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■夏の日の想い出・多忙な女子高生(5)

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(C)Eriko Kawaguchi 2012-11-03  
ブレストフェームを貼り付けてもらい、持参していたCカップブラジャーも付けて外に出てきたボクを見て、政子は楽しそうにボクの胸に触れ
「おお、いい感じ、いい感じ。今夜たっぷり揉んじゃおう」
などと言っている。
 
「でも、ボク、明日・明後日、学校に行くのにどうしよう?」
「まあ、それだけおっぱいあるなら、女子制服でも着て行くしかないね」
「そんなの持ってないし」
「冬服でも良ければ2日くらい貸そうか?」
「いや、勘弁してください」
「じゃ、何とかして頑張って誤魔化すしかないね」
「あははは・・・」
 
Cカップの胸をどう誤魔化したら、ワイシャツと学生ズボンの格好でいられるんだろう? ボクは頭が痛かった。
 
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その後、ボクたちはドラッグストアに行き、お股のテープタックをするのに必要な道具を買いそろえた。
 
そして、やってみようとしたのだが・・・・ うまく行かない!
 
ボクがそれまでやっていた、あの付近の隠し方は、いわゆる「潜望鏡方式」に近いもので、あの付近のものをまとめて体内に押し込み、出口を接着剤で留めるというものである。だからボクはいつも接着剤と剥がし剤、緊急処置用の透明梱包テープを洗面道具の中に入れて持ち歩いていた。
 
しかし政子が見つけてきた「タック」のやり方は、陰毛を剃らなければならないという制約はあるものの、きれいな割れ目ちゃんが形成できる上に、その状態でおしっこもできるので長時間したままでも良いという優れた方法で、ボクもこんな方法があったのか!と驚いたのだが、優れた隠し方は、やはりその状態にするのに手間が掛かるのである。
 
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部屋の中にひとりにしてもらい、1時間ほど悪戦苦闘したもののうまくできずにいたら、政子が入ってきて「できた?」と言う。うまくできないと言うと政子は手伝ってあげると言う。そんなの女の子に手伝われたくない!と思ったものの、できなきゃおちんちん切っちゃうから、などと言い出すので、ふたりで協力してやることにした。
 
ところが政子に触られると、ボクのおちんちんは立ってしまった。
 
ボクのおちんちんは、奈緒や若葉に触られた時も、そう簡単には立たなかった。若葉は前立腺を刺激して無理矢理立たせてしまったし、奈緒に立たせられた時もけっこうな時間が掛かった。それが政子にちょっと触られただけですぐ立ってしまったことにボクは内心驚いた。
 
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以前若葉に
「私がこれだけ立たせていたら、好きな子に触られた時はきっと自然に立つよ」
と言われたことがある。
 
ボクって政子のことが好きなのだろうか・・・・
 
奈緒や琴絵から「政子ちゃんのこと好きなんだよね?」とか「ほぼ恋人関係だよね?」などと言われても、ボク自身はあまり意識していなかったのだけど、この時あらためてボクは自分の政子への気持ちを再度考えてみたくなった。
 

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タックの方は、立っているとできないということで、それを水冷して立たないようにした上で、ふたりで協力して「4本の手」でやると、何とかうまくできた。
 
おお、凄い!
 
ほんとに女の子の股間に見える!
 
と思ったものの、この最初にやったタックは水に入ると10分ほどで取れちゃう!という欠点が判明。
 
対策を調べた結果、防水テープを使えばよいということが分かり、それを買いに行ってきてやり直し。このあと、お風呂に数時間つかって、しっかり持つことを確認した。
 
政子と一緒に数時間お風呂に浸かったが、ボクは胸にはブレストフォームを付けたままだったので、実胸は見られずに済んだ。
 
政子にはその後、何度も裸を見せることにはなるが、結局いつもブレストフォームを付けていたので、高校卒業まで一度も実胸は見せていないのである。
 
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この政子とお互い裸でお風呂に入った2時間、ボクたちはおしゃべりしながらけっこうお互いの身体にタッチした。キスもした。
 
でもボクたちはお互いに「私たち友だちだよね」と言った。
 
その時の「友だち」という言葉がその後2年間くらいのボクたちの方向性を決めた気もするのだけど、実際にはボクたちは、友だちという範囲をどう見ても越えることを頻繁にするようになっていった。
 
