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■夏の日の想い出・新入生の秋(4)

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9月5日の日曜日は午前中にエレクトーンのグレード試験6級を受けた。
 
5月の7級試験の時は「唐本冬彦」の名前で受けたので受験者が違うなどと言われて苦労したのだが、今回から「唐本冬子」の名前で受検したので、何のトラブルも無かった。私は学生証が「唐本冬子」の名義なので、何か言われたらそれを出して本人確認しようと思っていたのだが、身分証明書等の提示を求められることも無かった。
 
試験もスムーズだったし、演奏はけっこう褒められた。しかし7級を受けた時のように、アレンジがハイレベル過ぎるとまでは言われなかったので、来年くらいに5級を受けるには、かなりの練習をする必要があることを感じた。
 
会場を出たところのカフェで政子が待っていたので、落ち合ってコーヒーを飲みそれからふたりでドライブに出た。
 
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「明日は学校だし、今日中に帰らなきゃね」と私。
「明日の朝までに帰ればいいんだよね」と政子。
「・・・まいっか。行きたい所はある?」
 
「うーん。。。会津磐梯山とか見てこれる?」
「行けるよ。ノンストップで3時間くらいで辿り着くはず」
「じゃ、そこ」
 
私たちは首都高に乗り、川口JCTから東北道を北上した。
「これって、宇都宮に行く時の道だっけ?」
「そうだよ。いつもは鹿沼ICで降りるけど、今日はもっともっと先まで行くよ」
 
上河内SAで休憩し、宇都宮餃子を分けて食べる。
「ここって宇都宮市内なの?」
「そそ」
「私、餃子けっこう好きになったかな」
「宇都宮に来る度に食べるもんね」
「横浜の中華街で食べる餃子が最高と思ってたんだけど、宇都宮も好きだなあ」
 
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1時間ほど休憩しておしゃべりしてから出発。車は更に東北道を北上し、郡山JCTから磐越道に入り、西行する。やがて磐梯山が進行方向右手にその姿を見せてきた。
 
「わあ、きれい・・・・・凄く久しぶりに見た」と政子。
「自然が作り上げたものって、全て美しいよね。人間のワザはなかなか神には及ばないよ」
「元々のパワーが違うし、持ってる時間も違うしね」
「私たちって、どのくらいの持ち時間があるんだろうね」と私。
 
「私は60歳まで生きれたらいいかなあ」と政子。
「もう少し生きられるんじゃない?マーサは。私はこれだけ身体をいじってたら寿命もかなり消耗してると思うから、マジで60歳くらいまでかも知れないけど」
「冬、私より先に死んじゃうの?」
「たぶん」
「寂しいなあ・・・・」
「・・・・じゃ、私が先に死んだら、マーサの守護霊になってあげる」
「ほんと?約束して」
「約束する。マーサと、マーサの子供たちを守ってあげるよ」
 
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「うん・・・私の子供か。。。冬に似てるといいな」
「無茶なこと言わないで」と私は笑う。
 
「ね・・・私、彼氏作ったり結婚したりしてもいい?」
「もちろん。私に遠慮しないでよ。私、マーサの子供はきっと自分の子供みたいに可愛く思える気がするな」
「じゃ可愛がって」
「いいよ。女同士だから結婚してても気軽にマーサんちに行けるだろうし」
「その点、女同士って便利だよね。私、冬に授乳任せて休んでたりしようかな」
「それは無理だよ。お母さんしかおっぱい出ないもん」
 
「冬はおっぱい出るようにならないのかな?」
「うーん。そのあたりはよく分からないなあ・・・以前アメリカで夫婦で交替で授乳してる人って話は聞いたことあるけど」
「あ、それやりたーい」
 
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磐梯山SAに駐めて景色を楽しむ。私たちはSAの端の方でしばらく一緒に山を眺めていた。
 
「ね・・・高速のサービスエリアって上り線と下り線にあるよね」と政子。
「うん」
「同じ名前が付いてて、距離的にも近いんでしょ?」
「わりと近くにあることが多いね」
「でも向こう側には行けないんだよね」
「そうだね」
 
「寂しくないのかな・・・お互いに」
「・・・・サービスエリアには感情は無いかも」
「私、寂しいと思うなあ。だってもともとペアなのに」
「そうだね」
「私たち・・・こうやって一緒にいるけど、ひとつにはなれないのね」
 
「恋人じゃないもん。でもずっと仲良くしていけるよ」と私。
「ずっと仲良くしていける?」と政子。
「20年も30年も40年も仲良くしていけるよ」
「うん・・・」
 
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「でもね、サービスエリアでも時々お互いに行き来できる所もあるんだよ」と私。
「へー」
「ちゃんと通路で繋がってて。いつも宇都宮に行く時に休憩で使ってる佐野SAなんかもそうだよ」
「えー!?知らなかった」
 
