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■女子高校生・3年の夏(5)

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まゆりは4月頭に出産してから産褥期間でお休みしていたが、6月頭、オーリタに男にしてもらったことから自動的に産褥は終了。神社の仕事に復帰した。母の光子は2ヶ月安静にしていたから、もういいのだろうと思ったようである。
 
神職が和弥・まゆり・花絵と3人稼働できる状態になったことから、当面上町社でもご祈祷をすることにし、毎日11:00-12:00の1時間に限って3人の内誰かが交代で上町社に行くことにした。笛は知帆、弓佳、千里の中でその時稼働できる人が神職と一緒に上町に行く。これはとても好評で連日多数の客が来た。
 

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6月5日、修学旅行が終わって帰宅した片山雅(みやび)は「洗濯物出して」と言われて4日間に使用した着替えを出した。
「あんたこういうの著てたの?」
と女の子用の下着とかスカートとか可愛い服を母は手に取っている。
 
「いや友だちの女の子たちが是非著てみようといって買ってくれたんだよ」
と雅は言い訳する。
「あんた小さい頃は私のお下がりの服着てたね」
と姉の麗(うらら)。
 
「こういうの著るんだったら、買ってあげるよ」
と言うと母は翌日雅が学校に行っている間にスタンダードショーツの3枚セットを3つ、ベージュのキャミソール2枚セットを2つ、それにブラジャーを3枚買ってきてくれていた。
 
「そけ著たら一緒に来て」
「ブラジャーの着け方分かんない」
「こっそり着けたりしてなかった?」
「したことない。だいたい持ってないし」
 
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しかし母はブラジャーを着けてくれた。カップの中には靴下を丸めて入れる。その上にキャミソールを着た。
 
しかし那覇で友人が買ってくれたキャミソールは白だったが、今回母が買ってくれたのはベージュである。男物の下着には使われない色なのでこのキャミを著ると女の子の服を著てるという意識が強く感じられた。それにブラジャーしてるし!
 
その上に雅は、Tシャツと普通の(男物の)ジーンズのパンツを穿く。それで今度は母と一緒に出かける。
 
母は雅を連れてしまむらに行き、コットンとデニムの膝丈スカート、白いブラウスを3枚買ってくれた。
 
「このブラウスはカッター代わりに著てもいいと思う」
「ああ、そうかもね」
 

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今日買ってもらった服を自分の部屋で眺めていたら姉が部屋に入って来た。
 
「どうしたの?」
「下着姿になってみて。変なところがないかチェックしてあげる」
「えー!?」
 
まあいいかと思い、ズボンとTシャツを脱ぐ。
 
「パンティに女の子ではあり得ない膨らみがある」
「男なんだから仕方ないよ」
「ちんちん切っちゃったら?」
「え〜!?」
「だってちんちんって人間の身体の中では不要かつ無用な器官で無くてもいいんだよ」
「そうかなあ」
「だって女の子にはちんちんなんて無いけど何も困ってないからね」
「それはそうかもしれないけど」
「だから切っちゃお」
「うーん・・・・」
「私が切ってあげるよ」
「え〜!?お医者さんでもないのに」
「ちんちん切る程度は爪切るのと大差大無いもん。看護師の卵の私にもできるよ」
「爪切るのとは大差ある気がする」
 
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姉は姫路市内の大学の看護学部の学生である。
 
「だいたい爪はまた伸びてくるけど、ちんちんは切ったら生えてこないし」
「じゃちんちんを体内に埋め込んであげるよ」
「埋め込む?」
「ちんちんが無くなるのは同じだけど埋め込むだけだから復活できる」
「うーん・・・・」
「まあ私にまかせなさい」
と言って姉は普通の100円ショップで売っているようなハサミを取り出す。
 
「そのハサミでちんちん切るの?」
「これではさすがに切れない。ちんちん切るのに使うのはこういうハサミ」
と言って、バッグからいかにも鋭そうなハサミを取り出す。確かにこのハサミなら切れるかもと思った。痛そうだけど!
 
「こちらのハサミでは毛を切るんだよ」
と言って姉は雅の陰毛を切り始める。
 
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「毛が生えてると手術できないからね」
 
やはり手術なの〜?
 
