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■夏の日の想い出・3年生の冬(10)

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そして3日目は朝新潟のFM局に出演してから午前中市内でミニライブ、その後JRで金沢に移動して金沢のFM局に出演した後、金沢市内の小ホールでミニライブして、その日は金沢の全日空ホテルに泊まる。ホテル内の日本料理店で金沢の海の幸をふんだんに使った夕食を取った後、各自の部屋に入る。
 
ここも政子のお気に入りのホテルのひとつである。氷川さんからプレミアムフロアのインペリアルスイートを取りますよと言われたのだが、敢えてスタンダードフロアのデラックスツインにしてもらった。高校時代にここに泊まった時にそのタイプの部屋に泊まったからである。
 
「やっぱりこの部屋でも充分贅沢な感じだよね〜」
と言って、政子は下着姿になってベッドの上で跳ねている。
 
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「超豪華な部屋もいいけど、このくらいの部屋の方が落ち着くってば落ち着く感じもするよね」
「基本的に貧乏性なのかも知れないけどね〜」
 
「この広さなら子供2人くらいと一緒にも泊まれるよね」
「そうだね。ベッドが広いから、大人2人、子供2人くらいは大丈夫だと思うよ。子供がもう少し増えたらエクストラベッド入れてもいいだろうし」
「あ、そうか。そしたら子供4人でも行けるかな」
「子供も中学生くらいになったら別室にしてあげないといけないけど小学生くらいのうちは家族全員1室でもいいかもね」
 
「私、子供何人くらい産もうかなあ」と政子。
「前、4人とか6人とか産みたいって言ってたね」
「私ね・・・・8人くらい欲しい気もするんだけどね」
「そんなに産むの!?」
 
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「でも8回もお産するの大変そうだなあ。半分冬が産んでくれたらいいのに」
「ごめんねー、子供産めなくて」
 
「よし」
と言って、政子はいつもの赤いボールペンに、黄色いレターパッドを取りだした。
 
詩を綴り始める。私は政子の横に一緒に寝転がって、その言葉の並びを見た。何だか楽しい詩だ。私は政子のバッグの中から勝手に五線紙と青いボールペンを取り出すと、その詩に合うはずの曲を書き綴っていった。
 
20分くらいして政子が「できたー」と言う。私も「こちらもできた」と言う。
 
「じゃ、歌ってみて」と政子。
「OK」
と言って私は歌い出す。政子の詩は途中までしか見ていなかったが、自分の書いた曲と合うはずという確信があった。
 
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政子は目を瞑って楽しそうな顔をして私の歌を聴いている。そして途中から私と一緒に歌い始めた。
 
歌い終わって相互拍手。
 
「タイトルは何にする?」
「せーの、で言ってみない?」
「よし、せーの」
「8人の天使たち」「天使が8人」
 
「惜しーい!!」
「でもまあいい線だね」
 

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翌日は早朝の「しらさぎ」に乗って名古屋に出た。FM局に出たあと午前中に名古屋市内の小さなホールでイベントをする。その後新幹線で静岡に移動し、またFMに出演してからイベントをした。静岡では政子は富士宮やきそばを出している店に行き、たくさん食べていた。
 
5日目は新幹線で京都に出て、午前中京都、午後は神戸でイベントをする。神戸は特に1800人ほど入るホールを使い、身分証明書などで本人確認をしながら入場させた。神戸では政子は「玉子焼き」と「神戸薄焼き」から始まって、豚まん、ぼっかけうどん、と食べ歩いて、神戸ラーメンで締めた。私は途中から注文して数口食べただけで残りは政子に任せていた。
 
5日目は岡山と高松だったが、この日は翌日の都合で福岡泊にする。福岡ではラーメン屋さんに行くかな?と思ったら、政子は「牧のうどん」に行った。キムチうどんとかゴボ天うどんとか、具を変えながら何杯も食べて嬉しそうにしていた。政子お気に入りの「ふくやの明太子」も4箱買い、クール宅急便で麻央のアパート宛に送っていた。(4箱の内1箱は麻央が取って残り3箱をマンションに持って行ってくれるよう頼んだ。佐野君用に萬代の純米酒もセットしておいた)。
 
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そして6日目は午前中早めに福岡市内でミニライブをしてから、お昼の便で福岡空港から那覇空港に飛び、午後3時から那覇市内でミニライブとなった。この日は福岡と那覇のFM局には生出演ではなく、録音しておいたものを流してもらった。
 
沖縄に来たのならということで麻美さんに連絡し「30分だけ。ローズ+リリーは15分だけなんだけど」と言ったのだが
「行きます!整理券下さい」
と元気そうな声で言うので、お母さんと陽奈さんの分も入れて3枚、整理券を管理しているFM局の人から渡してもらっておいた。
 