(もっとも、奈緒・若葉・有咲とも、それ以前にかなりやばいことをしていた気もするのだけど)
 

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このブレストフォームを買いに行き、タックを練習した日は学校を休んでしまったのだが、翌日の木曜日と翌々日の金曜日は学校に出て行った。
 
ボクはこの2日間、学生服を着て出て行った。
 
「唐本、衣替えは1日からだぞ」
と先生から言われたのだが
 
「済みません。ちょっと風邪気味なので」
と答えておいた。
 
「ああ、それで昨日休んだんだっけ?」
と言われる。
 
ワイシャツではとてもCカップの胸が隠せないので、学生服を着て誤魔化したのである。体育の時間も見学させてもらった。この胸で体操服になんか、絶対になれない!
 

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学校では風邪気味などと言っておいて、実際にはボクは木曜日の放課後、政子と一緒に市民プールに行って、27日の埼玉のプールでの演出の練習をしていた。政子としては、ボクに女子水着姿を人前に晒す練習をさせるという意味合いも持っていたようであった。それでボクは一応恥ずかしがる振りをした。
 
「えー?女子更衣室なの?」
「今まで何度も女性用楽屋使ってたじゃん。似たようなもんだよ」
「えーん」
 
などと言いながら、政子に腕を取られ、連行されるような感じで女子更衣室に入って行く。政子は楽しそうである。
 
「目のやり場に困るよう」
「おどおどしない。不自然な態度を取ると疑われるよ」
「うん」
 
水着自体は着て来ているから問題無い。そのまま上に着ている服を脱げばよいだけである。ボクは更衣室内にいる他の女性にできるだけ目をやらないようにして、政子と一緒にプールの方に行く。
 
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シャワーを浴びると気持ちいい。絵里花と、そして若葉とたくさんプールに通っていた日々を思い出す。高校に入ってからはプールから遠ざかっていたけど、この冷たいシャワーで、あの日々が脳内に蘇る。
 
「すごーい。きれいなクロールで泳ぐね。スピードもあるし」
と政子がボクの泳ぎを褒めてくれる。えへへ。これでも中学の水泳部の大会では自由形1500mで3位に入ったからね。
 
「マーサ、泳いでみてよ。ボクそのペースに合わせるから」
「うん」
 
政子も泳がせると、けっこう良いフォームで泳ぐ。ボクはストップウォッチで彼女の泳ぐスピードを測る。なるほど、じゃ、あのくらいのペースで泳げばうまく行きそう。
 
ということで、プールの両端に立ち、目で合図して、同時に中央に向かって泳ぎだす。出会ったところで立ち上がり、どこでランデブーしたかを確認する。
 
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「ごめん。ボクが少し速すぎた。再度やろう」
「うん」
 
これを何度か繰り返して、きちんとふたりが真ん中で出会えるペースを掴んだ。
 

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デビュー前日の夕方。
 
ボクは須藤さんに「その分の料金払いますので、友人からサインを頼まれたのを書いて渡していいですか?」と尋ねた。
 
「んーん。じゃ色紙代込みで1枚100円で」
などと言われたので、ボクは500円を渡して、須藤さんの部下、甲斐さんが偶然見つけて買ってきてくれた、バラとユリの絵が描かれた可愛い色紙を5枚取って、《Rose+Lily》のサインを5枚書いた。そしてNo.1 〜 No. 5という番号を書いた。
 
それから『その時』のCDを別途5枚、4000円出して購入し、外装のビニールを外してからそちらにもサインをした。
 
No.1は宅急便にして愛知県に住む友人、リナに送った。これはリナとの古い約束にもとづくものである。
 
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No.2はその夜、奈緒の自宅に持っていき手渡した。奈緒は「かぁいいケイちゃんの写真たくさんあるよ」などと言って、先日戸島遊園地での公演を撮った写真を見せてくれた。ボクは記念に数ショットコピーさせてもらった。
 
No.3は月曜日に学校で詩津紅に手渡した。
No.4とNo.5は月曜日の昼休みに◎◎女子高に行って、和泉と若葉に手渡した。
 
このメンツの中でローズ+リリーという名前とその「中の人」を最初に知っていたのは《ローズ+リリー》という名前を最初に名乗ったライブに偶然来ていた奈緒である。和泉にはその直後くらいにこちらから言っている。
 
