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■夏の日の想い出・クリスマスの想い出(4)

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24日の金曜日は終業式であった。その日は陸上部の練習は無いことになっていたので帰ろうとしていたら、玄関のところで貞子に呼び止められた。
「冬ちゃん、今日絵里花先輩の家で陸上部のみんな集まって、クリスマスパーティやるから、来ない?」
「あ、行く行く」
「午後4時からだから一度家に帰ってから、セーターとジーンズとかの服装でおいでよ」
「あ、そうしようかな。何時くらいまで?」
「たぶん8時くらいまで」
「じゃ夕食も兼ねてになっちゃうのかな」
「そうそう。参加費は1人500円ということで」
「OK」
 
ボクはいったん家に帰ると、陸上部のみんなでクリスマス会をするので晩御飯もそちらで食べてくると言い、今夜の我が家の御飯にカレーを作ってから着換えて出かけた。
「お母ちゃん、カレーは食べる前に暖めてね」
「どのくらい暖めればいいの?」
「うーん。この量だとIHヒーターで4分」
「OK」
 
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今日はオレンジ色のセーターに黒いスリムジーンズ、そして上にダウンジャケットを着た。ジーンズを穿いた時に、あの付近の盛り上がりがあるのが気になった。やはり、このスリムジーンズの時はあれかな・・・・
 
とボクは思い直すと、ジーンズを脱ぎ、ブリーフを下げて、あれの向きを変えた。下向きにしてブリーフを穿き直し、いつも陸上部の練習の時に使っているサポーターも付けた。その上でスリムジーンズを再度穿き腰まで上げる。うん盛り上がってない。ボクはその付近の形が外に見えるのが凄く嫌だった。だから体育の時間に夏に水泳をする時も、しばしばボクは適当な理由を付けて見学にしていた。
 
そうそう。このスリムジーンズも実は姉のお下がりでレディースものである。姉が穿けなくなっちゃったから捨てようかなと言っていた時
「えー、全然痛んでないのにもったいない」と言ったら
「じゃ冬彦が穿く?」と言われる。
「穿いてみようかな」
などといって穿かせてもらったらきれいに穿けたので、もらったのである。
 
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「W64が入るって冬彦、ほんとに細いね。それでもヒップは余ってないし。冬彦って女の子体型だね」
「そう?」
 
この時期、姉からW64のジーンズを何着かもらった。「スカートもあげようか?」
と言われて「それはいい」と断ったものの、もらっちゃえば良かったかなと少し後悔した。(姉はこの時W64,W61のスカート,W61のジーンズを結局捨てずに、段ボール箱に入れて押し入れに収納していた。後にボクが女装していることがバレた時にまとめてもらった)
 
絵里花先輩の家に着き「こんにちは」と言って入ると、お母さんが出て来た。
「あ、先日はお世話になりました」
と、とっさに女の子風の声で挨拶する。
「こちらこそお世話になって。もうかなり集まってきてるわよ」
と言われて中に入る。
「こんにちは」と言って居間に入り、とりあえず貞子の隣に座った。貞子と絵里花の他に、2年生の裕子先輩、1年生の美枝と稀夕が来ていた。
 
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「あれ?まだ女子ばかり?」
「だって女の子だけのクリスマスパーティだもん」
「えっと。。。ボクは?」
「女の子と同類ということで。冬ちゃん、あっちの声出しなよ」と美枝。
 
美枝や若葉と話す時はだいたいボクは女声で話している。
 
「分かった。じゃこの声にしてみようかな」
とまだ開発途中のメゾソプラノボイスにする。
「あ、そういう声も出るんだ」
「その声は私も初めて聴いた」と美枝。
 
「実は加藤先生に個人指導されてこの声を見つけた」
「わあ、先生、冬ちゃんにそんな指導もしてたんだ」
「でも加藤先生さ、3月いっぱいで転勤らしいよ」
「えー?寂しい」
「うちの陸上部も加藤先生あってここ3年ほど地区大会で優勝を続けて来たからね。来年はどうなるんだろう」
 
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そんな話をしている内に2年の美千穂先輩、1年の彩絵、若葉もやってきた。
「あれ?女の子だけのパーティーと聞いていたんだけど」
「冬ちゃんは今日から女の子になったの」と絵里花先輩。「もう冬子ちゃんなの」
「えー?」とボク。
「ああ、女の子似合ってると思うよ」と若葉。
 
「冬子ちゃんに女の子の服着せちゃおうと思って、私用意してたんだけどね。でも今日の冬子ちゃんの服装は充分女の子で通じるよね」
「うんうん。だいたいそのジーンズ、もしかしてレディースじゃない?」
「あれ?分かった?」
「そんなに足にピッタリ付くジーンズ、男物には無い気がするよ」
「冬子ちゃん、足が細いからそういうの似合うよね」
「体重が軽くて風に流されてるから、あと5kg体重付けろって加藤先生からは言われてるんだけど、いくら食べても体重増えないんだよね。足も細いまま」
「今、身長と体重はいくら?」
「167cm, 40kg」
 