その日は宜野湾市内のホテルに泊まった。晩御飯には(私と政子だけ)町食堂でゴーヤチャンプルを食べた。(他のメンツは高級レストランに行っている)
 
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例によって、私と政子はスイートルームを当ててもらっている。ここもまた政子お気に入りのホテルである。
 
「ゴージャスさでは、年末に別府で泊まったホテルのお部屋が物凄かったけど、ここのスイートも落ち着く感じでいいなあ」
と政子は下着姿でソファに寝転がり、ノートにボールペンで詩を走り書きしながら言う。
 
「マーサが詩を書きながらおしゃべりするって珍しい」
「うーん、まあそういう気分の時もあるのよ。あ、マッサージし合おうよ。私の足を揉んで〜」
「了解〜」
 
といって私は政子の足を柔らかく揉みながら、時々あのあたりを悪戯したりする。すると政子は「あ、そこもよく揉んでね〜」などと言っていた。
 
「あんたたち、しばしば他人には見せられないような創作の仕方してるだろ?」
と美智子にも、琴絵たちにも言われるゆえんである。
 
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政子がやがて詩を書き終わると、私たちは交替する。私がソファに寝て、政子が私の足を揉みほぐし、揉まれながら私は今政子が書いた詩に曲を付けていく。政子のマッサージもまた私のあの付近によく手が来る。
「ちょっと気持ち良すぎて気が散るから勘弁して〜。足を揉んでよ」
「OK。もっと気持ちよくしてあげるね」
「だから、それは曲を書き上げてから〜」
というものの、また攻めてくる。
 
「やっぱり冬が女の子になってくれたおかげで、自分のを刺激するのと同じ感覚で冬のも刺激できるからいいなあ」
などと政子は言う。
 
「女の子同士って、性感帯の研究を自分の身体でもできるのが便利な所だよね」
「ね、ね、冬のあそこにバナナ入れてみてもいい?」
「こないだみたいに抜けなくなって騒動になったら嫌だから、やめようよ」と私。
「ああ、それはまずいな」
「また青葉に頼むの恥ずかしいよ」
 
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「でもバイブとかならいいよね〜」と政子。
「それ曲を書き終わってからにして〜」
「了解。すぐ入れるね」
と言うと、政子はどこに隠し持っていたのか小型のピンクローターを私のあそこに入れてしまい、スイッチを入れる。
 
「きゃー、勘弁して〜。気が散る」
「集中力を鍛える練習よ。気持ち良さに耐えて、精神を集中して曲を書こう」
「ひー」
 
そんな遊びをしながらも、私たちは1時間ほどで曲を書き上げた。
 
「タイトル何にする?」
「せーので言ってみよう」
「よし。せーのっ」
 
「不言実行」「言葉は要らない」
 
「うーん。。。」と私たちは少し悩む。
「ちょっとずれたね」
「愛が足りないのよ。今夜は最低3回は私を逝かせることを命じる」と政子。
「じゃ、愛し合ってから、また考えてみる?」
「うん、それがいい」
 
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私たちはキスして、それからベッドに行った。
 

「ねえ、冬。私が女の子の恋人作ったら妬く?」
 
政子を結局4回くらい逝かせた後で、政子はそんなことを言い出した。
 
「当然。男の子の恋人ならもし複数作っても気にしないよ」
 
私がこんな言い方をしたのは、政子がここ半年ほど、道治君という大学の後輩の子と付き合いながら、一方で大阪に住む高校の時の同級生・貴昭君にも友達以上の感情を持っている風だったからである。二股はしない主義の政子が同時にふたりの男の子を好きになるのは珍しい。
 
「いやそれがさ・・・・11月に道治に女装させてみたら可愛くなっちゃってさ」
「ああ」
「可愛い、可愛いって褒めてあげたら、本人まんざらでもない感じで、先月は会う度に女装させてたんだけど『僕、可愛いかな?』なんて言っちゃって」
「あはは」
 
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「もし、道治が女の子になりたいとか言い出したらどうしようかなと思って」
「道治君との関係は妬かないから、ご自由にどうぞ」
「えへへ」
「でも彼が性転換したいとか言い出したら、マーサ結婚できなくなっちゃうよ」
「うーん。それは困った。結構、道治と結婚する気あるんだけど」
「タックしたりした?」
「してあげた。凄い!これいい!と叫んでた」
「ああ・・・既に女装にハマってるな」
「そんな気がするのよねー」
 
「貴昭君との関係はどうなのさ?」
と訊くと、政子は沈黙してしまった。あれ?あまり訊かれたくなかったのかなとも思ったのだが、政子はゆっくりと口を開いた。
「彼とはね・・・・まだしばらくお友だちのままかも」
 
