの?」
「1ヶ月分が1000円くらいかなあ。でもコンビニで買えるエステミックスとかよりはすごく強烈だから、飲み始めたらもう男には戻れないし、やめてもいけない。一生飲み続ける必要がある」
「うん。それは全然問題無い。その覚悟でやる。でも月1000円ならエステミックスより安いじゃん」
 
「そうだね。輸入代行ショップはネットで検索すると、引っかかると思うよ」
「うん。。。。あ、でも私、昼間は学校に行ってるから、お母ちゃんに受け取られてしまう」
「ショップにもよると思うけど、郵便局の局留めが出来る所があるかも。そのショップに相談してごらんよ」
 
「ああ!そういう方法があるか。あ、でもクレジットカードとか無いけど」
「振り込みでも払えるんじゃない?」
「そうか! 頑張ってみる」
「うん。頑張ってね・・・・でも」とボクは言葉を続ける。
 
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「ん?」
「やはり女性化を進めるならお母さんとは話し合って、何とか認めてもらうようにした方がいいよ」
「やはりそうかな・・・・」
 
「そうすれば、ホルモン剤も受け取ってもらえるし。それに高校生になって18くらいになって去勢手術することができるようになっても未成年だと保護者の同意が必要だよ。親の同意取らずにそんな手術したら、お医者さんは親から訴えられるリスクがあるもん」
「うーん・・・・」
「お父さんを説得するのは難しいかも知れないけど、お母さんなら何とかなる可能性あるし」
「そうだよね」
 
と言って、吟ちゃんは悩む様子を見せた。
 

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ボクはその後もしばらく吟ちゃんの悩みを聞いていたが、やがて遅くなったので戻ることにする。ロビーにはもう人影が無かったので自分の部屋まで戻った。全員に渡されているカードキーでドアを開けて中に入る。
「ただいまあ」
「おかえり」
「どこ行ってたの?」と日奈が声を掛ける。
 
「いやあ、吟ちゃんの相談に乗ってたのよ」
「ああ! あの子も、女の子の話の輪に入ってくればいいのにね」
「なかなかその勇気が無いみたいね」
 
「転校して来たての頃の冬みたいだね」と日奈。
「あの子、小学校の頃からずっとあんな感じだよ」と亜美(つぐみ)。
「つーちゃん、同じ小学校だったんだっけ?」
 
「そうそう。同じクラスになったのは中学に入ってからだけどね」と亜美。
「へー」
「やはりずっと足踏みしたままの子も多いんだろうな」
とボクは言ってから、それって自分のことじゃん、という気もした。若葉が何気に微笑んだ気がした。
 
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やがて森島先生が巡回してきて「消灯時間だよ〜」というのでボクらは寝ることにして、灯りを消した。
 
でもまだおしゃべりをしていた!
 
そんな時突然亜美が「セックスしたーい!」と言った。
 
「何を突然」と日奈。
「したくない?」と亜美。
「してみたい気はするけど、相手いないし。亜美は彼氏いるんだっけ?」
「いないんだよね〜」
「じゃ、先に彼氏作らなきゃ」とボクも言う。
 
「セックスなんて、そんな楽しいもんでもないよ」と若葉がまた唐突に言う。
「・・・・若葉にこのこと訊くのはタブーだって聞いてたんだけど、若葉ってセックス経験あるの?」と日奈。
 
「別にタブーにしなくてもいいよ。過去に3人の男としたことあるけど、どれも楽しくなかった」と若葉。
 
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「それはたまたま相性が悪かったんだと思うよ。きっと若葉を気持ちよくさせてくれる男の子もいるよ」とボクは言った。
「ふーん。。。冬、私を気持ち良くさせてくれない?」と若葉。
 
「ちょっと、ちょっと、そういう交渉はふたりきりの時にしなさい」と日奈。「じゃ今度ふたりで会った時に誘惑してみよう」と若葉。
「もう・・・」
 
「冬はSちゃんとはセックスしたの?」と亜美。
「まだキスもしてないよ」
「でもSちゃんが冬の実態を知ったら、さすがに振るかもね」と日奈。
「それ言わないでよ。でもそれはちょっと覚悟してる」とボクは言う。
「振られたらショック?」
「ああ。ショックだと思う。好きになっちゃったから」
「おお」
 
