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■体験取材(3)

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僕は入社して1年たち、やっと取材を任せられたり、記事を書いたりすることも出てきた。僕は芸能関係の取材が多く、こちらの地域にやってきたアイドルとか歌手・バンドなどの楽屋にお邪魔してインタビューしたり、ライブのレポート記事なども書いた。音痴で楽器もできない僕がこんな取材してていいのか?と疑問を感じることはあったものの、そういう仕事をしているお陰で、何とかジャズとロックの違いくらいは分かるようになった!(最初の頃、分かっていなかったので、やはり芸能関係の取材が多い竹越さんに呆れられていた)
 
佐藤君は野球、渡辺君はサッカー、田中君は政治や経済関係、畑山君は犯罪や事故などの社会関係、木立君はネットで小ネタを集める仕事、そして桜井さんは趣味関係の取材が多かった。
 
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そんな中、ある日渡辺君が何だかボーっとしているので
 
「渡辺君、どうしたの?」
と声を掛けると
「良かったぁ」
などと言っている。目が半分うつろだ。
 
「いや、今度中州に出来た新型風俗店の体験取材に行ってきたんだよ」
「へー!」
「これ書いた記事」
と言って、ノートパソコンの画面を見せてくれる。
 
「なんかこれ過激ですね!」
「そう。体力を要するんだ。たいていの男がクタクタになって最後まで到達できない」
「あははは」
「そんで俺が行くことになったんだよ」
 
渡辺君は学生時代はラグビーをしていて体格もいいし体力もありそうである。
 
「ちゃんと決まり文句で終えることができた」
 
と彼は言っている。確かに記事の最後は
『愚息も昇天』
ということばで締められている。
 
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「これってホントに出しちゃうんですか?」
「当然当然。実はラストまで行くまでに先に射精しちゃうとまずいと思って最後のほうはかなり我慢してた。でもおかげで出した時は凄く気持ち良かった。高くなかったらまた個人的に行きたいくらいだよ。ふつうの男なら体力のある奴でも最後のプレイに行く前に放出してしまうかもね」
 
「へー」
 
「円山も行ってみる?」
「いや、僕は風俗はちょっと」
「ああ。いっそ女性向け風俗の体験取材をするとかは?」
「それはまた無茶です」
 
「いや、女性向け風俗の体験取材ができる契約記者が今1人しかいないけどあのおばちゃん、もう46なんだよなあ」
「その年で頑張りますね!」
「うん。年齢隠してるけど、随分前から名前が出ているから、昔からの読者にはたいていバレてる」
「へー」
「さすがにうちの女子社員には風俗行ってこいとは言えんし」
「確かにね〜」
 
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その後、佐藤君、畑山君も一度風俗の体験取材をしたようである。どちらもふだんの記事とは違う名前で署名していた。
 

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そんなある日のことだった。僕は公演に来たロックバンドのライブを取材し、記事を送信してから帰ろうとしていた。もう時間が遅いので直帰していいよと課長からは言われたので、タクシー乗り場の方に歩いて行っていた時、
 
「すみません」
と言って若い女性に呼び止められる。
 
年の頃は20歳前後であろうか。しかしいやにどぎつい化粧をしている。あまり化粧に慣れてないのかなあと僕は思った。僕ならこのチークはもっとボカシを入れるのに。アイライナーも厚すぎるし、などと思う。
 
「あの。良かったらちょっと付き合ってもらえませんか?お金は私が払いますから」
「へ?何ですか?」
「一緒に行ってもらえるだけでいいんです。ノルマが厳しくて」
 
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それで僕は曖昧なまま彼女に同意してしまった感じになった。彼女がタクシーを呼び止めて、僕は彼女と一緒に何だかケバケバしい装飾の怪しげな店に来てしまう。
 
げっ、ここもしかして風俗店?
 
と思ったものの、今更断るのは彼女に悪いような気がして、結局一緒に店内に入ってしまう。彼女はタクシーの中で僕に1万札を1枚渡して「これで払ってください」と言った。
 
それでお店のフロントで僕は1万円札を出す。すると2000円のお釣りをくれた。そしてその女の子と一緒に個室に入ってしまう。僕はお釣りの2000円を彼女に返した。
 
「えっとどうすればいいんだろう?」
と僕は訊く。
 
「こういうお店は初めてですか?」
「うん。お店を見てびっくりした。今更逃げるわけにも行かないしと思ったから」
「ありがとうございます。同伴出勤のノルマが厳しいんですよ」
「大変ですね!」
 
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僕もスポーツ新聞の記事を日々見ているせいで、そのあたりのシステムの知識だけはこの1年でできたものの、自腹切ってまで同伴出勤するとか、大変なんだろうなと僕は思った。
 
「ふつうにプレイしましょう」
と彼女は笑顔で言う。
 
「いや何もせずにお茶でも飲んで、おしゃべりだけでいいですよ」
と僕は言う。
 
「すみません。もしかしてゲイの方ですか? 声を掛けた時、ちょっと普通の男の方とは違う感じがしたんですけど」
「いや、そのつもりはないですよ。一応ノーマルかなあ」
 
「じゃ、普通通りに」
と彼女は言って、僕のズボンのファスナーに手を掛けた。
 

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彼女は僕のズボンとトランクスを脱がせた上で自分はビキニの水着姿になり、僕のに避妊具を付けてくれた上で、手で揉んでくれる。彼女のビキニで全く隠れきれない胸の谷間に僕はドキドキした。しかし、他人の手でこんなことをしてもらったことがないので、あっという間に大きくなる。しかし他人の手でされているというのは「ペースが違う」のでなかなか逝けない。
 
