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■3人のマサミ(1)

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第1節・保健室の放課後
 
その生徒は午前中の雨が上がって、午後から日が差し始め虹がきれいに出た日の放課後にやってきた。そしていきなりこんなことを言った。
 
「先生、オナニーの仕方を教えて下さい」
 
たまにこういう男子生徒はいる。性に関して興味津々の年代だから、普通の女先生よりは接しやすい私の所にセクハラ発言をしにくる子たち。そんな子は追い返すに限るので「はい、帰った帰った」と言おうとしてふと押し留まった。
 
そもそも彼の声はハイトーンでまるで女の子の声のようだった。声変わりがまだなのだろうけど、高校生では珍しい。また見た感じが、あどけなさを残す優しい雰囲気で、いつも来るような悪ガキどもとは傾向が違うように感じた。
 
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こういう場合、別の可能性がある。
「それ、何かの肝試し?」
 
気の弱い子が誰かに命令されて、あるいは何かの罰ゲームなどで恥ずかしいことを言わされに来ているケース。確かに彼は少しおどおどした雰囲気もあったが、しかし彼はどうもそういうのとも違うような気がした。
 
「いえ、ほんとに知りたいんです」
 
私は彼にちょっと興味を感じた。
「何年何組だっけ?」
「1年7組、木咲雅海(きさきまさみ)です」
「オナニーしたことないの?」
「はい」と言ってうつむく。そのしぐさが何だか可愛い。
 
「でも私は女だから男の子のは教えられないよ。広田先生呼んでこようか」
「いえ、先生の分かる範囲でいいんです。男の先生はまじめに聞いてくれなさそうで」
 
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うーん。女先生だってふつう真面目に聞かないぞ、こんなの。
しかし高校生の男の子がオナニーしたことないというのも珍しい。
女の子なら時々いるんだけど。
 
「あのね、男の子のオナニーは、おちんちんを手で握って前後に手を動かして気持ち良くするんだと思うよ。私は自分におちんちん無いからしたことないけどね」
 
「いろいろ本で調べて、そんな感じかなとは思ったんですが、うまく握れないんです」
 
ここに来て私はこの子が性器未発達なのではという考えが浮かんだ。
そうだとしたら確認したほうがいいかも知れない。
ただそれはやはり彼にとって同性の教師に頼んだほうがいい。
 
「あなたのおちんちん、ちょっと見せてくれる?でも同性のほうがいいだろうからやはり広田先生、呼んでくるね」
「それはちょっと。。。。男の人に見られたくなくて」
 
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今保健室は彼と私のふたりだけだ。変な誤解が生じかねない状況は避けたい。そもそも彼が猫をかぶっているだけで、ベッドの方に連れて行ったら、そのままこちらを押し倒したりしないだろうか?私は一瞬そんなことも考えたが、彼の様子を見てそれは有り得ない、と否定した。
 
「じゃ私に見せて。そこのベッドで横になって」
「はい」
 
彼はカーテンの陰のベッドに寝転がると、ズボンを下げ、パンツも下げた。白いブリーフが可愛い・・・がふと私は疑問を感じた。
 
「ねえ?このブリーフの前の開き、使ってる」
彼は一瞬かぁっと赤くなった。
そして首をふると
「使ってません。僕の小さくて、そこから出しておしっこ出来ないんです。ですから、いつも個室に入ってしてます」
 
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なるほど。だから前の開きが乱れてないんだ。
私は彼の性器を観察した。
 
確かに小さい。でも小さくても大きくすればよいはず。
 
「小さいですよね。これあまり男の人に見られたくなくて」
と彼が言う。なるほど、そういう感覚も分からないではない気もする。女なら『別種族』だから見られてもいいと考えたのか?
ただ私はそう考えるには何か引っかかるものがあった。
 
「Hなこと考えたりした時、どのくらい大きくなる?」
「あまりそういうの考えないので」
 
うーん。
「ちょっと触っていい?」
「はい」
 
私はまず睾丸があるかどうか確認した。ある。少し小さい気はするが、問題になるほど小さいとは思えない。次に彼のペニスをいろいろ触ってみた。少し引っ張ってみた感じでは、ちゃんと勃起すれば7-8cmには
なりそうだ。たぶんやり方さえ分かればオナニーもできるようになってそれで逆に性器の発達も促されるのではないか? しかし・・・
 
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「私に触られていても大きくならないのね」
「それが分からないんです。大きくなったことってないから」
 
うーん。EDか?しかし立たなくても射精さえ出来れば改善できる筈。
「夢精したことある?って、夢精って分かる?」
「はい。たまにしてます」
「じゃ、オナニーもできるよ。自信を持とう。たぶん自信が付けば
ふつうに出来るようになる」
 
「きっかけがつかめないとダメですよね。でもそれがつかめなくて」
 
うーん。私は彼を見ながら少し考えた。
ほんとに可愛い子だ。身長も155cmくらいだろうか。顔立ちからして
可愛いし、女子の制服を着せたら誰も女としか思わないだろう。
 
と考えた時に、ふとひらめいた。
 
「ねえ、おちんちんあまり大きくならないってことは、これ女の子の
クリトリスと同じよ」
「えー?」
「逆に女の子でも2-3cmある大きなクリトリス持っている子もいるよ。
だからさ、これクリトリスと思って女の子式のオナニーしてみない?」
彼は少し戸惑っていたようだったがやがて思い直したように聞いてきた。
「それ、どうやるんですか?」
 
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「あのね。女の子はクリトリスに自分の指を当てて、押さえるような
感じでぐりぐりと回すように指を動かすんだよ。ちょっとやってみよう」
 
そういうと私は彼の手を取り、ペニスの上に中指を当てさせ、彼の手を持って少し回してあげた。が・・・さすがにこれはクリトリスではないので、こぼれてしまう。
 
「あ、分かった。指3本にしよう」
 
と言って私は彼の人差指・中指・薬指の3本でペニスを押さえさせるとあらためてぐりぐり回してあげる。これならこぼれない!
 