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「そうそう。**ちゃんは、夕方**君とやっちゃったらしいよ」
「まあ、なんて大胆な!」
「同じ部屋の子に協力してもらって、1時間だけお部屋でふたりだけにしてもらったんだって」
「凄いな」
「まあ、セックスしてるそばには居たくないしね」
「それはさすがに遠慮したいね」
「でもよく見つからなかったね。女子のフロアは交替で先生たち巡回してるのに」
 
「ああ、この際、冬でもいい気がしてきた。冬、今から私とセックスしない?後腐れ無しで」と亜美(つぐみ)。
「私たちのいるそばでやる気? もうつーちゃんも若葉も、節操が無い」
と日奈。
 
「無理だよ。私、女の子に性欲感じないし、そもそも立たないし」とボクは言う。「ああ、今日は特に立たないだろうね。さっき女性ホルモン打ったし」と若葉。
「そういえばそうだった!」
 
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「女性ホルモン打たれて、何か感じる?」
「軽い頭痛がする。たぶん生理痛」
「ああ」
「生理痛のお薬あげようか?」と若葉。
「成分は?」
「低容量ピルなんだけどね」
「もう・・・・」
 

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翌日は京都市内を観光した。まずは三十三間堂から清水寺に行き、ここで記念撮影。これで私は中学の修学旅行は2枚ともセーラー服で記念撮影をしたことになる。清水寺からは八坂神社、知恩院まで歩き、バスで移動した後、下鴨神社でまた長い参道を歩いた。何だか午前中はひたすら歩いた感じだった。お昼を食べてから午後も金閣寺を見た後、龍安寺から仁和寺まで歩いて、最後は嵐山で終了。
 
渡月橋の前でお互いのデジカメで記念写真を取り合う。そして昨日と同じホテルに戻る。同じホテルに戻るので荷物を持つ必要が無く助かったが、この日は無茶苦茶歩いた気がした。
 
「これ修学旅行というより、徒歩大会だと思わない?」
「同感」
「若葉〜、サロンパスとか持ってない」
「あるよ」
「ちょうだい」
 
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夕食の後、部屋に戻った私たちは、若葉が出してくれたサロンパスを各々足に貼って各々ベッドの上で本当にバテていた。
 
「でも若葉のそのカバンって実に様々なものが入ってるよね」
「ふふ。これ魔女のカバンだから」
「あ、若葉って魔女のイメージに合うかも」
「あれ、そういえば小学校の学芸会で魔女の役してなかった?」
「シンデレラの魔女の役したよ」と若葉。
「へー」
「あれ? 冬も魔女の役しなかった?」
「ああ。眠り姫に呪いを掛ける魔女の役をしたよ」
「同じ魔女でもかなり傾向が違うな」
 
「あ、しまった!」と亜美が言う。
「どうしたの?」
「今サロンパス貼ってしまったらお風呂に行けない」
「21時すぎたら自由に入っていいと言ってたから、後で一緒に入りに行こうよ」
「ああ、そうしよう。私、寝る」と言って亜美は眠ってしまう。
 
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亜美が眠ってしまった後は、3人でトランプをしながらおしゃべりをした。
 
「でも昨日、冬は女湯でほんとに堂々としてたね」と日奈。
「そうかな?普通にしてただけだけど」とボク。
「緊張しないの?」
「なんで〜?」
「去年の夏、合宿で一緒に温泉入った時も思ったけど、なんか凄く場慣れしてる感じだよね」と若葉。
「前も隠してなかったし」と日奈。
「ヌード晒すのに自信がある感じ」と若葉。
 
「でも隠してる子の方が少数じゃん」とボク。
「それはそうだけど」と若葉。
「男湯だと、どうなんだろ? 隠すのかな?それともむしろ見せびらかすのかな?」
と日奈が訊くが
「さあ、どうなんだろうね」とボクは答える。
 
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■夏の日の想い出・セーラー服の想い出(7)

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