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■受験生に****は不要!!・起(4)

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ボクが自宅に戻って合格したことを報告すると、ママはとても嬉しそうだった。
「本当に、あなたよく勉強したのね。最初のひとつはミスったけど、あと二つは合格だもんね」「うん、おちんちんが無かったから集中して勉強できたのかもね。このまま無いほうがもっと勉強できたりして」「そう。じゃこのまま無いままにしておく?」「え?」
 
ママはとんでもないことを言い出した。「ユミに聞いてみたんだけどね。冷凍しているおちんちんはだいたい5年はそのままにしておいて大丈夫らしいわ。だから、あなたこのままおちんちん付けないでおけば、高校時代の3年間もよくよく勉強できて、いい大学に進学できるんじゃないかなって。だから、あなたせっかく公立にも合格したけど、T高校の方に行きなさいよ。今朝パパから電話あってね。4月から昇給することになったから、学資の方は大丈夫だから」
 
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T高校に行けるのなら美夏と、同じ下宿でなかったとしても近くにいれる。しかし、あと3年間おちんちんの無いまま? でもボクはそれでもいいかもと思ってしまった。この3ヶ月、ほんとにおちんちんが無い状態でボクは好調だった。ボクは笑いながら「それはいいけど、おちんちんないと立っておしっこできなかったりして、結構男子として学校生活するのにも不便なんだよ」と言うと、ママは恐ろしいことを言い出した「女子として生活すれば問題ないわよ」えぇ!?
 
「先生から聞いたけどT高校はあなたの学校から10人受けて合格したのは、あなた一人だけ。つまり誰も知っている人がいないんだから、女の子で通してしまえばいいのよ。というか、T高校は制服なくて私服通学だから、学籍簿の上で男子として登録されていても女の子の格好するのは自由でしょう?そういう格好でいれば他の男の子から変な遊びに誘われる心配も無いし。楽じゃない。だから、まずこれ着てみて」
 
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ママがスーパーの紙袋を取り出すと、中には真新しい女の子の下着とスカート、可愛いブラウスが入っていた。「サイズはちゃんとあなたに合う筈よ」とママは言った。これをボクが着るの?いくらおちんちん取られてるとはいえ、ボク、男の子なのに。しかしママは強引だ。囃し立てられるように、ボクは着ていた服を全部脱ぎ、それを身につけた。ブラジャーなんて初めてしたけど、胸が締め付けられる感じで変。全部着せるとママはボクを鏡の前に連れて行く。
 
おそるおそる覗き込んだ。あ、何だか可愛い。えー。でもこんな服着るなんて変態なんじゃ。でも今おちんちん無いし、いいのかなぁ。「取り敢えず、今日はずっとこの格好でいなさい。どこか出かける訳でもないからいいでしょ?」
ママはそう楽しそうに言うと台所に行ってしまった。
 
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その晩、美夏から電話があって、やはりK女学園に行くことにし、伯母の所に下宿することを決めたと言ってきた。美夏はボクのことも、その気があるなら言うから連絡してくれと言った。ボクは少し待ってもらうことにして、その件をママに話すことにした。
 
おちんちんいじっていて切られちゃったのに、幼なじみの女の子が下宿する家に一緒に住むなんて、とんでもないと言われるだろうなと思いながら、恐る恐る話すとママは意外にも「いいことじゃない」と言った。そして明日ママとボクとで、美夏のママの所に行き、その件を話し合いましょうということになった。
 
翌日、さすがに外出するというのでスカートは勘弁してもらって普通のジーパンを履いて、ボクはママに連れられて美夏の家に向かった。でも実は下着は女の子用を付けたままだった。男物を付けることを許してくれないのだ。
 
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ボクと美夏が同じ家で暮らすということ自体に関しては美夏のママもボクのママも全然抵抗が無いようだった。「結婚させちゃってもいいですしねぇ」と双方とも言う。ボクも美夏もちょっと頬を赤らめた。「この場だから正直に言いなさいよ。もうHくらいしちゃってるんでしょ?」と美夏のママが言う。「ううん、キスしかしてないよ」と美夏が即答した。ボクは真っ赤になった。
 
「ただ、あれですよね」とボクのママが言い出した。「親としては問題なくても、実際に男の子と女の子が一つ屋根の下で暮らしているのを世間様が見たら、ふしだらなと思うかも知れません。それで、どうでしょう。うちの息子にはその3年間、女の子の格好をさせておくというのは?」「え?」これには美夏も美夏のママも驚いたようだった。
 
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「でも、確かに春紀、女の子でも行けるよね」と美夏が言う「それも面白いかもね」しかし美夏のママが心配そうに言う。「でも、それでは春紀さんの学校の方に支障がありませんか?」「それ考えたんですけどね。この年頃の男の子って親の目が離れると色々と悪い遊びを教え合ったりするでしょう。女の子の格好をさせておけば、そういうのに誘われることもなく、勉強に集中できるんじゃないかと思うんです」「あ、それ確かだと思う。私も春紀に変な遊び覚えて欲しくないな。私がいるんだから」と美夏が何故か援護射撃する。「でも春紀さん、女の子の格好なんて恥ずかしくない?」ボクは充分恥ずかしいと言おうとしたが美夏に遮られてしまった「大丈夫。私が色々と教えてあげるから。お化粧なんかも練習させちゃう」
 