「少し逝きにくいのかな」
「ごめん。これ自分でしていい?」
と言って僕はセルフサービスで一回逝かせてしまう。
 
「女性ホルモンとかしてて逝きにくいのかと思ったらそういう訳ではないみたいね」
「女性ホルモンはしてないですよ!」
 
「ここは手や口で逝かせるお店ですか?」
「そうですよー。オプションでAとか逆AとかソフトS・ソフトM・セーラー服・ブルマ・ナース・女装レズ・逆フェラ・オナニー鑑賞とかもありますけど。私、聖水はお断りしてます。何か抵抗があって」
 
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セーラー服とかナースというのにちょっと内心苦笑する。しかし彼女の言葉にちょっと気になることばがあった。
 
「逆A? Aは分かるけど逆Aって何を入れるんですか?それに逆フェラって・・・」
「私のおちんちん」
「君、おちんちんあるの〜?」
「ごめんなさい。言ってなかったかしら。うちニューハーフ店だから」
「君、ニューハーフなの?」
「ごめんなさい。女の子と思った?」
「女の子としか思わなかった!」
 
「あの、よかったら、何かオプションさせてもらえません?」
「オプション料金は幾ら?」
「セーラー服・ブルマ・ナースは3000円、ソフトSは2000円、ソフトMは3000円、オナニー鑑賞は2000円、女装レズは8000円、逆フェラは2000円、Aは5000円、逆Aは3000円」
 
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と言ってから、
「お客さん、むだ毛を剃ってるのって、最初ゲイかなと思ったけど、もしかして女装趣味ですか?」
などと訊く。
 
「うーん。まあ女装しないこともないかな」
「だったら逆A試してみません?」
「え〜?」
「パートナーさんとしません?」
「いや恋人いないから」
「彼氏を作った時に、体験しておくと受け入れやすいですよ。私の細いからふつうの男の人に入れられるよりはきつくないし」
 
と彼女が言うので、僕はそれにちょっとだけ興味を持ってしまった。
 
「じゃやってみようかな。オプション料金は僕が払うよ」
「すみませーん」
 
それで彼女に3000円渡して逆Aを体験してみることにした。彼女がビキニのパンティを脱ぐと、ほんとに小さなおちんちんが付いていた。サイズは10cmあるか無いかくらいである。一応立っている感じだがあまり固く無さそう。ほんとうに挿入可能なのだろうかと少し疑問を感じるくらいだ。
 
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「まずはリラックスしましょうね」
と言って彼女は最初指に避妊具を付けた。
 

それから10分後、僕は放心状態で横たわっていた。
 
最初大量の液体が出てきた時、僕は再度射精したのかなと思った。でも普通の精液とは違う気がした。
 
「あ、潮吹きしましたね」
と彼女が言った。
 
「潮吹き?」
「男の人でも潮吹きできるってこと知らない人が多いですよね」
「へー!これ潮吹きだったのか」
「気持ちいいでしょ?」
「物凄く気持ちいい!」
「これハマっちゃう人いるんですよ」
「ハマるかも〜」
 
結局僕は時間延長料金4000円も払って、ゆっくりと彼女とのプレイを楽しんだ。もっとも最後の方はおしゃべりばかりしていた気もする。おしゃべりしている間、彼女は僕の乳首をずいぶんいじっていたが、それも最初は何でもなかったものの次第に気持ち良いような気がしてきた。
 
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こうして僕は風俗というものを初体験してしまったのである。
 

そしてその事件が起きたのは7月も中旬の頃だった。
 
その日僕がアイドル歌手の取材を終えて帰社すると、向こうで田島さんと竹越さんが何か話している。竹越さんがチラっとこちらを見たので
 
「どうかしました?」
と言って寄って行く。
 
「あ、いや、ちょっと過激な風俗ができたんだけど、さすがにこれは体験取材できないなあ、なんて言ってたのよ」
 
「ああ、風俗ですか」
 
と言って僕は先日初体験してしまったニューハーフ・ヘルスのことを思い出してしまう。あの入れられるのって気持ち良かったなあ。
 
「いや、むしろ円山君向けかも」
などと田島さんは言う。
 
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「どんな風俗なんですか?」
「セイテンの館って言って、男性客を女装させて快楽の極致を味わわせるというシステム」
「はあ」
「オプション料金を払うと、去勢手術や豊胸手術・性転換手術まで体験できるという」
「いいんですか〜?」
「提携している病院で手術してくれるみたいね」
「無茶な」
「うん。無茶苦茶だと思う」
 
「内容的には裸にして剃毛して女体のボディスキンを装着した上で、女物の下着を付け、OL風の服を着せ、お化粧させて、逆フェラ・逆アナル・逆オナニー・レズプレイに言葉責め、ソフトS」
 
「逆オナニーって何でしたっけ?」
「ふつうは嬢がオナニーするのを見る。逆オナニーは客がオナニーするのを嬢が見てあげる」
「ふつうの射精とは違うんですか?」
「女のボディスキンを付けた状態でやるから、男型のオナニーができないんだな。つまり女と同様に指でおさえて回転運動で逝くようにする」
「逝けるもんなんですか?」
「まあ時間がかかるだろうね」
「時間はたっぷりあるから」
「12時間コースだもんね」
 
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「12時間!?」
「体力無いと無理だよね」
「渡辺君に声掛けたけど、逆アナルなんて嫌だと逃げた」
「あはは」
 
「ゆきちゃんはAされた経験あるよね?」
などと竹越さんから訊かれる。
「えーっと、すみません。企業秘密で」
と言ったが
「ほほお」
「やはりね〜」
とふたりから言われる。YESと取られたようである。
 
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