その奈緒と和泉にはインディーズ時代の《ローズ+リリー》というカタカナのサインも渡しているので、このふたりはインディーズ版とメジャー版の両方のサインを所有している。
 
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そしてリナ、詩津紅、若葉、にはこのサインとCDを渡したことでカムアウトしたことになった。
 
このほか、初期の頃に「ケイ」の正体がボクであることに気付いた人物として中学の時にボクの恋人であった S がいる。彼女が気付いたのは10月頭の頃にTFMにボクとマリが一緒に出演していたのを偶然聴いた時だと言っていた。それはダイヤリーを確認してみると、10月4日(土)のことのようである。
 
また、愛知時代の他の友人、美佳と麻央はボクのことをリナから聞いて知ったらしいが、10月19日、名古屋でキャンペーンをした時に、サイン会の列に並んでくれたので、その時サインを書いて握手をした。彼女たちには宛名の所に普通なら「美佳さんへ」と書く所を「親愛なる美佳へ」のように書いた。《Lily》の部分を書き加える政子が「ん?」という表情をしていたが。
 
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リナ自身もこのサイン会に並んでくれたので、リナは《Rose+Lily》のごく初期のサインのうち、ケイ版とケイマリ版の2種類を所有している。
 
(《ローズ+リリー》のサインにも《Rose+Lily》のサインにもマリが単独で書いたもの、ケイが単独で書いたもの、マリとケイが一緒に書いたものの3種類が存在する。但し3種類を見分けるのは多分「鑑定団」の先生くらいにしか無理。この中で最もレアなのはマリ版《ローズ+リリー》で多分10枚も無い。マリちゃんに声掛けたけど無視された、なんてネットの書き込みは多いが、本人はいつも心ここにあらずでボーっとしているので、聞こえてないだけである)
 

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このデビュー直前の2日間。政子はボクを可愛く女装させることに異様に燃えていた。
「ねーね−。やっぱり性転換手術しちゃおうよー」
「いや、別にそれはいいから」
「じゃ、取り敢えず、こっちの服、着てみてよ」
「うんまあ」
「おお、可愛い! お化粧してみていい?」
「いいよ」
 
などといったことをしていたのである。政子はランジェリーショップでかなりセクシーな下着などを買い込んできて、ボクにそんなのを付けさせ、たくさん写真を撮っていた。
 
そして政子は『女子力向上委員会』『ペティコート・パニッシュメント』
『お化粧しようね』『去勢しちゃうぞ』『美少女製造計画』『男子絶滅計画』
『胸を膨らませる君』『もうおちんちんは要らない』『ハサミでチョキン☆』
『オトコノコにあってオンナノコに無いもの・・・トれ・・すよ』
などといった「女性化ソング」を矢継ぎ早に作ったのであった。
 
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(この内『女子力向上委員会』『去勢しちゃうぞ』は政子の強い希望でボクらの「第2自主制作アルバム」に収録したが、当時はまさかそれをそのまま発売することになるとは思ってもいなかった。ちなみに発売時には氷川さんの要請により『去勢』の文字は『虚勢』と書き換えられた)
 
更にボクは水曜から日曜までの毎日、うまく丸め込まれて、プエラリアの錠剤をかなり大量に飲まされた!
 
「まだボク、男の子やめたくないよぉ」
「ふふふ。でもこれだけ飲んだら既に男の子ではなくなったかもね」
「えーん」
「心配しないで。冬がホントに女の子になっちゃったら、私のお嫁さんにしてあげるから」
 
などと言って政子はホントに楽しそうであった。
 
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そしてデビュー当日。
 
ボクたちは最初CDショップでミニライブとサイン会をした後、服の下に水着を着込んでから埼玉県内のレジャープールに移動した。
 
前に歌う演歌の人2組が終了する。
 
「それでは次は今日デビューしたばかりの新人、ローズ+リリーのおふたりです」
というアナウンスに、ボクたちはプールの両側から水の中に飛び込んだ。
 
一昨日たくさん練習してつかんだペースで泳ぐ。
 
するとふたり同時に中央ステージにたどりつく。一緒に水からあがる。
 
「わぁぁ!!」「へー!!」
などという歓声が上がったのを聞いた。ボクたちは笑顔で中央のマイクの所に駆け寄った。
 
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