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結局、それで話が決まってしまった。ボクは女の子の格好をして来月からT高校に通うことになった。下宿先は美夏の伯母さんの家で、美夏も一緒だ。ある意味では「新婚生活」みたいなものだけど、対外的には女の子二人が同じ家に下宿するだけ。どうやら、これでボクのおちんちんもまだ3年は帰って来ないことになったようだ。
 

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翌日、早速ボクは今日はとうとうスカートを履かせられて駅で待ち合わせ、美夏と美夏のママと四人でY市に向かった。ボクのスカート姿は美夏にもそのママにも好評だった。美夏は明らかにこの「遊び」を面白がっている。
 
美夏の伯母の家はかなり大きな家で、ボクらはその2階の隣り合った部屋を使わせてもらうことになった。伯母にはボクが男の子だけど女の子の格好をさせると伝えてあったのだが「全然男の子には見えない。おちんちんなんか、付いてないみたい」と言われた。確かにおちんちんは付いてないんだけど。叔母さんはボクを気に入ってくれたようだ。
 
その週の内に荷物をまとめ、引っ越し作業。月末には美夏の方もY市に落ち着いて、ボクらは新しい生活を始めた。ボクの荷物は勉強道具の他は衣類だけど、それは全部母が買いそろえた女の子の服だ。パンティー、スリップ、ブラジャー、それにスカート、ブラウス。ポロシャツやTシャツなどもデザイン的に女の子しか着れないようなものばかり揃えてある。ズボンは1枚も用意して貰えなかったし、自分で買ったりしてもいけないと言われた。ボクの男物の服は引っ越し前日、全部捨てられてしまった。
 
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叔母さんとの取り決めで、ボクらはお互いの部屋の中には絶対に入らず、話しをしたい時には階下の居間兼応接室の、誰がいつ入ってくるかも知れない場所で話をすることになっていた。でも今日はその伯母が外出中。今は二人だけだ。美夏は可愛い花柄のワンピース。ボクは長袖のTシャツにプリーツスカート。美夏の趣味で先ほど唇にルージュも入れられた。僕らはソファに隣り合って座っていた。
 
「美夏は高校出たあとどうするの?」「春紀のお嫁さんにして」「うん。でも、すぐには食べさせていけないかも」「大丈夫。春紀が大学出るまでは私が働いて食べさせてあげるから。そして春紀が就職したら、今度は私が受験勉強して大学に行くよ」「美夏がそれでいいんなら」
 
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「でも春紀、最近雰囲気が変わったよね」「え?」「1月頃からかな。何故か、男臭さが消えて、それで私以前より声を掛けやすくなったんだ」そういえば、幼なじみとはいっても、ここ数年はお互いに小学生の頃ほどは話をしなくなっていた。「何というか、中性的というか。そう、まるでおちんちん無くなっちゃったみたいに」と美夏は笑って言う。
 
ボクはもう美夏には隠せないと思った。ボクはおちんちんを取り上げられていることを告白した。「うそー?マジ?」ボクは頭を掻きながら、立ち上がってスカートを脱ぎ、パンティも脱いだ。「きゃー、おばちゃんも過激ね」
といって美夏は面白そうに、ボクの割目を触った。「まるで女の子みたい、というかそのものね」「膣は無いよ」「そんなの必要ないでしょ?それとも男の子とセックスしたい?」「いやだ、そんなの」「じゃ、要らないじゃん。で、おちんちんは大学受験が終わったら返してもらえるんだ」「うん」「それまで私たちもHお預けか」「御免ね」「でもCはできなくてもBならできるよ」
ボクはドキっとした。でもこう言い返すくらいの度胸はできていた「美夏がしたくなった時には、いつでもしてあげるよ」と。
 
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「じゃとにかく、今度は大学の受験勉強頑張らなくちゃね。今の高校って、ほとんど大学予備校みたいなものよ。3年間の受験生生活ね。一年の内からどんどん模試とかも受けさせられるから、頑張るのよ」ボクはウンと頷いた。そうだ。ボクは受験勉強の最中はおちんちん無しのままなんだもん。
 
「でもさ」美夏は微妙な笑い方をして付け加えた。「春紀がその身体なら、一緒に温泉旅行とかもできるね。一緒に女風呂に入れるじゃん」
 
女風呂?それはさすがに考えたことなかった。でも美夏と一緒なら行ける気もする。ボクは自分の身体がどうであろうと、この子を一生守っていきたい。そう思うのだった。これから始まる自分の「女子高生」としての生活も全然平気という気がしてきた。
 
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