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■夏の日の想い出・アルバムの続き(15)
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11月16日(水).
ラピスラズリの14枚目のシングルが発売された。
2022.11.16 ラピスラズリ 14th 『秘密指令EX/敵はB地点にあり』
『夜川を渡る』(竹本和恵作詞・阿木結紀作曲)
『敵はB地点にあり』(水野歌絵作詞・上杉光世作曲)
『秘密指令EX』(松本葉子作詞・松本花子作曲)
『占いラララ』(花園光紀作詞作曲)
前2本は大型時代劇『ザ・天下』の中で使用される予定の曲である。後ろ2本は11月から12月まで(状況によっては3月まで)放送されることになった◇◇テレビの『占い女子高生・みつる2』主題歌・エンディングである。
(11/7の放送ではエンディング曲まで間に合わずラピスラズリの『Que suis je?』が使用された)
花ちゃんは「部屋の移動するよ」と発表した。女子寮の大規模な部屋移動は6月におこなって以来である。前回は夏の昇格テスト・ビデオガールコンテストに向けてのものだったが、今回は年末の昇格テストに向けてのものである。主として下層の階が移動対象になった。
第1弾は11月19日(土)に行われた。
大仙イリヤ A601->C206
石条ぼたん A602->C207
山本コリン A603->C208
広瀬みづほ A302->C101
月城たみよ A203->C102
川泉スピン A208->C104
入瀬ホルン A206->C105
麻生ルミナ A201->C106
鈴原さくら A606->A706
長浜夢夜 A607->A707
あけぼのテレビキャスターの仮免の子たちを正式免許の子たちの隣に移動した。
また姉妹組を新館に移動させた。これは2人で住むのに少し広い部屋を使ってもらうためである。
(旧館は6畳サイズ洋部屋の1K、新館は8畳サイズ洋部屋の1DK)
それでC1階には若い姉妹組が揃うことになる。C103を開けたのは月城姉妹は3人になる可能性があったからである。また姉妹ではないが、入瀬ホルンと仲の良い麻生ルミナを隣にした。最近入瀬姉妹+ルミナという仕事がわりとある。
またA6階を空けるため、元男の娘組の鈴原・長浜に1つ上の階に移ってもらった。
なお月城すずみは11月22日朝福岡から女子寮に到着し、予定通りC103に入った。
女子寮の大移動第2弾は11月23日(祝)に行われた。
「世間は勤労感謝の日ですよ」
「世間が休む時が我々の稼ぎ時だよ」
「そうですね!」
この日は土曜に空けたA6を構成する。
春野わかな A301->A601
酒田レモン A303->A602
豊科リエナ A503->A603
箱崎マイコ A504->A604
花畑バニラ A304->A605
米田ショコラ A305->A606
南里くりこ A306->A607
西浜ももこ A307->A608
大きく期待されていたものの今ひとつ伸び悩んでいる酒田レモンはこの位置に置いた。“まろみjunior”仲間の春野わかなと隣にして奮起を促す。
そして女子寮の大移動第3弾(最終)は11月26日(土)に行われた。
A2に取り残されたメンツをA4に移動した。
夏江フローラ A202->A401
筒木サリナ A204->A402
水巻イビザ A205->A403
山口ヨルカ A207->A404
彼女らは一時期のCAT SISTERSと同様、サロンの常連である。ももくりもよく居る。ロンド・ひまわりなどとおしゃべりしながら、おやつを食べている。まあ、のんびりタレント活動を楽しむのもよいだろう。
今年入団組で頭角を現してきたのは、
広瀬みづほ・月城たみよ・川泉姉妹(姉弟だっけ?)