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「細すぎる。羨ましい」
「冬子ちゃん、その体型ならモデルさんできるよ。むろん女の子のモデルね」
「モデルさん、背の高い人多いもんね」
「えー?でもおっぱい無いし」
「そんなの手術してシリコンでも入れればいいよ」
「あはは」
「だいたいさ、そんなに身体に密着するジーンズ穿いてて、男の子の盛り上がりが無いんですけど」
「えー?そんなの見せるの野蛮な感じで」
「スカートも穿くんでしょ?」
「穿かない、穿かない」
「下着は女の子の付けてるとか」
「そんなの持ってない」
 
「でも取り敢えず女の子だけのパーティーにいても問題無い感じだね」
「でしょ。だから呼んだのよ」と絵里花先輩。
「こないだ、冬子ちゃんが凄く可愛い服着てるの見ちゃったしね」
「えー、詳しく詳しく」
「ふふふ」
 
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その日は絵里花先輩のお父さん手作り謹製のクリスマスケーキをみんなで堪能し、お母さんの手料理のフライドチキンやミートパイなどを味わった。
 
「お父さんがお菓子作りうまくて、お母さんが料理うまくて、って絵里花先輩幸せだね」
「私何もできないからいろいろ言われる。私、センスが無いんだよね。そんなんじゃお嫁さんに行って苦労するよ、とか言われるんだけど」
 
「冬子ちゃん、料理得意だよね」
「え?まあ」
「いつもおうちで御飯作ってるんでしょ?」
「うん。晩御飯も朝御飯も、ボクと姉ちゃんとお母ちゃんの3人で交替で作ってるよ。今日もボクの当番だったから、出かける前にカレーを作ってから出かけて来た」
 
「わあ、偉ーい」
「どんな料理作るの?」
「え?何でもするけど。3日前はハンバーグだったし、その前、こないだの日曜日は鶏の唐揚げだったし」
「あれ?もしかして日曜はあの後作ったの?」と絵里花先輩。
「うん。揚げ物はボクしかできないから」
「凄ーい」
「姉ちゃんは油が怖いって言うし、お母ちゃんは油の温度が適当だから焦がしたり、ベトつかせたりするし」
 
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「冬子ちゃん、いいお嫁さんになれる」
「うんうん、なれる」
「よーし、冬子ちゃんにはやはりあの服着てもらおう」と絵里花。
「ちょっとこちらに来なさい」
 
そういわれて、絵里花に手を引かれて奥の部屋に入る。絵里花の部屋のようで可愛いミニーマウスのカーテンに、プーさんのベッドカバーが掛かっている。壁には嵐のポスターが貼られている。わあ、女の子の部屋だと思った。姉の部屋にはよく入るが、姉はあまりポスターなど貼る趣味はないようでシンプルである。
 
「これ、私のサイズで用意したんだけど、こないだのサンタガールの衣装がピッタリだったから、たぶん合うと思うんだよね」と言う。
「えっと・・・それに着換えろと」
「うん。着てごらんよ。ふだん女の子の服着ないの?」
「あまり着ない」
「あまり着ないということは時々着るのね。この服は下着も上もみんな新品だから、安心して着てみて」
「えーっと」
「後ろ向いてたほうがいい?」
「大丈夫かも」
 
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ボクはこの時、純粋に女の子の服というものに興味を持ったのでせっかくだから着てみることにした。まずは服を全部脱ぐ。
「ああ、サポーター付けてたんだ」「うん」
「でも足の毛が無いね」
「生えて来たら抜いてる」「へー」
 
ボクは先輩に背中を向けたまま、サポーターとブリーフを脱ぎ、用意されていた女の子用のショーツを穿いた。アソコは体内に押し込みアレは下に向けた状態でショーツを上まであげる。Mサイズだったのでピッチリ押さえてくれるので、一見付いてないように見える。上も全部脱いで、ブラジャーを手に取った。サイズを確認するとB70だ。充分行けるはず。先輩には背中を向けたまま、肩に紐を通し、背中のホックを留めた。
 
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「へー、ちゃんと後ろ手で留められるのね」「あ、えっと・・・」
「それでブラを付けたことは無いなんて言わせないからね」「あはは」
 
ブラウスを着てボタンを留めていく。スカートを穿き、最後にセーターを着た。先輩の方を振り向く。
 
「わあ、似合ってる」
「そう?」
「ほら、鏡を見てごらんよ」と行って絵里花先輩は部屋の隅にある鏡の覆いを取った。映してみると、その中に可愛い女の子の姿があった。
 
「可愛いかも・・・」
「可愛いよぉ。さあ、居間に戻ろう」
 
ボクは今まで自分が着ていた服を畳む。先輩が紙袋をくれたのでその中に入れて、居間に戻った。
 
「わあ、可愛い」みんなから声が上がる。
「冬子ちゃんって、やっぱり女の子だったのね」
「今度から女の子同士で誘い合って町に行く時とか冬子ちゃんも誘っちゃおうよ」
「あはは、いいけど」
「やっぱり普段から女装してるんでしょ?」
「えー?してないよう」
「別に隠さなくてもいいよ」
「女装経験の無い人がこんなに女の子の服をさっと着こなせる訳ないよね」
「同意。クラスの男子とかにスカート穿かせたら、たいてい変な感じになるじゃん。冬子ちゃん違和感が無いもん」
 
