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■夏の日の想い出・振袖の勧め(7)

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あきら・小夜子夫妻は今日は3人の子供をお母さんに預けて来ている。長女みなみ(4歳), 次女ともか(2歳), そして三女ほたる(6ヶ月)である。
 
「次の子も行けそうですか?」
「まあほたるが1歳過ぎた時点で、あきらにまだ生殖能力があればね」
 
「たぶんその頃はおちんちん自体無くなってますよ」
と桃香。
「そんな気もするのよね〜」
と小夜子。
 
「でもあきらさんとこはうまい方式で進んでいるね。子供をしっかり作ったあとで性転換するとか」
と淳が言うが
 
「いや、私は性転換するつもりは・・・」
などとあきらは言う。
 
「手術怖いの?」
「そういう意味じゃないけど」
「めったに死ぬことは無いよ」
「まあたまに死ぬ人もあるけど」
「うーん・・・・」
 
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「でも私は男の身体のままでいるより、手術中に死んだ方がまだマシくらいの気持ちで手術受けたよ」
などと私が言う。
 
「まあケイは無事だったね」
「私が手術を受けた病院は20年くらい性転換手術をしてるけど、20年間で手術中または術後1週間以内に死んだのは4人だけだと先生は言っていた」
 
「そういうちゃんと死んだ人の数を言うのは良心的だと思う」
「何か病気を抱えていたんだろうね」
 
「クロスロードのメンツで手術の時、ちょっと危なかったのは千里みたいね」
「そうそう。手術中に一時心臓が停まったりしたらしいし、手術終了後も最初は死ぬかと思うほど辛かったと言ってた」
「あれは国際電話掛けて青葉がヒーリングしてくれたんで助かったとか言ってた」
「でも同じ日に青葉も手術受けたんでしょ?」
「うん。凄いね、青葉のパワーも。手術されたての身体で他人をヒーリングするって」
 
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「その件に関しては青葉は難しい説明をしてた」
と和実が言う。
 
「パワーを持っていたのは千里らしいんだよね」
「ん?」
「千里は霊的なパワーはあるけど、千里自身はヒーリングみたいな真似はできない」
「ほほお」
 
「でも青葉はさすがに手術直後にはとてもパワーが足りない。それで千里のパワーを青葉に貸して、青葉はまず自分をヒーリングして他人をヒーリングできる所まで体力を回復させ、そのあとで結構やばい状態になっていた千里のヒーリングをしたんだって」
と和実が解説する。
 
「姉妹で助け合って回復した訳か」
「千里は7月中旬に性転換手術を受けて、9月中旬にはファミレスの夜間店長に復帰してるからね。青葉のヒーリングで物凄い速度で体力回復させたんだろうね」
 
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「千里の場合は元々スポーツ選手だから身体自体は丈夫だと思うよ」
「それはあるかもね」
 

世間では23日の天皇誕生日、24日のクリスマスイブ、25日のクリスマスをすぎると、もうお正月ムードだが、KARIONは今年は29日まで音源制作の作業を続けた。それで24-25日の休養日を経て、26日に私がスタジオに出て行った時のことである。
 
見慣れない女性が居るので尋ねる。
 
「済みません。どなたでしたっけ?」
 
すると小風が言う。
「何言ってんの?相沢さんじゃん」
 
「へ?」
と私が言うと彼女は
「どもー、相沢です」
と言うので
 
「まさか相沢さん、性転換したの?」
と私はびっくりして言う。お化粧しているので分かりにくいが、よく見ると相沢孝郎さんの面影がある気がする。
 
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「うーん。そういうことにしといてもいいかな」
と本人。
 
「蘭子ちゃん、会ったことなかったっけ?TAKAOの妹さんだよ」
と黒木さんが言う。
 
「あ、妹さんですか!びっくりした」
 
「TAKAOがどうにも外せない用事で欠席というからさ、困るよと言ったら妹を行かせるからと言って」
と黒木さん。
 
「すみません。健治が亡くなった後の様々な処理で駆け回っているようで。私が代行できたらいいんですけど、女では話聞いてくれない人が多いんですよ」
と妹さん。
 
「ああ、特に田舎はそうでしょうね」
 
「彼女、以前にも何度かKARIONの音源制作に参加してくれたことあったけど、その時は蘭子居なかったのかな」
と小風が言う。
 
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「あ、初めてかもです」
と私。
 
「そういう訳で、孝郎(たかお)の妹で、相沢海香(みか)です。よろしくお願いします」
「蘭子です。よろしくお願いします」
 
それで海香さんの演奏だが・・・・凄かった!
 