「あ、なんか気持ちがいい気がします」
「そう。良かった。じゃ、それを試してみようよ。
ってここではしないでね。ここでそんなことされたら、私がクビに
なっちゃう。おうちに帰ってから、自分の部屋のお布団の中でやると
いいよ。射精した時のためにティッシュも用意していてね」
 
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「でも僕は女の子式の方がいいんですね」
「最初だけだと思うよ。それでちゃんと自分でいつでも気持ち良くして射精できるようになれば、自然と君のおちんちんも発達してくると思う。そしたらいつか普通の男の子式のオナニーもできるようになるって」
「それだったらいいな」
彼は初めて笑顔になった。
 
しかしその笑顔がまた可愛い。女の子の笑みだよ、これ。
 
「先生、ぼくいつも個室に入ってトイレしてるから、みんなから女みたいって言われて、スカート穿いたら?とか性転換したら?とか言われてて」
 
「ああ、そういう人の体を馬鹿にするようなのはよくないな。でも
そんなのに負けたらダメよ。君は男の子でいたいんでしょ?」
「・・・・はい」
 
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「ん?それともむしろ女の子になりたい?」
「えっと・・・」
 
「ここだけの話。正直に言ってごらん。誰にも話さないから」
 
「女の子になれたら、それもいいな、って気もあります」
 
私はなんか安心したような気持ちになった。
そうよ、やはりこの子はそちらなんだ。
 
私がこの子に関してずっと感じていた違和感の基本はそれだったんだ!性器を男の先生に見られたくないと言ったのも、この子にとっては
男の先生のほうが異性であって、私のほうが同性なんだ。
 
「うーん。いいんじゃない?男の子に生まれても女の子になっちゃう子は最近そう珍しくもないよ。自分に正直に生きればいいよ」
 
「そうですか?」
「女装したことある?」
「女の子のクラスメートたちに、着てみてとか言われて女子の制服着せられたりすること、あります」
「その時、どんな感じ?興奮する感じ?落ち着く感じ?」
「なんか自分でも似合ってるような気がして」
 
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私はうんうんと頷きながら彼、いや彼女と呼ぶべきか?にアドバイスした。
 
「じゃさ、オナニーする時も、自分が女の子になった気持ちでするといいね」
「というと?」
「これはおちんちんじゃなくてクリトリスなんだ、と思ってもみもみするの」
「えー!?」
「女の子になりたい気持ちがあるなら、おちんちんいじっていると思うよりクリトリスいじってると思った方がたぶんもっと気持ち良くなれるよ」
「・・・・ああ、そうかも」
 
「女の子の服って自分では持ってないの?」
「はい、持ってないです」
「お小遣いでワゴンセールのショーツやブラジャーくらいは買えるでしょう。そんなの買って来て、それを身につけてオナニーするともっといいかもね」
「それ買いに行くんですか?」
「さすがに制服では変に思われるかも知れないけど、君なら私服でいけば女の子に見えちゃうと思う。だから恥ずかしがることないよ。思い切って買いに行ってごらん」
「・・・・・」
ちょっと迷っているようだ。しかし顔は既にやってみたいという気持ちになっているのを読み取れる。
 
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「クリトリスだけじゃなくて、乳首いじったりとかもするといいよ。
もっと女の子の気分になれる。おっぱいがあると思っていじるの」
 
その時彼女は思い切ったようにこんなことを言った。
「先生、ぼく、おちんちん大きくするより、おっぱい大きくしたい」
 
「おっぱいか・・・・・君くらいの年代の女の子に多い悩みだよ、それ」
そう答えると彼はちょっと赤くなった。
「私、君のことは女の子と思うことにしたからね」
「え?はい」
 
「胸の筋肉を発達させた方がいいから腕立て伏せとか毎日やってみよう。あと牛乳飲んだり、お肉食べたりするのも効果あるよ。あとはお風呂に入った時に、おっぱいの周囲を丸くマッサージするの。それから豆腐とか納豆とか、大豆製品をたくさん食べるのもいいね」
彼女は真剣に聞いている。
「それで大きくなりますか?」
「ある程度はね・・・・でも本格的に大きくしたいなら女性ホルモンを飲まないと難しい」
「薬屋さんとかに売ってますか?」
「売ってない。ただ少し弱い作用のでもよければ、プエラリアとか、エステミックスいうサプリがコンビニとかに売ってるよ。ただこれ
けっこう高いの。君のお小遣いで買えるかな・・・お母さんとかに
相談したほうがいいかも」
「お母さんに・・・・」
 
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「どっちみち、どこかの時点で相談したほうがいいと思うな。協力してもらえるようになったら、女の子の服を買ってもらえるかも知れないし、うまくすれば家の中でずっと女の子の格好していられるようになるかも知れないし。男親よりは女親の方が理解してくれるものだよ」
 
「それは時期を見て・・・・・」
そう話す彼女の顔は少し落ちついた感じで晴れやかな笑顔になっていて、最初に保健室に入ってきた時の、迷ったような顔とは全然違っていた。
 
「また来ていろいろ相談していいですか?」
「いつでもおいで。何なら私の自宅に来てもいいよ。住所と電話番号
教えてあげる」
「じゃ、今週の土曜日とか行ってもいいですか?」
「うん。いいよ、おいで」
 
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彼女はメモを受け取ると、おじぎして出て行った。
 

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