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■夏の日の想い出・新入生の秋(2)

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東京での打ち上げはダイニングバーを事実上貸し切り状態にして行ったのだが、札幌での打ち上げは複数のメンバーが北海道の味を食べたいということで地場の居酒屋さんに行った。するとスイート・ヴァニラズに気付いた人が近づいてきてサインを求め、メンバーが気軽に応じたりしていたが、ローズ+リリーに気付いた人もあり一緒にサインを求められた。私と政子が一般の人のサインに応じたのは、高2の時以来であった。
 
「どう?久しぶりにサイン書いた感想?」
「サイン自体は昨年のベストアルバム発売の時以来だよね。でも一般の人に求められて書いたのは一昨年の12月以来だもんね。トチらないように気をつけた」
「少しくらいエラーがあった方がレア物になったりして」
「レア物に価値が出るほどじゃないよ、さすがに」
 
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「でも私、マリちゃんの歌も生で聴いてみたいなあ」とElise。
「下手だからダメですよぉ」と政子。
「でもFMの番組で聴いた音源だと、けっこう上手いと思ったけど。あ、そうそう。音源ちょうだいよ」
「じゃUSBメモリに入れてお渡ししますね」
と私は言うと、バッグからパソコンを取り出し、コアラの形のUSBメモリーにコピーしてEliseに手渡す。
 
「メモリごと差し上げます」
「なんか可愛い」
「データ交換用に、いつも3〜4個ストックしてるんです」
「コアラ以外にもあるの?」
「えっと・・・」
と言って、バッグのポケットから取り出す。
 
「パンダ、うさぎ、ネコ、ウーパールーパー?」
「って感じですね」
「私、うさぎがいいな」
「じゃ、そちらにコピーし直しますね」
 
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私はコアラのUSBメモリのデータを削除し、あらためてうさぎのUSBメモリーにコピーしてEliseに渡した。
「町添さんの許可は取ってますから大丈夫です」
「ありがとう」
 
「今月の29日にN*K FMでローズ+リリーの特集をするということで、それ用に録音したんですよ」
「CDでは出さないの?あるいはダウンロードとか」
「来月から制作を始めるアルバムには入れる予定ですが、このアルバムの発売が来年の4月くらいになりそうなんですよね」
「そのあたりが大人の事情なのね」
 
私は周囲を見回した。居酒屋さんと話を付けて、周囲の席には他の客を入れないようにしてもらっている。しかし念のため私は小声で話した。
 
「今私、ローズクォーツの方を基本的にはメインにやってるもんだから、会社としてもそちらをメインに売りたいということで、ローズクォーツの最初のアルバムが販売できるまで、ローズ+リリーの新譜は出したくないというのがひとつの事情ですが」
「ああ、そういうことか」
 
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「もうひとつの事情の方が重大で、マリがライブ活動したくないと言っているもので」
「えへへ」
「それでローズ+リリーの活動が事実上できないから、そもそも新譜もできるだけ出さないようにしようというので。当面は年に1回アルバムを制作するくらいにしようかな、などと言っているんですよね」
 
「それで新曲を発表してるのにCDを出さない訳ね」
「です」
 
「じゃ、マリちゃんがやる気を出すと、復活するわけだ」
「かも知れませんね。でもその件あまり言うと、それ自体がマリのやる気をそぐから。私自身も基本的にはローズクォーツだけをやるつもりでいます」
「ふーん」
 
「ローズ+リリーは半ばアマチュアに準じる活動という所で。とはいっても周囲が放っておいてくれないみたいで」
「そりゃ当然」
「町添さんも色々仕掛けてくるし、上島先生もローズ+リリーのアルバム作る話をどこからか聞きつけて1曲それ用にあげるといって、深夜にMIDIデータをメールしてくるし」
「ありがたいじゃん」
「ほんとにありがたいです」
 