お兄さんに比べるとややワイルドな雰囲気であるものの、女性とは思えないパワーでギターを弾く。
 
「凄いパワーですね」
「このギター聞くと、たいてい『あんた性転換して女になったんだっけ?』とか言うんですよ」
 
「実はこっそり思った!」
「うふふ」
 

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2015年12月30日。
 
この日はRC大賞の授賞式が行われた。
 
今年のRC大賞は津島瑤子が『女川盆唄/白い足跡』(両A面)で受賞した。津島瑤子は過去に何度もRC大賞・YS大賞などの優秀賞・金賞を取っているものの、大賞の受賞は実に初めてである。
 
本人には直前まで報されていなかったようで「うっそー!?」といった顔をし、泣きながら『女川盆唄』と『白い足跡』をショートバージョンでメドレー歌唱していた。
 
『女川盆唄』は立川示堂先生の作品。そして『白い足跡』は鴨乃清見の作品である。私がそれを考えながらじっと津島瑤子が『白い足跡』を歌う所を見ていたら、隣に座っていたAYAのゆみが「ケイの目が怖い」などと言っていた。
 
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今回、最優秀歌唱賞は松原珠妃が取った。そして金賞を取ったのはAYA『変奏曲』、ローズ+リリー『コーンフレークの花』の他、ハイライトセブンスターズ・ステラジオ・富士宮ノエル・森山伸太・wooden four・金平糖クラブである。
 
RC大賞金賞・YS大賞歌唱賞の両方を取ったのは結局、ローズ+リリー、AYA, 松原珠妃、ステラジオ、富士宮ノエルとなる。私たちも含めて実力派揃いの所にさりげなく富士宮ノエルが入っているのが凄い。
 
なおRC大賞の最優秀新人賞はホワイト▽キャッツ、そのほか新人賞にはアクアや丸山アイなどが入っていた。
 

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30-31日の2日間、§§プロの歌手が勢揃いして「今年は大変お世話になりました。来年もよろしくお願いします」と挨拶するCMがテレビに流れた。
 
出演しているのは桜野みちる・品川ありさ・アクア・高崎ひろか・西宮ネオンの5人と、指揮者役で秋風コスモス社長、ピアニスト役で川崎ゆりこ副社長である。
 
秋風コスモスが口上を述べて、川崎ゆりこの弾くピアノのC−G7−Cという和音に合わせて全員お辞儀をする。
 
そして服装は羽織袴を着ている西宮ネオンを除いては、全員振袖であった。コスモスとゆりこも振袖である。
 
つまり。
 
アクアも振袖を着ていた!
 
このCMを見て全国のアクアファンが一斉に「きゃー!アクアちゃんの振袖姿可愛い!!!!」とネットに書き込みをした。それで貧弱なSNSのサーバーが一時的にダウンするほどの騒ぎになる。
 
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アクア本人の弁。
 
「桜野みちる先輩から、今回はみんな振袖着るから、あんたも振袖着なさいと言われて、みんな着るのなら仕方ないかと思って着たんです。でも撮影現場に行ったら、ネオン君は羽織袴なんだもん。ボクも羽織袴が着たかったです」
 
しかしネットの住民はほぼ全員
「いや、アクアは振袖で良い」
と書き込んでいた。
 

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「でも§§プロって、今年初めの段階では、秋風コスモス・川崎ゆりこ・桜野みちる、の3人しか居なかったんだよね。それもコスモス・ゆりこの活動もピークは過ぎている感じだったから、実質桜野みちる1人がプロダクションを背負う様相を呈していた」
 