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「よし。冬子ちゃんの女の子度テストをしちゃおう」
「えー?」
「第1問。このキャラクターの名前知ってる?」
「え?プルルンキュピでしょ?」
「これ答えられる男の子はいないよね」「うんうん」「えーっと」
 
「第2問。私が今穿いてるスカートは何と言うタイプのスカート?」
「え?ティアードというよりラッフルスカートかな?」
「ティアードもラッフルも男の子は知らないよね」「うんうん」「あれれ」
 
「第3問。うちの中学の女子の制服、スカートの丈の規則は?」
「えっと、生徒手帳には膝下5cm以上と書かれているけど、実際は膝上5cmくらいまでは注意されないよね。実際ほとんどみんな膝上だし」
「運用まで知ってるのは凄い」「えー?だっていつも生活指導の先生言ってるし」
「女子でないと、そんな注意聞き流してるよね」
「私もそう思う」
 
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「第4問。女の子向けのファッション雑誌で徳間書店から出ているのは?」
「えっと徳間ならラブベリー?」
「あたし徳間って知らなかった」
「えっと以前お姉ちゃんが読んでたから。最近はセブンティーンとかノンノ御用達だけど」
「そもそもラブべリー自体を知らない男の子も多いよね」
 
「第5問。正直に答えろ。初恋の人は男の子?女の子?」
「えっと・・・・男の子」
 
「冬子ちゃんは100%女の子と認定します」
「えー!?」
みんなで拍手をされた。
 
「何やら賑やかね」と言って絵里花のお母さんがお手製っぽいプリンを配る。
「でも冬子ちゃん、立派な女の子なのに、今更女の子度テストなんてしなくていいわよね」などと言う。お母さんはこちらの話を半分くらい聞いている感じで、ボクのことは最初から女の子と思い込んでいるようだ。
 
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その時お母さんの携帯が鳴った。
「はい。はい。あらあ。分かった。行く」
と言って電話を切る。
「ちょっとお店の方で今日来るはずだったバイトさんが急に来れなくなったということで手が足りないから手伝ってくれということなの。御免行ってくる」
「大丈夫。適当に食べてるから」
 
「ピザをまだ焼いてなかったのよね。誰か焼ける人いる?」
「あ、じゃ私焼きます」とボクは言った。
「ふだん、うちでもピザ係なので」
 
「揚げ物係だけじゃなくてピザ係もしてるの?冬子ちゃん」と絵里花。
「うん。生地から作ってるよ。お母さん、オープンは電気ですか?ガスですか?」
「電気なんだけど」
「うちのも電気だからたぶん似たような感じでいけるかな」
「じゃ、お願いして行ってくるね」
 
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オーブンは既に予熱中であった。ボクは絵里花に尋ねながらピザ生地にトッピングを乗せていった。ピーマンやプチトマト、サラミなどをスライスして載せる。一部のトッピングは別途電子レンジで加熱して水分を飛ばした。そんなことをしている内にオーブンの予熱が終わったので3段のトレイにピザをさっと乗せ、タイマーを15分掛けた。
 
「なんか包丁さばきが美しかった」
「そう?」
「プチトマトなんかもきれいにスライスしたね」
「えー?ふつうできない?」
「私やると全部潰しちゃう」
「うーん。。。」
 
みんなでテーブルの方でおしゃべりしている内にオーブンがチンと鳴った。3枚とも各々皿に載せてテーブルに運ぶ。食べやすいようにナイフで各々を8等分した。
 
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「わあ、美味しい!」
「凄い。うちのお母ちゃんが作ったのと同じ味だ」
「だってピザ生地はもう出来てたから」とボクは笑って言う。
「私には絶対できんかった」
 
「冬子ちゃん、ほんとにいい主婦になりそう」
「ほんとほんと」
「もう性転換して女の子になっちゃいなよ」
「えー?」
 
「だって、男の子になるのはもったいないよ」
「どうせなら、早めに去勢しちゃったほうがいいよ」
「あはは。何かそんなこと言われると、その気になっちゃいそう」
 
「いっそ新学期から女子の制服で出てこない?」
「そうそう。女の子になっちゃえ、なっちゃえ」
 
そんなことを言われながらボクはまんざらでもない気がしていた。
 
中1のクリスマスイブ。ボクはあらためて自分は女の子になってもいいよね、という気になった。
 
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■夏の日の想い出・クリスマスの想い出(4)

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