で、北陸組(入瀬姉妹+ルミナ)とツイストクリーム(バニショコ)がそれに続いている状況である。
しかしこの大移動で次のオーディション合格者を迎える体制は整った。
コスモスはひとり悩んでいた。
「またたくさん芸名を考えないといけない・・・・」
作者はひとり悩んでいた。
「またたくさん本名を考えないといけない・・・・」
本棟 高崎一家 川内峰花
C5 白鳥 薬王 姫路 花咲 −− 品川 坂田 悠木 常滑
C4 三田 恋珠 花貝 斎藤 原町 石川 安原 桜井 甲斐姉妹
C3 七尾 南田 山口 高島 佐藤 立花 太田 中村 水谷姉妹
C2 鈴鹿 夕波 古屋 松島 鹿野 大仙 石条 山本 直江姉妹
C1 広瀬 月城 月城 川泉 入瀬 麻生 城ル 上野
A8 Marine Coat / Flower Sunshine
A7 今川 左倉 大空 −− −− 鈴原 長浜
A6 春野 酒田 豊科 箱崎 花畑 米田 南里 西浜
A5 美崎 宮地 知多
A4 夏江 筒木 水巻 山口
A3 (空)
A2 (空)
男4 夢島 七石 鈴原
男5 西宮 三陸 山鹿
男3 川泉 早幡 花園
男2 三国 立山
C1階の空室は3人目のカウンセラーのために空けてある、新館はC506が空いている他は“飽和”状態である(他にC401の三田雪代が退去予定)。次回の移動ではC6階が使われるのは確実である。
11月26日(土)、ΛΛテレビ昔話シリーズの第16弾『笠地蔵』が藤原中臣さんの主演!!で放送された。
「嘘!?ぼくが主演なの!??」
と指名された藤原さんは超絶驚いていた。中学を出て役者になってから56年、ひたすら、端役・斬られ役・脇役を演じてきた役者人生初の主役である!!
しかし彼のような超ベテランが応じてくれたのも、このシリーズがアクアとかケンネルとか高額ギャラの俳優を登場させているからである。
「ぼくのギャラは犬次郎(ケンネル)君より低くしてよ」
「いえ、それではケンネルさんからクレームが来ます」
ということでギャラもアクアに次ぐ高額ギャラとなった。
「この物語はおじいさんがひとりで映っているところが画面の半分を占めているんですよ。そのひとりだけ映っている状況に耐えられる役者さんというのは物凄く少ないんです」
と彼との出演交渉をした 鳥山編成局長(鳥山プロデューサーの叔父)は言った。
「確かにひとりで場を持たせるというのは結構難しい」
と藤原さんも言い、出演要請に応じてくれたのである。
そして藤原さんが出るというので、おばあさん役には入江光江さんが出てくれることになった。なんと竹取物語のコンビである。藤原さんが主演するということで彼が尊敬する柳原蛍蝶の孫娘!である今井葉月も出演する。
また藤原・入江が出てくれることが決まった段階でこのシリーズの第2サブ監督を務めている西島さんが「私には荷が重い」と言ったので第1サブ監督の沢口さんが監督を務めることになった。沢口さんは前回の三方一両損と連続である。
なんか凄いドラマになってしまった。
笠地蔵なのに!小学1年生の学芸会でやるような演目なのに!!
先週次回予告で「次回は藤原中臣さん主演・笠地蔵」と予告された時も「嘘!?」「なんか凄い芸術作品になってるのでは」「いや藤原さんならきっと笑わせてくれる」など様々な反響が起きていた。
語り手「昔あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。貧乏でしたが、ふたりで少しばかりの田んぼや畑を耕して暮らしていました」
2人が田んぼを耕しているところ、田植えをしている所、また畑に種を撒いている所などが映ります。疲れたような表情を見せるおじいさんをカメラは映す。
「今年はあまり天候がよくないなあ」
「無事お米ができてくれればいいんですけどね」
そろそろお米ができようかという時、田んぼにカラス(常滑舞音)がやってきます。でもおじいさんが来ると逃げて行きます。おじいさんは田んぼにかかしを立てました。顔がアクアに似ている気がするのはきっと気のせい。するとカラスはそれを怖がって近寄って来ません。
