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目次]
第5節・帰宅、そして
永田が急用を片付けて帰宅した時、3人のマサミはとても仲良さそうに話をしていた。
「先生。私、女子制服で通学することにする」とスギ。
「分かった。でもお母さんとも話して一緒に学校に来て」
「うん。そうする」
「私もお母さんと話して、女の子の服、少しずつそろえて、まずはプライベートで女の子の格好で過ごせるようにしていきます」とマリリン。
「それがいいね」
「それから女の子の格好でできるバイト探すの」
「あれ・・・・木咲さん、『私』って自分のこと言うようになったのね」
「さっき、マヤさんとスギさんから教育されました」
「教育しました」
「なんか少し過激な教育の仕方をした感じもするけど」
「女の子3人の秘密です」
「まあいいけどね」
と永田は笑って言う。
「先生、私のおちんちん立ったんです」とマリリン。
「それは良かったね」
「でも、もう立たなくていいの。私、女の子になるから」
「そう」
「立ったの、想い出にします」
「何か3人とも似たような境遇のようだし、お互いに色々相談しあって行くといいかもね」
「はい、私、たくさんふたりに相談することがありそうだから」とマリリン。「私もお仲間が増えて心強い」とマヤ。
その後、杉中昌美は母親を伴って学校に出て来て校長先生とちゃんと話をし、女子の制服で通学することを認められた。ホルモンの摂取も始めたので9月の修学旅行に参加した時には、けっこう胸が膨らんでいた。杉中昌美は下はタックして、他の女子生徒と一緒に女湯に入っていた。
木咲雅海はお母さんと話をして、少し女の子の服を買ってもらったと嬉しそうに話していた。学校には相変わらず男子の制服で出て来てはいたが、髪を女子生徒の基準まで伸ばすことを認めてもらった。翌年の修学旅行では、男子と一緒という訳にはいかないということで、女教師の部屋に泊め、お風呂もその部屋に付いている個室バスを利用していた。
山原真沙弥は女子大への進学を希望し、入学先の大学と交渉した結果、既に女の子の身体になっているのなら特別に入学を認めるということになって、推薦入試の形で合格した。来年春からは晴れて女子大生になる。20歳になったらすぐ性別を変更するんだと言っていた。
杉中昌美も大学生の内に性転換手術を受けて、戸籍の性別も変更したいと言っていた。そしてたぶん、木咲雅海も同じ道を辿るのだろう。
3人はその後も仲良くしていて、しばしば「3人だけの睦み事」に興じているようでもあった。杉中昌美のおちんちんは、後に性転換手術を受ける直前までちゃんと立っていたが、木咲雅海のおちんちんは、それ以降1度も立たず、結局あの日に立ったのが人生で唯一の体験になったようであったが、オナニーは女の子式で楽しんでいるようであった。
結局、木咲雅海の方が先に性転換手術を受けたので、杉中昌美がふたりのヴァギナに交互にインサートして楽しんだりもしていたようであった。杉中昌美のおちんちんは、睾丸が無いにもかかわらず、しっかり立っていた。
そしてそういう場合、しばしば杉中昌美は山原真沙弥と木咲雅海の両方から同時に後ろに指を入れられたりしていた。
「ああ。私おちんちん2本あったら、マヤとマリリンの両方のヴァギナに同時に入れてあげられるのに」
などとスギは言っていた。
「2本欲しい? でも今ある奴も取っちゃうんじゃないの?」
「うん。もう予約入れたから来年取るけどさ。おちんちんも気持ちいいよ」とスギ。
「私、一度だけおちんちん使ったセックス経験したけど、そんなに気持ち良い感じはしなかったな」とマリリン。
「私はおちんちんは一度も使ったことないな。性転換前でも男の子としかセックスした経験無いから」などとマヤも言っていた。