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■あなたが言ったから合コンの日(6)

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「先にシャワー浴びておいで」「はい」
私は自分のお股とか胸とかをよく洗った。お股によけいなものがあって、ヴァギナが無いのが悲しい。おっぱいが無いのが悲しい。そんな気持ちを持ってしまった自分を認識して、あ、自分はほんとに女の子になりたいんだと感じた。
 
「ベッドの中で待ってて」と言われて私は裸のままベッドに入って待った。カーテンは閉めてあって、灯りも消されている。
 
しばらく待っているとバスルームの扉が開き、鈴さんがベッドの横に立った。その時、私はあれ?と思った。何か違和感があった。
 
ベッドに入ってきて、キスをされて。それから抱きしめられた。え?何これ?
「鈴さん、まさか・・・・」
「うん、僕は女の子なんだ」
えー!?うそ。だって蘭はセックスしたって言ってたのに!
 
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そのことを言うと、鈴さんは照れながら説明した。
「実はゴールデンウィークにタイに行って性転換手術を受けてきた。だから蘭ちゃんとのセックスは僕にとって男の子としての最後のセックスになった。あ、ごめん女言葉に変えていい?」
「はい」
「それでね、私少しだけ嘘ついてたの。女の子を遠ざけておきたかったのは、勉強に集中したいというのもあったけど、もう女の子とはセックスできない体にしてしまう予定だったからと、手術のあとしばらくはHなんてできないから、体が落ち着くまで待ちたかったこともあったのよ」
鈴さんは口調が変わると同時に声のトーンも少し変えてきた。
男の子の鈴さんも優しかったけど、女の子になった鈴さんは物凄く優しそうだった。
 
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「ね、私が女の子だったら、もう私のこと嫌いになった?」
私は何も迷わなかった。
「いえ、好きです」
「じゃ、今からセックスする?」
「鈴さんがよければしたいです」
「じゃ、私があゆちゃんに最後に教えてあげられること。セックスの仕方」
「はい。あ、私コンドーム付けます」
「持ってるの?」と鈴さんが驚いたように言う。
 
「実は蘭さんが、持たせてくれたんです。蘭さんは私が女の子と思ってるから、Hすることになった時、私の相手の人に付けてもらうようにだったんですけど」
「じゃ、あゆちゃんが付けるといいね」
「はい」
 

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どのくらい時間経過したかは分からなかったけど、私は疲れ果ててしまい、しかもおちんちんが小さくなってしまった。立てようとするけど立たない。
 
「ごめん。これもうダメみたい」
私は挿入することはできたけど、結局射精することができなかった。
かなりしていたので腰が痛い。Hの時男の子は腰を動かすんだよと教えられて頑張ったのだけど、凄くしんどかった。男の子って大変なんだなと私は思った。
 
「いいのよ。最初のセックスでちゃんと最後までできる人なんてそうそういないから」
「そうなの?」
「あゆが次に他の女の子とHする時は、きっともっとうまくできるよ。でもこんなことしといて言う話じゃないけど、高校くらいまでHは控えようね」
「うん。そうする」
「さ、シャワー浴びて帰ろうか」
「そうね」
「一緒にシャワー浴びる?」「うん!」
 
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浴室で一緒にシャワーを浴びた。鈴のきれいな女体を目にする。あ、そうそう。鈴は「こんな関係になった以上他人行儀な呼び方はやめよう」と言って、私達は『鈴』『あゆ』と呼び捨てするようになった。言葉も敬語を使うのはやめた。
 
「おっぱい大きくていいなあ」「ふふ。あゆもおっぱい欲しい?」
「欲しい。鈴、お股もすっきりしていていいなあ」
「そりゃ、そういう形にする手術受けたから。あゆも手術受けたい?」
「実は性転換手術されるところをよく妄想するの。でもヴァギナのあたりの女の子の構造がよく分かってなくて。それが今日分かっちゃった」
「うん。そのあたりは自分が手術受ける前に知っておいたほうがいい・でもあゆ、すっかり女の子になりたくなっちゃったみたいね」
 
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「私、元々そうだった気がする。小学1-2年生の頃ってこっそりお姉ちゃんのスカート穿いたりしてた。小学5-6年の頃は無理に男の子になろうとしてたのかも」
「半年付き合って思ってたけど、あゆって性格が優しいよね。それにとても可愛いし。男の子にしちゃうのホントにもったいない。女の子になるのなら素敵な女の子になれると思うよ」
 
「あ」
「どうしたの?」
「私の女装見破られた時に、鈴が高校の同級生で女の子になりたい男の子がいたからって言ってたけど」
「そう、私自身のこと」
「そうだったのか!」
「ねえ、女の子のことで、これからも時々相談していい?」
「萌さんから叱られなかったらね」
「今日のことは黙ってるから大丈夫」
「ふふ」
 
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その日は鈴は車で私を自宅まで送ってくれた。到着したのが6時半で、鈴は玄関まで入り、姉に30分超過したことを謝っていた。姉はこのくらいは許容範囲といって笑っていた。しかし、私と鈴の間にあった微妙な空気を感じ取ったようだった。
 
「ね。あゆみ、何もしなかったよね、鈴太郎さんと」
「何もしてないよ」
「ちょっと怪しいなあ。ま、いっか。危害は加えられてないみたいだし」
 
鈴はぼくとのデートの翌週の10月初旬、女の子の格好で大学に出て行き、みんなの度肝を抜いた。彼女がいるみたいということは噂として広がっていたが、それでも鈴を狙っていた女の子は何人もいたので、かなりのショックだったようであった。後から鈴は、私とのHでカムアウトする気になった、というより、学校には男の子の格好で行き、プライベートでは女の子の格好という高1の頃からの二重生活を解消する気になったのだと言ってた。
 