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「私、ケイみたいに学校の勉強もちゃんとしながら、歌手活動もってするだけの体力的な自信も無いんですよね。私がこういう仕事することに親があまり賛成してないというのもあるけど」
「でも去年の初め頃がマリのやる気の底だったよね」
 
「連日騒がれるから、私も参っちゃって。鼻歌も歌いたくなかった。親からも散々言われたからね。だって、私両親が長期出張するタイに付いてこいと言われたのを受検勉強があるからって日本にいたのに、実は歌手やってたなんて、もう即日本退去みたいな雰囲気だったんですよ、最初」
「そりゃ、親は怒るね」とLonda。
 
「でもマリも少しずつやる気回復してきている感じもする」
「まあね。騒動の時は学校にも行けなかったけど、少しだけほとぼり覚めて、学校に出て行ったら、だいぶ気分が晴れて。そのあと気分上がったり落ちたりしながらも、今の感じなら50年後くらいならまた歌手やってもいいかな、と」
「ちょっと待て。何歳になるのよ?」とSusan。
 
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「長岡のライブハウスで歌ったのとか、気持ち良かったでしょ?」
「うん。久しぶりだったけど人前で歌うのって気持ちいいじゃんと思った」
「うんうん。気持ちいいよ」とElise。
 
「ということで、今マリは週3回、歌のレッスンに通ってるんですよね」
「おお、すごい」
「9月にアルバム制作するから、それまでにもう少しうまくなりたいなという気がして」
 
「でもマリちゃん、音源制作になら参加できるんなら、うちのアルバムの制作にちょっと参加しない?」
「あ、面白そう。私とマリでコーラスでもすればいいのかな?」
「どうせなら、ケイちゃん、私たちのために1曲書いてくれない?」
「あ、いいですよ。そうか。それでその曲の演奏に私たちも参加するんですね」
「うんうん」
 
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「じゃ作詞担当のマリちゃん、よろしく」
「了解!今日はイカが美味しかったから、何か書いちゃおう」
「10月に制作して、12月に発売予定だから」
 

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打ち上げが終わってからホテルに引き上げる。
 
「私たちは全員各々シングルなんだけど、ケイちゃんとマリちゃんはツインというリクエストがあったので、そうしたんだけど」と河合さん。
「ありがとうございます」
「ひょっとしてダブルの方が良かった?」と笑いながら言う。
 
「プライベートでは結構ダブルルームに泊まってますけど、あまりおおっぴらにしないでくれといわれてるので」と私
「うふふ」
「ツインに泊まってベッドくっつけて寝ます」
「その方が広かったりして?」
「ええ」
 
いつものようにシャワーを浴びてから一緒にベッドに入り、しばらく愛し合った。一息ついたところで政子は青いレターパッドを取りだし、何か詩を書き始めた。このレターパッドは実質レポート用紙的な使い方をしている。無機質なレポート用紙より、このフェミニンな雰囲気の青いレターパッドが、発想を刺激するといって、政子は創作用に愛用している。
 
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「できた〜」といって私に見せてくれる。タイトルには『恋のステーキハウス』
と書かれている。
 
「マーサらしいタイトルだ・・・・」
「曲付けて〜」
「うん」
 
私は荷物からパソコンとAKAIの小型USBキーボードを取り出し接続した。長さ34cm,重さ440gなどという優れモノで、最近全国を飛び回る時はいつも携行している。政子の詩を見ながら音を探っていく。曲は30分ほどで出来あがった。
 
「見せたいけど、Eliseさん、もう寝ちゃったかなあ・・・」
「まだ起きてるに1票」
「じゃ、2回だけ鳴らして切る」
「うん」
 
私はEliseの携帯を2回だけ鳴らして切った。するとすぐに向こうから掛かってきた。
「おはよう」
「おはようございます。曲が出来たんですけど、もう寝ちゃったかなぁ、とも思ったので2回だけ鳴らしてみました」
「わあ、見せて見せて。こちらはさっきお風呂からあがってラジオ聴いてた」
 