しかし、かかしは“動かない”のでやがてカラスはおそるおそる近づいて来るとかかしに、ちょっと触ったりしています。カラスが触ってもかかしは何も反応しません。どうもこいつは大丈夫のようだと思い、お米を食べ始めます。そこにおじいさんが来るとカラスは逃げ出します。
挿入歌:常滑舞音『七つの子』
おじいさんは田んぼのそばに“ししおどし”を設置しました。すると定期的に音がするので、カラスは近くまで来ていてもその音に驚いて逃げてしまいます。
しかしどうも音がするだけで何も起きないようだと思うと、カラスはまたやってきます。おじいさんが来ると逃げます。
おじいさんは田んぼにでっかい目玉を設置しました。これを田んぼの中に立てた竹の先に紐で結びつけておきます。
大きな目玉は怖そうです。しかも動いています。風に吹かれてビューっとか音がします。カラスもおそるおそる近づいて行ったところで突然目玉がこちらを向いたりするので、それで驚いて逃げて行きます。
このおじいさんとカラスの攻防が5分近く続き、なかなか見応えのある展開だったようである。舞音のカラスがいたにも悪戯っぽい雰囲気で藤原さんは真面目な顔なのでその対比が結構子供には受けたようである。
この場面最後に常滑舞音のカラスが7匹の子供(ロボット)に餌をあげているシーンが映り「可愛い!」という声。
やがて秋が来て、おじいさん・おばあさんは稲刈りをし、また大根などの野菜も収穫しました。たくさん出来たお米も年貢を納めると、ほんの少しになります。
年貢を持って行くお侍:坂田由里
「残ったお米の中でこの分は来年の稲を育てるために取っておかないといけない」
「私たちが食べられるのは僅かですね」
「まあ野菜を食べてようよ」
「はい」
おじいさんは田畑の耕作が終わった後は山に入りたくさん木を切ってきました。冬場の囲炉裏(いろり)の燃料にするためです(*46).
「もっとたくさん集めたいが、今年は冬が来るのが早い」
「夏もあまり暑くなくて作物の出来が悪かったですしね」
「節約して使うしか無いかな」
「布団かぶってればいいですよ」
一方おばあさんは、おじいさんが山に行っている間に、菅(すげ)を採ってきて菅笠(すげかさ)を編んでいました。
(*46) 昔農村では、年寄りだけの家とか、女子供だけの家のみ、薪を取るのに道の傍の木から切ってよいことになっていた。昔はそういう共生社会だった。子供も村のみんなで育てていたし、子供の出来ない夫婦には誰かが代わりに種付けしてあげて(こらこら)。
語り手「師走に入って満月頃、つまり12月16日頃、遠くに住んでいる孫娘がたくさん荷物を抱えてやってきました」
背中にしょってきた荷物を降ろします。
「今年は作物の出来が悪かったところが多いみたいだし、おじいさん・おばあさん困ってんじゃないかと、うちの人が言うから少し持って来た」
と孫娘(今井葉月)は言います。
「すまないねぇ。あんたの所は大丈夫なの?」
「うちは旦那も若いし、夏は漁もするし、庄屋さんとこの田畑の手伝いとか炭焼きの手伝いもしてお給金もらってるから何とかなってるよ」
「それは良かった」
「私あまり力(ちから)無いから、持てる範囲で持って来た。これ干し魚と昆布と、大豆と麦とそれにお正月のお餅も持って来たよ」
「干し魚とか素晴らしい」
「まあ基本旦那は漁師だからね」
孫娘は床の間に小さな餅を2個重ねて置きました。
「でっかいお餅のほうが正月神様は嬉しがるかも知れないけど、おじいさんたちには始末がおえないだろうと思って」
「うん。でかい餅は、わしには切れん」
「だよねー」
「じゃまた良いお年を」
「お前も元気で」
それで孫娘は帰っていきました。
唐突に始まる猫(大内小猫)とネズミ(常滑舞音)の競争!ネズミの後ろからネコがスタートする。水谷姉妹が「用意ドン!」と言ってふたりが走り始める。途中ネズミはネコに捕まりそうになるが何とか逃げて、セレンとクロムが持つゴールテープに先に飛び込んだ。
「何かマジで汗掻いた」
「いい運動したね」
(このシーンは「真面目な場面が続いてお子様は飽きるから少しブレイク入れよう」と庄屋役の田船智史が提案し、組み込まれた)
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