しかし姉は10分くらいで陰毛の長い毛をほぼ切ってしまった。更に回転式の電気シェーバーで短い毛も刈ってしまう。雅はちんちんと玉袋から毛が無くなり、まるで小さい子供のもののようになったのを不思議な感じで眺めていた。
 
「このくらいでいいかな。では手術開始」
 
ほんとに手術なの〜?さっき見せてくれた鋭いハサミを使うのだろうか。
 
姉は使い捨てのプラスチック手袋を着けると最初に雅の睾丸を体内に押し込んだ。睾丸が体内に押し込めるというのは男の子の雅は知っているが女である姉が知ってるのはさすが医療関係者である。
 
(男の子でも知らない人多いと思うよ。男の娘は知ってる人多いけどね)
 
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姉は雅のちんちんを後ろに曲げ、いったん先を紙バンで留めた。それから陰嚢の皮を左右から引っ張ってきて、ちんちんを包み込むようにし、中央で瞬間接着剤で留める。みるみる間にちんちんは陰嚢の皮の下に隠れてしまい、左右の皮を接着したところがまるで女の子の割れ目ちゃんみたいに見えるようになった。最後に仮留めの紙バンを引き抜く。
 
「ちんちんを皮膚の下に埋め込んだよ」
「すごい。でもこれおしっこに困るよ」
「このままおしっこできるよ。トイレ行って来てみ」
「うん」
 
それでトイレに行ってみると確かにそのままおしっこできたので驚いた。
 
「接着しただけでメスとかは使ってないから美容外科で言うところのプチ整形だよね」
「すごーい」
「まあこれでちんちん無い状態をしばらく体験しなよ。気に入ったらちゃんとちんちんを医療用ハサミで切ってあげるから」
「いや切らずにずっとこのままでいい気がする」
「これタックというんだけど、実用上何も問題無いよね。先輩によると1990年代に手術用の糸で縫う方法が考案されたんだけど(*4)、誰かが糸で縫う代わりに接着剤で接着する方法を思いついた」
「接着剤のほうが優秀だと思う」
 
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(*4) 筆者が最初に見たのは医療用ホッチキスで留める方法だった(かなり痛いと思う)。アメリカのサイトで多分1997-1998年頃。それからだいぶたって恐らく2003-2004年頃、防水テープや特殊メイク用の接着剤で留める方法が日本のサイトで紹介されていた。筆者はそんな特殊な接着剤は入手できなかったので瞬間接着剤を使ってみたがそれで特に問題は無かった。日本で最初にこれを紹介したサイトではテープを使うのが基本と書いてあったが筆者はテープではどうしてもうまくできなかった。接着剤のほうが楽にできた。また接着剤方式のいいところはヌードになれることである。他人に見せるものでもないのでほぼ自己満足だが。
 
その後うちのサイトが多数のサイトからリンクされたのでびっくりした。
 
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解除するのには最初接着剤の剥離剤を使っていたがほぼ同じ成分のマニキュアリムーバーの方がトラブルが少ないことに気付いた。元々人間の身体に使うように作られたものだからだと思う。剥離剤は熱くなることがある。
 
しかしそもそも瞬間接着剤というのは手術用の糸の代替品として発明されたものである。患部を手っ取り早くくつつけるのに使用されていたのが一般の物の接着にも転用された。
 
なお度々注意しているがタックは男性器自体や周囲の臓器にトラブルを引き起こす可能性があるので少なくとも男性機能を失いたくない人(例えばコスプレ目的の人)は絶対にすべきではない、単に男性器が衣裳に響かないようにするのならガードルを着けるかGaffなどのほうがいい。
 
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また女子用水着になるのなら度々照会しているがアンダーショーツを着けるだけで充分隠せる。(アンダーショーツ自体が一種のGaffとも言える)
 

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6月22日(日)、姫路では和弥・花絵・越智および数人の氏子さんの手で、立花K神社の北町社・上町社に茅の輪(ちのわ)が設置された。今年も大祓の季節である。氏子さんたちには既に人形(ひとがた)が配布されている。留萌のP神社でも数人の氏子さんの手で茅の輪が設置された。
 

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H大姫路3年のスポーツ特待生の一部は6月のインターハイ予選で部活動を終了した。しかし特に不祥事(喫煙や暴力行為など)が無い限りは卒業まで特待生の身分は継続するので授業料は不要である。
 
3年生の部活がいつ終了するかは部によって違う。インターハイまでというところが多いが秋の大会までのところもあるし、バスケットのように(予選を突破できれば)年末のウィンターカップまでなどというのもある。
 
千里たち剣道部は8月頭のインターハイで終わりである。
 

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6月30日(月)、和弥とまゆりは早朝立花K神社(北町社)で星弥・月弥を連れて茅の輪くぐりをすると、子供たちを部屋に置いて光子に見ててもらい、2人は昇殿してまゆりが大祓の祝詞を奏上した。和弥が太鼓を叩き、千里が笛を吹いた。3人は上町社に移動すると、こちらでも大祓の祝詞を奏上した。
 