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ということで2人でEliseの部屋を訪れる。パソコンの画面で譜面を見せ、MIDIも鳴らしてみせる。
「お、楽しい曲だ」と言ってEliseは譜面を見ている。
「マリちゃんの詩とケイちゃんの曲?」
「はい、そうです」
「ふたりともセンスいいなあ・・・若さゆえのセンスなんだろうけど、ふたりともセンスだけじゃないよね。理論もしっかりしてる感じ」
「ありがとうございます」
「さっき、『恋座流星群』もあらためて聴いてたんだけど、いい曲だよね〜。あれほんとシングルで出してほし〜い」
 
そういう訳で、この曲を9月にスイート・ヴァニラズとローズ+リリーで録音することを約束した。
 

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その後、スイート・ヴァニラズの公演は、21日・22日の大阪・名古屋、25日の福岡と続いた。21日の大阪と25日の福岡は泊まりで、名古屋は終了後新幹線で東京に帰還した。むろん、私たちは泊まりの日はベッドをくっつけて身体もくっつけて寝た。そしてツアー最終日28日の横浜公演を迎える。
 
この公演には須藤さんも顔を見せ、河合さんといろいろ積もる話をしていた。やがて幕が開き演奏が始まる。そして1時間ほど演奏したところでゲストコーナーとなり、Eliseに紹介されて私が登場し、『青い鳥見つけた』を歌う。そして更に『海辺の秘密』をスイート・ヴァニラズと一緒に歌う。凄い拍手。
 
私が客席に向かっておじぎをして下がろうとした時、Eliseが舞台袖に走って行き、そこで見ていた政子の手を引いて、ステージ中央まで連れてきた。政子は「わあ、どうしよう」という感じの顔をしているが、私の横に立つと、すぐプロの顔になり、客先に笑顔を向ける。そして私と手を握って、一緒に手を振り、客席のコールに応える。そして一緒におじぎして下がった。
 
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袖に引き上げてくると須藤さんが頭を掻いている。
「まあ、観客の前で歌ったわけじゃないから、いっか」と須藤さん。
「ケイちゃんってスターだなぁって、こないだから思ってたけど、マリちゃんもスターだね。観客の前に立った時、顔つきが全然違ったもん」と河合さん。
「ステージで歌わないなんて、もったいない」
「うーん。30年後くらいなら」
と政子は笑顔で答えていた。
 

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その日の打ち上げは、なんとカラオケ屋さんに行った。
 
「2時間歌ったのに、まだ歌うんですか?」と私は驚いたが
「私たち疲れてるから、ケイちゃんとマリちゃん、歌ってね」とElise。「私たち食べる人、君たち歌う人」と河合さん。
 
「了解!歌います」とカラオケ好きの政子は言い、スイート・ヴァニラズのデビュー曲『ヴァニラの心』を歌い出す。
 
私はまさか本人たちの前でスイート・ヴァニラズの曲を歌うとは思わなかったので心の中で冷や汗を掻いたが、EliseやLondaは嬉しそうな顔をしている。私は開き直って、もうひとつのマイクを取り、一緒に歌い始めた。
 
結局2時間ほどカラオケ屋さんにいた間に、私と政子はスイート・ヴァニラズの曲を10曲、ローズ+リリーの曲を4曲、そのほか主として洋楽を6曲ほど歌いまくった。
 
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時々、EliseやCarolが加わってくれることもあった。他の3人はひたすら飲んで食べていた。河合さんと須藤さんはふたりであれこれ話しているようだった。
 
EliseやCarolもかなりの酒量で、Eliseは酔っているのか、やたらと私の胸に触り、揉んだりしていた。Lady Gaga の Love Game を歌った後はいきなり唇にキスされてしまった。不意打ちだったので、反対側の隣に座っている政子が停める間も無かった。
 