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「他の女の子に取られても知らないよ」
「でも・・・・私、今は道治と付き合ってるから」
 
「道治君が女の子になっちゃったら、貴昭君をボーイフレンドにできたりして」
「むむむ」
 

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沖縄に泊まった翌日は朝の飛行機で羽田に戻り、そこから直接横浜に入り、キャパ2000人ほどのホールでミニライブをした。最初は500人程度のホールの予定だったのが、希望者が募集期間中に2万人も登録されたので、急遽偶然にも取れたこのホールに変更した(それでも競争率10倍)。元々韓流アーティストのライブが行われる予定だったのが、期日までに使用料の納付が無かったため、キャンセルになったところをドロップキャッチしたのである。それで、その元々の韓流歌手の公演があるものと信じてやってきた人が数十人居て納得してもらうのに苦労したようであった。
 
ここは更に身分証明書または携帯で当選者と同じ人であることを確認しながら入場させたので2000人を入れるのに時間を食ったようであった。神戸でも本人確認はやったのだが、アバウトな照合をしたため、1800人のはずが1850人ほど入ってしまったので(恐らく申し込んでいた人数を超える人数で入った人達がいたため)、ここでは厳密にやったら手間取ってしまった。結局開演が30分遅れることになった。
 
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「ちょっと色々あったので、何かサービスできますか?」
と入場管理の応援で来ていた加藤課長が言う。
「じゃ、ステージ上で私たちがキスを」と政子が言うが
「却下」と美智子。
 
「1曲、多く演奏しましょう」と私は提案した。
「何を?」
「『僕は女の子』」と政子。
「あれは却下」と私。
「面白い曲なのに」
「あんなの歌ったら、今日の観客から1%くらい女装始める子が出るから」
「可愛い子は女装させればいいのよ」と政子。
「女装始めるの、必ずしも可愛い子とは限らないよ」
「うむむ」
 
「まあそういう訳で『君待つ朝』」と私は言う。
「ああ、あれならいいか」と政子。
「その曲名は初めて聞いた」と美智子。
「そうですね。今年の夏のアルバムに入れてもいいかな」
「へー」
 
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「MIDIはあるので、それをmp3に変換しましょう」
と言って、私はパソコンを開き、変換作業をする。再生してその場でふたりで歌ってみせると、「わあ、なんか甘酸っぱいせつなさ」と氷川さん。
「高校生の頃っぽい曲だね」と美智子。
「『Month before Rose+Lily』を聴いてたらできたんです」
「結構未発表の曲ってあるんですか?」と氷川さん。
 
「うーん。数えてはみたことないですが、多分50〜60曲はありますよ」
「へー!」
「その中にはこの『君待つ朝』みたいに、機会があれば発表してもいいかなという曲、それからこれはその内絶対発表したいと思ってる曲もあるし、これはさすがに発表出来ないかなというのもあります」
「発表出来ない曲というと?」
 
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「さっきマリが言った『僕は女の子』とか、『君のバナナ切っちゃうぞ』とか『可愛い子には女装させよう』とか『男性絶滅計画』とか」
「あんたたちの私生活暴露はもういいや」と美智子。
 
「発表しちゃった曲で『去勢しちゃうぞ』という曲もありましたね」と氷川さん。
 
「あの曲を聴いて去勢する勇気が出て手術を受けました、ってファンレターいただきました」
と私は苦笑いしながら言う。
 

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その日のステージでは、ローズクォーツの3曲を演奏して、4人が下がり代りにマリがステージに上がってきてまずは『夜間飛行』を演奏してから
 
「本当はこの後、『ハッピー・ラブ・ハッピー』『ピンザンティン』を歌ってミニライブは終わりなのですが、今日は入場にかなり混乱があったとのことでお詫びに何か追加してもらえませんか?という話がありましたので、今回のCDには入ってない曲ですが『君待つ朝』という曲を歌います。これは秋くらいに出す予定の次のアルバムに入れようかと思っています」
 
と言うと「わあ」という声が広がる。音源をスタートさせてふたりで歌うと聴衆の3分の1くらいは手拍子を打たずに歌に聴き入っている感じだった。この曲は「高校三部作」(『遙かな夢』『涙の影』『あの街角で』)や『私にもいつか』などの系統に属する曲である。
 
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歌い終わり拍手。それから『ハッピー・ラブ・ハッピー』をひとつのマイクで一緒に歌った後、エプロンを着てお玉を振りながら『ピンザンティン』を楽しく歌って、ステージを終えた。客席でも多数のお玉が振られていた。
 

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■夏の日の想い出・3年生の冬(10)

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