とその日なぜかうちのマンションに来てお酒を飲んでいた旧友の高崎充子が言った。ドリームボーイズのダンサー仲間で、AYAの元マネージャーである。
 
「うん。アクアと品川ありさはまだデビュー前。その中、神田ひとみが3月1日に引退することが決まっていたし、明智ヒバリは動向を隠していたけど実は精神病院の閉鎖病棟に入院していた。一応他に満月さやかが歌手からは事実上引退していたものの司会者・タレントとして活動中、日野ソナタもほとんど歌手活動はしてないものの在籍中ではあるけどね。実際あの時期紅川さんはもう会社を畳もうかと思っていたみたいだよ」
と私は言う。
 
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「まあそれで秋風コスモスを社長にしてみると、これがうまく行っちゃったという感じかな」
「紅川さんも大胆だよね。コスモスは確かに良い子を見分ける力があると思う。高崎ひろかちゃんも西宮ネオン君も有望な子だよ。アクアの売り出し方についても、コスモスは凄くうまくやったと思う。ふつうなら、もっと男の子らしくしなさいみたいな指導するところを、わざと性別曖昧なままにしている。それでかえって女性ファンの心をつかんじゃった」
 
「オカマちゃんではないのがいいんだよね、あの子」
「そうそう。あの子は間違いなく心は男の子だから。でも実は女装にかなり味をしめている」
「ああ、やはりそうだよね?」
 
「タンスの中身は実際女物半分男物半分だと言っていた。スカートは普通に穿いてるみたいでどうもあの子の感覚ではスカート穿くのは女装の内に入らないみたいだし、(西湖から聞いた話では)時々女子制服で学校に出て行ったりもしているみたいだし」
「ほほぉ」
 
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「まあ、中学生のうちはあの路線でいいんじゃないかなあ。高校生になったらさすがにあのままではいけないだろうけど」
と私。
 
「さすがにそれまでには声変わり来るよね?」
と充子。
 
「そうならないように去勢してしまいたいと思っている人が周囲に大量にいるみたいだけどね。こないだも松浦紗雪さんが『私あなたのファンなの。よかったらこれ使って』と言ってプレマリンの錠剤12箱セットを渡したらしいし」
「プレマリンって女性ホルモン?」
 
「そうそう。エストロゲン製剤。あとコスモスがアクアに、もし本当に去勢したいと思ってたら手術代は事務所で出してあげるけどと言ったら、社長までそんなこと言わないでください!と言ってたらしい」
 
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「ああ、あの子の睾丸は風前の灯火だな」
と充子。
「風前の線香花火だったりして」
と私。
 

アクアを去勢したがっているひとり政子などもある時こんなことを言っていた。
 
「あれってさ、睾丸を取り敢えず除去して冷凍保存しておいてね」
「うん?」
「結婚したくなった時に戻すなんてできないの?」
「うーん。。。冷凍していた睾丸が、解凍して果たして機能回復するかは疑問だと思うなあ。だって人間を丸ごと冷凍しておいて解凍しても生き返らないよ」
 
「やはり難しいか」
「睾丸は生きてるからね。単なる皮膚と海綿体と尿道だけでできているペニスとは違う」
と私が言うと、政子の目がきらりと光った。
 
「ね、ね。だったらおちんちんっていったん切除して冷凍しておいて、あとから戻したら機能する?」
「機能する可能性はあると思う。ペニスの移植手術というのも例があるし」
 
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「冬って、やはり小さい頃におちんちん切除しておいて、性転換手術の時はそれを解凍してヴァギナの材料に使ったんでしょ?」
 
「なんでそういう話になる!?」
 
「アクアのおちんちんも切ってあげたいなあ」
「おちんちんだけ切っても睾丸がある限り男性化は進むよ」
 
「あ、分かった!」
「ん?」
「アクアのおちんちんと睾丸をいったん切り離して、誰か他の人にくっつけておいて、アクアが結婚する時に戻せばいいんだよ」
 
「誰にくっつけておくのさ!?」
 

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■夏の日の想い出・振袖の勧め(7)

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