「東名の浜名湖SAなんて、そもそも上下線のSAが一体化してるしね」
「ああ、そういうのいいなあ」
 
「私も・・・その内恋人作っちゃおうかなぁ」
「うん。作れるよ。頑張ってね」
「私ってコンプレックスの塊だなあとか思うことある」
 
「それはみんなそうかもね。でも最近、冬のファッション傾向また変わったね?」
「そう?」
「春頃は強烈に女の子・女の子してたのに、最近は揺り戻しが来てるというか」
「あ、それはある。無理に女を強調しなくても自分は女の子だよな、と思うようになって、力が抜けた感じ」
「ごく自然に女の子になったね」
「うん。自分が女の子だという自信も出て来た」
「よしよし」
政子は私の頭を撫でた。
 
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私たちは施設の中に戻り一緒にラーメンを食べた。
 
「ねー。この道って、このまま行けばどこまで行くの?」
「新潟市まで行くよ」
「え?・・・だってここ福島なのに」
「えーっと、福島県と新潟県はくっついてるんだけどね。福島県の西側に新潟県がある」
「えー?嘘!福島県って日本海に接してなかった?」
「接してない。受検で地理を取らなくて良かったね」
 
「うーん。知らなかった。あれ?でも新潟に行く時はいつも関越に乗るのに」
「関越の終点は長岡市。中越地区だね」
「あ、私、その中越とか上越とかがよく分からない」
 
「新潟県を3つに分けてるんだよ。西の方、京都に近い糸魚川付近が上越、真ん中の長岡市付近が中越、東側の京都から遠い新潟市付近が下越」
「あ、そうか。あれ?上越新幹線って、上越に行ってないよね」
 
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「あれが混乱の元でさ。上越新幹線というのは、上州(じょうしゅう)と越後を結んでいる新幹線であって、地域の名前としての上越とは無関係。上越地区に行く新幹線は今建設中の北陸新幹線なんだ」
「ああ!上州と越後で上越なのか!東横線や八高線と同じ原理!」
「そうそう」
 
「で、上州(じょうしゅう)ってどこだっけ?」
「上野国(こうずけのくに)のことで、今の群馬県だよ。『こうずけ』は『うえの』
と同じ字だね」
「あ、吉良上野介の上野か」
「そそ」
 
「あれ?そしたら下州が栃木?」
「うーん。残念ながら下州とは言わない。栃木県は『したの』と書いて下野国(しもつけのくに)で、野州(やしゅう)。野(の)の州だね」
「面倒くさい。私、やっぱり地理分からなくていいや」
「あはは」
 
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「私、地理覚えないから、冬、私のドライバー兼ナビゲーターになってよ」
「もうなっている気がするけど」
 
「あ、いいこと思いついた。このまま新潟まで走って、新潟で何か食べてから関越で東京に戻らない?」
「いいよ。朝までには戻れると思うし」
 
そういう訳でその日私たちは結局磐越を終点まで走り、新潟市内に降りて、せっかく新潟まで来たからということで、地場のスーパーで買い物をして、最近政子がお気に入りの「えご」と「胎内ハム」を買って車内に置いているクーラーボックスに入れる。それから新潟市内でこれまで何度か行ったライブハウス(春に長岡で行った店の姉妹店)でいくつかのバンドの演奏を聴きながら食事をした。さすがに今宵は飛び入りで歌うことはない。
 
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22時すぎにライブハウスを出て、北陸道に乗り南下する。黒崎PAで休憩し、目隠しをした上で、ふたりで後部座席に行って少しイチャイチャした。
 
「車の中って狭いけど、何となく興奮するよね」と政子。
「そう?」
「柔らかいベッドの上もいいけど、車の中でこういうことするのも割と好き」
 
その日最初はふたりとも下着は着けたまま抱き合い、一緒に毛布をかぶっていた。しかしその日はけっこうエスカレートしていった。
 
「冬ちゃんのおっぱいはよく育ってますね〜。舐め舐めしてあげます」
というと政子は私のブラを外してしまう。
 
「あう・・・」
「どうしてこんなに成長するんですか?」
「ホルモンの利きがいいみたいです。玉取ったせいかも」
「じゃ、おちんちんも取ったらもっと成長するかな?」
「それは関係無いかも」
 
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「取っちゃうと巨乳ちゃんになるかもですよ〜GとかHとか」
「そこまで大きいのはちょっと・・・・」
「あんまり大きくなりそうだったら、シリコンは抜いちゃいましょうね」
「それもいいかも・・・・」
「私も少し気持ち良くなりたいから、私のおっぱいも舐めなさい」
「はい」
 
政子のブラも外す。そして、私たちは身体を反対向きにして、下半身は座席の下にやり、少し窮屈な姿勢になるものの、お互いの乳首を舐め合った。これは最近お気に入りの遊び方である。舐められるとかなり気持ちいい感じがあった。毛布は政子の身体をきれいに覆うようにしてあげた。
 