「もう少しキスしようよ」とElise。
「だめー」と政子。
「なぜマリちゃんが停めるのかなぁ〜?」
「ケイは私のものだもん。頬までは許すけど唇はだめ」と政子。
「ほほお」
私は困ったような顔をしたが、政子は私の肩を掴むと唇に長いキスをした。スイート・ヴァニラズの面々が歓声をあげて拍手。須藤さんは参ったという感じで頭を掻いていた。
 
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その後は何となく全員で合唱になって、Buono!の『Kiss Kiss Kiss』, KatyPerryの『I kissed a girl』, 椎名林檎の『ここでキスして』、おまけにラテンの名曲『Besame Mucho』まで歌った。私と政子以外は相当酔っていたこともあり、なんか歌いながら乱戦模様でお互いに頬や額にキスしまくった。私と政子もスイート・ヴァニラズの5人全員と頬にキスした。EliseとLondaはお互いの唇に10秒ほどキスしていた。河合さんも須藤さんも天を仰いでいた。
 
最後はみんなハグしあって、その日は別れた。
 

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その日は私のマンションの方に帰った。先にお風呂に入ってベッドの上で少しうとうとしていたら、政子がお風呂から上がって部屋に入ってきて、私の割れ目ちゃんに指をいれて、おちんちんを取り出す。
 
「何してんの?」
「今日、エリゼとキスした罰として、冬のおちんちんに死刑を宣告します」
「おちんちんでキスした訳じゃないよ」と私が笑って言うと
「管理責任よ」などといって、政子はキッチンハサミを私のおちんちんの根本に当てた。
 
「何か見覚えのないハサミだけど」
「よく切れそうだから、こないだ買っておいた」
「確かに肉を切るのにはいいかもね」
「切っちゃってもいい?」
「切り落としちゃうとヴァギナの材料がなくなるから男の子と愛し合える身体になれなくなるけど、個人的には切り落としたい気分だったし、いいよ。もし私が出血で意識失ったら、礼美を呼び出して病院に連れてって。私が自分で発作的に切ったと言ってね」
 
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「うーん。そうマジに答えられるとなあ」と政子は言いながら、ハサミに少しだけ力を入れる。痛い。端のほうの皮が少し切れたなと私は思った。
 
「切ってもいいけどキスして」と私は言った。
唇に強烈なキスをしてくれた。
「冬のおちんちん、バイバイ」と政子は言ってハサミに更に力を入れた。けっこうマジで痛い。私は目を瞑った。
 
そしてたぶん10分くらい過ぎた。政子はずっと私にキスをしている。
 
「・・・・切らないの?」と私は少し唇を外して訊いた。
「冬が殊勝だから、執行猶予1年」
「ふーん」
「その代わり、私を今日は逝かせて」
「えっと・・・コンちゃん開封する?」
「しなくていいよ。私だけ気持ち良くなればいいから」
「分かった」私は微笑むと、政子の乳首を舐め、指で刺激しはじめた。
 
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「ところでそのハサミどうするの?」
「え?ふつうにお料理に使えばいいと思うよ。よく切れるのは分かったし」
「政子が気にしないならそれでいいよ」と私は笑った。
 

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翌朝、私たちは朝御飯にベーコントーストを焼いた。トーストを食べやすいように4分割する。そのトーストを切るのに政子は昨日私に見せたハサミを使っていた。
 
「なんか見覚えのあるハサミだけど」
「これ、ほんと良く切れるよ。いいお買い物したなあ。あ、ちゃんと熱湯消毒したから大丈夫だよ。そちらは大丈夫だった?」
「ナプキン当ててるよ」
「ナプキン、そういえば持ってるなとは思ってたけど、何に使ってるの?」
「たまに炎症とか起きた時に当てるのに使ってる」
「ああ。まだ痛い?」
「痛いよ、さすがにあれだけ切られると」と私は笑って言う。
「笑える程度だから大丈夫ね。実際の手術の時の予行演習ということで」
「それはご親切に」
 
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