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6月30日(月)15時すぎ、和弥とまゆりは星弥・月弥を連れてウィングロードに乗り神戸空港に向かった。この車の後部座席にはベビーシートが2つ設置されていて、子供2人を乗せている。そしてまゆりが運転席、和弥が助手席である。まゆりが運転するのは和也よりまゆりの方が運転がうまいし運転経歴も長いからである。
 
16時半頃桜ジェットに乗り旭川空港に飛ぶ。18時頃旭川空港に到着し、サハリンが持って来てくれているカローラに乗る。この車にも後部座席にベビーシートが2つ取り付けてあり、そこに子供たちを載せ、まゆりが運転して和弥は助手席に座る。サハリンは別の車で留萌司令室に移動した。
 
まゆりたちは20時半頃留萌に到着。こちらでも茅の輪を潜った。和弥が星弥を抱いて、まゆりが月弥を抱いてどちらも男回りをした。子供の性別にに合わせたのだろうと思ってもらえそうではあるが、まゆりは結構本人としても自分は男という意識がある。昨日までは本当に男だったし(今日ホルモン的に女に戻されたがまだ母乳は復活していない。多分お乳の復活は明日くらい。和弥は女に変えられたら即お乳が出たのに。きっと元々の体質の差か)
 
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札幌から睦美(和弥の母)がヘルプに来てくれているので、子供たちを預けて神事をする。氏子さんたちが持ち込んだり送って来ていた人形(ひとがた)を境内の小川に流す。でも30mほど先で回収する。この流す役をまゆりが、回収役を和弥が務めた。
 
姫路の立花K神社北町社でも22時頃、花絵と越智さんの手で同様の行事が行われた。花絵の手で人形が流され、越智の手で回収された。上町社に持ち込まれた分もまとめて北町社で処理した。
 
そして留萌でも姫路でも23時すぎに回収した人形をお焚き上げする。
 
そして24時前に留萌では和弥が、姫路では花絵が大祓の祝詞を神前で奏上し、大祓の行事は終了した。
 
留萌P神社・姫路立花K神社の北町社・上町社の各拝殿前左右に竹または笹が立てられる。拝殿の鈴の所には短冊がどっさりと筆ペン・ボールペンも用意される。七夕の行事が始まる。
 
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留萌では10時に和弥がサハリンの車で町に出てケーキと三ツ矢サイダーを買ってきた。それで結婚一周年のお祝いをした。ワインとかではなくサイダーにしたのは授乳中だからである。まゆりはやっと母乳が復活したので左右の乳房に星弥・月弥を吸い付かせていた。
 
「2人に同時に吸われて大変そうね」
と睦美が声を掛ける。
「大丈夫です。疲れたら和也さんのおっぱいに吸い付かせますから」
「ああ、それはいいわね」
と睦美は笑っている。ジョークと思っているようだ。普通ジョークとしか思わないよな、と和弥は思った。
 
この分だと次の子供は本当に自分が産むことにもなりかねんぞと和弥は思った。まゆりは多分かなりその気で居る。保存したまゆりの精液を排卵のタイミングで和弥の子宮(あるんだっけ??)に投入すれば妊娠しそう。まゆりはセックスが巧いから自然セックスでも男の子ができやすそうだ。母親が男だと子供は高確率で男の子になるとまゆりは言っていた。母親が女だと卵子は全てXだから父親の精子がXかYかで子供の性別は決まる。だから男の子が生まれる確率は1/2である。しかし母親が男であれば卵子と精子の組合せは XY XX YY YX の4通りできて、YY は無効だから XX XY YX という有効な3つの組合せのうち XY YX が男の子になるから男の子ができる確率は 2/3 だとまゆりは言っていた。
 
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(まゆりは自分の精子が全てX精子であることを忘れている。更にY卵子は成熟できない可能性があり、その場合できる子供は100%女の子になる。卵巣内の生殖細胞の全てが卵子になれるわけではない。物凄く多数のライバルとの競争に勝った細胞のみが卵子に成熟することができて排卵に至る。それでも排卵後子宮までの短い旅の間に精子に出会うことが出来なければ赤ちゃんにはなれず生理になって血の塊として流れてしまうので卵子の人生?もなかなか厳しい。精子の厳しさはよく漫画にされているが卵子も大変なのである)
 

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女子高校生・3年の夏(5)

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