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「先週のあゆみの様子が変だったのは、このせいか」
帰宅してきてから姉は私にそう聞いた。
「うん。鈴がゴールデンウィークに女の子に性転換しちゃったって、先週のデートで聞いた。最後のほうは、女の子2人の町歩きという感じになったんだよ」
「なるほどねえ。でもこれだともう偽装デートをする必要もないね」
「うん。でも鈴とお友達になりましょうって言った。私、連絡したり、また遊んだりするのはいいよね」
実は今月末にもまた一緒にお出かけすることを約束している。Hはしないし、今度からは女同士のお出かけだけど。
 
「まあ、女の子同士なんだから、構わないんじゃない?あ、費用は割り勘でね」
姉は私のことを最近ほとんど女の子扱いしていた。
「あれ?あんた鈴を呼び捨てするようになったんだ」
「うん。向こうもあゆって呼び捨てだよ」
「まあ、私もだけどね」
 
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姉は姉で女の子同士になってしまったということで即女友達になり、お互い呼び捨てする関係になったらしい。向こうも「萌」と呼び捨てとのこと。ちゃんとおっぱいの触りっこもしたと言っていた。女の子っておっぱいを触りっこしたら友達になるんだろうか??私と鈴は触りっこ以上のことしたからいいよね。。。。
 
「でも今朝の事件はめったに見られるものではなかったわ」と姉は言う。
「一時限目が出席をとる授業でさ、鈴が入ってきた時、『あれ?こんな可愛い子いたっけ?』と思ったのよね。それで点呼が始まって、『川口鈴太郎君』と呼ばれた時にその子が「はい」と返事するじゃん。教官もあれ?って顔して『川口鈴太郎君なの?君女性に見えるけど』と聞いたら『間違いなく本人です』
と言うから、教室パニックになって5分くらい点呼中断。でも教官偉いわあ。静かにしなさいと言って『本人なら問題ありません』と言って、何事もなかったかのように点呼の続きをした」
「なかなか肝の据わった教官だね」と私は笑って答えた。
 
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なお戸籍上の性別は20歳になるまで変更できないので当面男のままらしいが名前は「鈴子(りんこ)」に改名する手続きを進めているらしかった。法的な改名ができたら学籍簿上の名前も変更することになるのだろう。
 
「しかし金の週間に金を取ったのか」などと姉は下手なだじゃれを言っている。
「合コンに誘っちゃおうかな。女子側のメンツは、私と蘭と鈴とあんたと」
「それ、さすがに地雷多すぎだよ」
と私は苦笑した。
 
その時、私はふと思った。あの合コンの時に、鈴のほうが男の子のグレードとして高そうな気がしたのに、姉がそちらより見斗さん狙いに行ったのは、鈴が『男の子ではない』ことを直感的に感じ取っていたからかも知れないと。
 
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見斗さんといえば、私はあの後、もう一度夏希さんに会った。見斗さんを再度口説き落とし更に同棲を始めたと言っていた。しっかり監視して浮気しないようにするんだから、などと言っていた。ああいうルーズな男の人がああいう強気な女の人にちゃんと管理されていると世の中のためにいいかも知れない気がした。
 
「でも鈴、男の子としても美形だったけど、女の子になると美人だわあ。見た瞬間、負けたと思ったもん。あゆみも女の子姿の鈴を見たんでしょ?」
「うん」と私は答えた。
もっとも私は正確には女の子の服装をした鈴は見てない。女の子の裸の鈴を見たんだけど、さすがにそれは言えない。普通の女の子姿で会うのは月末だ。
 
「あ、そうか、あゆみにとっては、性転換の先輩にもなるわけね」
「うん。それについても色々相談したくて」
「ふーん。。。。とうとうあんたも性転換する気になってきたか」
「私が女の子になっちゃってもいい?」
「あゆみ、既に女の子になっちゃってるよ」
「うん。でも・・・」
「女の子の体になりたい?」
「うん。むしろ男の子の体になりたくない。私、声変わりが来る前に
女性ホルモン飲みたい」
「女性ホルモンか。。。。でも1度でも飲んだらもう後戻りできないよ」
「うん。分かってる」
 
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実はもう後戻りできなくなっている気はしていた。あの時は鈴が凄く巧かったから(フェラしてもらったし)、私のおちんちんは立ったけど、あの後、自分ではどうやっても立たなかった。長くオナニーしてなかったし、いつもピッチリしたショーツで押さえつけてるから男の子の機能が弱まっているのかも知れない。それにここしばらく足の毛は処理してないのに処理する必要がない程度の薄い毛が生えているだけだし、顔の毛も週に1度程度の処理で済んでいる。
 
「母ちゃんはあんたに性転換しちゃいなとかよく言ってるけど、どこまで本気なのか、あれよく分からないよね」
「うん」
「まあ、自分の気持ちが固まったら、ちゃんと母ちゃんに言いな。その時は、私も応援してあげるから」
「ありがとう」
 
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しかし、鈴にとって、私とのHは、女の子になって最初のHだったんだなと私は思った。そして、あのHは私にとって、男の子としての最初のHで、同時に最後のHかも知れないという気がした。
 
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