そうそう。私たちは車内でこんなことをする時も、センターアームレストの所に、コンちゃんを1枚置いておいた。既に私の突起物(政子は棒じゃなくて綱だね、などと言ってた)は立つことはなくなったので、コンちゃんを使用することはもう不可能なのだが、お互いの気持ちの上で一線を越えるようなことをする時は、象徴的な意味で開封する約束である。
 
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「ねえ、シックスナインしようよ」と政子は甘えた声で言った。
「開封する?」
「開封しなきゃだめ?」
「シックスナインはさすがに一線を越えると思うなあ。四十八手にも入ってるよ」
「入ってるんだ!」
「椋鳥(むくどり)っていうよ」
「なんで、むくどりなの?」
「だって69でしょ」
「語呂合わせなのか!!」
「で、どうする?」
「うーん。我慢する。代わりにクンニして」
「はいはい」
 
「ねー、クンニは四十八手に入ってるの?」
「入ってるよ。花菱責めだよ。でもサービス」
「よし」
 
そんな感じで結局2時間くらい車内でイチャイチャしてて、結局12時頃眠ってしまった感じであった。
 
目が覚めたのは2時だった。政子はまだ寝ていたが、いったん起こし、寝ててもいいから、一応着席してシーベルトしてと言った。政子は眠いから後部座席にいるといい、一応服を着たうえで後部座席でシートベルトをして、そのまま身体を少し斜めにして眠ってしまった。
 
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私は微笑んで、服を着た上で眠気覚ましにトイレに行って自販機で缶コーヒーを買ってきてから、運転席に着き、車をスタートさせた。
 
北陸道を更に南下、長岡JCTから関越に入ると、急激に車の量が増える。速度も異様に速い!右車線なんて130km/hくらいで流れている。私はゆったりとした流れの左車線に入った。こちらは80km/hくらいの流れだ。こんなに速度差があると車線移動もかなり大変である。
 
速度超過で万が一にも捕まったりしたら謹慎ものであり、私が謹慎すれば会社自体の存続に関わるので、私は会社の車であれ自分の私物の車であれ、運転をする場合に絶対に交通違反はしないという誓約書を書いている。それを厳格に守る自信が無ければ、自分で運転せずに運転手を雇えと須藤さんは言っていた。
 
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少し走って塩沢石打SAで休憩した。ここも好きなSAである。政子も目を覚まして「越後もち豚とんかつ定食」を食べた。私は舞茸うどんにしておいた。
 
「そんなんで足りるの?たくさん運動したのに」
「だって夜中だよ」
「ああ、私もう少し入りそう」
というと政子はカツカレーを頼んでいた。私は政子がぺろりとカレーを食べるのを微笑みながら見ていた。
 
ここで1時間ほど休憩してからまた出発する。政子は助手席に乗ったが「まだ眠い」
と言って眠ってしまった。車は結局8時前に私のマンションに到着した。
 
冷凍ストックしている御飯をチンし、若布と豆腐の味噌汁を作り、昨夜新潟で買った「えご」を切って、朝御飯にした。政子はマンションに戻ってからも私が朝御飯を作っている間寝ていた。
 
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「ここは学校に近いから、ぎりぎりに出て大丈夫ね」
「その代わり、寝過ごしたら救いようがないけどね」
「確かにね。小学校とかの時も近所に住んでいる子に遅刻魔が多かったな」
「ありがち」
 
「今日は冬忙しいの?」
「学校が終わってから茨城の放送局3ヶ所回ってくる」
「毎度ハードだなあ」
「帰りは9時頃になりそうだから、先に何か作って食べててよ」
 
「ううん。冬が帰ってから晩ご飯にするよ。それまで、おやつ食べてるから」
「ほんと、マーサって結構食べるのに太らないよね」
「そうね。。。お腹の中の子がたくさん食べるのかな」
「え?マーサ、妊娠してるの?」
 
「まさか。ちょっと言ってみただけ」
「びっくりした」
「ああ、でも6月にしちゃった時に奇跡的に妊娠してたら、今頃妊娠3ヶ月か」
「えっと・・・生理は?」
「残念ながら、ちゃんと来てるのよね。定期的に」
「あまり、驚かせないで」
「ふふふ。私との間の赤ちゃん、欲しかった?」
 
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「・・・・最初で最後の体験しちゃったからなあ。もし私に子供ができる可能性があったとしたら、あれが唯一のチャンスだったね。・・・・でもきっと、精子は無かったかも」
「そうね・・・・・・間違いか偶然か陰謀か何かでも、私が冬の赤ちゃんを妊娠したら産んでもいい?」
「それはもちろん」
 
政子は8年後にあやめの妊娠を明かした時、私の冷凍精液を政子の卵子に受精させるのに私の同意を取ってないと文句を言ったら、この時の会話を引き合いに出して、私は妊娠に同意している、などと主張した。
 
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■夏の日の想い出・新入生の秋(4)

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